日本のエレクトロ・ポップの先駆者、元OVERROCKETの本田みちよがソロ・シングルをリリース! OTOTOY独占先行配信でお届けします。OVERROCKET脱退後、新たなフェーズへと踏み出す本田みちよのポジティヴなエネルギーが詰まった1曲です。
本田みちよ / スタート
【配信価格】
HQD(24bit/48kHzのwav)、mp3ともに 200 円
【Track List】
01. スタート
新しくスタートする人への応援歌
今年6月、渡辺高士(電気グルーヴやthe telephonesなどのエンジニア、ミックス/プログラミングを担当)とのエレポップ・ユニット、OVERROCKETを脱退した本田みちよ。ソロへのその勢いを象徴するようなハイスピードなソロ・シングルを発表。脱退からその間はおよそ2ヶ月。この短期間の制作スパンは、彼女の高い創作意欲がうかがえる。
本田のソロ活動といえば、2011年に12ヶ月をかけて発表された「Monthly Release Project」が記憶に新しいところ。この企画の際も月に1曲という、定期的ながら非常に短いスパンでの配信が行われたが、各楽曲ともジャンルレスな曲調を引き出し、濃厚なラインナップで終始進められていた。今回リリースされるシングル『スタート』では、先述した月1音源やOVERROCKETでみられた解釈とは打って変わり、やわらかくガーリーなポップ・チューンで構成。本田本人がブログで「新しくスタートする人への応援歌」と追及していたように、爽やかな情景が浮かび上がるような疾走感が、ポジティヴな雰囲気を固めていく。しかし歌詞の内容を読んでいくと、〈振り返らずに 忘れもせずに 後悔しないよ これはスタート〉〈終わりは始まりだなんて いまの私に似合うよ〉など、当時のどこか本田の心情を偲ばせる内容となっている。日常に介するビターさが妥協なく加えられたために、よりリスナーの背中を押して応援したい、という彼女の想いの強さが感じられる。
現段階での本田の方向性や目標を知るためだけでなく、どうしようもなく落ち込んでしまい、行き場のないやるせなさから抜け出せない人にこそ、『スタート』は触れていただきたい楽曲である。ただ励ますのではなく、実体験からの言葉の重さが感じ取れるからこそ、『スタート』というタイトルの意味合いも、併せて説得力を強く浮かび上がらせる。(text by 高橋拓也)
LIVE INFORMATION
WIRE13へのゲスト出演が決定!!
WIRE13 -15th ANNIVERSARY SPECIAL- supported by Music Unlimited
2013年9月14日(土)@横浜アリーナ
開場 / 開演 18:00 (オールナイト)
※20:10から出演するMijk van DijkのLIVEステージへのゲスト出演になります。
2013年11月3日(日)MUSIC SHOWER vol.10 ×2r exhibition@京都BlueEyes
【LIVE】T-AK、佐伯誠之助、TORIENA、本田みちよ
【DJ】☆hiromi、TNTK
Michiyo Honda Monthly Release Project 2011
2011年に行われた12ヶ月連続リリース作品
MUSIC SHARE ♯15は、9月23日に放送!
本田みちよが司会、キュレーターを務める、”世界に誇れる日本のミュージシャンを紹介する音楽番組”
MUSIC SHARE ♯15
2013年9月23日(月・祝) 20:00〜22:00
チャンネル : OTOTOY TV♭
【ゲスト】岩垂徳行(いわだれ のりゆき)
作曲・編曲家。長野県松本市出身在住。大学在学中にほとんど独学で作曲の基礎を築く。4年間のバンド活動のあと本格的にゲームミュージックの作曲を始め、現在に至る。年間100曲を越えるその楽曲は国内外でも評価が高く、幅広い年齢層の共感と賞賛を得ている。その他、東京ディズニーリゾートなどのショー・イベント音楽、ダンス、ミュージカルなどの舞台音楽、テレビ・ラジオの音楽など多方面に活動を展開している。
NEW!!【ゲスト】KEN ISHII
今年で世界デヴュー20周年を迎えた東洋のテクノ・ゴッドKEN ISHII。1993年にベルギーのR&Sレーベルからリリースしたデヴュー作『Garden On The Palm』がイギリスの名門音楽誌NMEのテクノ・チャートでNo.1を獲得。以降、UTU、ライジング・サン、フレアなどの名義で次々と衝撃的な作品を発表。その人気は「Extra」のヒットにより不動のものとなる。その後はテクノの可能性をさらに追求したリリースを重ねながらDJとしても活躍の場を広げ、世界中を行き交うトップ・アーティストの仲間入りを果たした。昨年は細野晴臣に続くTokyo Midtown Galleriaの「Soundscape」シリーズ第三弾として、メトロポリタン・ハーモニック・フォーミュラ名義でのコンセプチュアルなアルバムをリリース。そして今年はSystematicレーベルの主宰者であるドイツの気鋭、マーク・ロンボイと共に初のコラボレーション・アルバム『Taiyo -2CD-』を完成させるなど相変わらずアグレッシヴな活動を行っている。
PROFILE
本田みちよ(Vocalist / Composer)
京都市少年合唱団(ソプラノ)で小澤征爾指揮のボストン交響楽団、ウィーン少年合唱団と共演するなど、幼い頃より音楽を愛し、歌に親しむ。初めて作ったデモ・テープがクラブ・シーンの交友関係を介して渡部高士、鈴木光人の下に渡ったことがきっかけでOVERROCKET(1997~2013)に参加。ボーイソプラノのような透明感のある歌声とオーガニックな表現スタイルが魅力のヴォーカリスト。その他、WORLD ORDER「2012」「PERMANENT REVOLUTION」、吉岡徳仁監修の「カルティエ展」会場内音楽に歌で参加、レオパレス21「それぞれの夢」、CITIZEN CM「xC(クロスシー)」、話題沸騰中のiPhone APP「星めぐりの夜」の歌など様々な分野で活躍する中、2011年1月から毎月1曲リリースするプロジェクト「Michiyo Honda Monthly Release Project 2011」が話題を呼び、フジテレビにて放送中のアニメ「ギルティークラウン」劇中歌、世界的人気を誇るゲーム「ファイナル ファンタジー13−2」、人気アイドル麻生夏子への曲提供、OTOTOY TV♭「MUSIC SHARE」の立ち上げからMCまでと活躍の場を広げている。2013年秋、Mijk van Dijkとのコラボ曲をリリース予定。