2013/08/14 00:00

ユーモラスでいてシュールな世界観と、中毒性の高い、うねるようなダンサンブル・サウンドで注目を集め、地元関西の大型フェスに連続出演、さらには4社共同オーディション"MASH A&R"で審査員特別賞を獲得するなどなど、とにかく話題となっている神戸発の4人組バンド――三原健司(Vo,Gu)、みはらこーじ(Ba、Cho)の双子を中心とした、フレデリック。

そんなフレデリックが今回、ライヴでおなじみの2曲、「SPAM生活」と「プロレスごっこのフラフープ」を、7インチ・アナログ盤シングルでリリースします。… が、なんとライヴ会場と、JET SET Recordsの店舗での限定販売。しかしご安心を。OTOTOYでは、この7インチ収録の2曲を独占で配信します。なかなか買いに行けない方も、彼らの代表曲とも言える2曲をお聴きいただけます! アナログ盤販売の話にはじまり、彼らの独特な世界観を探るインタヴューとともにお楽しみください。音楽も、彼らも、1度知ったらくせになると保証します。

フレデリック『SPAM生活 / プロレスごっこのフラフープ』

【配信形態】
WAV

【配信価格】
単曲 220円 / まとめ購入 400円

【Track List】
01. SPAM生活 / 2. プロレスごっこのフラフープ

>>※7インチ・アナログ盤、JET SET Records ONLINEの販売ページはこちら

INTERVIEW : フレデリック

関西で活動する4人組ロック・バンド、フレデリックが、7インチ・アナログ盤 『SPAM生活 / プロレスごっこのフラフープ』を発売。これは少なからず意外なリリースかもしれません。ここ数年、国内のバンドがアナログ盤を作る傾向は強まっていますが、彼らはそうした潮流のインディ・シーンとは違う磁場にいる印象だからです。しかしながら、一方でJ-Rockと括るにはこのバンド、一筋縄でいかない要素も多すぎ。 色気を備えつつもどこか人をくったようなユーモアを醸すヴォーカル。強烈にシュールなイメージを差し込みながら実はシリアスな事象を歌っているのではと勘ぐらせる歌詞。なによりサウンドの隙間を活かしたバンド・アンサンブルは、時にダンサブルに、時にダビーに、ほどよい温度感のファンクネスを保ちつづけています。つねにどこか力の抜けたおかしみが漂うところは、いかにも関西のバンド然としていますが、双子の三原兄弟をフロントにメンバーは今時の色男揃い。ポップ・シーンでも存在感を放てそうな、華やかなカリスマ性も堪えているのです。いったいこのバンドはなんなのか。とかく興味をそそる4人組に、話を訊いてきました。

インタビュー&文 : 田中亮太

アナログ盤は体全体で浴びるように聴いてほしい

——このタイミングでのアナログ盤のリリースは、バンドのどんな面をアピールする意図なのでしょう?

みはらこーじ(Ba、Cho) (以下、こーじ) : 次のCDをリリースをする前に、ライヴ・シーンとは違うカルチャーとの接点を見せたいと思ってたんですよ。で、レコードを出すのがいいんじゃないか、かっこいいんじゃないかと。アイデアが出てからは迷いなく決まりましたね。

——特にどういった層にこのアナログ盤をアピールしたいと考えていますか?

こーじ : いまフレデリックを聴いてくれるリスナーって僕らより少し若い20歳くらいの子が多くて。正直アナログ盤ってものに触れたことがない層なんですよ。レコードで出すことは、そういった層に音楽の大切さを知ってほしいという狙いがあります。移動中にイヤホンで聴くことが多いでしょうけど、僕ら自身としては家で無音な状態から音楽を再生するってのも、やっぱりしてほしいんですよね。もともとの楽しみ方ってそうやと思いますし。

——では、メンバーのみなさんがアナログ盤に感じている魅力とは?

こーじ : 僕がアートワークもやってるということもあるんですけど、まずジャケットが大きくてかっこいいなと。モノとして物欲をそそりますよね。デザインする側としても楽しい。宝物感がありますよね。

——日本でも若いバンドがアナログ盤を出すことが増えていますが、そうした潮流も今回のリリースの発端となっているのでしょうか?

こーじ : うーん、それは特に意識してないですね。そういう傾向も知らなかったです。

——では、初のアナログ盤の収録曲として「SPAM生活」と「プロレスごっこのフラフープ」を選んだ理由は?

こーじ : 瞬間的に決まりましたね。アナログ盤で出すならこれやろうと。「プロレスごっこは~」はこれまで音源になってないんですけど、この2曲 ともライヴでは定番曲なんですよ。自分たちでも、お客さんを踊らせようってテーマで演奏してる2曲で。レコードを聴くこと自体、iPodで聴くのとは違って、体全体で浴びて聴く体験じゃないですか。だから、そういう聴き方を提案するには、この2曲しか考えられなかったですね。

Kaz.(Dr) : 「プロレスごっこ~」はバンド内でも出し惜しみしてきた曲です。お客さんからも「いつ出すんや」って言われ続けてたんですよね。

——「SPAM生活」はCD収録時と違う再録音源ですが、どのあたりを変化させようとしたんですか?

こーじ : ライヴ感ですかね。もともとの音源よりテンポがだいぶ早くなってます。いまライヴで実際にやっている心拍数を意識しました。

Kaz. : CDの音源は1年以上前のものなので、ここでは成長したいまのフレデリックを聴いてほしいなと。あと、体で感じて踊りながら聴いてほしいってことで、ベースとバスドラを前より強くしてます。

——ロックのDJなんかからもプレイされそうな印象です。メンバーのみなさんはクラブやDJのイベントに行かれたりはしますか?

三原健司(Vo、Gu) (以下、健司) : ほとんど行かないし、バンドでも呼ばれないんですよね(笑)。この7インチをきっかけに、そのあたりのシーンともつながっていきたいなと思ってるんですけど。

"たま"に出会って、音楽はこうでなきゃバンドはこうでなきゃってのから自由になれた

——では、バンドの音楽的背景を教えて下さい。

Kaz. : メンバーそれぞれ違うんですが、作曲をしてるこーじくんがとにかく広いんですよね。ハードコアやグラインドコアなど激しい音楽から、 80年代の歌謡ロックまで聴いてきてる。あとは両親の影響からか60年代や70年代のフォークの要素も、彼の曲のメロディに出てると思います。そして、他のメンバーから聴かせてもらった音楽も全部吸収する。

赤頭隆児(Gu)(以下、隆児) : 「プロレスごっこのフラフープ」はKaz.さんからの影響をすごく感じましたね。

健司 : あの曲は唯一セッションでできた曲なんですよ。基本的に曲はこーじがアイデアをまとめてからデモにして持ってくるんですけど、あの曲はKaz.さんとこーじのセッションが基になってる。

Kaz. : 朝の6時から2人でスタジオ入って、Incognitoとか流しながら準備して。そしてセッションしたら、フレデリック流のジャズ・ファンクができたんですよ。

こーじ : IncognitoなんかはKaz.くんが教えてくれましたね。Kaz.くんも広いんですけど、一番はアシッド・ジャズですかね、あとファンクのイメージも強い。

Kaz. : ファンクやフュージョンは隆児も熱心に聴いてますね。

こーじ : その影響があるのか、隆児はギター・プレイもカッティング主体のイメージです。

——いま話を聞いてて思ったのは、いわゆるギター・ロックのバンドってそんなにルーツにないのかなと。

こーじ : 健司が唯一、フジファブリックとか日本のロックのイメージですかね。彼は洋楽を全然聴かなくて、90年代くらいの日本のロックを中心に聴いている印象です。だから、バンドのなかでも、そういった視点から音楽をみれるメンバーは健司だけなんですよ。だから彼の意見はすごく貴重。

隆児 : あと、健司と言えば"たま"ですね。

こーじ : あ! そうやな、たまや。

健司 : たまは音楽もそうやけど人の雰囲気とかも好きなんですよね。僕はずっとJ-POPを聴いてきたんですけど、たまに出会ってなにかがひっくり返されたんですよね。僕は頑固というか、固定観念が強いほうなんなんですけど、

こーじ : 自分で認めてるんや(笑)

健司 : でも、いか天の映像とかでたまを見たら衝撃で。これはこうでなきゃってのが緩くなりましたね。こういう生き方もあるんやなと。音楽はこうでなきゃとか、バンドはこうでなきゃってのから自由になれた。

こーじ : 確かに健司は変わりましたね。考えた方が広くなり、良くなった。音楽以外の面でも。弟の自分からして、その変化はすごく嬉しい。

フレデリックで全部叶えてやろうと思ってます。

——そもそもフレデリックというバンドは、どういう音楽がしたいと思って結成されたんですか?

こーじ : どういうサウンドってのはなかったですね。メンバーの音楽性をそのまま出すバンドがしたいなと。

健司 : 結成から4年が経って、いまはそれぞれが楽しいと思えることを妥協せずにできるようになりましたね。ヴォーカルを立たせるためにバックが引いてってのも、このバンドでは全くないし(笑)。

一同 : (笑)

健司 : メンバー1人1人の気持ちいいが最優先なんですよね。

——演奏する上で、グルーヴ感やファンクネスは重要視されてますか?

こーじ : 意識してるというよりも、自分たちの気持ちよさを追求した結果そうなってるんだと思います。

——じゃあ、バンドのみなさんは、こーじさんの作ってくる曲のどんなところにフレデリックらしさを感じていますか?

Kaz. : 僕が感じるのは、まずメロディにどこか懐かしさがあるってこと。でも、それと相反するようにグルーヴィなリズムだったり、ポスト・ロックぽいギターだった り、新しいと感じる要素もデモの時点で必ず入ってる。それがこーじくんらしさかな。つねに古さと新しさがバランスよく並んでる。

——アナログ盤の2曲の歌詞を読むと、ユーモアやペーソスで包みつつも、実は真摯な思いやシリアスな状況が歌われているように感じました。こーじさんが歌詞も書かれているそうですが、リリシストとして重要視しているポイントを教えて下さい。

こーじ : リスナーにはイメージを膨らませてほしいんですよ。日本語ってひとつの言い方でいろいろ捉えれるじゃないですか。例えば「かぜ」って言ったら、吹く風もあるし病気の風邪もある。いろんな考え方ができるってのを、リスナー側が楽しんでほしいって思って書いてますね。

健司 : こーじしか使わない言葉も出てくるんですよね。例えば「プロレスごっこのフラフープ」なんでググってもこの曲しか出てこない。メンバー3人によっても意味が違うし、それもこのバンドの遊べるところ。

——こーじさんが歌詞の面で影響を受けているような存在はいますか?

こーじ : たまの影響は強いかもしれないですね。抽象性だったり。妄想しながら書いていったようなものだったり。あと谷山浩子さんもすごく好きです。70年代から活躍するシンガーソングライターなんですけど、変な歌詞を書く方で。

——へえ! では、こーじさんの選ぶ、谷山浩子の歌詞がすごい1曲は?

こーじ : 「キャンディーヌ」ですね。7123年前にキャンディーヌって巨人と出会ったって歌詞なんですけど。谷山さんは、それってどんな意味なんだろうって考えさせられる歌詞が多い。 「ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌」なんか、聴いてるとゲシュタルト崩壊させられそうになる(笑)。知ったのはちょうどフレデリックをはじめたくらいなんですけど、完全に影響を受けましたね。

——では、健司さんがヴォーカリストとしてこーじさんの歌詞を歌う際に気を使っている点は?

健児 : あんまり歌詞の意味を尋ねないことですね。自分で捉えて自分なりに歌う。「こういう意味やろな」ってのではなく、「こういう意味や」ってので歌ってます。

こーじ : 歌詞にひとつの意味しかないなら、書いた僕が歌えばいいと思うんですけど、そうじゃないから健児がどう歌うかが楽しい。

——作品のアートワークもこーじさんが手がけられていますが、手がけている上で意識している点は?

こーじ : 自分のなかにあるフレデリックってバンドのイメージを膨らませて遊んでます。絵のタッチに1番表現されてると思うんですけど、『スキマにはいれば怖くない』ってCDの穴のなかからお尻が出てる絵、ああいうタッチがフレデリックのアートでは軸になってます。かわいらしいけど、古めかしさや懐かしさもちょっとあって、一言で言えばシュール。うん、シュールってのはちょっとキーワードかもしれない。

——neco眠るなどを手がける鈴木裕之や坂本渉太など、いまの大阪のアーティストにも通じるところのある印象です。

こーじ : ああ、そのあたりもすごく好きなんですよね。昔はよくライヴにも行ってました。neco眠るにあふりらんぽ、Bogultaとか。

——こーじさんは音楽だけじゃなくアートでの野心もありますか?

こーじ : そうですね。アートで成功したいってのは昔からの夢だったんです。欲張りなもんで、フレデリックで全部叶えてやろうと思ってます。

どこから見ても珍獣。フレデリックはネッシーみたいなバンドなんです

——では、バンドを取り巻く環境について教えてください。特に近しさや共感を感じているバンドといえば、どのあたりになるんでしょう?

こーじ : 単純に仲がいいのは空きっ腹に酒ですね。あとは寺内将明。よく集まって話したり酒飲んだりしてます。だいだい同世代なんですよね。

——自分たちの音楽に神戸ひいては関西のバンドらしさが出ていると思いますか?

こーじ : 人間的には出てるでしょうけど、音楽的には自分たちで意識するところは少ないです。

健児 : 東京や地方に出ると、関西のバンドって濃い人が多いんやなーと思ったりはしますけど。

Kaz. : どこ行っても、僕らみたいな音楽をしてるバンドはいないみたいで、こっちでやってもあっちでやっても珍しく思われてますね。幻の珍獣みたいな。

こーじ : ネッシー的な。ネッシー・バンドやな(笑)。

一同 : それいいな(笑)。

——1年後、いまと比較して、どんな活動をしていたいと思いますか?

こーじ : めちゃくちゃ人がいるなかで、この音楽をやっときたいですね。自分たちのことを知ってくれてる人が増えるのも自分たちの目標。バンド内でもこの1年が勝負だと話しています。

健司 : でも、肩の力を入れずにね。

こーじ : そうそう、あんまり硬くなりすぎたら楽しいが崩れて、難しく音楽をしてしまうし、難しくやってる音楽は聴いてても楽しくない。誰よりも自由に楽しく。

健司 : そのままが浸透してほしいよね。変な形でフレデリックが広まるんじゃなく、いまのかたちがそのまま大きくなってフレデリックとして認識してもらえたら。それを1年後にできてたいですね。

——みなさんの思う、芯をぶれずに大きくなれているバンドとは?

こーじ : 後追いだからそこまではわからないですけど、たまとかってそうなんじゃないかな。彼らの10枚目のアルバムでも芯が変わってなかったから。

健司 : たまには誰もが知るヒットもあるけど、それもテレビが勝手に拾っただけで。彼らの形はそのままで社会現象になった。

——音楽的な創作意欲ではどうでしょう? のばしていきたい魅力や、新しく挑戦してみたいところなどは?

こーじ : 音楽で感じる気持ちよさは今後も増えていくと思うんですよ。だから、それをまたバンドのなかでおもしろおかしく消化していけたら。芯自体は変わらなくても、 聴かせ方は変わっていくと思いますね。

健司 : 根本的な変化もしてみたいですね。こーじが歌って僕がコーラスってのもあるだろうし。「こんな手があったんか! またおもしろいことしてるなこいつら」っていう変化をしたい。

Kaz. : つねに「おもしろいことをしてるな」ってリスナーを驚かせたい。でもつねにメロディはしっかりと、バンドの芯自体は変わらずに。新しいことをやり続けたいし、新しいと言われ続けたいですね。

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LIVE INFORMATION

2013年8月15日(木)@新代田FEVER
2013年8月17日(土)@千葉LOOK
2013年8月18日(日)@豊郷小学校旧校舎群内 講堂
2013年8月24日(土)@渋谷QUATTRO
2013年8月25日(日)@ナノボロフェスタ
2013年8月26日(月)@神戸太陽と虎
2013年9月13日(金)@埼玉 北浦和KYARA

PROFILE

フレデリック

三原健司(Vo) / みはらこーじ(Ba、Cho) / 赤頭隆児(Gu) / Kaz.(Dr)

「まじめにふざけて生きてたらこんな音楽できちゃった」

神戸・大阪を中心に活動中の4人編成バンド。
三原健司(Vo)とみはらこーじ(Ba、Cho) の双子が奏でるキャッチーながらも中毒性あるメロディが魅力。アートや演劇にも通じる独自性あふれる世界観と、どこかうっすら狂気を感じさせるステージングが話題。MASH A&Rの初年度(2012年)ファイナリストに選ばれ、審査員特別賞を受賞! 地元関西の大型イベントや、新宿ロフト「ロフトパワープッシュ」に選ばれ徐々にシンパを増やしつつある2013年注目株!

>>フレデリック Official HP

この記事の筆者

[レヴュー] フレデリック

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