The fin.の音楽は、なぜ国境を越えて支持されるのか?ーーフロントマン、Yuto Uchinoに訊く希望の光

2014年、SoundCloud上に「Night Time」を公開するやいなや、日本のみならず海外のリスナーをも虜にした神戸出身の4人組バンド、The fin.。同年12月には1stフル・アルバム『Days With Uncertainty』をリリースし、一躍インディ・シーンの台風の目となった。そんな1stフル・アルバムのリリースより早1年3ヶ月、このたびミニ・アルバム『Through The Deep』が完成。昨年のアジア・ツアーやロンドン公演、さらには〈サウス・バイ・サウスウェスト2015〉を含むアメリカ・ツアーを経験し、さらなる飛躍を遂げて届けられた本作。ヴォーカルのYuto Uchinoへのインタヴューともに、その甘美かつ壮大な世界観に耽っていただきたい。

The fin. / Through The Deep
【配信形態 / 価格】
ALAC / FLAC / WAV(16bit/44.1kHz) : 単曲 220円(税込) / アルバム 1,320円(税込)
mp3 / AAC : 単曲 199円(税込) / アルバム 1,200円(税込)

【Track List】
1. White Breath
2. Divers
3. Through The Deep
4. Heat
5. Anchorless Ship
6. Night Time(Petite Noir Remix)

INTERVIEW : Yuto Uchino(The fin.)

The finを取り巻く状況が、大きく変わりつつある。これまでチル・ウェイブやポスト・ダブステップなど海外の音楽のトレンドと強くリンクしたサウンドを奏でるインディーズ・バンドとして認識されてきた彼ら。だが、彼らの音楽はそのフォロワーで終わらなかった。その音楽が事実、世界中に届き始めている。

昨年3月には、テキサス州オースティンで開かれた〈サウス・バイ・サウスウェスト2015〉への出演を皮切りに、全8公演のUSツアーを敢行。間を空けずその年の7月、台湾、香港、バンコク、上海を回る全4公演のアジア・ツアーを行う。国内でのライヴもコンスタントに行いながら、11月にはロンドンからのラヴ・コールを受け全3公演のショーを開いた。12月には、UKのインディーズ・レーベル「Lost In The Manor Records」より『Night Time EP』をリリース。ラフトレードのSSW、ベンジャミン・ブッカーが来日した際には音源を聴いたブッカー本人からの「The finに会いたい!」というラヴ・コールを受けて、対面も実現したのだという。

2012年結成の、まだキャリアもそれほど長くないロック・バンドが、日本だけでなく世界中でこれほどまでに支持される理由は何なのか? そして、こうした豊かな活動を経てリリースされるEP『Through The Deep』は、一体どのような作品なのか? そしてその先に彼らは何を見ているのか? フロントマンのYuto Uchinoに話を訊いた。シーンなんかもってのほか、もはや国籍や文化すら関係ない、ただただ自由にグッド・ミュージックを奏でるロック・バンド、The fin.の活躍はまだ始まったばかりだ。

インタヴュー&文 : 小田部仁

僕たちもどこかでずっと希望の光を見続けていると思うんです

ーー今回のEPは、どのようなコンセプトで作ったのでしょうか?

Yuto Uchino(以下、Yuto) : 1stがコンセプチュアルなものだったので、今回の作品は比較的、自由に作りました。最初、EPを作るつもりはなかったんですね。昨年の夏から2ndアルバムを作り始めていて。今回はそのアウト・テイクのような、1stから2ndに移り変わる過程が見られる作品になっていると思います。

左から左からRyosuke Odagaki、Kaoru Nakazawa、Takayasu Taguchi、Yuto Uchino

ーー1stから今に至るまで、制作の過程は変わってきましたか?

Yuto : 1番最初のEPの時は、まだデモを普通にバンドの編成で作ってたんですけど、自分の中でエレクトロニカな方向性で曲を作るようになってきたから、1stの途中からもっと色んな楽器でアレンジするようになりましたね。自分の表現したいことがバシッと表現できるようになってきました。

ーーバンドのメンバーとの関係性はいかがですか?

Yuto : The fin.はフィジカルな発想があんまりなかったんですね。曲も全部俺が作ってるし、レコーディングもバラバラに録っているし。でも海外のツアーに行くようになってから、4人それぞれがミュージシャンとして自覚を持つようになって、プロとしてそこに向かっていっていますね。俺もデモを作る時にリミットをつけなくてよくなりましたね、今まではこういうのを作っても叩けないだろうなって思っていたのが、できるようになってきているので、自分のイマジネーションの範疇で好きなように動かせるようになったのがとっても大きいです。だから、ライヴも今後どんどんよくなっていくんじゃないかなと思ってます。

ーーなるほど。成長過程が見られる内容になっているというわけですね。2015年は、国内だけでなく海外でのライヴも経験されて、イギリスではEPもリリースされたわけですが、そういった経験を踏まえた上で、2ndアルバムは、どのような作品を作ろうと考えているのでしょうか?

Yuto : 昨年は、まずアメリカ・ツアーがあったんですけど、毎日、バンドが変化していくようなそんな感覚がありましたね。海外のいろんなバンドが持ってるリズムやビート、サウンドのテクスチャーを生で感じて、自分も変わっていったというか。音のレイヤーを重ねていくことや、サウンドの一つ一つにもっとこだわるようになりましたね。そういうことって頭の中では理解してたんですけど、もっと体感的にわかるようになってバシッと自分の核になった気がしていて。今回のEPの「Through The Deep」や「Heat」って曲は、最近レコーディングしたものなんですけど、そういう自分たちの今のモードが現れていますね。2ndにも入れようかなって思っているぐらいで。


The fin. - Through The Deep

ーー体感的に海外のバンドの音の扱い方がわかるようになったというのは、なかなか日本で活動しているバンドには得難い経験ですよね。ちなみに、今回のEPのタイトルにはどんな思いが込められてるんですか?

Yuto : 俺はずーっと幼い頃から自由が欲しいと思っていて、バンドでようやく東京に出てこれて、本当の意味の自由を自分の力で手に入れたんだと思うんですけど、それって手に入っちゃったら果てしない海の中に放り込まれたような気がして。いかにこれまで自分が自由と引き換えに発生する諸々から、守られてきたのかってことがわかって。まして、バンドで海外なんか行ったりすると、余計に感じるんですよね。日本でしか暮らしてきてない自分の人間としての弱さとか。沢山の壁を1つ1つ自分たちの力で乗り越えていくって姿勢が、今のThe fin.の等身大の姿なんだろうなって。

ーーなるほど。先ほど1stから2ndに至る「成長過程」という言葉がありましたが、自分たちの今のありのままの姿が記録されているということですね。

Yuto : そうですね。あと、自分はスコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』って小説がすごく好きなんですけど、ギャッツビーが好きな女の子が住む対岸の家の光をずっと見つめていたように、僕たちもどこかでずっと希望の光を見続けているんだと思うんです。そこにはどうにか辿りつける気が今はしていて。この2年間はずっと荒波に揉まれていたんですけど、ようやく波の越え方をわかってきたというか、自分の力で泳ぎだすことができるようになってきたんだと思います。

ロジックとフィジカルな部分をミックスすることが自分のリアル

ーーEPに収録されている「Divers」って曲の中に、「They」って人称代名詞が出てきて、これがすごく面白いと思ったんですよね。今までYou and I、つまりweだけの話だったのが、ようやく大人になって世界(They)との関わりかたを考えられるようになったって捉え方もできるなって思って。

Yuto : 単純に外に出るようになったことで、そういうことは意識できるようになったんだと思うんです。ただの大学生からバンドのフロントマンとして、前に立って、人目にさらされるっていう変化。自分の中でも「彼ら(They)」っていう存在が強くなったんだと思います。

ーーThe fin.の歌詞ってこれまでは「情景的」と形容されることも多かったと思うんですけど、今回の作品に関しては、僕はそうは思わなくて。情景描写が心情の吐露だったり素直な部分をストレートに表すことにつながっていると思うんですね。

Yuto : そうですね。… 高校生の時から曲は作ってたんですけど、その頃はコピー&ペーストって感じで、音楽を作ることに対して自分の哲学がなかったんです。ただのロック・キッズで。でも、だんだんと大学生になってからアートに対して自分ができることを模索し始めて。で、やっとバンドが組めたんですね。ツアーとか音源を作って活動していくうちに、だんだんとその答えが見え始めてきて固まってきた。今度はそれをストレートに出したいなって思うわけです。それはつまり、フラットに世界を見るってことなのかなって思ってます。フラットな気持ちで世界を見つめた結果が自分の中を通って、それで何かを表現するってことが、東の国の小さな島国に生まれた自分にできることなのかなって。それを実際にやってみたら世界の人が面白いって言ってくれる。自分の中で今まで自分が経験してきたこととかが、全部リンクしだしたなって気がするんです。だから、サウンドも歌詞もストレートに出せる段階に来たんだと思う。

ーー自分が音楽家としてやっていくための、フラットでありながらオリジナルな視点を手に入れることができたということですよね。今回、どうしても聞きたかったのが、海外で活動してみての実感を伺いたいんです。例えば、PC上である程度であればどんなタイプの音源も作れる時代に、敢えてバンドをやる意味ってなんなのでしょうか?

Yuto : 一時、テクノ・ミュージックをすごく聴きに行っていて、エレクトロニカって言うのはすごくロジカルにできているなぁって(笑)。それで考えたんですけど、僕たちが住んでいる世界って分解していくと、本当に全部ロジカルにできていて、その理由付けのために科学とか数学があるんだなぁって気がついて。人間のエモーショナルな部分でさえもロジカルに解析して操作することができる、それがテクノ・ミュージックだなって。それと対照的に、ロック・ミュージックっていうのは人間の中から出た、捉えきれない情報量が多いんじゃないかなって。コンピューターだったらいくつもの工程を踏んで出すアンサーを人間は瞬時に出せる。ロック・ミュージックのすごいところって実はこの速さなんじゃないかなって思うんです。僕は、このロジックな部分とバンドのフィジカルな部分をミックスすることが自分のリアルなのかなって思っていて。

ーーディスクロージャー だったり、アルーナジョージだったり、ザ・ウィークエンドだったり。普通に、ジャスティン・ビーバーとかあの辺のポップど真ん中の音楽を聴いてても、もはや生音とデジタルの区別がつかないですよね。ダフト・パンクだったり色んなバンドが今のそういうシーンの引き金を作ってるんだと思うんですけど。インディ・バンドでそういうことをやっていても全然おかしくないですよね。ただ、そういうチャレンジをしようとした日本のバンドもいた中で、なぜThe fin.だけが世界で支持されるんでしょうね?

Yuto : なんででしょうね…(笑)。普遍性みたいなものがあったりするんですかね? 海外で得たものとか、日本で感じたことを別にてらいもなくストレートに出しているから、ある意味でドメスティックじゃない。国籍とか文化とか関係ないものになってるんじゃないかな。でも、同時に日本人だから俺は海外の人に作れない曲を作れるとは思ってるんです。

ーー今回は、南アフリカのアーティスト、プティ・ノワールがミックスで参加されていて。これはどういう経緯で?

Yuto : イギリスで「Night Time」のEPを出したんですけど、そのときに向こうのエージェントの方が紹介してくれて。知り合いではないんですけど、いつか会えたら面白いですよね。これが縁で南アフリカに行くことになるかも…? すごい怖いですけどね。でも、得られることもたくさんありそう。フィジカルが強くなりそうだし(笑)。

ーー今後、海外のバンドやクリエイターで一緒にやってみたいと思う人はいますか?

Yuto : やっぱり若い人とやりたいっていうのはあって。同世代や感覚が近い人とやりたい。今度、オール・ウィー・アーってバンドを呼ぶんですけど。あと、ラ・プリーストっていうプロジェクトがあって、その人とか。

ーーどういう部分の感覚が近いと思うんですか?

Yuto : 感性の部分から構築してる気がするんです。人間の意識とか知識とかって、すごいネットワークがあると思っていて、どんな音楽が流行るとかってメディアが操作できるところもあるとは思うけど、もっと大勢の人間が直感的に感じるものだと思うんです。そういう意味でいうと文化っていうのは、個人1人1人の人生の積み重ねからできていると思うんです。何かをいいと思う時って自分の中にヒットするものがあるからですよね。っていうことはつまり、ヒットソングって人の意識のネットワークが生み出した答えなのかなって思っているんです。そういう感覚でやってるなって人は自分で普通に聴いてても何となくわかるんです。そういう人たちともっとやっていけたら、新しいアートの形として受け入れてもらえるかな、って思っています。

単純に自分の頭の中にある「良いもの」を作っていく

ーー今の日本の音楽シーンの中での自分たちの立ち位置についてどう考えてますか?

Yuto : 今の日本のインディーズのシーンは、いろんな音楽があってすごくいいなと思ってるんですけど、自分たちはそういうところとは、どこか違うなって思っていて。っていうのは、多分、めっちゃ勝手にやってるからだと思うんですけどね、自分がやりたい音楽を自分たちで勝手に出してやってるっていう。あんまりシーンに対する責任とかも慈善活動じゃないから、そんなに考えてないし。

ーー今のインディーズのバンドってそういう今あるものの中でどれだけ面白いことができるかってことに良くも悪くもフォーカスしている感じがあって。でも、The fin.の場合は、ライヴハウス選ぶ上でのチョイスだけとっても「ロンドンのヴェニューもあり得るな」とか考えられる。それってすごく大きな自由さだと思うんですよね。音楽をやっている上で。

Yuto : 自分が見てきたアーティストって、海外を渡り歩く人たちが多くて。僕はそれが普通なのかなって思ってきたんです。欧米のバンドとかは、自分たちがホームグラウンドとしている国以外のところでももちろん活動していて。The fin.でもそれをやりたいんです。今は自分が昔あこがれていた存在に近づけているのかなってのもあって、正直、いけるんじゃないって思ってます。バンドとしての活動に関してもフラットに考えられるようになってきていますね。海外だから、どうってわけじゃなくて、待っていてくれるお客さんがいるなら行こうって感じです。

ーー単純に気になるのは、1人の24歳の男性として、音楽家として世界を股にかけて飛び回っているっていう状況に対しては、正直、どういう気分なんですか?

Yuto : 多分、高校生の頃の自分に言ったらめちゃくちゃびっくりするとは思うんですけどね、でも、今となってはいいのか悪いのかわからないですけど、それが普通になっちゃってますからね。でも、まぁ、どこ行ったって地球ですからね(笑)。音楽に喜んでくれてる姿に感動はしますけど、昔思っていたほど物理的にも心理的にも距離が離れているとは思わないです。

ーーそういう経験をしていると、音楽がいろいろなものを超えていくっていう綺麗事のような文句もリアリティを持って響いてくると思うんですが。

Yuto : そうですね。言ってみれば僕のベッドルームで作られた音楽が、意外とどこの世界に行ってもそれで心動かさられる人がいるんだなっていうところには、思うところがありますよね。結局、みんな人間なんだなって。

ーーいいアルバムを作ったら、日本のチャートでも1位を取れると思いますか?

Yuto : いや、どうなんですかね…。そういうのはあんまり気にしてないですかね。別にチャートにのるために音楽をやっているわけじゃないですからね。大きなバンドがどんだけいい音楽を作っていても、チャートに乗らないこともあるし。そもそも今、「売れたい」って言ってるバンドが不思議なんですよね。今、なかなか売れないじゃないですか、音楽って。そんなことよりも、まずは単純に自分の頭の中にある「良いもの」を作っていく。そこからじゃないですかね。

ーー5月には、イギリスで1ヶ月のツアーが行われるとか?

Yuto : 1ヶ月ずっとライブしてるわけじゃないですよ? ぼーっとする時間もあると思うんで。ビール飲んだり、曲作ったりしようと思ってます(笑)。6月にはアジア・ツアーもあるので大忙しですね。

ーー2014年にアルバムを出されて、2015年はかなり精力的に活動されて。2016年も目白押しで! 結構、ハードですね。

Yuto : 本当にあっという間で… 海外でやろうと思ってる若いバンドマンは、本当にやるんだったら覚悟しておけよって感じですよ(笑)。海外のアーティストってアルバム出すの3年に1回とかじゃないですか? その気持ちがすごくわかりますね(笑)。ツアーで世界をまわってると、1~2年なんてあっという間ですよ。だからその分、1枚のアルバムがヘヴィーなものになると思うんだけど。

ーー今年も本当にThe fin.の活動が楽しみです。バンドとして今後、こういうことやりたいなって思ってることありますか?

Yuto : 今は、いい2ndアルバムを作るってところに向かっていて。レコーディングにもこだわってます。機材とかもどんどん充実してきていて、音楽の完成度も、より高くなってきていると思います。自分が頭の中で思い描いている理想の音楽から「劣化」が少ないものを聴かせられると思うので、突き詰めて作っていきたいな、と思っています。

The fin.のこれまでの作品をチェック

新世代の登場を感じさせたThe fin.の初作品

The fin. / Glowing Red On The Shore

【配信形態 / 価格】(各税込)
ALAC / FLAC / WAV(16bit/44.1kHz) : 単曲 249円 / アルバム 1,500円
mp3 / AAC : 単曲 199円 / アルバム 1,200円

【Track List】
01. Across The North Pole / 02. Circle On The Snows / 03. Misty Forest / 04. Floating In The Air / 05. Faded Light / 06. Glowing Red On The Shore / 07. You Can See It In The Blue / 08. Faded Light(Acoustic Version)
待望の1stフル・アルバム

The fin. / Days With Uncertainty
【配信形態 / 価格】(各税込)
ALAC / FLAC / WAV(16bit/44.1kHz) : 単曲 220円 / アルバム 2,200円
MP3 / AAC : 単曲 200円 / アルバム 2,000円

【Track List】
01. Illumination / 02. Night Time / 03. You Can See It In The Blue / 04. Curtains / 05. Silver From Over The River / 06. Thaw / 07. Veil / 08. Without Excuse / 09. The End Of The Island / 10. Till Dawn / 11. Days With Uncertainty

>>全世界的なインディ・ポップ・シーンの潮流のど真ん中にいる――The fin. 、待望のファースト・アルバム配信&インタヴュー

LIVE INFORMATION

Through The Deep Tour

2016年4月1日(金)@心斎橋 Music Club JANUS
2016年4月2日(土)@名古屋 CLUB UPSET
2016年4月9日(土)@渋谷 CLUB QUATTRO
2016年6月1日(水)@台北 THE WALL
2016年6月16日(木)@仙台 CLUB SHAFT
2016年6月21日(火)@広島 4.14
2016年6月22日(水)@福岡 The Voodoo Lounge

PROFILE

The fin.

The fin.
is
Yuto Uchino
Ryosuke Odagaki
Takayasu Taguchi
Kaoru Nakazawa

We are from Japan.

>>The fin. Official HP

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