2014/01/29 00:00

DPG、高野政所をフィーチャー!! ファンコットを注入した2ndシングルを独占先行配信!!

左から、大内ライダー、成田大致、ささかまリス子、福田洋、細身のシャイボーイ、朝比奈P夕子、すーちーぱいぱい、アントーニオ本多

ガチンコもいいけど、思いっきり作り物っぽい世界もいいじゃない!! そう思わせてくれるグループ。それが、ロック・フェス「夏の魔物」の主催者・成田大致により結成されたエンターテイメント・グループ、DPGである。音楽とプロレス、そしてサブカルをごっちゃ混ぜにして、スピード感をもってアウトプットしたようなパフォーマンス。いつも過剰で、少しわざとらしくも思えてしまう。それなのに、ときどき目頭が暑くなるのはなぜだろう。それは、そこでかいている汗は本物だから。そして常に人を楽しませようという気持ちが、例えから回っていても美しく見えるからだ。もちろん、そう感じなくてもいい。一つ一つのアクションにツッコミを入れながら眺めていくのが、DPGの正しい楽しみ方なのである。OTOTOYでは、DPGのセカンド・シングルを先行配信!! インドネシアの音楽・ファンコットの第一人者、ティッケー親方こと高野政所による、カンフーmeets FUNKOTナンバー、そしてDPGの対抗組織だというブラックDPGのデビュー曲も収録。さらに、DPGに新たに加入した新女子メンバー3人と成田大致にインタビューを決行した。さらに、ダイノジ大谷ノブ彦から届いた最高に熱いレビューを初公開!! 発展途上中のエンターテイメント。思いっきり馬鹿になって一緒に楽しみませんか?

高野政所a.k.a. DJ JET BARONを迎えファンコットを取り入れた2ndシングル

DPG / 恋シチャイナRPG
【配信形態】
mp3 / wav 単曲 200円 / まとめ 600円

【TRACK LIST】
1. 恋シチャイナRPG
2. バンキュッボン
3. 恋シチャイナRPG(FUNKOTER’S EDIT)




DPGセカンド・シングルはティッケー親方こと高野政所によるカンフーmeets FUNKOTナンバー。ブラックDPGデビュー曲は「涼宮ハルヒ」シリーズの楽曲を手がける田代智一による作曲。作詞はももいろクローバーZや「プリキュア」シリーズでおなじみの只野菜摘。
まったく掴めない!? 1stシングルをハイレゾ配信中

DPG / 夏の魔物エンタメユニット『DPG』登場!!!
【配信形態】
mp3 / wav 単曲 200円 / まとめ 600円

【TRACK LIST】
1. リングの魔物 (作詞 : 只野菜摘 作曲 : 玉屋2060%(Wienners) Gt : ROLLY)
2. サマーロマンサー (作詞 : 藤林聖子 作曲 : 成田大致、鈴木秋則(ex.センチメンタルバス))
3. キュンキュンボンブ (作詞 : 只野菜摘 作曲 : 庄司愛)

DPG本隊 新メンバー(with成田大致)インタビュー

昨年結成された、“夏の魔物エンタメユニット”DPG。OTOTOYでは昨年夏、計3回に渡りメンバー全員のインタビューを敢行、多くの反響を得た。特に、DPGへ賭ける想いを涙ながらに深夜まで語ってくれた女子メンバー3人のインタビューは感動を呼び、後押しするファンも増えたはず。あれから約半年、待望の2ndシングルをOTOTOYから独占配信することが決定したDPG。改めて意気込みを… って、3人ともいないじゃん!? なんだそれ!!

というわけで、ガラリと入れ替わった“DPG本隊”の新女子メンバーたち、ささかまリス子、すーちーぱいぱい、朝比奈P夕子(with成田大致)の3人に、謎のアジト「DPGハウス」付近で取材を敢行した。目まぐるしく変わる活動、トラックメイカーにhy4_4yhでおなじみの高野政所a.k.a. DJ JET BARONを迎えて制作された2ndシングルについて、そして目前に迫った2月3日(月)、新宿FACEで開催される、「夏の魔物」興行権を賭けた“ブラックDPG”との対抗戦。首謀者・成田大致が今改めて音楽シーンに問う、日本におけるエンターテイメントのあるべき姿とは?

取材・文 岡本貴之
写真 : タイコウクニヨシ

>>ダイノジ大谷ノブ彦による熱いレビューはこちら

対抗組織が現在私たちDPGの前に立ちふさがっているんです

左から、ささかまリス子、朝比奈P夕子、すーちーぱいぱい

――まずそれぞれ自己紹介をお願いします。

ささかまリス子(Vo.・姫 以下・リス子) : “リトルスウィート コマンドー”、ささかまリス子です!
すーちーぱいぱい(DJ・人妻風 以下・すーちー) : 中国からやってきた人妻風DJ、“すーちーぱいぱい”アル!
朝比奈P夕子(Gt.・獣神 以下・夕子) : … (獣神パーフェクトサンダーファルコン“Pちゃん”こと、朝比奈P夕子です)。

――えー、なにがなんだかわからないので、1人ひとりのキャラについて成田さんの方から解説してもらえますか?

成田大致(Vo.社長 以下・成田) : ガハハハハ! あまちゃん風に言うと「わかるヤツだけわかればいい」みたいなことがDPGは多すぎますよね。常に説明不足の俺ですが、今日はサブカル本の「※」ばりに説明頑張ります!

――お願いします(笑)。

成田 : まず、リス子ちゃんはDPGの姫です。姫って言えばなんでも許されるってのもありますが、シェリル・ノームのような銀河の歌姫になってほしい、という思いを込めた姫ポジションですね。まあ将来的には(女子プロレスラーの)風間ルミみたいになってほしいんですよ! 素が近いんで。女社長、デキる女感があるというか。俺はグループの中にそういうポジションがいるのが好きなんですよぉぉぉ!
リス子 : そう言われて最近すごく調べたんですけど、まだちょっとよくわからないです!
成田 : すーちーは美魔女ですね。中国からやってきた年齢不詳の妙な女です。レイレイです。あと名前を見てわかる通り、本人が麻雀好きなんですよ。あ、麻雀といえば! ゆくゆくは荒鷲(坂口征二)や武藤敬司と麻雀対決してほしいですね。
すーちー : アイドル雀士アル!

――… はい、なるほど…。えーと… 朝比奈P夕子さんは以前からDPGに参加していた「犬のPちゃん」が人間化した、ということでよろしいでしょうか?

夕子 : … (中国の旅行ツアー中に、「呪泉郷」に落ちたせいで水をかけると犬のPちゃんになっちゃうんです)。

――… ん、成田さん?

成田 : あ! ちょっと彼女は昔いろいろありまして、うまくしゃべることができないんです…。

――… というわけで、OTOTOYユーザーのみなさんは元ネタを各自ググって下さい(笑)。DPGは昨年、「夏の魔物エンタメユニット」として結成されたわけですけど、その後の目まぐるしく変わる活動について、最古参メンバーであるリス子さんから説明して貰えますか?

リス子 : えぇ~。上手く説明できるかな。えっと、わかる限りで言うと、私が加入した時にはまだ全員(元の女子メンバーが)いたんですが、2ndシーズンに移行する時に「ユカリリ」(ユカ・サカザキ&ケンドー・リリコ)が反逆しちゃって。それで私とステフ(ステファニー・アユミ)だけになったところに今度は犬が… じゃないや、「獣神パーフェクトサンダーファルコン」こと通称Pちゃんが入ってきて。それでPちゃんも女の子なんで、これで女子3人になったわけなんですよ!

――ハ、ハア…。

リス子 : その後、プロレスラーを目指していたステフがめでたくデビューを飾った「東京女子プロレス」の旗揚げ戦のリング上で、突然DPG脱退宣言をしまして。プロレスに専念するためですね。それでまた女子が1人いなくなってしまったんですよ。で、そんなピンチの私たちDPGを追い込むために、ユカリリは対抗組織「ブラックDPG(通称ブラピ)」を結成、メンバーもどんどん増やし巨大勢力となり、現在私たちDPGの前に立ちふさがっているんですよ!

ステフ、DPGやめるってよ編
ステフ、DPGやめるってよ編

「(DPGに)入っチャイナよ!」って言われて、本当に入っちゃって今に至るアル

――なるほど、それでいまに至るわけですね。すごくよくわかりました(本当はあまりわかっていない)。

(ここでお酒が運ばれてくる。女性3人はサングリア、成田大致のみカルアミルク)

リス子 : あ、サングリア来た♡
すーちー : わ~い! 飲もう飲もうアル!

――お、みなさんお酒が好きなんですか?

リス子 : ハイ! 特にI.W.ハーパーが好きですっ! ウフフフ♡
すーちー : 女子メンは全員飲めるアル!

――じゃあもう、どんどん飲んで下さい。で、女子メンバーが減ってからは?

すーちー : その後、ワタクシ、すーちーぱいぱいが加入することになったアル! 「夏の魔物ちゃんねる・ニーハオ編」を見てもらえばわかるアルから、いますぐYouTubeをチェックするヨロシ!

夏の魔物ちゃんねる・ニーハオ編
夏の魔物ちゃんねる・ニーハオ編

――すーちーさんが加入した経緯を教えてもらえますか?

すーちー : DPGの1stシングルのPV撮影の時のヘアメイクの子が、昔日本に出稼ぎしにきていた頃の同僚だったアルネ! 私は当時中国で、モデルとアイドル・グループをやっていたネ。でもマネージャーにチャイニーズ・マフィア的に関係を迫られて辞めたアル。そしたらそれを知った彼女が、「おもしろいユニットがあるから今から歌舞伎町に来なよ」って声を掛けてくれたアルヨ。でも、バイト中で行けなくて… アイヤーと思っていたら、たまたま社長からバイト先に出前の電話がきたネ。そしたら「(DPGに)入っチャイナよ!」って言われて、本当に入っちゃって今に至るアル!

――そ、そうですか… では、リス子さんは元々「秋葉原ディアステージ」で活動されていらっしゃる方ですが、どんなきっかけでDPGに加入したんですか?

リス子 : DPGの1stシングルのPVに出たんです、あまちゃんの格好で2秒くらい。その現場で社長に「YOU入っちゃいなよ!」って言われまして。「あ、入ります入ります~!」って。

――そんなノリで入っちゃったんですか(笑)。

リス子 : 入っちゃいました。「夏の魔物」は好きなバンドがいっぱい出ていて知っていたので、DPGのこともなんとなく知ってたというか。そういえばケンドー・リリコがディアステに新人として入ってきたよき、「リリコってリス子と1文字違いで被ってるけどいいの?」ってお客さんに言われて。「リリコぉ!? なんか聞いたことあるな?」って見に行ったらケンドー・リリコがいたんで「DPGの子だよねっ!?」って言ったら「(リリコ調に)あ、はい~」って(笑)。
すーちー : わはははは! モノマネ激似アルッ(笑)!!
リス子 : でもまさかディアステにDPGのメンバーが来るなんて思わなくて、まずそこでビックリして、そして、気付いたらなぜか加入しちゃってました。まあ私はケンドー・リリコとは違って、息抜きでやってます。ウフフフフフ♡

――息抜きって(笑)。でもいまや女子メンの最古参として“姫ポジション”ということですけど。

成田 : 姫はDPG本隊不動のエースですよぉぉぉ!
リス子 : ウフフフフ♡ (店員を呼んで)あ、すいませ~ん、サングリアおかわり!♡

俺が普通なことやることなんて誰も望んでないだろう?とすら勝手に思ってますよ!

――こうして聞いてみると、全員「なんかおもしろそう」っていう興味本位で入ったんですね。

すーちー : ああ、入ったきっかけはそうかもアルネ。
リス子 : うんうん!
夕子 : … (そうそう…)。

――リス子さんはファンの方からどんな反響がありましたか?

リス子 : もともと私ディアステでアイドル枠じゃないんですが。でもDPGに入って、(ファーストシーズンのフライヤーを見ながら)「アイドル」って一番最初に書いてあるじゃないですかこれ。「でもこの写真の中にアイドルなんていないけど…」って考えたときに…。
すーちー : あはははは! それ言っちゃ駄目アル!
リス子 : 一番アイドルに近いお店で働いているのが私なので、じゃあ頑張ってアイドルをやろう、と。だからDPGに入って初めてアイドルをやろうと思ったんですよ。私はディアステにはプロデューサーをやりたくて入ったんです。最近は女の子をどう売り出すかとかを考えることがメインになってきていたので、“自分を見てもらう”ことを怠ってたんですよね。事務所に篭ってデスクワークのほうが多いし、もはや家みたいなところなのでお化粧もしないしヒドい格好でうろついてたり(笑)。でもDPGにはアイドルっぽい子もいないし(笑)、なんていうかその、DPGの為に「アイドルらしくしよう」って思うようになりました。ディアステのイメージとは違うんじゃないかな? みなさんなにやらおもしろいことをはじめたなって応援してくれてます。

――なるほど。ところで次々とものすごいスピードでイベントが決まってますけど、ついていけてますか?

リス子 : う~ん、DPG本隊には元から友達同士の人が多いので、たまに疎外感を感じることもあったんですよ。人と打ち解けるの苦手だし、そもそも打ち解けたいとも思ってないし。まあ友達を作りに入ったわけじゃないんで。当初は立ち位置をどうしたら良いかな、と思ってたんです。でもやっぱり、自分から歩み寄らないと駄目だなと。基本的に私は心を開くのが遅いから、ホントの友達も少ないんですよ(苦笑)。
成田 : 姫はみんなと違って経験があるプロだからできないことがないんですけど、なんでもそつなくやれちゃうから、その分本質が見えにくいんですよね。

――イベントでこれはできない、苦手、ということはない?

リス子 : いや、ありますよ。「この演出だと、全体的に良くないと思います」とか、最近は言うようになりました。でもそれは私が上手くできないから、というのも含まれています。
成田 : 俺は姫の、いやみんなの120%を出してあげたいと思ってるんですよ。やっぱり一番輝ける場所がここ(DPG)であってほしいし。特に姫に関しては、彼女の中にある長年の活動で自分にできてしまった壁、みたいなものを越えてほしくて。深夜に酔っ払って書いたであろうエモ・ツイートとか、最高なんだけどなあ…(ブツブツ)。
リス子 : (遮って)とにかく去年の8月に入ったとは思えないです、このスピード感。

――ただ、曲のリリースは半年ぶりですよね。2ndシングルとなる新曲3曲をOTOTOYで先行独占配信するんですが、リード曲「恋シチャイナRPG」はどんな内容の曲なんですか?

すーちー : 作詞の只野菜摘さんが、私たち1人ひとりの個性をはめこんでくれた歌詞になってるアルヨ。「あ、ここは細みん(細身のシャイボーイ)のことだな、とか、リーダー(福田洋)っぽいな」とか、そこも意識して聴いてみるヨロシ!
成田 : 只野さんが前作同様、家族のように親身になってくれて、付きっきりで譜割りを教えてくれたんです。本当、DPGの母です。

――「バンキュッボン」はブラックDPGが歌っている曲なんですね。

すーちー : 悔しいけど、敵ながら良い曲アルヨ。

――今回のテーマは「カンフー」ということですが、これはどういう意味があるんでしょうか?

成田 : 俺は昔から“高橋留美子感”というのをいつも大事にしていて、例えば昔、SILLYTHINGの時に撮った「サマーロマンサー」は「うる星やつら」なんですよ。あの時は、ねむちゃんに出てもらって、映像のスミス監督にリクエストしたのは、ドタバタ・ラブコメみたいなものにしたいと。DPGも常にそういう、“高橋留美子感”というか“終わらない文化祭”みたいなものを意識していて、それで今回は「らんま1/2」をモチーフにカンフーになったんです。次はめぞん一刻になるのかな! みんなでDPGハウスに住もう! 朱美さんみたいな人も新メンバーで入ってほしいなあ…。
全員 : (無言)

――ではファンコットという音楽ジャンルについては?

成田 : とにかく“アガる”、“YAVAY”ものを意識して作りました。今では仲良くさせてもらってるhy4_4yhのティッケー大作戦を初めて聞いたとき、あまりに素晴らしくて腰を抜かしちゃったんですよね(笑)。これは独占されてはいけないものだ、と。初めてアークティックモンキーズを聞いたミ○ラズ畠○さんもこんな感じだろうな! って思いました(笑)。単純にアガるものって、俺すごく大好きでそこにハマるのがファンコットかなって思って、高野政所さんにお願いしたんです。根底にあるのは、90年代のパロディで、俺がリアルタイムで育ってきたものを音楽で表現するというのが裏テーマで、「ストⅡ」とかの格闘ゲーム感とか、中国の色んなネタを入れたりとか。イメージはSUPER BUTTER DOGの「FUNKYウーロン茶」とか、ゲームの「イー・アル・カンフー」とか「ストⅡ」の春麗ステージの中国っぽい感じ、「テレレレレッテテッテッテ~」っていうメロディを絶対マストで入れたくて、作曲者に伝えました。完璧な仕上がりですよ!

――前作と同じく、ひとつのテーマの元に細かいネタが混ざり合ってできてるんですね。

成田 : そう、色んなものの掛け合わせでオリジナル感が出ることってあるじゃないですか? アイドル・ソングとかの良い部分をミックスして、男女混合ユニットでやると、新しい楽曲が生まれるという。これはDPGにしかできないこと、唯一無二なんじゃないかと思ってます。大体ね、俺が普通なことやることなんて誰も望んでないだろう? とすら勝手に思ってますよ!

“最新のDPGが最高のDPG”です

――ところで2月3日のDPGのハウスショー第2弾、『DPG 2 ~DPGvsブラックDPG&新北京プロレス連合軍全面対抗戦~』はどんなイベントなんですか?(ビールをおかわりする岡本)

成田 : DPG本隊とブラックDPGという2派に分かれて、「ポケビvsブラビ」みたいな感じの対立構造になってるんです。で、DPG本隊にはプロレスラーがいるんですけど、相手側には男子プロレスラーがいないので、どこから繋がったのかわかりませんが「新北京プロレス」の手を借りてDPGに対抗しようというわけです。

――今回は「夏の魔物」の興行権を賭けて戦うそうですけど、良いんですか?

成田 : アントンさんと福田君のタッグなら負けるわけないです。俺はこの二人を心の底から信頼をしてるんです。というのも最近、当時流し見だった「サラリーマン金太郎」を一巻からちゃんと読み返しまして。会社とか、組織の話がグループのあり方に通じるものがあるじゃないかって。 これはDPGに近いな、と。そこに出て来る話で、野球は9人じゃないとできない、と。やっぱり野球というのはチームワークでやるものだから、1人で勝っても1人分の喜びしかないけど、9人で勝てば分かち合える、だから俺は野球が好きだ、みたいなくだりがあるんですよ。でも俺感動してそれをみんなに言ったら、俺の伝え方が悪いのか、見事にみんなハテナマークで(笑)。唯一メンバーの中で理解した細身が代弁してくれて、やっと伝わりました。あの時はやっと「チームになってきた」感がありましたね。嬉しかったなあ! キン肉マンに裏切りの箱という悪魔超人の…(酔っ払ってるのか延々と話し続ける)。

――はい! では2月3日のイベントに向けて意気込みを聞かせてください。

リス子 : 「DPG 2」って看板に謳っている主催興業なわけですし大舞台なんで、「絶対おもしろいから来て!」って周囲にも言ってます!あ、なので、本当におもしろくしなきゃヤバい(笑)。あと、「DPG VIP席」を買ってくれたお客さまには盛大なサービスをします♡

――なんか話ではブラックDPGの方の高いチケットが売れてるらしく?

すーちー : (質問を無視して)今回は曲もいつものイベントよりも多めにやるんで、とにかく来てほしいネ! 100%以上の力を出そう思うアル!
夕子 : … (私が今まで経験したことがないようなイベントになるんだろうな、とは予想していますが、自分の持つスキル以上のことはやりたいなと思います)。

――ここで新曲を初披露するんですね?

成田 : はい。新曲のレコ発初お披露目です。DPGを知らない人も、今回のイベントを見ればどんなものかが全部わかるはずです。昨年の旗揚げ戦、8.5新木場1stRINGの熱を超えるものになると思いますし、かなりおもしろくなると思います。当日はアイドル・シンガー・ソングライター、みきちゅのライヴも19時15分からダーク・マッチとしてありますし、友情パワー出演でハイパヨちゃん(hy4_4yh)も来てくれます。ようはその日みなさんの1日をDPGにくれってことですよ!

――OTOTOYをご覧のみなさんに曲について改めて一言お願いします。

リス子 : 全体的にテンションが高めで、アニメっぽいワチャワチャ感で凄く個性豊かな曲になってます。色んな想像をしながら、イラストを思い浮かべて聴いてくれたらきっと楽しいと思うので、聴いて下さい♡
すーちー : 私は目覚ましとかにしてほしいアル! テンション上げたい時に聴いて欲しいアルヨ。
夕子 : … (落ち込んでる時なんかに是非聴いてほしいですね)。

――前作はロック・バンド的な要素がありましたけど、今回は違いますね?

成田 : いやいや、そんなことないですよ! 俺はこれが最新のロック・ミュージックだと思ってやってるので。だから別にクラブ系に振り切ったつもりもなく。ファンコットであろうが、アニソンやアイドル・ソングであろうが、大仁田厚の入場曲「ワイルド・シング」であろうが、俺にとってはロックなんですよ。それを全部DPGでやってるんです。今回の2曲も、最新の日本のロック・シーンにも通用する最高のナンバーだと思うし、毎回ベスト盤しかやりたくないという俺の欲が出てる作品になってると思います。“最新のDPGが最高のDPG”ですよ! だからみんな常にライヴに来てください! 絶賛赤字継続中です(笑)!

>>DPGインタビュー 第1ラウンド「DPG童貞こじらせ対談」はこちら!!

>>DPGインタビュー 第2ラウンド「DPG女子会」はこちら!!

>>DPGインタビュー 第3ラウンド「DPGの核心」はこちら!!

LIVE INFORMATION


夏の魔物presents 『DPG 2 ~DPGvsブラックDPG&新北京プロレス連合軍全面対抗戦~』
DPG vs ブラックDPG全面戦争

2014年2月3日(月)@新宿フェイス 開場 18時30分 / 開演 19時30分
(ダークマッチ19時15分~)
出演 : DPG、アントーニオ本多、ブラックDPG、新北京プロレス
友情パワー出演 : hy4_4yh
ダークマッチ : みきちゅ
実況 : 村田晴郎 / 解説 : 劔樹人 / 煽りV : 今成夢人

〈限定席 ※写真撮影可能エリア※〉
・22席限定DPG本隊VIP席10,000円 (DPGスペシャルグッズ付)
・16席限定ブラックDPG VIP席 20,000円 (ブラックDPGスペシャルグッズ付)
・22席限定写真席6,000円

〈通常〉
・オールスタンディング 3,000円
※オールスタンディングのみローソン、ぴあ、イープラスにて販売。

〈DPG本隊VIP席内容〉
・写真撮影OK
・DPG非売品スペシャルDVD
・オリジナル・トートバック
・DPG各メンバー生サイン入ブロマイド

〈ブラックDPG VIP席内容〉
・写真撮影OK
・DPG非売品スペシャルDVD
・ブラックDPGTシャツ(VIP様限定スペシャルカラー)
・クリーナー付きオリジナル・ブラピ・ストラップ(非売品)
・オリジナル・トートバック
・ブラックDPG各メンバー生サイン入ブロマイド

PROFILE

DPG

DPGとは、青森で2006年から開催されるロック・フェス「夏の魔物」の主催者である成田大致により結成されたエンターテイメント・グループである。2013年春に行われたオーディションにより選抜されたそのメンバーは、プロレスラー、アイドル、ミュージシャン、芸人、 モデル、動物(犬)など多岐のジャンルに属し、ライヴでは主に「歌って踊ってプロレスをする」パフォーマンスを行う。

その活動はメンバーの個性を余すところなく活かし、リングでのプロレス、アイドルとのライヴ、ネットでの映像作品発表 など多種多様である。結成当初はゲリラ的な活動を展開し、アイドル・グループ「BiS」との乱闘に端を発する抗争からのリーダー同士によるDDTプロレスリング両国国技館大会での決着戦や、ゴールデンボンバー歌広場淳氏への襲撃と対決、ビッグダディとの共闘など、 そのスキャンダラスな活動はスポーツ誌や各種メディアにも幾度となく取り上げられ、「夏の魔物」と連動し多くの話題を振り蒔いた。

秋以降はメンバー内で内部抗争が勃発、主にアイドル志望のメンバーが離脱・合流し「ブラックDPG」を結成。歌って踊る純粋なアイドル・グループとして活動する一方で、DPG本隊とは敵対関係となり抗争が始まった。2月3日には新宿FACEにてブラックDPGとそれに加勢する新北京プロレス軍との全面対抗戦が行われ、勝者には2014年度の「夏の魔物」の興行開催権が与えられる。

DPGのデビュー曲「リングの魔物」の制作には、ゲストギターにROLLY、作詞はももいろクローバーZやプリキュア楽曲の作詞でおなじみの作詞家只野菜摘、作曲はでんぱ組.inc代表曲“でんぱれーどJAPAN”、“でんでんぱっしょん”の作曲者である玉屋2060%(Wienners)が参加。ミュージック・ビデオの監督には氣志團、フジファブリック、マキシマム ザホルモン、斉藤和義、サザンオールスターズ、ザ・クロマニヨンズなどのPV監督を手がけた映像作家のスミス監督を起用。その突飛なPVは海外でも話題となり異例の13万回再生を突破したが、謎の力によって突然削除されてしまうという事件も起こった。

2月に発売を予定している2ndシングルはDPGとブラックDPGのスプリット盤となり、DPGの楽曲に日本の FUNKOTシーンを代表するDJである高野政所がアレンジャーとして参加。 ブラックDPGの楽曲は涼宮ハルヒ・シリーズ等数々の名曲 を手掛ける田代智一が作曲。作詞はいずれも只野菜摘が引き続き担当する。

DPGの結成から現在に至るまでの全ての出来事は、夏の魔物HPからYouTube〈夏の魔物ちゃんねる〉で次々と公開され、世間に話題を投げ掛け続けている。

official website

[レヴュー] DPG

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