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I Am Robot And Proud、前作から5年を経てアルバムをリリース。

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I Am Robot And Proud、前作から5年を経てアルバムをリリース。

カナダ・トロント在住の中国系カナダ人、ショウハン・リームによるソロ・ユニット、I Am Robot And Proud。エレクトロニックとオーガニックを融合させた、多幸感溢れるサウンドで人気を博す彼の、5年ぶりのニュー・アルバム『touch/tone』。敬愛する故レイハラカミへの、彼なりのトリビュート作であるタイトル・トラックを含めた全12曲(うち2曲は日本版ボーナス・トラック)が、日本先行でリリース!! 長い空白期間を経て届けられた彼の新たな作品に、ぜひそっと耳を傾けてほしい。...…

Mirah『(A)Spera』について/ゆーきゃんからの手紙

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Mirah『(A)Spera』について/ゆーきゃんからの手紙

へお手紙できてうれしいです。2005年に、あなたがタラ・ジェーン・オニールとトクマルシューゴと一緒にツアーで京都へいらっしゃったとき、ぼくも共演させていただきました。あなたのライブをすごく素敵だと思ったのですが、そのときは(どうしたわけか)すこし気恥ずかしくて、お話したいこともあったのに、できずじまいでした。...…

moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい

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moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい

ライヴ・バンドと言われるバンドはたくさんいるけれど、その中でものライヴは抜群に楽しい。誰もがすぐに覚えてしまう親しみやすい楽曲と、糸井重里に勝るとも劣らない言葉のチョイスで、人の心を引きつけ動かす歌詞。そして、思わず吹き出してしまうボーカル酒井泰明のMC。数年前に渋谷屋根裏で初めて見たとき、ステージ上には使用するわけでもないのに、ビニール傘が3つ置いてあった。その事に特に触れるわけでもなく演奏は終わった。心の中にはその奇妙な光景がずっと残ったままだった。それから数年たって、酒井さんに会う機会があったので、…

maher shalal hash baz インタビュー by 西澤裕郎

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maher shalal hash baz インタビュー by 西澤裕郎

工藤冬里率いるの新作『セ・ラ・デルニエール・シャンソン』には、177曲の楽曲(bonus discを合わせると237曲)が収められている。最短11秒、最長3分の各曲から感じることができるのは、二分できない部分であり、人間が楽器を奏でることで生じる微妙なズレである。70年代より活動し、陶芸家としての顔も持つ彼の言葉は深淵で難解であるが、「言葉は楽曲よりも遥かに重要」という発言の通り、行間に漂う重みは我々を思慮の海へと導く。敢えてミステイクを間違えとして排除しない理由は、以下のインタビューを読んで欲しいが、<正…

K RECORDS 創始者 Calvin Johnson 来日記念インタビュー

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K RECORDS 創始者 Calvin Johnson 来日記念インタビュー

 90年代、Kレーベルのステッカーやキーホルダーは、カレッジ・ミュージック好きのアイコンだった。カート・コバーン、ベックやジョン・スペンサーが、Kを好きだと公言していたし、ギターにKマークのステッカーをはった先輩がとても格好良く見えた。だから、アナログやCDを買いあさっては、へろへろのロー・ファイ・サウンドを必死に理解しようとしてたんだ。「これがPUNK?」って思いながらね(笑) 。...…

moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい Vol.3

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moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい Vol.3

『モールスまつり』と連動する形で毎月お贈りしてきたモールス特集も、今回でいよいよ最終回です。いやー、僕の中ではもうすっかり月に1度のお楽しみとして定着した感があるので、なんだか少し寂しい気もしています。とは言え、今回のマンスリー企画が終了して以降も、モールスの活動は緩まるどころかむしろ加速していきそうな気配があるので、今後も彼らから目が離せません。そう、もうご存知の方も多いかもしれませんが、なんと彼らは現在新作を製作中! 我々の手元に届く日もそう遠くはなさそうです。恐らくそこに収録されるであろう新曲も既にラ…

moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい Vol.2

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moools ライヴ音源リリース企画 酒井泰明のちょっといいとこ見てみたい Vol.2

僕が目する限り、この国で最高のライヴ・バンドは他でもない、モールスだ。それは今に始まった事ではなくて、彼らのステージを初めて観た時からずっとそう思っている。アイデアに溢れたフレーズを次々と繰り出す寡黙なベーシスト。常に穏やかな表情で的確なビートを刻みながら、コーラス・ワークも務めるドラマー。そして時に繊細に響き、時に凶暴に唸るギターを掻き鳴らしながら、少年のような声で歌うヴォーカリスト。発せられるメロディと言葉はいつの間にか耳を通過し、体内に沈殿していった。彼らを知ってから、僕は生半可なライヴでは満足出来な…

moools『Weather Sketch Modified』先行で販売開始 インタビュー text by 渡辺裕也

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moools『Weather Sketch Modified』先行で販売開始 インタビュー text by 渡辺裕也

これは嬉しい! モールスの5thアルバム『Weather Sketch Modified』が、CDのリリースに先駆けてototoyで先行販売開始。今作は、トータル・タイム65分というバンド史上最長アルバム。生粋のライヴ・アクトであるモールスが4年をかけて熟成し、最早ライヴ・クラシックと化した全12曲が収録されています。OGRE YOU ASSHOLE『アルファベータ vs. ラムダ』、YOMOYA『Yoi Toy』を手掛けたプロデューサー斉藤耕治&エンジニア多田聖樹の不動のプロダクション・チームとの共同作業…

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