frills INTERVIEW

1998年にメジャー・デビューし、そのグル―ヴ感あふれるダンサブルなサウンドで国内外問わず根強いファンを持っていたロック・バンド、Jerry Lee Phantom。その後2006年、同一メンバーでTHE BEACHESを結成。順調にライヴ活動とリリースを展開させるが、2010年に突然の活動休止宣言をした。そのバンドでキーボードを務めるr.u.koこと細萱あゆ子が初のソロ・アルバムを発表する。ソロへと転身した彼女から届けられた本作は、自由気ままなピアノ・サウンドに軽やかな声を乗せた遊び心満載なものとなった。9ヵ月の制作期間をかけ生み出されたファースト・アルバム『LOVE album』には、どんな思いが込められているのだろうか。また独特のポップ・チューンを生み出す彼女の中には、どのような世界観が広がっているのだろうか。ソング・ライターとしての新たな一歩を踏み出した細萱あゆ子に話を聞いた。

インタビュー&文 : 碇 真李江

frills「clap hands」のフリー・ダウンロードはこちらから!(期間 : 2011年8月25日まで)

frills / LOVE album

ピアノ・サウンドでの鍵盤弾き語りスタイルでここ何年か続けてきたライブ活動の中で育った曲の中から選りすぐりの10曲を収録。そこに時には楽しく、時には怪しく色づけされたパーカッション+α。あゆ子のリスペクトするPJハーヴェイ、ビョーク、トム ウェイツ etc… からのストレートな影響はもちろん、歌謡曲やアニメ・ソング、街でふと耳に入ってきた旋律… 様々な角度からインスパイアを受けたであろう楽曲。となるとなんでもいいのか? というとそうでもないらしい… 。『ここは絶対に譲れない』あゆ子フィルターを通すと… なるほどこれがフリルズってわけだ。

(ヒサシ the KID コメントより抜粋)

【TRACK LIST】
01. MUSIC / 02. ブランニューデイズ / 03. Smile / 04. ラストダンス / 05. Your love is mine / 06. I can believe in my soul / 07. Lie / 08. clap hands / 09. La... /10. リズム


絶対必要なものではないけど、あると楽しいもの

――ソロ活動はJerry Lee Phantomの時からしていたんですか?

Jerry Lee Phantomの時は、いずれ一人でもやってみたいと思っていたくらい。バンド・マンの友達に「ソロで弾き語りライヴをやらないか」と誘われたのがきっかけです。ライヴまでに3か月の期間があり、その日を目標に一気に沢山曲を作り、初めて歌詞を書きました。それが7、8年前だから大分昔の話。メンバーにも誰にも聴かせないで、ライヴで初めて聴かせました。その時メンバーにも凄く良かったと言ってもらえたから、あぁ良かったんだと思えた。それから何年かは誘われたらやるくらいのペースで活動してました。

――その頃からfrillsという名前だったんですか?

実家の庭に咲いている「ふしぐろせんのう」というオレンジの花が好きでその名前でも一瞬活動していたんですけど、変だったんですぐに変えました(笑)。本名でやっていた時もあったんですが、ある時期からfrillsにしようと思って。

――なぜそう思ったんですか?

洋服とかのフリルって絶対必要なものではないけど、あるとテンションあがりますよね。音楽も同じで、水や空気みたいにないと死んじゃうものではないけど、あったら楽しいしアガる。その感じが良いなと思って、すぐにfrillsに決めました。

――曲作りの時にもそれを意識していますか? 本質的には必要ないけど、あるとテンションがあがるというような。

意識して、ということはないかな? 基本の性格がそうなんです。

――Jerry Lee Phantom、THE BEACHES、そしてソロ活動となりました。今回のファースト・アルバムを聴いてバンドとの音楽性の違いを感じたんですが、自分ではどう思っていますか?

バンドの音楽は私ひとりで作ってたわけじゃなく、違う人が考えたコードに自分のフレーズや世界を乗せますよね。だからソロはより私個人という感じかな。

――frillsは完全に1人でしている活動なんですか?

基本1人です。でもライヴの時は私1人でやることもあれば中学からの友達とやることもあるし、今回プロデュースをお願いした恩賀周平君がベースやギターをやってくれることもあって、3人だったりパーカッションと2人きりだったり、様々ですね。

――THE BEACHESはパーティー感ある音楽が印象的でしたが、今作ではあゆ子さんと恩賀さんの2人で作っており、音楽の印象も変わりました。こういう音楽は元々やってみたかったんですか?

細々とやっていた中で曲はいっぱいあったのですが、音源がなかったので作りたいなとは思っていました。アルバムに向けて曲を書いたわけではないです。

――自然に曲が集まっていったという感じ。

そうですね。自然に集まった曲の中から、今回この10曲を選んだという感じです。

――バンドでの曲作りと何か違いはありましたか?

長い間主に私とヒサシ(ex.Jerry Lee Phantom、THE BEACHESのVo, Guitar)で曲を作っていたから、彼ならどうでるかは大体わかるしお互い信頼関係もあった。でも今回自分で書いた曲を持って、初めての他の人との作業で。録音は全部周平君と2人でしたんだけど、音作りや、色んな楽器を弾いてもらったり、コーラス・アレンジとかも一緒にして、こんな風にもなるんだ! という驚きももちろんあったし、彼とは感覚が凄く似ていて、あうんの呼吸で事が進んだ事にも驚きました。そんな人居るんだって。ぐっと来るか来ないかのポイントが同じだった事と、ムードや雰囲気、世界観をとても大事にする人なので、そこが私の音楽と合ったのかも。

昔からぐっとくる世界観は全然変わってない

――制作期間はどれくらいでしたか?

本当は去年のうちに出すつもりで、去年の10月に録り始めたんです。なぜここまで遅くなったかというと、一度喉の調子を崩して歌えなくなってしまったんですよね。それでちょっと期間を置いたんですけど、そのおかげで色んなことが見えてきた。ミックス作業も時間をかけながら試行錯誤していたらこんなに長引いてしまって。今作は自分のアルバムなので、曲間など今まで判断したこと無い部分も自分で判断しなくてはならなくて、優柔不断な私にとって、ジャッジを自分で下すということは本当に良い勉強になりました。

――揺らぐジャッジの決め手になるのは?

「揺らぐ」というよりは、本当にこれが一番いいんだって所まで、とことん色々試して悩んで、気持ちがすっきりしたところで出したい。自分の中でちゃんと納得しないと次に行けなくて、周平君はそこにも本当に良く付き合ってくれたので、助かりました。

――曲についてですが、「MUSIC」では飛び跳ねるようなキーボードにガツンとあゆ子さんの声が乗っかり、かっこいい曲だなと思いました。

MUSIC」は古めの曲なんです。他の古い曲はもっと暗くて、曲としては好きだけどライヴでやってもあまり楽しくない事に気付いて。去年1年はなるべく明るいトーンの曲を書こうと思って作ってました。意図的にやった部分はあったかもしれないです。

――1曲1曲が短くてポップですよね。

曲の長さに関しては、意識はしていないんですが自分が作るとすごい短くなります。パンク・バンドかと思うくらい(笑)。Aメロ・Bメロ・サビっていうのが染み付いてないんですよね。

――「clap hands」を聴いた時、不可思議で怪しげな印象を受けました。

トム・ウェイツが好きだからかな。雰囲気はあるかもしれません。

――映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の中盤にかかるミュージカル・ソングのような印象を受けたのですが、意識されましたか?

悲しい映画が好きではないので「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は見てないんですよね。でもビョークは好きなので、少なからずどっかの引き出しには入ってると思う。音楽はそこまで数を聴く方でもなくて、いいなと思ったものをずっと聴くタイプ。自分の好きな世界観はしっかりと持っていて、昔からぶれていないんです。

――その世界観を説明してもらえますか? 例えば映画とか。

映画はあまり見ないけど、「アダムス・ファミリー」とか、監督でいうとティム・バートンの世界観が好きです。怪しい感じのものが好きですね。

――ちょっとゴシックな世界感ですね。自分の世界観が決まった時はいつですか?

物心ついた頃から全然ぶれていません。ピンポンパン(「ママとあそぼう!ピンポンパン」1982年まで放送されていた子供向けの番組)のレコードの中に好きな曲がいっぱいあったり、小さい頃にピアノを習っていて、その時好きだったものはいまだに好きです。昔からぐっとくるポイントは全然変わってないですね。

――一番初めにバンドをやろうと思ったきっかけは?

無理矢理入れられたんです(笑)。大学に入った頃にはJerry Lee Phantomが既に出来ていて、それに遊びでピアノをつけていたらヒサシに「お前入れ。次のライヴまでにキーボード買え」と言われて、そこから始まりましたね。

――その前は遊びでバンドをやっていた?

大学のサークルとか、高校のクラブではやっていました。歌うことが好きだったのでPJハーベイとかElasticaのカバーとかをやって、遊んでいました。

――バンドのメンバー以外と一緒にやることはないですか?

たまに物好きな方が誘ってくれて、音源に1曲2曲参加したりとか。それぐらいです。

――THE BEACHESが活動休止になって、現在の活動はfrillsのみですか?

そうですね。私はあまりたくさんのことを出来ないタイプなので、今はアルバムとライブのことで頭がいっぱい。ここ最近まではアルバム制作に全力投球していました。

私が私でしかない、そういうアルバムが出来た

――曲は自然に出来る方ですか? 練りだして作る方?

自然に出来るんですが、録ってないと一瞬で忘れてしまうので、曲作りの時は、なんとなく弾きながら歌い初めて、良さそうと思ったら録りだします。それで良かったら構成を直して詰める。ライブはいつも何か新しいことがしたいので毎回必ず新曲をやると決めていて、ライブが近づいて来ると強制的にピアノの前に座って作ってました。

――曲を作るために何かしていることってあります?

そういうのもないです。意識的に何かを取り入れようとはしていないけど、道を歩いているだけでも色んな場面で音を聴く機会があって自分の中に飛び込んでくる。あんまりと思う音楽でもその中のどっかが引っかかれば、その感じが曲に出てくることはありますね。

――歌詞はどういう風に書いていますか?

歌詞は曲を作る時になんとなく歌ってみて、良いなと思った言葉の響きをピック・アップして、そこから意味を膨らませていきます。

――アルバムのタイトル『LOVE album』の意味は?

やっぱりLOVE & PEACEではないけど、愛は欠かせない部分だと思います。生きることって基本それが原動力になるんじゃないのかな。あとアルバムのタイトルを考えるのも初めてで、大きいタイトルだけど、『LOVE album』がなんかしっくり来て直感で決めました。自分自身昔から恋愛中心に生きる体質だし、全曲恋愛にしろそうじゃないにしろ、愛のことを歌っているので。

――音楽を作るときの源になるものは何ですか?

それは考えたこともなかったです。バンドの時はスタジオの日も曲作りの日も決まっていて、強制的に入るじゃないですか。それでメンバーとの曲作りの中、リズムやベースやギターの上で、自由に自分のフレーズや音色で色んな世界に広げていくんだけど、そうこうしている内に、突然「キター!!! 」ってなって… それが最高に気持ちいいんです。

――1人で作る時も、それは変わらない。

そうですね。作っているうちに、世界が広がって景色が見えて来てノッてくる、それで「キター!!! 」っていう自分の沸点まで気持ちがあがるかどうかというところでしかないです。

――ソロ活動をやっていて辛いことはありますか?

うーん… 。私は自分の好きな様に曲を作ってライヴして、良いと言ってもらえると嬉しいし、いまいちだったら残念。そういう当たり前なことの繰り返しです。作る作業で辛いことは全然ないです。

――最後になりますが、バンド活動時から現在まで長いスパンでファンでいてくれた人に伝えたいことはありますか?

そういう存在は一番ありがたくて、励みになる。それも原動力になることだから、変わらずやっていこうと思います。こういうことをやるからには、らしくなかったら何も意味がないでしょ。というかそれしかできないんですけど。本当に私が私でしかない、そういうアルバムが出来たので、いっぱい聴いて下さい。

音の中で凛と立ち、可憐に舞う声

In Your Dreams / GREGORY AND THE HAWK

MUM等でおなじみのUKのファット・キャットから衝撃のデビューをしたNYの女性シンガー・ソングライター、メレディス・ゴドルーのソロ・ユニット。デス・キャブ・フォー・キューティにも通じるキャッチーなメロディに、プロデューサーのアダム・ピアース=マイス・パレードのシューゲイズ・テイストを散りばめたキラキラ・サウンドは、ウィスパー系女性ヴォーカル・ファン必聴です。07年に自主リリースしたアルバムに、06年リリースのEPをカップリングした一枚。

ACO / devil's hands

ACO、4年半ぶりの新作『devil's hands』。シンガー・ソングライター、ヴォーカリスト、そして女性としての、ACOが表現する自身の現在進行形。

大久保由希 / 大久保由希

大久保由希(ex.レムスイム)のセカンド・アルバム。切れ味鋭いのにあたたかいゴキゲンなナンバーの数々。そして、ちょっぴり切ない隠し味が効いています。

frills SCHEDULE

frills『LOVE album』 release party
2011年8月25日(木) @下北沢440
open 18:30 / start 19:00
adv. 2,500yen / door. 3,000yen(共にdrink別)
w / 武藤昭平(勝手にしやがれ) / QUATTRO(岩本岳士&松坂勇介) / Empire Factory Propaganda(PILLS EMPIRE)

2011年9月19日(月/祝) @京都・二条nano
open / start 16:00
ticket. 1,500yen
w / VIDEOTAPEMUSIC / 欠伸 [ゆーきゃん+赤井裕(スーパーノア)+岩橋真平(スーパーノア)+岡村寛子(ときめき☆ジャンボジャンボ)+石渡新平(OUTATBERO、LLama)] / NOKIES!
DJ / 高橋孝博 (HALFBY) / 岩崎慎(METON MILK) / 田中亮太 / Tomoh (MAGICAL GANG)

2011年9月20日(火) @名古屋 cafe domina
start 19:00
ticket¥1,500
DJ / HATAMURA / hiiiko / momison / NOIRI / JUNPEI / STS / 栃沢康博
VJ / ma-chan

Club BAGSY 9th Anniversary party!!! ~Club BAGSY FES 2011~
2011年9月24日(土)@渋谷CHELSEA HOTEL+STAR LOUNGE
open 19:30 / close 5:00
adv. 3,500yen / door. 3,900yen(共にdrink別)
w / LILLIES AND REMAINS / 環ROY / Qomolangmatomato / the ARROWS / NOKIES! / hare-brained unity / Hi-5 / AKARI in THE TV(from岡山) / and more!
DJ / 村 圭史(Freak Affair) / 松本 素生(GOING UNDER GROUND) / Q's(pop it!/BRITIHSH PAVILLION) / DJ SOCCER BOY(TOKYO FUNPARTY) / ISHIKAWA(DISK UNION/a.k.a.TIGER HOLE) / 坂本 敏史(LONDON CALLING) / M.T.F.J(club vijon) / サカグチマナブ(MUSicK)

frills PROFILE

THE BEACHES キーボード r.u.ko、ayuko hosogayaのソロ・プロジェクト。
2011年8月17日、ファースト・フル・アルバム『LOVE album』を発表。

official website

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インタヴュー

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細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る『Time,Time,Time』のサービス精神
[CLOSEUP]・2017年12月12日・細かすぎる仕掛けたち!? ──ヘルシンキの橋本が語る、サービス精神旺盛なパッケージと“時の流れ”を感じる楽曲 2017年に自身のレーベル〈Hamsterdam Records〉を立ち上げたHelsinki Lambda Club。これまで、1stシングルにはじまり、1stミニ・アルバム、1stフル・アルバム、1stスプリット…… と、“ファースト縛り”でリリースを続けている彼ら。そして今作も懲りずに、バンド“初”となるアナログ盤とUSBとミニ・トートバッグをセットにした全3曲入りのシングル『Time,Time,Time』をリリース。 もうヘルシンキといえば…… “ファースト縛り”と“パッケージの手作り感”というところでもありますよね。ただそんな“手作り感”満載のパッケージだけがヘルシンキの魅力ではないんです! 今回収録された楽曲も、いままでにないほど深層心理に突き刺さる佗しいものに仕上がっていて、これがなんとも素晴らしい! 今回は、なぜ毎回“手作り感”にこだわるのか、そして本作収録の楽曲について深く掘り下げるべく作詞作曲を務める、橋本薫(Vo&Gt.)へのインタヴューを実施! さらにOTOTOYでは、『Ti
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渋谷慶一郎のレーベル、ATAKの過去音源配信開始、第4弾
・2017年12月11日・ATAK過去作配信第4弾、今回はパン・ソニックや灰野敬二のライヴを収めた初の動画作品も 2017年9月11日より、毎月11日に、半年に渡って渋谷慶一郎が主宰レーベルのATAK過去作品を配信リリース。OTOTOYでは各作品に関して、毎回、ライター、八木皓平による渋谷慶一郎本人へのインタヴューを行い解説をお送りします。第4弾は、2006年リリースの渋谷慶一郎、中村としまる、ノルベルト・モスランによるスリリングなライヴを収録した『ATAK008』。2007年リリース、渋谷慶一郎の、世界初の三次元立体音響を実現したヘッドフォンによるリスニング専用の作品『ATAK010 filmachine phonics』。そしてレーベル初の映像作品となったライヴ作品『ATAK011 LIVE DVD ATAK NIGHT 3』(動画データを配信)の3作品となっている。インタヴュー : 八木皓平ATAK配信作品のまとめページはコチラ 曲に聴こえるけどこうは作曲できない、僕にとってそこが即興の醍醐味 今回は『008』からだっけ? ──ですです。今回は『ATAK008 Keiichiro Shibuya+Norbert Moslan
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過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース
[CLOSEUP]・2017年12月08日・過去、現在、そして未来へと繋がるサウンドスケープ──キセル、3年ぶりのアルバム『The Blue Hour』リリース 2014年にリリースした『明るい幻』から3年…… 来年結成19周年を迎えるキセルがついに新アルバム『The Blue Hour』をリリース! 3年ぶりに届いた今作も、キセルらしく浮遊感満載のサウンドスケープがひろがる、ファンタジックな楽曲が並んでおります。今作は、インタヴューのなかで辻村豪文が「“4人のバンド”として録りたいというのも思ってました」と語ってくれているように、以前よりキセルをサポートしていたドラムの北山ゆうこと、サックス、フルートの加藤雄一郎の4人が全曲で参加。これまでのキセルにはなかった管楽器というエッセンスを加えたことで、よりキセルのふたりが描く風景が美しく膨らんで聞こえる。3年間待ちわびたみなさん! 『The Blue Hour』を読み解くテキストとしてぜひお楽しみください。 メロウに、ドリーミーに、ミニマムに響く3年ぶりのフル・アルバム キセル / The Blue Hour'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】
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【短期連載】いつ解散してもおかしくない緊張感とバンドを続けていく矛盾、どついたるねん、梁井一&岩淵弘樹対談
[CLOSEUP]・2017年12月08日・【短期連載】いつ解散してもおかしくない緊張感とバンドを続けていく矛盾、どついたるねん、梁井一&岩淵弘樹対談 どついたるねんが、12月20日にキングレコードよりメジャー1stシングル『BOY』をリリースする。表題曲「BOY」に加え、ZEN-LA-ROCKとメイリン(ZOMBIE-CHANG)がfeat.で参加した「おならぷーぷーセッション feat. ZEN-LA-ROCK, ZOMBIE-CHANG」、親交のある澤部渡(スカート)がバンド・アレンジを施した「街」、同じく親交の深いミツメの代表曲「煙突」をアレンジした「煙突(モクモク remix)」が収録される。リリース当日には渋谷CLUB QUATTRO にて完全無料のライヴ開催も予定するなど、怒涛の勢いで突き進むどついたるねんの短期連載を3回に渡り掲載する。2回目は、どついたるねんの映像を撮り続けている梁井一と岩淵弘樹をお迎えしインタヴューを敢行。バンドとはなんなのか、そしてメンバーの脱退について彼らだから語れる話を訊いた。 メジャー1stシングルは12月20日リリース!!どついたるねん / BOY'【収録曲】''1. BOY2. おならぷーぷーセッショ
by 西澤 裕郎
孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動
[CLOSEUP]・2017年12月06日・孤独だからこそ誘われた「warbear」という名の灯り──元Galileo Galilei・尾崎雄貴ソロ・プロジェクトが始動 2016年10月、惜しまれながらもその活動に終止符を打ったGalileo Galilei。そのフロントマンであった尾崎雄貴が新たにソロ・プロジェクト「warbear」を始動させた。札幌にある自身のスタジオでレコーディングされ、弟で元Galileo Galileiのドラマーでもある尾崎和樹や、フィラデルフィアで活動をするサックス・プレイヤーDan Wallaceなどが参加した初アルバム『warbear』が2017年12月6日(水)にリリースされた。いわゆるギター・ロック的なサウンドを鳴らしていた初期のGalileo Galileiからはガラッと印象は変わり、バンド後期に彼らがつくりだしたメランコリックな音楽性の、その先が凝縮されている。 いったいこの作品はどのようにつくられたのか。OTOTOYではワールド・スタンダードに視点を置いた作品群となっている本作を探るべく、ライターの真貝聡による尾崎へのインタヴューを掲載。また、Galileo Galileiの音楽を聴いてロックに目覚めた人も多
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