2010/12/21 00:00

OTOTOY Award グランプリは、この作品!!!

OTOTOYで2010年に発売された4500枚以上のアルバムから、15名のオトトイ・ライター&編集部が5枚ずつ選出したノミネート作品達。その中から、会員の皆様の投票により選出された「Member's Choice Award」とオトトイ・ライター陣が激論の末選出した「Editor's Choice Award」のグランプリが遂に発表です。「Member's Choice Award」は、昨年よりも10倍以上のお客様に参加頂き、Twitter等でも大きく盛り上がりました。感謝感激! またその盛り上がりに触発されるように、ライターのグランプリ選出も加熱し、予想外(?)の一枚が選ばれました。

さぁさぁ、遂に発表です。2010年、皆様本当にありがとうございました。2011年も、OTOTOYとアーティストをよろしくお願いします!

まずはユーザー投票による

OTOTOY AWARD 2010『Member's Choice Award』グランプリ は!



クラムボン『2010』


Released at : 2010-05-19
Label : tropical

グランプリは、クラムボンの『2010』。アルバム・リリース前からiTunesやOTOTOY等でフリー・ダウンロード、タワー・レコード限定のTHA BLUE HERBとのコラボ・シングル「あかり from HERE -NO MUSIC, NO LIFE.-」等、積極的に音源を発表。アルバム『2010』では、CD、アナログや配信等、メディアそれぞれの特性をいかしたリリースを行い、全メディアで高セールスを記録。ファンが選択して購入する楽しさを教えてくれました。リリース後は、3ヶ月かけて全国を巡業するなど、ミュージシャンとしての底力を見せつけられました。2011年のツアーに向けて「ナイスな会場」をリスナーに募集する等、その独創的な発想は、まだまだとまりそうにありませんね。また、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの復活で盛り上がる菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラールのOTOTOY独占のライブ音源『LIVE at Liquid Room 2010.06.09』、歌うたいとして孤高の世界に辿り着いた七尾旅人の『billion voices』、話題が尽きることのなかった神聖かまってちゃん等が上位にランクイン。共通点は、この「激動の時代」の中で、良質な音源を作成しながらも、その時代をネガティブにとらえることなく活動をアクティブに行い続けたアーティスト。


OTOTOY AWARD 2010『Member's Choice Award』上位作品!

1. クラムボン『2010』

2. 菊池成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール 『LIVE at Liquid Room 2010.06.09 (HQD Ver.)』

3. 七尾旅人 『billion voices』

4. 神聖かまってちゃん『友達を殺してまで』

5. oono yuuki 『stars in video game』

【プレゼント】
投票していただいた皆様の中から抽選で5名の方に、OTOTOY POINT、10,000ポイントを贈呈します。当選者には別途メールにてご連絡差し上げます。

オトトイ・ライター陣が選んだ

OTOTOY AWARD 2010『Editor's Choice Award』のグランプリは!



チャン・ギハと顔たち 『何事もなく暮らす』


Released at : 2010-11-17
Label : P-VINE RECORDS

ライター陣が選んだのは、突然日本に紹介された韓国のチャン・ギハと顔たちの『何事もなく暮らす』。韓国で大人気の彼らに編集部は大騒ぎ。議論中に飛び交った意見は、「ベーシックなロックンロールの要素がありながらも、その上に韓国フォークの言葉の乗せ方を学習して、現代に合うようにリズムを調整している」や、「サザンが出てきた当時のようだ」(←ライターは、ほぼ20代、30代なので、知るわけもないのだが...)、「日本のインディー・シーンでは出尽くした感じがあるけど、韓国にはまだゼロから生み出そうとする"野心"がある」、「戦争が起こった日に、彼らのライブを見て、運命的なものを感じた」等。リリースのタイミングが良かったと言う節もあるが、それにしても、KARAや少女時代等、メジャーの音楽シーンでも韓国旋風が起こったことを見過ごすことは出来ないし、チャン・ギハのサウンドが、ライター達の耳には、なつかしさを持ちつつも、未知との遭遇であったことは間違いない。ダブステップの登場以来、新しい音楽を探し続けるリスナーの耳には、ヘナート・モタ& パトリシア・ロバート等が奏でるブラジルやアルゼンチンの南米音楽、そしてチャン・ギハ等のアジアのサウンドの方が、出尽くした感のある西洋や日本のサウンドよりも刺激的に聞こえたのだろう。突発的に大ブームとなる韓国の音楽に聞かず嫌いの人も多いと思うが、隣の国でも面白い音楽がなっている。そのことは、揺るぎない事実。こんな機会に耳をかたむけてみてはどうだろう。

トロフィー目下作成中!

編集部自信作のトロフィー。でも、こんな画像でごめんなさい... 完成すれば、一番先にこのページにアップしますから! クラムボンには、ダッシュで渡しにいきます。皆さん喜んでくれるかしら? チャン・ギハと顔たちには...... 今からP-VINEに相談します。韓国への出張費出るかなぁ。。。 リリース時期の関係でノミネートすることが出来なかった、原田郁子+高木正勝 の『TO NA RI』、ソウル・フラワー・ユニオンの『キャンプ・パンゲア』やAS MEIASの『AS MEIAS II』も決して忘れることの出来ない名盤! なんだかんだで、2010年も独創性に飛んだ凄い作品がいっぱいリリースされてる。せっかくなんで、いっぱい聞きなおそうと思います。あっ、OTOTOYでいっぱい買ってください! 切実! お願いします(ペコリ)。

>>>ノミネート作品をもう1度振り返りましょう!

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