シンガー・ソング・ライター、Sean Oshima。彼を知ったきっかけは、ファースト・シングル「疲れた日の夜に -Hard Day’s Night-」のMVだった。白い背景に赤いカーペット。真ん中にはSean Oshimaがいて、その一歩後ろには様々な楽器を演奏している人たち。そんなシンプルな映像とともに流れる、ブラスをふんだんに使った華やかでキャッチーなサウンド。だけど歌詞には世の中への皮肉もたっぷり入っている。おもしろいアーティストに出会ったと真っ先に思った。その後も彼は作品をコンスタントにリリースし、…
ライター、斎井直史によるヒップホップ連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉。前回はラップ・グループ、CBSのインタビューをお届けしました。あれから約5ヶ月ぶりとなる今回は、Hiphop / R&Bヴォーカルデュオ、Otomodatchiにインタビュー。東京とロンドンを基盤に活動する日本人R&BシンガーソングライターAmiideと、LAを拠点とするアメリカ人ラッパー、Jyodanにリモートで話をききました。2020年12月に解散したCIRRRCLEの元メンバーでもあるふたりは過去、現在、そして未来をどう捉え…
福岡を拠点に活動する4人組バンド、Deep Sea Diving Club(通称、DSDC)がメジャーデビューを果たした。彼らのメジャー初EP、『Mix Wave』は、昨年発表した“フーリッシュサマー”、“Left Alone feat. 土岐麻子”、“Miragesong”の3曲に新曲4曲を追加した気合の入った作品だ。バンドとしても大きく進化した姿を提示しているDeep Sea Diving Club。今回はヴォーカルの谷颯太にメジャーに対する考え方、そしてEPの制作スタイルについてじっくり語ってもらった…
kiki vivi lilyが最新EP『Blossom』をリリース。情報量が多い楽曲が日々リリースされる今日において、飾るよりもあえて削ぎ落とすイメージで制作を進めたと彼女は語る。そして生み出された本作は、コンパクトに仕上がっているものの、彼女の魅力的な歌声や安定したグルーヴがより一層感じられる一作となっている。それぞれの楽曲にどのように命を吹きかけたのか、制作背景や各楽曲のポイントをじっくり語ってもらった。...…
“TENJIN NEO CITY POP”をテーマに掲げ、福岡を拠点に活動している4人組バンド、Deep Sea Diving Club。彼らの産み出すロック、R&B、ソウルの要素をベースにポップなセンスを掛け合わせた楽曲には、日本のみならず海外でもじわじわと人気が集まってます。彼らは自身の楽曲をどのようにして作り上げているのか、その秘密を探るべく、メンバー全員にインタヴューを実施。最新作のの土岐麻子とのコラボ楽曲の話はもちろん、バンドの結成の経緯から、それぞれの音楽ルーツ、そして、拠点として活動をしている…
Rachel、Mamikoのふたりからなるヒップホップ・ユニット、chelmicoが前々作のアルバム『Fishing』ぶりにOTOTOYに登場です! コロナ禍でもサード・アルバム『maze』、デジタルEP『COZY』とユニットとして精力的に活動は継続。Rachelはlyrical schoolへの楽曲提供やASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムにゲスト参加、Mamikoはソロとしてアルバムをリリースするなどお互いのソロ活動もありつつ、ドロップされた2年ぶりとなるアルバム『gokigen』…
圧倒的なスキルと存在感でシーンのみならず、RADWIMPSやAI、KIRINJIといったアーティストからもラヴコールを受け共演を果たすなど目覚ましい活躍を遂げるラッパー、Awich。2020年から活動の場をメジャーに移し、約1年半。待望となるメジャー・ファースト・アルバムとなる作品『Queendom』がついに完成。純度100%のラップ・アルバムに挑んだという今作は、本気でシーンの頂点を獲りにいくという覚悟を感じさせる1枚に仕上がっている。今回OTOTOYでは、連載〈パンチライン・オブ・ザ・マンス〉を執筆中の…
2021年11月27日、新木場USEN STUDIO-COASTで思い出野郎Aチームがバンド最大規模となるライヴ〈ソウルピクニック 2021〉を開催。バンドとしては実に1年9ヶ月ぶりの有観客ライヴとなったこの日は、Fukaishi Norio、沼澤成毅、ファンファン、asuka ando、YAYA子もサポートに加わり、感動的な素晴らしいライヴで成功を収めた。そしてこの日はもうひとつ特別な取り組みとして、歌詞をろう者の方々にも伝えるための手話通訳もライヴに参加したのである。日本では前例もほぼない中で、バンドは…
THA BLUE HERBのILL-BOSSTINOが、同郷の“生ける伝説”、dj hondaとのジョイント・アルバム『KINGS CROSS』をリリース。これまでさまざまなアーティストやプロデューサーとの共演、共作はあったものの、THA BLUE HERB以外では同じプロデューサーとのがっぷり四つで1枚のアルバムの制作は初となった今作。OTOTOYでは今作のハイレゾ配信とともに、連載『パンチライン・オブ・ザ・マンス』も好評掲載中のライター、斎井直史によるILL-BOSSTINOへのインタヴューをお届けしま…
スウィートな歌声とメロディー・センスでファン層を拡大し続けているSSW、kiki vivi lilyが新作アルバム『Tasty』をリリース。タイトルの通り、味覚をテーマに作られた今作は、荒田洸(WONK)とMELRAWがプロデュースを務め、トラックメイカーとして、Shin Sakiuraや盟友Sweet Williamらが参加。得意のR&Bやソウルを軸に、ダンス・ミュージックを意識したアレンジやハワイアン・レゲエなど、様々なジャンルの楽曲を味わうことのできる、まさにフルコースな内容に仕上がっています。…
それは不思議な体裁のアルバムで、待望の新曲2曲に加えて初期の代表曲──例えば“黄昏'95”など1990年代の楽曲を自ら再録したアルバムとなっている。ベストともセルフ・カヴァーとも言えそうな、今春にソウルセットが8年ぶりにリリースしたアルバム『SOUND aLIVE』。本作は現在、権利上の理由で廃盤&配信できてない、彼らのクラシックな楽曲たちを、いま現在の彼らが新曲2曲とともに新たな息吹を吹き込んだ、そんなアルバムとなっている。『SOUND aLIVE』はいかにして生まれたのかインタヴューをお届けしよう。..…
スウィートな歌声とR&Bやソウルを下地にしたメロディーセンスで話題のSSW、kiki vivi lily。前作『vivid』から一年半ぶりとなるミニアルバム『Good Luck Charm』は、WONKの荒田洸がプロデュースし、Sweet William、nobodyknows+、Kan Sanoらと共に作り上げた全6曲が収録されています。今回オトトイでは、今作に込めた想いと制作秘話を伺いました。2020年12月22日にはワンマンライヴの開催も決定している彼女。インタヴューもライヴも必見です。...…