2020/06/05 18:00

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.67

OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)


君は天然色

現在放送中のTVアニメ『かくしごと』を毎週楽しみに観ている。“「隠し事」は「描く仕事」でした” というメインテーマのもと、娘に自身が漫画家であることを隠し続ける父・後藤可久士と、その娘の日常を描いた日常系コメディ。いわゆる業界ネタを交えたギャグのテンポ感、作品内に漂うペーソス、親子間のほっこりするやりとり。この塩梅が絶妙だ。

そして、このアニメでは本編の数年後の時系列の話が進行していく。なぜ主人公は娘に漫画家であること隠さなければならなかったのか、その過去が回を追うごとに徐々に明らかになるという作りだ。先を観たいようで観たくないようなジレンマを抱えつつ、毎週楽しみに観ている。原作も次の号で完結ということなので、1ヶ月前からすでにソワソワドキドキしている。

さらに特筆すべきは、この作品のエンディング・テーマが今は亡き大滝詠一の"君は天然色"であるということ。シティ・ポップ界の大名曲に毎回グッと心を動かされている。先日発売されたイメージ・アルバムに収録されている「君は天然色」のカバーもこれまた絶品だ。

というわけで、今回は「声優が歌うシティ・ポップ」というテーマでセレクトした。現時点での僕の2020年ベストソングである早見沙織の曲をはじめ、聴いていて最高に気持ちがいい10曲たち。いい声×いい曲という組み合わせは、脳に良い刺激を与える気がする。今日はこれを聴きながら文章を書く仕事を頑張ろうと思う。

この記事の筆者
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