2016/12/22 16:17

息もつかせぬ音像。MOROHAの伝説となったボロフェスタ・ライヴのハイレゾ音源配信開始!!

3rdフル・アルバム『MOROHAIII』を2016年12月14日に配信して間もない2人組ラップユニットMOROHA。そんな彼らが2016年10月30日(日)に出演した京都の音楽フェス、ボロフェスタ2016のライヴ音源をハイレゾ配信開始。更にアルバム購入者にはブックレットとエリザベス宮地によるラスト6曲目「四文銭」のライヴ映像をプレゼント! この音源と映像を聴けば、なぜこのライヴが伝説と言われるかがきっとわかるはずだ。下記のレビューと共に聴いて欲しい。

MOROHA / @ボロフェスタ2016
購入者には特製デジタルブックレットと「四文銭」のライヴ映像をプレゼント!
【収録曲】
1. それゆけ!フライヤーマン
2. 革命
3. 俺のがヤバイ
4. tomorrow
5. GOLD
6. 四文銭

Bonus track 四文銭 LIVE映像

【配信形態】
alac,flac,wav,aac アルバム価格 1,500円(税込)

【クレジット情報】

Performed by MOROHA
Recorded & Mixed & Mastered by 小泉大輔(music studio SIMPO)
Recorded at KBS HALL on 30th OCT,2016

Photos by Pay a.k.a Wildpit¢h / せとうなる。
MV Director : エリザベス宮地

Produced by MOROHA、OTOTOY
Special Thanks to ボロフェスタ2016
MOROHA / MOROHAIII
3枚目のフルアルバム!
【収録曲】
1. RED
2. それゆけ!フライヤーマン
3. 宿命
4. Apoollo 11
5. スペシャル
6. VS
7. tomorrow
8. GOLD
9. Salad bowl
10.四文銭

【配信形態】
alac,flac,wav,aac 単曲 257円(税込) / アルバム価格 1,851円(税込)

>>3rdフル・アルバム『MOROHAIII』のインタビュー記事はこちらから

MOROHAとボロフェスタの因縁のライヴ

まずはこのインタビューの"東京のバンドを呼ぶ条件は「リキッドをソールドアウトにできること」"からでいいので是非御一読願いたい。

インタビューや音源中でも言及しているが、ボロフェスタ2014で既にMOROHAはロビー・ステージでの出演オファーを受けていた。しかし、「そんなんじゃボロフェスタに出た事にならない。リキッド埋めたらメインステージに呼んでください」と返答し、ボロフェスタのメインステージに出演するために出演を断ったのだ。そして彼らは2016年恵比寿LIQUIDROOMを埋め、ボロフェスタ2016のメインステージに出演するべくして出演した。このストーリーを念頭に置いてライヴ音源を聴いて欲しい。

1曲目の「それゆけ!フライヤーマン」からアフロの全力で力強いヴォーカルにより何か熱い想いを孕んでいることを暗示するような臨場感が音源でもヒシヒシと伝わってくる。
2曲目の「革命」でもその臨場感に圧倒されていると、先程感じていた熱い想いの正体が曲終わりのMCで明かされる。アフロの強気なMCも作用し、聴き手も感情が白熱してくると間髪を容れずに、3曲目の「俺のがヤバイ」が始まる。先程のMCに負けない強気の歌詞、そして格段に成長を遂げたMCとギターのアンサンブルによって会場とMOROHAのボルテージが最高潮に達する。会場が一体となったその瞬間である。

MOROHA / tomorrow
MOROHA / tomorrow

興奮覚めやらぬまま突っ走っていくのかと思いきや、シンプルだからこそ刺さる「tomorrow」が始まる。UKの切ないギターメロディとアフロの矛盾した感情を持ちながらも訴えかけてくる力強い歌声、歌詞で先程までの白熱した感情が情緒的な感情に変換されていく。
5曲目の「GOLD」では切ないギターにMOROHA特有のラップを乗せることで、その情緒的な感情は更に高まっていく。6曲目の「四文銭」では強気だったMCとは打って変わってボロフェスタに対する本音を熱弁すると、優しく切ないメロディだった音がどんどんと分厚い音圧へと変わっていく。そのまま最大音圧で感情を爆発させ、息もつかせぬ怒涛のパフォーマンスを行い、初めてのボロフェスタの幕を下ろした。

Official Music Videoを文中に載せているが、MOROHAの真骨頂は何と言ってもライヴである。今回のボロフェスタ・ライヴはストーリーもあったのだろう、MOROHAはいつにも増した熱い想いでライヴを行っていた。このライヴ音源を通しで聴いた後、絶対にアルバム特典のたまたま居合わせたエリザベス宮地作の「四文銭」を視聴して欲しい。ボロフェスタで観た方はもちろん、観ていない方もMOROHAのボロフェスタに賭ける熱い想いが伝染し、刺激的な時間を体感出来るだろう。(text by 丸山健人)

過去作品

LIVE INFORMATION

MOROHAIII RELEASE TOUR
2016.12.23(金祝)@沖縄・G-shelter

愛印 presents 感謝
2016.12.28(水) @晴れたら空に豆をまいて&BLU JAM CAFE
w/ Benny Sing / Akeboshi / Gutevolk / HiGE / 他

TSUTAYA O-nest presents nestの忘年会 2016 2016.12.28(水) @TSUTAYA O-nest
w/ uri gagarn / Rockaway Cat Orchestra / HAPPY / 他

MOROHAIII RELEASE TOUR FINAL SERIES
2017.01.07(土) @仙台enn 2nd
w/ ATATA

2017.01.09(月) @札幌KLUB COUNTER ACTION
w/ SUPER BEAVER

2017.01.13(金) @UMEDA CLUB QUATTRO
w/ MY FIRST STORY

2017.01.14(土) @磔磔
w/ 竹原ピストル

2017.01.15(日) @神戸 太陽と虎
w/ フラワーカンパニーズ

2017.01.20(金) @NAGOYA CLUB QUATTRO
w/ サンボマスター

2017.01.22(日) @松本ALECX
w/ THA BLUE HERB

MOROHAIII RELEASE TOUR FINAL×「怒涛」第7回
2017.01.27(金) @恵比寿 LIQUIDROOM
w/ BRAHMAN

BAYCAMP実行委員会 presents BAYCAMP 201701 (オールナイト)
2017.01.28(土) 川崎CLUB CITTA'+A'TTIC
w/ Creepy Nuts (R-指定&DJ松永) / Helsinki Lambd Club / imai (group_inou) / [Welcome act] リーガルリリー

アルカラ やってっかTOUR2017〜まぁ、やってくでしょうね!〜
2017.02.09(木) 宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
w/ アルカラ

MOROHAIII RELEASE TOUR FINAL×「怒涛」第八回
2017.03.09(木) @TSUTAYA O-nest
w/ 9mm Parabellum Bullet

PROFILE

MOROHA

2008年結成。

舞台上に鎮座するアコースティック・ギターのUKと、汗に染まるTシャツを纏いマイクに喰らいつくMCのアフロからなる2人組。互いの持ち味を最大限生かす為、楽曲、ライブ共にGt×MCという最小最強編成で臨む。その音は矢の如く鋭く、鈍器のように重く、暮れる夕陽のように柔らかい。相手を選ばず、選ぶ筈が無く、「対ジャンル」ではなく「対人間」を題目に活動。ライヴハウス、ホール、フェス、場所を問わず聴き手の人生へと踏み込む。道徳や正しさとは程遠い、人間の弱さ醜さを含めた真実に迫る音楽をかき鳴らし、賛否両論を巻き起こしている。雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。

>>MOROHA オフシャル・サイト

[ライヴレポート] MOROHA

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