aoki laskaの新曲リリース記念! aoki laska×山田杏奈の対談が実現!

1st full album『it's you』を2012年の6月にリリースしたaoki laska。半年前、2011年の年末に1st full album『カラフル』をリリースした山田杏奈。同い年(インタビュー中発覚したことだが)の2人は、若い頃からライヴ・ハウスで演奏し、キャリアとしては、待望の1st full albumだ。aoki laskaは、folk squatの平松泰二をアルバム制作のパートナーに選び、山田杏奈は、ROVOの益子樹を選んだ。その2つのアルバムから聴こえてくる音像は、共通点を多く見つけることが出来るが、どうも決定的に何かが違っているようにも感じた。「その違いは、いったいなんだろう? 」その違いを知ることで、この新しい2人の才能を、もっともっと知れる気がした。

今回、aoki laskaが所属する& recordsと山田杏奈が所属するHEADZにお願いし、半ば強引に対談を組ませてもらった。ただ、この2人の才能をもっともっと知りたいがために。彼女達が、これからの音楽シーンを引っ張っていく予感を確信に変えたいがために。

インタビュー&文 : 飯田仁一郎

aoki laskaの1st full albumが高音質でリリース


aoki laska / it's you

【価格】
HQD(24bit/48kHz) : 200円 / 2000円
MP3 : 150円 / 1500円

& records初の日本人女性シンガー・ソングライターとして、Ropesの戸高賢史が絶賛コメントを寄せるなどデビュー前から各方面で話題になっていたaoki laska。デビュー・ミニ・アルバム『about me』から、わずか半年で、1stフル・アルバムが到着。

デビュー・ミニ・アルバムを配信中!


aoki laska / about me

基本的には彼女のピアノないしオルガンと、声というコアに、最低限の意匠だけ施した、とてもシンプルで、いわば名刺代わりの一枚。安藤裕子やクラムボンの原田郁子などにも通じる、個性的かつ滋味溢れる彼女の唄の世界を存分に味わえる一枚。

2年もの歳月をかけて制作された山田杏奈の1st album


山田杏奈 / カラフル

歌、作曲、アレンジのみならず、演奏もゲスト・パフォーマー(Jimanica(dr)、Naph(ba)、元花電車で現Ettの渓(gt)、イガキアキコ((vi)他)の演奏以外は自ら担当している。ミックスに関しても益子樹(ROVO)のサポートを受けながらも自らフィニッシュさせた(2曲目の「loopway」のみ益子樹が担当)渾身の作品。

音楽の始まりは、大滝詠一ですね(山田杏奈)

——山田さんは、aokiさんのライヴを見たことがありますか?

山田杏奈(以下、杏奈) : モアフェスでaokiさんが弾き語りをしているのを見ました。彼女の音楽って、歌の世界があって、そこから曲が始まっている気がします。私の場合は基本的に音発信で、ボーカルは頑張ってくっつけたみたいな感じではあるので、始まりは違うかもしれないですけど…。

——お二人に共通して言えることは、aokiさんにはfolk squatの平松泰二さん、山田さんには益子樹さんと、プロデューサー的な人がしっかりいることですよね。益子さんは、山田さんのプロデューサーと言っていいのでしょうか?

杏奈 : うーん… 先生? 以前はミックスを自分でやっていたんですけど、全然上手くいかなくて。たまたま益子さんがやっているDUB SQUADのライヴを見に行ったとき、益子さんに「ミックス大変なんですよー」って話をしたら、「じゃあ教えてあげるよ」と言って下さって、2日間程、益子さんのスタジオであるFloatに行って、教えてもらったんです。あとは通信講座みたいに音源を送って、駄目出しが返ってきて… という感じのやりとりをしつつ、一応ミックスは自分でやりました。そしたら益子さんが勝手にマスタリングをして送って来たんです(笑)。

——大丈夫ですか!? 益子さんに対して勝手にって(笑)。

杏奈 : 勝手にっていうかね(笑)。あたしがミックスして音源を送ったら、すごく良い状態でマスタリングされた音源が返ってきて。それで… 感動したんです(笑)。ミックスはほとんど自分でやったんですけど、一曲だけ益子さんにやって頂いた曲があります。だからまあ… でもほとんど私がミックスしてるんですよ(笑)。

——そうなんですね(笑)。セルフ・ライナー・ノーツにも書いてあったから、「なんでこんなにミックスしたことをアピールしてるんだろう」と思っていました。

杏奈 : だって、すごい頑張ったから(笑)。ミックスって何なのかが、最初はホントに分かんなくって。

——実際にミックスしてみて、自分のやりたいことは表現出来ましたか?

杏奈 : そうですね、かなり出来たと思いますね。

——益子さんにもミックスをしてもらったとのことですが、山田さんと益子さんのミックスはどう違いましたか? 益子さんのミックスも良いけど、自分のミックスを採用したって曲もありますよね?

杏奈 : あります! 益子さんにやってもらった曲はホントに難しくて、自分で出来なかったんですよ。音数がすごく多くて。結局音数が多ければ多い程、ミックスって難しくなるじゃないですか。それだけ音の感触が多くなるということなので、沢山ある音の中から、どこを聞かせていけばいいのかが分かんなくなっちゃって。あとは、音数が少なめでもミックスが難しい曲があって、苦戦していたんです。そしたら、益子さんが「こういう感じでどう? 」 って上げてきてくれたミックスがすごい良くて。でも、その時は「いや、ここは自分でやらないかん! 」と思って(笑)。

——aokiさんは、プロデュース周り、エンジニア周りで、folk squadの平松さんにお願いしたんですよね。この辺の経緯を教えていただけますか?

laska : ファースト・ミニ・アルバムを一緒に作ったんですね。その時は、音を録ってもらうだけのエンジニア的な存在だと思っていたら、音も足すしミックスもするしで、気がついたらプロデューサーでしたね。「俺、気付いたらプロデューサーしてんな」って本人も言ってたんですけど。その流れでフル・アルバムの制作に突入した感じです。

——平松さん主導でサウンド・デザインをしているのでしょうか。

laska : 全部(平松)泰二さんに丸投げです。ピアノと歌だけ投げると、色々足されて返ってくるので、「うわあ! 」みたいな。

——アレンジが自分のイメージと違うことはなかったですか?

laska : 一回口出ししたことがありましたけど、あまりこだわってもしょうがないかなって。もともと私はfolk squatのファンで、彼らの世界観が好きだったので、自分も一人のファンとして泰二さんが作るものを聞きたいと思ったんです。もう腹をくくって任せたいなと思いましたね。

——aokiさんは、自分の歌とピアノを中心に、そのサウンドを広げてもらうのを望んでるのでしょうか? それとも、「シンプルに歌とピアノだけのアルバムを作りたい! 」という思いがあるのでしょうか?

laska : ファーストの時は弾き語りのアルバムを作ろうと思っていたから、「声とかをあまり足されたくない! 」と言っていたんですけど、リード・トラックになった「群れ」って曲は音が足されていて、それがすごい良くてびっくりしたんですよ。「これは良い! 化学反応起きた! 」って。だから、もっとその方向でやろうよと。そのタイミングで、プロデューサー視点が平松さんの中に芽生えたらしく、「もっとこうした方がいいんじゃないのaoki laska! 」とか言ってくれるようになって(笑)。

——平松さんはプロデューサーの素質ありますよね。

laska : ありますよね(笑)。

——生み出すのに大変だった曲とかはありますか?

laska : 「kiseki」ってタイトルの曲を最初に聞かせてもらったんですよ。2人で喫茶店で打ち合わせしてたんですけど、恥ずかしがって最初は聞かせてくれなくて、「いいから聞かせてくださいよ」って頼み込んで(笑)。それが、folk squatっぽくもないし、いわゆるエレクトロニカ女性アーティストっぽくもなくて、超ポップで。それを聞いた時に腹をくくったんです。もう恥ずかしいくらいポップなことやろうぜって(笑)。今までの自分達にそういう要素はなかったんですけど、でも、やろうよって。それがあたしの中でリード曲になるはずだったんですけど、結構大変でした。メロディも変わったり、歌詞も書き直したりして、なかなか歌いきれなかった。実際のリード曲になってる「みてみて」は簡単にできたんですけどね。

——「ポップにする」っていうのは新しい挑戦でしたか?

laska : うん。「明るい曲書け」とか他の人に言われても断ったと思うんだけど、folk squatのあの音を作ってる平松さんが言うんだったら面白いかなと。

——山田さんは、アルバム『カラフル』について「ポップ」であるかっていうことは考えたりしましたか?

杏奈 : うーん、ポップ… (笑)。難しいですねえ。しかも、よく人からよく言われるのは、「お前の思うポップはポップじゃない」って(笑)。
laska : あたしも暗い歌詞書くなって言われたから、「どうだ明るいだろ」って思って作った曲聞かせたら、別に明るくないとか言われました(笑)。
杏奈 : そうだよね、あるよね、そういうこと。
laska : 「だってこれコード、マイナーじゃん」とか。
杏奈 : でも、一生懸命ポップなアルバムを作ろうとした結果が『カラフル』かな。これが個人的なポップっていうか。楽しげな感じですね。

——ちなみに2人が影響を受けたミュージシャンを教えていただきたいのですが。

laska : 私は女性アーティストが好きで、『about me』を作るときはFeistを目指しました。あとはフィオナ・アップルとか。やっぱり歌に特徴のある人が好きですね。

——エレクトロニカの要素はどこから影響を受けたと思いますか?

laska : ツジコノリコさんとかワールズ・エンド・ガールフレンドとかも聞いてました。でもJ-POPにも好きなものはあって、20歳前半の頃はYUKIとかも聞いてたから、楽曲制作ではそういうところを引っ張りだしたりもしてます。ベースは暗いんですけど(笑)。

——山田さんは?

杏奈 : すごい色々考えてるんだけど(笑)。うーん…。私、音楽の始まりは、大滝詠一ですね。私が子供の時、両親が『ロング・バケーション』をずっと聞いてて。多分私、お母さんのおなかの中にいたころからずっと同じものを聴いてました(笑)。あと、ビートルズは父親が好きで、聞いてたかもしれない。で、高校に上がって、大人の人とバンドをやるようになって、マッシヴ・アタックとかニュー・エイジ・ステッパーズとか、ブリストル辺を聞いたりとかしてて… その頃ROVOとかも聞いてましたね。

aoki laska

——大滝詠一からマッシヴ・アタックに行く流れが全然わからない(笑)。

杏奈 : coorkyeesってバンドに17歳で入って、石本さん(石本聡/maoレーベル・オーナー)と一緒にバンドをやってたんです。pasadenaになってからも、歌ったりしていたので。で、バンド・メンバーはみんな30代中盤なので、子供に色々教えてくれるわけですよ。「これ聞いたらいいよ」みたいな感じで。マッシヴから始まって、ニュー・ウェーブにいって… で、(メンバーの)お家に行くと、最近これ聞いてんだよねーとか言って、ROVOのCDがあったりとか。

——なるほど、早熟だったんですね…。では、ソロがやりたくなったきっかけはなんでしょう?

杏奈 : 「メリー・ポピンズ」って見たことあります? 傘で飛んでっちゃうやつ。あの中に、掃除屋さんの男の人で楽器を弾きながら踊る人が出てくるんですよ。そういう大道芸ってあるじゃないですか。

——ありますね。

杏奈 : … なんかああいう感じのことがやりたかったんじゃないかな(笑)。

——え、客観(笑)?

杏奈 : 突き詰めると、そういうことがやりたかったんだと思う(笑)。でも結局、こういう音がほしいとか、こういう音が出したいってなった時に、これを出すためにはこの機材が必要で、このエフェクター使ってループさせてとか… そういう作業を一人でやっていった感じですね。

もっと多くの人に聞いてもらいたい(aoki laska)

——aokiさんはこれまでどういった活動をされてたのでしょうか?

laska : アコースティック系のライヴ・ハウスで弾き語りをすることが多かったです。

——曲はずっと自分で作っていたわけですよね? それは何年くらいやられていたんですか?

laska : もう6年くらい。都内でやってました。あの頃は単純にライヴをするときに心が閉じてたし、頑固な感じだった。今思い返すと何か色々足りていませんでしたね。私、もともとバンドやりたかったんですけど、やり方がわかんなくて(笑)。
杏奈 : わかるそれ(笑)。
laska : どうやるの? みたいな(笑)。

——でも、山田さんはバンドに入ってましたよね?

杏奈 : そうなんだけど、自分が主体でメンバーを集めるとかわかんない(笑)。
laska : そうそう。なんかよく募集みたいな紙あるけど。
杏奈 : 集めたところでどうすんの? みたいな。
laska : しかもやる予感もないし。

山田杏奈

——「予感」もない(笑)。

laska : できる気がしないっていうか。そうそう… だから一人でやるしかないかなって。

——そもそもミュージシャンになりたいと思った理由は?

laska : 高校の時にバンドをやりたいと思ったんですけど、できなくて悶々としていて。で、大学に入ってからボイス・トレーニングを受けにいって、やっぱり歌がやりたいって思ったんです。ボイス・トレーニングの先生が歌手の方で、そのつながりでバンド編成でのライヴを経験させてもらったりして。その後、数年やっても上手くいかないなあと思って、25歳の頃に1回活動をやめたんです。

——それはどうして?

laska : プロになりたいって思ってやってみると、一回壁にぶち当たるわけで。「何思っちゃってんの自分? 」みたいな。でも、そう思ってる限り、人生においてダメな感じが付きまとうから、一回やめようと思って。もっと楽しく明るく生きたいし、「プロになれない自分」は嫌だって思って。

——そこでもう一回やろうと思ったのは、何がきっかけだったんですか?

laska : いざ音楽をやめたけど、楽しくないし、単純に歌がやりたくてしょうがなかったんですよね。だからもう一回歌ってみようかなって。その時は別にプロになるとか、なれないとかじゃなくて、とにかく音楽をやろうって思ってました。休憩期間は半年くらいだったんですけど、「諦めることを諦める」ことが出来たことで、どこへでも歩いていけると思えるようになりましたね。

——なるほど。じゃあ今のモチベーションってなんなんでしょう?

laska : うーん。アルバムを出してみたら、自分の思っている以上に評判が良くて。ラジオで流れたりとか想像できなかったですからね。それが自信にもなったので、もっと多くの人に聞いてもらいたいというのが今のモチベーションになってますね。ライヴの集客を増やしたいとか。

——「プロになりたい」というよりも、「もっとちゃんと広めたい」と自然に思えるようになったんでしょうか。

laska : そうそう。地に足がついてきたというか。どこでライヴをしたいとか、もっと具体的なことを考えるようになりました。

——その辺、山田さんはどうなんですかね? 色んなミュージシャンがいて、色んなモチベーションがある中で、プロになりたいと思った理由ってなんでしょうか?

杏奈 : うーん、プロって何なんですかね?
laska : それで食えてる人ってことなんだろうね。
杏奈 : そこら辺のことは、全く考えたことはなくはないけど… 私は単純に音楽がライフ・ワークなので、ずっとやり続けるというか。音楽をやることは、ご飯を食べることと同じなんです。だから自分で、そういうことを考えたことはちょっとないなあ。

——活動初期から今まで、それは変わってないですか? aokiさんみたいに、モチベーションの出所や内容が変わったりはしないのでしょうか。

杏奈 : なんだろう、単純に「こういう曲が作りたい」と思って作ってるだけなんですよね。絵とかもそうだけど、「こういうのが描きたい」とか。そういうのをただ単純に突き詰めていっているところなんですよね。現段階では(笑)。

——もしかしたら一年後、大道芸人になってるかもしれないですもんね。

杏奈 : そうですね。そういう可能性もあります(笑)。

——お二人とも、このアルバムを出して次にやりたいことは見えましたか?

杏奈 : 『カラフル』は、私がソロとしてやってきたことの集大成的なものだと思っています。これはこれでもう完成形なので、次に出すとしたら、全部一発録りとかがいいかな。今回は彫刻を作ったから、その次は絵でも描こうかなーって感じですね。

——(笑)。ライヴでの表現を音源に落とし込めていないっていう思いがあるのでしょうか。

杏奈 : それは感じてますね。音源は音源で良い部分があるんですけど、ライヴを観て引っかかる感じと音源を聞いた時に引っかかる感じは凄く違うなと思っていて。ライヴの持つライヴ感というか、ライヴでやっているものの良さみたいなものを、真空パックしてアルバムで出せたらいいなって思っています。そうすると、割と漠然とした部分とか、そうしたものも全てパッキングできるじゃないですか。そういうことはやりたいですね。

——aokiさんはいかがですか?

laska : 私は今作を作った時に、ギターを弾けるようにするとか、弾ける楽器を増やすとか、Logicの勉強をするとか、もうちょっと自分にできることを増やすっていう選択肢があったんです。平松さんにも「ギターやれば? 」とか「Logic教えてやろうか? 」とか言われて。でも、私はもっと歌うことだけにフォーカスしたいなと思ったんですよね。だから次はカヴァー・アルバムとか出したいです。トラックとかも泰二さんに全部任せる位のことがやりたい。

——今、aokiさんにとって、「歌」がすごく重要になってきてるんですね。

laska : そうですね。やってもやっても納得がいかないし(笑)。ライヴでも「歌えたなー」っていう日なんてほとんどない。全然できないから興味が湧くってわけじゃないですけど、常に「ああやりたい、こうやりたい」って思っていますね。

——山田さんにとっては、「歌」ってどれくらいの比重を占めていますか?

杏奈 : 多分私はまだ「表現する」とかいうレベルまできてないんです。だから、もうちょっと「歌」として上手くなりたいなっていうのは、すごい思ってるけど… 歌の良し悪しって頑張ってできることじゃない気もしていて。「弧回(こえ)」っていうバンドがいまして、大島さんっていうsimのギタリストが最近歌を歌ってるんですけど、めちゃくちゃいいんですよ。だから「歌って何なんだろう」って思っていますね。それを今考え中というか、感じ中というか。

——大島さんの歌の良さっていうのは、上手いとかそういうことじゃないってことですか?

杏奈 : 「いいなあ」って思うんですよね。だから、歌って何なんだろうって思う。とりあえず、今はそういうことを色々考えつつ、上手になれたらいいなと思ってます。

——わかりました。本日はありがとうございました。

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LIVE INFORMATION

aoki laska
aoki lalska 1st full album『it's you』release tour
2012年7月5日(木)@京都Voxhall
前売り : 2,000円 / 当日 : 2,500円(+1d)
出演 : 間瀬 聡(from.カルマセーキ) / foot loose / いちやまりな / ラックラスター and more...
1st full album『it's you』発売記念インストア・ライヴ
2012年7月6日(金)@大阪FLAKE RECORDS
1st full album「it's you』release party
2012年9月7日(金)@晴れたら空に豆まいて

2012年6月14日(木)@下北沢THREE
2012年6月28日(木)@渋谷 o-nest
2012年7月7日(土)@大阪「見放題2012」
2012年7月8日(日)@名古屋・大須ZIGAR'S
2012年7月10日(火)@晴れたら空に豆まいて
2012年7月15日(日)@新宿タワーレコード7F
2012年7月31日(木)@晴れたら空に豆まいて

山田杏奈
FUKUINE.fes
2012年6月23日(土)@岐阜
山田杏奈×クジライ番長企画「カラフルSHOW」
2012年6月30日@渋谷 Liason Cafe

PROFILE

aoki laska
神奈川県出身の女性シンガー・ソングライター。父の仕事の都合により福岡で4才よりピアノとクラシックバレエを始める。大学中退後、父の赴任先のNYへ。半年くらい滞在する間、新聞で調べた、現地の日本人のオペラの先生とジャズ・ピアニストの先生に歌を勝手に習い始める。ミュージカルやオペラ、ジャズ、洋楽ポップスなどを習う。この頃、曲を作り始める。日本に帰ってきて23才の時、全曲作詞作曲した6曲入り自主盤『ひかりをじゆうを』発売。この頃、下北沢mona records、渋谷HOME、代官山NOMADなどを中心に都内ライヴ・ハウスにて、弾き語りでライヴ活動開始。そこから地道に様々な場所で、様々なミュージシャンとライヴ活動を続ける。25才の時、自主盤3曲入りミニ・アルバム『negai』発売。ライヴ・ハウスで手売りする。行き詰まりを感じていた27才の時、古い友人であったYOMOYAの長倉亮介を介して元nhhmbaseの入井昇と出会い、彼らの協力の元、心機一転、改めてデモ音源作り開始。2011年4月、& records主催のVERSUS Japan Tourが震災の影響で中止となり、その代替企画であるチャリティ・イヴェントに、入井をドラムに迎え2人で出演し、大好評を博す。そして、2011年冬、彼女にとって初めての全国流通盤であるミニ・アルバム『about me』が完成。プロデュース、録音、ミックス、マスタリングをてがけたのは、彼女が敬愛してやまないfolk squatの平松泰二。彼にとっても初プロデュースであり、& recordsにとっても初の日本人女性シンガーソングライターとなる。また、YOMOYAの長倉、そして4 bonjour’s partiesの日下部裕一も制作に協力しており、まさに& recordsの日本人勢が総力をあげてバック・アップする逸材。基本的には彼女のピアノないしオルガンと、声というコアに、最低限の意匠だけ施した、とてもシンプルで、いわば名刺代わりの一枚であるが、安藤裕子やクラムボンの原田郁子などにも通じる、個性的かつ滋味溢れる彼女の唄の世界を存分に味わえる一枚。

aoki laska official HP

山田杏奈
2000年trance dubバンドcorkyeesで声、laptopなど担当で音楽活動開始。
2002年dubバンドpasadenaでvocal、laptop担当。
2003年tp.のマイと女子二楽坊エレクトロニカ・ユニット「コマイヌ」結成。vo、laptop、effect、おもちゃなど色々担当。
2007年コマイヌでFUJI ROCK FESTIVAL(AVALON)出演。J-WAVE RADIO SAKAMOTOにてライヴ。elegantdiscよりhidenobu itoプロデュースのAnna Yamada名義で『Depaysement』リリース。
2008年10月22日ヤマハA&R HEARTFASTレーベルよりコマイヌ『コマイヌで。』リリース。コマイヌで渚音楽祭、KAIKOO等のフェスへの出演など、年間30本以上ライヴをする。
2009年4月15日cordeレーベルRiowAraiプロジェクトのR+NAAAAにヴォーカルで参加。
2010年11月17日HEADZレーベルJimanica『Pd』に声で参加。
2011年Jimanica band setのコーラスで活動中。

山田杏奈 official HP

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インタヴュー

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[CLOSEUP]・2017年12月02日・嘘偽りなしのピュア・ハードコア──MILK、待望の1stアルバムを〈KiliKiliVilla〉よりリリース!! 名古屋を中心に活動するハードコア・パンク・バンド、MILK。2014年に〈SummerOfFan〉からリリースの7インチ・シングル『MY E.P.』、2016年に〈Less Than TV〉からリリースしたソノシート『MISFITS E.P.』は発売からあっという間に各地で在庫切れを起こし現在入手困難となる中、待望となっていた1stアルバムをこの度〈KiliKiliVilla〉よりリリース! OTOTOYではアルバムの発売を記念し、バンド単独では初となるインタビューを掲載です! 今の彼らが全て収められた傑作!!MILK / ALL ABOUT MILK'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC 【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,000円(税込)【収録曲】''01. OUTPUNK02. better youth03. MINDSET04. My Say05. 2206. WE07. Role08. Have mine09. そこに
【短期連載】どついたるねん、なぜメジャーは彼らと契約したか?──宮本純乃介(キングレコード)と全裸で語り合う
[CLOSEUP]・2017年12月18日・【短期連載】どついたるねん、なぜメジャーは彼らと契約したか?──宮本純乃介(キングレコード)と全裸で語り合う どついたるねんが、12月20日にキングレコードよりメジャー1stシングル『BOY』をリリース。表題曲「BOY」に加え、ZEN-LA-ROCKとメイリン(ZOMBIE-CHANG)がfeat.で参加した「おならぷーぷーセッション feat. ZEN-LA-ROCK, ZOMBIE-CHANG」、親交のある澤部渡(スカート)がバンド・アレンジを施した「街」、同じく親交の深いミツメの代表曲「煙突」をアレンジした「煙突(モクモク remix)」が収録される。リリース当日には渋谷CLUB QUATTROにて完全無料のライヴ開催も行うなど、怒涛の勢いで突き進むどついたるねんの短期連載を3回に渡り掲載する。最終回は、メジャーレコード会社・キングレコード / EVIL LINE RECORDSのレーベル・ヘッド宮本純乃介を迎えインタヴューを敢行。なぜ、どついたるねんをメジャーで契約したかに居酒屋で迫った。 メジャー1stシングルは12月20日リリース!!どついたるねん / BOY'【収録曲】''1. BOY2.
by 西澤 裕郎
ソロ初の全国流通、そして新バンド・GODの結成&リリース──渦中の人、下津光史が向き合う音楽とは
[CLOSEUP]・2017年12月20日・ソロ初の全国流通、そして新バンド・GODの結成&リリース──渦中の人、下津光史が向き合う音楽とは 踊ってばかりの国のオリジナル・メンバーであり、全作詞、作曲、ヴォーカル、ギターを担当する下津光史が、1stフル・アルバム『下津光史歌集』をリリースする。さらに下津が参加するバンド、GODによる1stフル・アルバム『DOG』も同日リリースすることが決定している。GODのメンバーは下津に加え、濱野夏椰(G / Gateballers)、jan(B / GREAT3、jan and naomi)、照沼光星(Dr / ex. QUATTRO)、日高理樹(G, Syn)と、現在活躍中バンドのメンバーにより構成。まさにスーパー・バンドと呼ぶにふさわしい面々が揃っている。OTOTOYではこの注目すべき両アルバムを、CDリリースも2018年1月10日に先駆けて、3週間先行で配信! さらに、GOD『DOG』はハイレゾ音源も配信中なので、ここでのダウンロードがマストですよー! 今回行った下津へのインタヴューと共にチェックしていただければ、楽曲の理解が深まるほか、両作に収録されている楽曲違いをより強く感じ楽しめること間違いなし! 2
筆者について
J J (JJ)

パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyのチーフ・プロデューサー。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。ototoyでは、リミエキのJJとして喋っている時は、JJ(Limited Express (has gone?))と記載しています。

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