2021/10/22 18:00

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.139

OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)


10月22日の日記

先月、下北沢にある「日記屋 月日」で “誰かの日記” というタイトルの覆面本が売られていた。私はその遊び心ある日記に魅力を感じ店頭に行って自分で選ぶのではなく、あえてお店の人に任せて購入するというオンラインならではのドキドキを体験した。

私のもとへ届いた日記は1996年5月11日~1997年4月9日の「バラ色の雲 つれづれノート(6)」だった。年月を見た瞬間、鳥肌が立った。購入したときの記憶は定かではないが、たしか生年月日を入力する項目はなかったはず……。なぜここまで驚いているのかというと、私が生まれるちょうど1週間前までの出来事が書かれたものだったからだ。また、包装紙を開くと背表紙に書いてある「今、すごく悲しいことがあって立ち直れないかも知れないと思っている人へ、私は、三ヶ月だけガマンしなさいと言いたい。もうこれから先に楽しいことはないだろうと思ってる人へ、三ヶ月、とりあえず三ヶ月だけ生きてみなさいと。」という文章にグッときた。

そうやって巡り合った日記。いまから25年前の今日10月22日には、どんなことが書かれてるんだろうと思い読んでみると、筆者の銀色夏生さんはエレファントカシマシの宮本浩次さんが “悲しみの果て” を歌っている映像と、スピッツのライヴ映像を見ていたそうだ。実際に見ている形は違うが、いま私も彼らが歌っている映像を見た。なんだかタイムスリップしたかような不思議な気持ちになった。そこで今回は、この記事を読んでくれているみなさんにもタイムスリップしたかような不思議な感覚を味わってもらうために、今年リリースした楽曲と1996年~1999年にリリースされた楽曲を並べたプレイリストを作成しました。

いまから25年後どうなってるのか分からないが、誰かがこの記事を覚えていてくれたり見つけてくれたりして私と同じように10月22日に日記を読みながら、このプレイリストを聴いてくれたら嬉しいななんて思ってます。

この記事の筆者
東原 春菜

OTOTOY EDITOR'S CHOICE 145 はじめて夢中になったアーティスト

OTOTOY EDITOR'S CHOICE 145 はじめて夢中になったアーティスト

アロワナレコード─歌詞・歌声・メロディどれも裏切らない心地よさ

アロワナレコード─歌詞・歌声・メロディどれも裏切らない心地よさ

Lym──心に残る生々しい人情と柔らかな囁き

Lym──心に残る生々しい人情と柔らかな囁き

OTOTOY EDITOR'S CHOICE 139 10月22日の日記

OTOTOY EDITOR'S CHOICE 139 10月22日の日記

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.134 最近気になる、あの音楽

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.134 最近気になる、あの音楽

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.119 発想と行動力

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.119 発想と行動力

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.111 音楽と写真

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.111 音楽と写真

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.103 コインとキノコといえば!

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.103 コインとキノコといえば!

TOP