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2021/07/13 20:50

 

西中島きなこ、「スパソニ」オーディション最終審査に進んでいた 母親も参加の限定ユニットで

 

西中島きなこが配信シングル「Super Sonic」を8月4日にリリースする。

毎年サマーソニックとして開催されている大型フェスが「Super Sonic」として開催される予定だった2020年。例年とは異なる形で「出れんの!?スパソニ」というオーディションもおこなわれた。

西中島は当初、このオーディションに参加する予定ではなかったが、スパソニは大阪の舞洲会場でもパフォーマンスができる可能性が用意されていたことや、投票制だけでなく関係者による審査枠があると知り、スパソニ限定ユニット「西中島きなこ&ういーどアイランド」としてエントリーしていたという。

メンバーの中には西中島の母親もいたが、全てシークレットにされていた。女手一つで育ててくれた高齢の母親に、舞洲のステージで思い出を作って欲しいという気持ちから、スパソニ2020への応募を決めた西中島。

しかし投票制のオーディションに拒否反応がある西中島は、自らのSNSで告知などは1度もしなかった。友人にもエントリーしていることは内緒だった。

西中島の期間限定ユニットは、結果的にスーパーソニック15名の選考員によって、約2000組の応募者から最終ライブ審査アーティスト41組に選ばれた。

コロナの影響で2020年は開催が延期となり、今年の「出れんの!?スパソニ2021」ではシード権が与えられていた41組のアーティストたち。しかし今年のスパソニ2021オーディションは新しい形での開催が決定したことから、西中島がスーパーソニックに参加する気持ちは完全になくなったという。

せめて作品としてカタチに残しておきたいと思った西中島は、配信シングル「Super Sonic」の発表を決意。8月4日にリリースすることとなった。

■西中島きなこコメント
世の中にはうまくいかないこと、矛盾の中で歯を食いしばるような出来事はたくさんあります。
ボクの近所には新聞配達をしている高校生くらいの女の子がいます。
いつも自転車で働く彼女は、雨の日も傘をささず、レインコートも着ないで新聞を黙々と配っています。
同じ年頃の若い高校生たちが学校の帰りに街で楽しそうに騒いだりしている姿も、きっと彼女は目にしているに違いありません。
10代の女の子がどしゃ降りの雨に打たれ、濡れた服のまま新聞配達をする背中を見て新しい創作意欲が生まれました。
スパソニ2020に応募して、1年間ずっと色んな表現を考えてきましたが幻となったSuper Sonicのオーディション。
担当スタッフさんには感謝しています。
ちなみに作品のジャケットは、近所の野良猫ちゃんを撮影しました。
8月4日、もし覚えていたら皆さん聴いて下さい。

西中島きなこ

参考URL
・「SUPERSONIC×17LIVE」ステージ出演オーディションイベントの開催が決定!
https://supersonic2020.com/feature/audition
・出れんの!?スパソニ?!オーディションの今後のご対応について
https://supersonic2020.com/news/detail/31

[ニュース] 西中島きなこ

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