2020/01/24 18:00

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.48

OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)


何も考えずに音楽を聴いたっていい

Mura Masaの新譜『R.Y.C』がチルから暴力へみたいな論説に持っていかれているのを何回か目にした。これが的を得てないんじゃないかという話はよそに置いといて、いつだってビッグイシューが時代との関係性を指摘されることに疲弊している。

普通のことを言うと、音楽は何かを言い切るには勿体無いほどに複雑だ。複雑だからこそ意図を読み取る楽しさがあるのも確か。だけど踊るために、チルするために、目の前の景色を良いものにするために聴いたって全然良いということが忘れられがちな気がする。それはいつだって大事なことなのに、意図がある作品に対して読み取ろうとすることが一番の聴き方なんだと勝手に思いつつあった自分に気づく。だけどそうじゃない。もしその音楽を聴いて、意味もわからず泣けてきた時だけ知れば良い、それくらいの気持ちで音楽を聴いたって良いだろ。

そんなわけで、聴いてる時にぼーっとできる曲を10曲選びました。ぼーっとできるという観点だけで選びましたが、自然とインディポップやアコースティックサウンドの力の抜けたボーカルの曲がメインになっています。いつかの空気感みたいなものを思い出すノスタルジーが全体に漂ってますね。何気無い瞬間に聴いてもらえると。

この記事の筆者
津田結衣

時と場所を超えた、「逆襲」の指南書──野中モモインタヴュー:『女パンクの逆襲──フェミニスト音楽史』

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.163 「存在する」という抵抗

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.138 街の混沌と閑靜

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OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.48 何も考えずに音楽を聴いたっていい

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