2011/02/02 00:00

Wリリース記念企画! 往復書簡でシグナレスとaieを知る!

シンガー・ソングライターゆーきゃんと、エレクトロ・ダブ・ユニットあらかじめ決められた恋人たちへの池永正二によるユニット、シグナレスが、ファースト・アルバム『NO SIGNAL』をリリース! これまで自主制作のCD-Rや12インチ・ヴァイナルのリリースはあったものの、結成以来初の正式音源となる本作。ふわりと浮かび上がり、空間や人に浸透していくダブとフォークの邂逅は、驚くほど踊れる、新たなダンス・ミュージックを生み出した!

そしてもう一組、ハードコアの聖地として名高い千葉県・柏の重要バンドaie(アイエ)が、前作から2年ぶりとなる新作『hikarika』をドロップ。より強靭になったバンドのアンサンブルで、祝祭感と激情が同居する美しいメロディを色鮮やかに描き出している。

今回、ゆーきゃんの連載コーナー「ゆーきゃんからのてがみ」にて、シグナレス×aieの往復書簡を実施。ゆーきゃんとaieの中道孝治を中心に、バンドのこと、アルバムのこと、現在抱えているジレンマや野望などを、思うがままに語ってもらった。

シグナレス / NO SIGNAL

あらかじめ決められた恋人たちへ+ゆーきゃん=シグナレス! 幾多のフェス/イベントにて圧倒的人気のあら恋サウンド×心の琴線にふれるゆーきゃんの声。ダンス・フロアからベッドルームまで、全方位の音楽ファンに届く、最高のダンスmeetsフォーク・アルバムが誕生。やけのはらがリミックスを手掛けた「ローカルサーファー」を含む全8曲。
aie / hikarika

“正しき時代の音”と評されたファースト・アルバム『box』から約2年、待望のセカンド・アルバムが完成。ポップとオルタナティブの両極が溶け合い絶妙なバランスで結実。エモのスパイスをふんだんに効かせたサウンドを基盤に、全編に渡る日本語詞と伸びやかで力強いヴォーカル、卓越した楽曲センス、高揚感に満ち溢れたグルーヴが、壮大なスケールで迫りくる全11曲。

message from youcan

今度のきっかけは、自分だった。

OTOTOYから、シグナレスのアルバム発売を記念して、なにかやろうという提案をいただいたので、思わず「てがみ」が良いと、答えてしまった。でも、自分にメールを打つわけにはいかないし、相方とやり取りしても面白くなんてならないだろう。ふと、頭をよぎったのは、aieだった。彼らも、アルバムを同日にリリースするのではなかったか。

もともとぼくは彼らのことがとても好きだった。柏という、所謂”ハードコアの聖地”として語られることの多いシーンに属しているように見えながら、米ANTICON所属のAnathalloのジャパン・ツアーに帯同したり、東京BOREDOMに参加したりと、枠を超えて活発な動きを見せるバンド。ベースの中道君は、ぼくと同じように、DISCOという通販専門のインディCD店を展開している。個人的にも共感と興味の塊だった彼らが、あたらしいのを作ったので聴いてほしい!と送ってくれたセカンド・アルバムは、驚きの全日本語詞だった。書いてくれと頼まれたコメントは、相当な分量になってしまった。

彼らに手紙を書きたい。無理やりにでもシグナレスと結び付けるから、と、編集部をなんとか説得して始めたのが、このやりとり。中道君とぼくが主にキーを打ったが(まずは彼がシグナレスを気に入ってくれてよかった… )、それぞれのメンバーも回答に加わっているので、すこし文章が錯綜している。ひとえにぼくの編集能力のなさによるもので、それについてはあらかじめお詫びしておきます。ごめんなさい。けれど、もしあなたが、aieシグナレス、あるいはこの不定期連載、そのどれかに興味のあるひとなら、丁寧に読み解いていってくれるはずだと、信じることにしよう。
そしてこれが、ふたつの異なった音楽への、ひとつの入り口になればいい、と思っている。

→シグナレス×aieのてがみの続きはこちらから

PROFILE

シグナレス

シンガー・ソングライター「ゆーきゃん」と、エレクトロ・ダブ・ユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」のリーダーであるピアニカ奏者/トラックメイカーの池永正二を中心としたプロジェクト。

2005年、お互いのアルバムのリリース・パーティでの客演をきっかけに共同での楽曲製作を開始。2007年に「ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ」名義で発表した手作り段ボール・ジャケットのCD-Rが、限定店舗での取り扱いながらも年間数百枚を売り上げ、局地的に話題となる。2008年、活動拠点を東京に移し、ユニット名を「シグナレス」に改名。それぞれのバックボーンであるUSインディ・フォークとダブはもちろん、ジャーマン・ロック、ニュー・ウェーヴ、ハウス、シューゲイズそしてチル・ウェイヴといった多様な音楽フォーマットを融合しながら、日本語詩にこだわった真のサイケデリック・ポップを生み出すべく精進を重ねる。

2010年、ライヴ・ハウスやクラブといった従来の枠組みから飛び出し(はみ出し)、オフィス、映画館、Tシャツ・ショップなどでのショウをスタート。また映画「ユリ子のアロマ」(吉田浩太監督、第20回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭正式招待作品)のエンディング・テーマに起用される。静かながらも確実に身辺がざわめき始めるなか、2010年12月、12インチ・ヴァイナル『local surfer』をJET SETよりリリース、300枚の限定プレスは発売前にすべて出荷終了。そしてついに2011年2月2日、felicityより待望のファースト・アルバム『NO SIGNAL』をリリースする。

aie

Vo/Gt 大屋努/Tsutomu Ooya
Gt/Key 海老原勉/Tsutomu Ebihara
Gt/Cho 堀崎泰央/Yasuhiro Horisaki
Bass 中道孝治/Kouji Nakamichi
Drum 伊藤将吾/Shougo Itou

千葉県柏市、様々なジャンルの人間が集い、混在する街。2005 年、この街でほぼ同時期に2つのバンドが姿を消した。楽曲の壮大さから”天空を駈ける系”と評されたハードコア・バンドfactor 2 grace(G 堀崎、Ba 中道、G/Key 海老原、Dr伊藤が所属)と、抜群のメロディー・センスを誇るエモーショナル・ロック・バンドunderdrive(Vo/G 大屋が所属)。たくさんのファン、仲間達から惜しまれつつ姿を消した彼らは2006 年、aie(藍絵)を結成し再び動き始める。「藍絵」とは藍色という一色のみだけの濃淡で絵を表現する手法。様々な音楽表現を行なっても、芯にある色は変わらないバンドでいたいという意思からこの名が付けられた。それぞれの前身バンドのカラーを踏襲しつつも、様々なジャンルを貪欲に消化吸収し現在も日々成長し、肥大し続けている。

LIVE SCHEDULE

2011/2/25(金)@新代田FEVER
LIVE : MY DISCO / Limited Express (has gone?) / SuiseiNoboAz / シグナレス / aie
open 18:00 start 18:30
adv 2500円 door 3000円 (w/o drink)

ゆーきゃんからのてがみとは?

京都を中心に活動する、富山出身のシンガー・ソングライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。

BACK NUMBER 各てがみのBCCKSページにとびます。

#12 長谷川健一

#11 テクマ!

#10 oono yuuki

#9 未知瑠

#8 enami Taisuke

#7 オオクボ-T

#6 キツネの嫁入り

#5 Akron/family

#4 Qurage

#3 and Young...

#2 Mirah

#1 とうめいロボ

BCCKSとは?

「本のようなもの」「ノートのようなもの」「本屋さんのようなもの」をweb上で作ることができるサービス。
写真集、雑誌、マンガのような、慣れ親しんだ「本のようなもの」を作ることができます。また、日々気づいたことを書きつづる日記のように使うことや、好きな本や自分に関係ある本などをまとめて並べることもできます。
BCCKS : http://bccks.jp/

この記事の筆者
TOP