WESS RECORDS

sleepy.ab、7年の眠りからの目覚め──第3期のはじまりを告げる『fractal』

インタヴュー

sleepy.ab、7年の眠りからの目覚め──第3期のはじまりを告げる『fractal』

1998年に結成し、現在も北海道を拠点に活動する3ピース・バンド、sleepy.ab。彼らが実に7年ぶりとなる新作『fractal』をリリース! 結成当初からのテーマでもある“眠るための音楽”を表出するような、優しさ溢れる成山剛の歌声や、綿菓子のようなふわふわとしたものに包み込まれた暖かみのあるサウンドは今作でも健在。とは言いいつつサウンド的な進化はしっかりと詰め込んだ、新たなsleepy.abの魅力を引き出した作品にもなっている。初期sleepy.abの作品でも共同制作をしていた〈Chameleon La…

THE BEACHESの復活7インチ・シングルを独占ハイレゾ配信──ヒサシ The KIDインタヴュー

インタヴュー

THE BEACHESの復活7インチ・シングルを独占ハイレゾ配信──ヒサシ The KIDインタヴュー

突如の“ロング・ヴァケーション”として2010年の活動休止を経て、2016年、まずはライヴでの活動を再開。〈FEVER〉でのライヴ、〈BAYCAMP〉、〈CLUB SNOOZER〉などへの出演を果たした。そして年末差し迫った12月25日、クリスマスに新曲2曲による7インチ・シングル「Here Comes Summer Again」をリリース。トラップを取り入れた、チルな「Here Comes Summer Again」、彼ららしいラテンな陽気さも兼ね備えたエレクトロなスカ〜ファンク・チューン「Rude Bo…

sleepy.ab、教会でのライヴ音源をハイレゾでリリース

ライヴレポート

sleepy.ab、教会でのライヴ音源をハイレゾでリリース

sleepy.abのアコースティック編成sleepy.acによる3年ぶりの全国ツアーが、昨年の10月から11月にかけて、全国8会場で開催された。なかでも、キリスト品川教会グローリア・チャペルと札幌コンサートホールKitaraで行われたラスト2本は、ダブル・カルテット編成のストリングス隊を迎えた編成で行われ、その貴重な東京公演を収録したのが『LIVE@Gloria Chapel』である。...…

sleepy.ab『neuron』リリース記念 成山剛インタビュー

インタヴュー

sleepy.ab『neuron』リリース記念 成山剛インタビュー

演奏の繊細さとは裏腹の硬派な姿勢で楽曲制作と向き合うバンド。札幌を拠点とするsleepy.abへのそんな印象は、新作『neuron』でより確かなものになった。ドラマーの津波秀樹が脱退したこともあって、彼らからすればここはまさに転換期とも言えるタイミングだったはずだが、どうやらなにも案じることはなかったようだ。3人体制となったのを機に、バンドは前作『Mother Goose』の頃から徐々に始まったというSkype上での意見交換をさらに強化。結果的に本作は個々に強い作家性を備えている3人の創作アイデアをまた一歩…

sleepy.ab×今井智子

インタヴュー

sleepy.ab×今井智子

 初の配信限定曲「アクアリウム」がrecommuniでも好評の、。札幌を拠点に活動を続けている4人組だ。ひんやりした浮遊感が漂う独特のサウンドに北国を連想するのはたやすいが、それ以上にバンドとしての姿勢が明快だからこそ生まれるものだろう。ライヴの為に上京した4人(V:成山 剛、G:山内 憲介、B:田中 秀幸、D:津波 秀樹)に話を聞いた。...…

THE BEACHES 『Hi Heel』 インタビュー by 金子厚武

インタヴュー

THE BEACHES 『Hi Heel』 インタビュー by 金子厚武

ビーチズの新作『ハイヒール Hi Heel』が素晴らしい。いや、ビーチズの作品はこれまでも素晴らしかったし、言うなればジェリー・リー・ファントムの時代から彼らは常に素晴らしいダンス・ミュージックを演奏し続けていたのだが、ここに来てやっとメディアの評価も追いついてきたという印象だ。全く、遅いっつーの。本作の背景にあるのは、まず国内外における非欧米的な音楽の流行。これまでも中南米、アフリカ、アジア、東欧など、貧欲に世界中のあらゆるビートを吸収してきたザ・ビーチズの音楽が、遂に時代と合致したのだ。また本作からはそ…

ダンス・ロック特集

インタヴュー

ダンス・ロック特集

音楽シーンを、「ダンス・ロック」という言葉が賑わせている。跳ねるリズムとハンド・クラップで満員のフロアをカラフルに染め上げるthe telephones、MONICA URANGLASS。あるいは中毒性に満ちたリズムと突き刺すようなサウンドで襲いかかるPILLS EMPIRE、The Brixton Academy。さらにはガレージ・ロックをダンサブルに仕立てたBuffalo' 3なども含め、ダンス・ロックと呼ばれるバンドが未曾有の盛り上がりをみせているのだ。...…

特集企画:まだまだ夏は終わらない

レヴュー

特集企画:まだまだ夏は終わらない

ここのところ全国的に雨続きで、めっきり涼しくなった。ついこの間までは「暑い暑い!」と不快指数高かった人も、「夏が終わってしまったの?」とちょっぴり寂しくなっていたりしないだろうか。でもご心配なく!長期予報によると、9月を過ぎても残暑は続くようだ。今回は、ずっと夏気分でいたい、まだ夏をあきらめていないあなたに送る特集企画。サーフ・ミュージックを中心に、その変遷や、話題となった海の家やイベントのおさらい、そしてrecommuni厳選音源の紹介など、まだまだ夏気分に浸りたい人を強力サポート!...…

松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談

インタヴュー

松井省悟(空中ループ)×成山剛(sleepy.ab)対談

2009年、まだレーベルに所属する前の空中ループが、大ファンだったというsleepy.abを呼んで、京都で2マン・ライヴを行ったことをきっかけに、現在では互いにシンパシーを寄せ合う2組のフロントマンによる対談が実現した。この2組、考えれば考えるほど共通点が多く、様々なジャンルを横断した完成度の高いサウンド・デザインを持ち味としつつ、歌を軸とした普遍性のあるポップスでもあり、さらに楽曲のキーワードとして「浮遊感」という言葉がよく使われもする。また、今年発表されたそれぞれの最新作『空中ループ』と『Mother …

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