2020/09/11 18:00

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.81

OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)


気づけばエモが目の前に!

今週はLomeldaのフォーキーなインディ・ロックサウンドが素晴らしい『Hannah』にほのかなエモのリファレンスを感じたり(このように自分のエモ判定はゆるすぎることを先に伝えてさせてください)、新しいエモユニットだと思っていたMichelle Zauner(Japanese Breakfast)とRyan Galloway(Crying)によるBUMPERが出したEP『pop songs2020』は超ポップなメロディのシンセ・ポップで少しがっかりしたり...。といった具合に、よくわからないきっかけでエモを聴いてたウィークでした。思い返せば去年はアメフト、The Get Up Kidsの新しいアルバムがリリースされるなどありましたがあまり触手が伸びず、むしろ今年リリースされたPinegrove、Ratboys、Young Jesusに感化されて1990年代から現在に至るまでのエモをたどっていったなあと。これはかなりはやい年度総括ですが。そんな感じでOTOTOYで配信されている、1990年代キンセラ兄弟周辺のエモ・ポストロック〜エモリバイバル〜2010年代アンダーグランドに移行したエモシーンまで、そしてそれらに影響された国内のエモ作品をかなり点々とですが選びました。

アメフトやゲットアップキッズ直系のエモは最近ではあまり聴くことがありませんが、Snail MailやPhoebe Bridgers、Julien Bakerなどエモからの影響を公言するシンガーの登場、またはケミカルロマンスやパニックアットザディスコなどさらに遡ったところにルーツをもつ「エモラップ」など、形は変わりつつその魂はメインストリームにも宿っていると言えるんじゃないでしょうか。だからこそ何度でもエモの源流に戻りたくなってしまうのかもしれません。それにしても毎度わからなくなるくらい流れがややこしいですね...。

この記事の筆者
津田 結衣

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