故Nujabes主宰Hydeout Productionからリリースしたファースト・アルバム『Dok Springs』が異例の売り上げを記録し、その後もW+K Tokyo Labなど数々の名レーベルからリリースを重ねるJemapurの最新作が、CDとレコードで同時リリース。今後も国内外でアルバムやEPのリリースが決定しており、イベント出演も多数予定している、いま脂が乗り切った大大大注目の存在!!! 新たな境地を切り開いた彼の、ターニング・ポイントを予感させる傑作を高音質でご堪能いただきたい!


Jemapur / Empty
【価格】
mp3 単曲 150円 / アルバム 900円
HQD 単曲 250円 / アルバム 1,500円

数々の名レーベルからリリースを続けてきた鬼才Jemapurが世を賑わす。JIMMY EDGERやRICHARD DEVINEなど、名だたるアーティストが名を連ね、世界中のファンから一目置かれるレーベルDetroit Undergroundから直々にオファーを受け、日本人では初となるリリースも決定している。

電子音楽という枠を取り払った空間の広さ

自主レーベルやオンライン・ショップの運営、大手企業のCMへの音楽提供、海外ツアーなど、自身の音楽を中心に幅広く活動を行うJemapurが、連続リリースの先駆けとなるアルバムを遂に発表した。5年振りのフル・アルバムとなる今作には、アーティスト生活の充実と、彼の強い探究心を感じることが出来る濃密な7曲が収録されている。

幼少期から触れたクラシック音楽をベースに、ヒップ・ホップ、アンダーグラウンドなどの音楽的ルーツや、幅広い音楽制作活動、音源制作以外の分野での活動などマルチな才能を発揮しているJemapurだが、彼の音源は何気なく聴くと、とてもシンプルに聴こえる。しかし、再度聴いてみると、地盤となるビートは複雑に動き回り、アンビエントな音作り一つを取ってもきめ細やかで、奥が深い。それぞれの楽曲の中で、リズム・パターンの一つ一つ、細かいノイズ・エフェクトの一つ一つが、大きなメッセージを中心に存在している。多種多様な活動に参加する中で、出会った音、表現、経験の全てを引き出しとして吸収する一方で、それらの要素をJemapur自身で消化し、音源制作に活かす。この一連の流れによって、彼にしか作ることが出来ない、芯のある音源が生み出されている。

前作から5年、更に活動の輪を広げたJemapurだが、今回のアルバム『Empty』は、芯の強さはそのままに、シンプルかつダイナミックなアレンジがされていて、電子音楽という枠を取り払った空間の広さを感じることが出来る。楽曲の中の広い空間で、複雑だが重厚感のあるリズム、アンビエントなシンセサイザー、細やかだが隙間を埋めすぎないエフェクトが絡み合う彼の楽曲は、リスナーの感性を鋭く刺激する。今後も音源のリリースやイベント出演も多数決定している彼の更なる活躍を期待せざるを得ない。攻撃性と厚みを兼ね備えたダイナミックな作品から、幅広い活動を行うJemapurの“今”を感じていただきたい。(text by 櫻井希)

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PROFILE

Jemapur

86年生れ。静岡県在住。波形中毒。多目的自主レーベルlakho主宰。これまでに二枚のアルバムをhydeout productions(2006)、w+k tokyo lab / emi music japan(2008) より発表。自身の活動の他に、sony playface, nike, uniqlo, onedotzero, wowなどCM音楽や映像作品への音楽提供や、ユニットとしてdelmak(w/ cutsigh)、pull out (w/ manathol)など偶発的に活動中。2010年より、rika ishiiと共に作家自身による電子音楽のセレクト・ショップ、saluutを運営している。年内に3rdアルバム『microsleep』を含む数点の作品をリリース予定。

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