2015/05/30 18:46

ネクスト・ブレイク大本命!! ポジティブな“2軍”やや中学生アイドル、乙女新党の新シングルをハイレゾ配信＆インタヴュー

2012年、「ポジティブな2軍の中学生」をコンセプトに、乙女ニフェスト「わたしたちが日本を元気にします! ・・・できる範囲で。」という公約とともにデビューしたアイドル・ユニット、乙女新党。昨年2014年7月、2人のメンバーの卒業と同時に4人の新メンバーを迎え6人組になる、という最大の変化すらポジティヴ要素に変えてみせ、今年2015年「ネクスト・ブレイク大本命」と呼ばれるほどの急成長を遂げている。

さあそんな彼女たちを見逃してはいられない! ということで新シングルのタイミングで彼女たちに突撃してきました。今回ハイレゾで配信する新シングルは作曲を成本智美、作詞はおなじみのNOBE、そして編曲をでんぱ組.inc、アニメ『アイカツ！』等への楽曲提供で知られるPandaBoYが手がけた王道サマーチューン! 7月には赤坂BLITZでのワンマンライヴも決まり、パワー全開の彼女たちの"いま"をお届けします!

キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!

乙女新党

¥ 943

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キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!(24bit/48kHz)

乙女新党

¥ 612

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乙女新党 / キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!
【Track List】
01. キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!! / 02. とりことりことりこ / 03. キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!(Off vocal) / 04. とりことりことりこ(Off vocal)

【配信形態 / 価格】
【左】
24bit/48kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC
単曲 324円(税込) アルバム 600円(税込)
>>ハイレゾとは?
【右】
16bit/44.1kHz WAV / ALAC / FLAC / AAC、mp3
単曲 300円アルバム 926円

INTERVIEW : 乙女新党

「ポジティブな“2軍"」を掲げる乙女新党が、半年ぶりにニュー・シングル『キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!』をリリース。現在の6人体制になってから間もなく1周年を迎えようとする彼女たちに、グループの現状、来たる7月の赤坂BLITZでの単独公演、新作についての話を訊く…… つもりだったのだが、話は予期せぬ方向に転がってしまった。どこまでも明るい雰囲気に包まれている今の乙女新党をご覧頂きたい。

インタヴュー＆文 : 南波一海

リーダーが優しくて、あやめちゃんが元気だから、成り立ってる感じ。たまに優里花ワールドが爆発する時があるけど(笑)

——前作『ビバ!乙女の大冒険っ!!』は今の6人編成になって最初のシングルでした。当時のメンバー同士の関係はいかがでした?

田尻あやめ(以下、田尻) : 週末のリリイベとか、すごいあったんですけど、メンバーの和もそこまで深まってなかったので。自分たちでも探り探りでイベントをやっていました。今回の『キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!』では、遠征で宿泊したりもしてきたので仲も深まっていて、みんなと喋れるようになったし、自分たちで何かをしようということで、セットリストとかトーク内容も考えるようになって。「みんなで目標を決めて何かをする」というのができるようになったのは大きいです。

6人編成初のシングル曲「ビバ!乙女の大冒険っ!!」（Short ver.）

——以前はうまくトークができなかった?

高橋優里花(以下、高橋) : 台本通りというか。
田尻 : それに沿って進めてたから、たとえばメンバーが言ったことに対してツッコんだりとかがお互いどこまでやっていいのかわかってなかった。でも『キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!』のリリース・イベントに関しては、ねえ?(と高橋をみる)
高橋 : うん。こう言ったらこう言ってくるだろうっていう、相手のことがわかるような関係になってきたので、見ている側も楽しいんじゃないかなって。

——関係が深まっていったのは、徐々にという感じ?　それとも何かきっかけがあったんでしょうか。

其原有沙(以下、其原) : 気づいたら。
一同 : うん。
田尻 : レッスンとかも毎日あるので、会わない日の方が少ないので。会っていくうちに心を許せるようになって。

——心を許してなかった(笑)。

其原 : 最初のうちは優里花ちゃんとあやめちゃんのふたりと、新メンバー同士で固まってたんです。だけど、あやめちゃんが言った通り、レッスンがない日の方がヘンな感じがするようになって。会いたいって気持ちが大きくなってきました。
田尻 : 去年の年末にワンマンがあって、その後、お正月休みがあったんですけど。
相原まり(以下、相原) : 　休んでる方がヘンな感じして。
其原 : 今日レッスンないんだなって。
田尻 : 遠征も大きいよね。
高橋 : 泊まりで6人で話す機会があって、それでね。最近は6人だけで話す機会が増えてきて、ぐんと仲よくなれました。
其原 : お客さんもボケツッコミがわかってるから、楽しんでもらえるようになったと思う。
田尻 : メンバーのいじりかたをわかってもらえるようになって。
高橋 : 前までは、推しがひとりいるとしたら、その人以外とは話さないって感じだったんですけど、今はみんなでっていう雰囲気ができたので、推しじゃなくても応援してくれる。それがよかった。
其原 : 乙女新党を応援してくれる。
高橋 : 仲よくしているのが見えたのかなって。
田尻 : 台本通りにただやるんじゃなくて、今はお客さんを楽しませるためにどうしようって考えるようになったのが伝わったんじゃないかなと思います。

——今は台本があるんですか?

一同 : ないです。
其原 : 「今日なに話す?」「学校の話しようよ」「告知は割り振ろうね」みたいにしてね。
高橋 : 6人で円になって話してます。

——台本があるのとないのとでは安心感が違うんじゃないですか?

其原 : でも台本がないほうがやりやすい。
田尻 : 喋りたいことを喋ったほうが楽しいじゃないですか。用意して頂いていたときは、やりかたを学べたからよかったです。今は学べたものをちょっとずつ出せてると思います。
其原 : 土台になったよね。告知はみんなが覚えて、言う人が言えなかったら、他の人がフォローするっていうのもできるようになった。自然体というか、伸び伸びとやれています。

——この6人になってまだ1年経っていないですよね。すごく大変なこともたくさんあったと思うんです。でも、こうして話を聞いている感じだと、和やかに進んでいったのかななんて思います。

田尻 : みんなで一緒に乗り越えたから、より仲よくなれたんだと思います。遠征とかも楽しいけど、体力的な面でつらいときもあって。でもそれはみんな一緒だから、お互いに支え合ったり。MV撮影も予定がたくさん入っていて休む暇がなかったけど、6人でひとつになって頑張りました。

——言い合いをしたりは?

其原 : まだ、ない。

——これからあるかもしれない(笑)。

相原 : ケンカとかはないよね。
其原 : リーダー(高橋)が優しいんですよ。リーダーって厳しいイメージがあるんですけど、乙女新党のリーダーは…… 実家に帰ったような(笑)。
高橋 : おい、年のことか!　年のこと言うな!
其原 : うん、ホッとする。マイ・グランドマザー。
緒方真優(以下、緒方) : 　グランドマザー!
高橋 : おばあちゃんにすんなよー!

——リーダーはそういう人なんですね。

緒方 : とにかく優しい。いい人だなぁと。
其原 : 自分のことを後回しにするもんね。
高橋 : でも、みんなもすごく優しいので。支えてくれててるんです。
其原 : リーダーが優しくて、あやめちゃんが元気だから、成り立ってる感じ。たまに優里花ワールドが爆発する時があるけど(笑)。
緒方 : 「優里花ちゃんだし、まぁいっか」ってなる。
高橋 : 「新・乙女新党のうた」ってそれぞれの個性が表れている曲があって。一人ひとり性格が違うし、そういう子なんだな、こういう個性なんだなって思うから、その子に対してムッて思うことはないです。
田尻 : 前は、ここをこうしたほうがいいとか、ここは違うとか、自分はそう思うっていうことは言わなかったんですけど、仲よくなっていくうちに色々言えるようになったので、話合いのときに意見を言い合えるようになりました。

2軍でも頑張ればできるんだよっていうことを見せたいんです

——今年の3月はParty Rocketsとの4都市をまわる『乙女Rockets スプリットツアー2015 SPRING』がありました。一緒にまわってみていかがですか。得られるものはありました?

一同 : たくさんありました。

——ノリが違いますもんね。

田尻 : パティロケさんは歌もダンスも1軍って感じで、だからこそ学べる部分がありました。私たちがかっこいい踊りを見せるイメージってなかったと思うんですけど、しっかり踊ったと思うので、また違う面を見てもらえたかなって思います。

——ひとつ聞いていいですか?　乙女新党はずっと2軍?

相原 : はい、2軍です!
田尻 : コンセプトが2軍なので。

——身も蓋もない(笑)。その先に行きたいという気持ちは?

田尻 : ありますよ!
相原 : 1.5軍を目指してる。
緒方 : 野望はある…… けど。
田尻 : 1.5軍になっちゃったら大変そうじゃないですか。2軍だから伸び伸びできるんですよ。
高橋 : もう、あれですよ。B級グルメのあれですよ。

——B級グルメのあれってなに(笑)。

緒方 : A級だと食べるときに作法とか気をつけないといけないけど、B級だと好きに食べていいじゃないですか!
田尻 : A級は飽きちゃうと思いません?
高橋 : 親しみやすいんです!
緒方 : いつでもどこでも感。

左から、長谷川愛里、田尻あやめ、其原有沙、緒方真優、相原まり、高橋優里花

『キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!』発売日イベント@タワーレコード渋谷店B1F「CUTUP STUDIO」

——もっと大きい会場でライブやりたいって気持ちはあるでしょう。

一同 : それはあります!
田尻 : 2軍のまま大きい会場に行けたら、そっちの方がよくないですか?

——なるほど。それは痛快ですね。

田尻 : 2軍でも頑張ればできるんだよっていうことを見せたいんです。
相原 : 1軍を目指してるけど、ずっと遠いみたいな。
緒方 : とりあえず上は向いてるよね。

——そもそも1軍の定義がよくわからなかったりしますが(笑)。

其原 : 1軍はキラッキラしてます。
緒方 : 華やかで。

——自分たちはキラキラしてないことになっちゃう。

田尻 : いやいや、でも親しみにくくないですか?　友達っていうよりスターって感じで。
其原 : 特典会とかでも私たちは話が合うんですよ!
田尻 : ウェーイみたいな。

——ウェーイ(笑)。1軍はスター、2軍は親しみやすいと。でもパフォーマンスに関してはそういうわけにはいかないでしょう。

緒方 : 上を目指しているんですけど……。
田尻 : まだまだです。
相原 : 目指してはいるので、成長段階を見てほしいなって。
田尻 : 歌もダンスも習ってない状態でスタートしているので、その成長段階を見られるのがファンの人もおもしろいんじゃないかなって思います。

——2軍だから頑張るという一方で、言い訳にもできちゃうでしょ?　「私たち2軍なんで」みたく。

相原 : 最近は毎回のライヴでパーフェクトを目指すようにって言われています。でも、いきなりダンスがキレキレとかにはなれないので、そのときにもらったアドバイスとか、小さいことをできるように目指しています。目標がどんどん高いものになっていけば、1軍に近いものになっていくと思います。
長谷川愛里(以下、長谷川) : 私もパフォーマンスとか歌については常に上を目指したいなと思っていて。今はトーク含めて全部2軍になっているので、これからメンバーと一緒にもっと上がっていきたいので、レッスンとかを頑張っています。

——長谷川さんは独特の雰囲気がありますよね。

田尻 : 自己紹介の歌にも「マイペース」って入ってます。

——他の5人が騒がしいなと思ったりは?

長谷川 : 逆に私はおとなしいので、みんなが話を作ってくれると入り込めるので嬉しいです。
相原 : (しみじみと)いい子。ホントかわいい!　本当にまっすぐな心を持ってるんです。
其原 : 最近は、愛里ちゃんがトークとかでも喋るようになってきて。まりちゃんがつまらない話をしてもひとり優しく微笑んでいるし、優里花ちゃんがヘンなことを言っても「かわいい」とか言ってくれたりしてて。完璧なところがファンの人にも届いてると思います。

——長谷川さんを讃えつつ、他の人をキツめに攻めてますね(笑)。

田尻 : 有沙ちゃんはしっかりズバッと言う感じ。
其原 : あやめちゃんもズバッと言うよ。
緒方 : 愛里ちゃんも結構ズバッと言うし。

——みんなズバッと言う(笑)。

田尻 : リーダー以外!
其原 : 最近はみんなリーダーをいじるんですよ!
相原 : 最近はリリイベでそれが楽しかったりもする。

——先輩で最年長でリーダーなのに。

緒方 : いじるところがたくさんある。
高橋 : そんなことないよ!
緒方 : 会った瞬間から言いたいことがたくさんある。なんで? って。
相原 : 個性がいっぱいあるということで。
其原 : 趣味も豊富だもんね。

——もう先輩後輩感みたいなのがなさそうですね。

高橋 : 田尻 : 全然ないです!
其原 : いやいや、あります!　先輩〜(笑)。
高橋 : おい! 1番気を使ってないじゃん!
其原 : 礼儀正しく、敬ってます。
田尻 : 有沙ちゃんが1番そういうのがない。

——楽しそうじゃないですか。

其原 : 本当に一緒にいて楽しいです!
高橋 : 楽屋もずっとこんな感じですよ。
其原 : さっきあやめちゃんに怒られちゃいました。
田尻 : 私が楽屋でアイスを食べてたら、いきなり横から顔を近づけてきて、サイドから食べて! そのまま逃げて行ったんです。
相原 : 食い逃げ!

——食べたいというより、いたずらしたかった?

田尻 : どっちもでしょ。
其原 : 食べたかったんですけど、「食べさせて」って言うのも苦なので。
田尻 : 苦!!!!
緒方 : でも一気に食べて、走って逃げてたよね。
田尻 : ガブッとやられた。満面の笑みだったよね。
其原 : すごい美味しかった(笑)。

私たちが「不安ですよ…… 集まらないですよ……」とか言ってるのなんて見たくないじゃないですか! 笑顔で乗り切りますよ!

——仲がいいというのはよくわかりました。グループは前進できていますか?　デビュー時にインタヴューした際は、紅白歌合戦を目標にしていましたよね。

其原 : そんなこと言ったの誰ですか!
田尻 : はははは。
高橋 : その夢はとりあえず先に置いておいて、武道館という夢ができたので。
田尻 : 武道館はそのときも言ってたよ。1年計画で、まずは地元でライヴして、その次は武道館で、とか。まだ地元にも行けてないんですよ!
高橋 : なので、その1年計画は白紙になりました(笑)。6人になって、改めて武道館という目標を立てました。

——それには近づけていますか?

田尻 : 次のワンマンライヴが赤坂BLITZに決まったので、まだ埋まるか全然わからないんですけど、今はリリイベをたくさんやっていて、それで動員を増やして、もしBLITZを埋められたら、少し武道館に近づけるのではないかなって。

——昨年末のワンマンがTSUTAYA O-WESTですよね。そこから赤坂BLITZというのも飛躍ですよね。実感としてはどうでしょう。埋まりそうですか?

田尻 : 今のままだと難しいと思う。
其原 : 不安です。
田尻 : ムリかもというのをどう乗り越えるかっていう試練なんじゃないかなって。最近はテレビにも出させて頂いて、私たちを見てみたいと思ってイベントに来てくれる方も増えてきているので、もっと頑張っていきたいです。

——みなさんが明るいからかもしれないけど、不安そうには見えないんですよね。

相原 : いや不安ですよ!
高橋 : 不安ですけど、ポジティブな2軍なので。
田尻 : 私たちが「不安ですよ…… 集まらないですよ……」とか言ってるのなんて見たくないじゃないですか! 笑顔で乗り切りますよ!
一同 : (笑顔で)不安です!
相原 : 不安だからこそ、成功に向かって前に進むしかないので。今はレッスンだったりリリイベを頑張ってます。

——後から加入した4人からしたら、入って1年で赤坂BLITZですもんね。

其原 : そうなんですよ!　(高橋を見ながら)身長もそうなんですけど〜、成長してアイドルっぽくなったのかなって。
高橋 : そこ言わないで。

——身長が伸びて先輩に近づいたと。

田尻 : でも有沙ちゃんはすごいアイドルっぽくなった。
緒方 : 本当にそう思う。

——自信に満ちてますもんね。

其原 : そんなことないです〜(笑)。
緒方 : こうやって初めての人に対してもグイグイいくんですよ。
田尻 : この元気さは有沙ちゃんのいいところだと思う。

——高橋さんと田尻さんはデビューして2年半で赤坂BLITZワンマンを迎えるわけですが、実感としてはどうですか?　早い? それとも遅い?

田尻 : 長かった気もする。でも6人になってから早かった。

——武道館までもっとスピードを上げないといけないですよね。

田尻 : そうなんですよ。優里花が年取っちゃ……。
高橋 : うるさい。
緒方 : それはあるな〜。
田尻 : ラストJKだもんね。
高橋 : 1歳しか違わないでしょ!
相原 : きっと有沙ちゃんと愛里ちゃんからしたらそんな変わらないと思ってるよ。(高橋に向かって)永遠の何歳なんだっけ?
高橋 : 14歳ですよ。
相原 : あっはっは。

——言わせておいて笑うという(笑)。

田尻 : 愛里ちゃんが見てるよ。
高橋 : 私、14歳でいけますか?
長谷川 : 大丈夫。いけるよ。
高橋 : よかった。
田尻 : みんなにいじられるから愛里ちゃんに慰めてもらってるよね。
其原 : 私も慰めてます。
緒方 : 私も毎日優里花ちゃんのことをね。
高橋 : 慰めてないわ!
田尻 : 君ら(緒方・其原)が1番いじってる(笑)。
緒方 : さっきも「耳鳴りですか?」みたいに言ったりね。優里花ちゃんも歳取ったなと。
高橋 : いやホントに!　セミが鳴いてたんですよ(※取材は4月末)。

——……幻聴が聞こえるようになっちゃったんですね。

高橋 : 幻聴じゃないんですって!
田尻 : 優里花ちゃん、いじってもらえてるよ?　嬉しい?
高橋 : ……嬉しいです(笑)。
一同 : あははは!
緒方 : やばい(笑)。

——これ言おうか迷ってたんですけど、リーダー、服のボタンがお腹のところだけあいてるんですよ。

緒方 : ずっと思ってた!!!　向かいだからめっちゃ見えてた!
田尻 : 言うか迷ったよね!　途中で気づいた。
高橋 : もーーー。言ってよ!!　なんで言わないの!
其原 : 抜けてるねー(笑)。

——優しいけど、このポンコツ感みたいなのがみんなからツッコミをもらう理由なんでしょうね。

田尻 : ポンコツ感(笑)。
其原 : 初めて出た言葉!　でも本当にそうだね。
田尻 : ほら、愛里ちゃんに慰めてもらいな。
長谷川 : ……みんなサイテーだよね。
一同 : あははははは!!
其原 : 愛里ちゃんも言いながらちょっと笑ってるよ!
長谷川 : 私は気づいてなかったんですけど、もっと先に言うか、ここで言わなければいいのに。
田尻 : ずっと言わないまま街に出るよりよくない?
高橋 : 私、人生最大の課題かも。そういうの友達に言うか言わないか迷うもん。
緒方 : しっかり言ったほうがいいと思うよ!
田尻 : 今日学んだね。

夏を先取りした、勇気と元気が出る曲です。サンバ調なので聴いている人も踊りたくなるような曲

——個人的にはこのまま終わりでもいいんですが、最後に新曲の話もしましょう。「キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!」は夏曲になりました。

田尻 : 夏を先取りした、勇気と元気が出る曲です。サンバ調なので聴いている人も踊りたくなるような曲です。PVはオーストラリアのケアンズの色んな場所で撮影したんです。PVを見ると、一緒に観光している気分になります。バンジージャンプに挑戦したんですけど、こわくて死にそうで!　それも含めていい思い出になりました。

「キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!」（Short ver.）

其原 : ひと皮むけたね。
相原 : 海外初めての人が、優里花ちゃんとあやめちゃんと真優ちゃんとまりの4人だったんです。日本にいたら経験できないようなこと、たとえばグリーン島のすごい綺麗な海で撮影したりとか、コアラと触れ合ったりとかをたくさんやらせてもらって楽しかったです。
其原 : バンジージャンプは50メートルの高さで。
田尻 : 有沙ちゃんのせいで2回飛んだんですよ。ペアで飛んだんですけど、有沙ちゃんと愛里ちゃんペアがこわくて飛べなくて。それで次の日に、有沙ちゃんがやっぱり飛びたいって言い始めて。私は拒否ってたんですけど、からあげ棒を買ってくれるっていうから引き受けたんですけど、飛ぶ直前になって後悔しました。

——からあげ棒で買収(笑)。

其原 : 説得は簡単でしたね。
高橋 : 行けてよかったです。コアラさんとお話して。
田尻 : 話したらしいんですよ。どう思います?

——話しかけたら返してくれたんですか?

高橋 : はい。座ってるコアラさんと喋りました。「ユーカリおいしいよ」って。真優ちゃんは見ててくれたよね。
緒方 : 見てましたけど。

——ちょっと失笑気味じゃないですか。

キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!(24bit/48kHz)

乙女新党

¥ 612

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高橋 : 呼びかけると振り向いてくれるんですよ。撮影の時も、声をかけたらカメラ目線になってくれる。

一同 : ……。
其原 : なんかこわい話みたいになってる!
緒方 : 優里花ちゃんだからね。
其原 : それで幸せなんだよね。
高橋 : ねえ、もうちょっとちゃんと話聞いて?
田尻 : (無視して)「キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!」は、ライヴでも盛り上がれる曲なので、一緒にふぅーって言ってほしいです。カップリングの「とりことりことりこ」もガチ恋ソングになっていて大人気です。大好きであなたしか見えませんっていう曲で、でも振り向いてもらえなくて、もう! ってなっちゃうかわいらしい女の子が描かれています。
相原 : 「キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!」は一緒に踊ってほしいフリがあって、それを教えたりするんですけど、そのシーンにはPVには入ってないので、ぜひ1度イベントに足を運んで頂きたいと思っています。