2022/02/28 19:45

先週のオトトイ(2022年2月28日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ーDÉ DÉ MOUSE & ぷにぷに電機 による話題のコラボ! (西田)

ー日本語詩で歌う台湾のバンド、ゲシュタルト乙女。来月アルバム・リリースです! (高田)

ー東京発4ピースバンドの8曲入り1stアルバム。(里見)

ー大貫妙子、2005年以来の新作録音作品を発表。(藤田)

ーオノ・ヨーコのトリビュート・アルバムよりYo La Tengoによるカバー。(高木)

その他追加曲は、クレナズム “わたしの生きる物語”ALI “TEENAGE CITY RIOT”Cavetown “Fall In Love With A Girl (feat. Beabadoobee)”I'm “あれはポラリス”chilldspot “yours”!!! “Storm Around The World”Wienners “おおるないとじゃっぷせっしょん (Japanese vs Latinize ver.)”Robert Glasper “Black Superhero (feat.Killer Mike/BJ The Chicago Kid/Big K.R.I.T.)”流線形 “3号線 feat. 堀込泰行”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

玉置浩二
2月26日、『玉置浩二35th ANNIVERSARY CONCERT 2022』を観に、東京国際フォーラムへ足を運んだ。玉置浩二の歌声は奇跡ともいわれ、今もなお多くの人々を魅了し続けている。私もそのうちの一人だ。今回は2度目の公演だったが、1度目と変わらず涙を流してしまった。やはり、彼の歌声には何か惹きつけられるものがあり、その何かは分からない魅力に涙してしまう。今回も、オーケストラとのコラボレーションだったが、彼の歌声も1つの楽器として作用しているように感じる。彼の歌声は、マイクを通さずとも東京国際フォーラムの広いホールに響き渡る。しかも、オーケストラの伴奏にかき消されないほどの声量だ。圧倒されてしまう。そして彼は、世界に愛を届けた。昨今の世界情勢は最悪だ。そんな世界に大きな愛が放たれた。本当に、悲しみにさようならをしたい気分だ。アンコールでは、オーケストラ隊によるベートーヴェンの交響曲6番『田園』が始まると、遅れて彼が登場し、玉置浩二の『田園』が始まる。観客のテンションも最高潮に。アンコール2曲目の『メロディー』では、涙の大洪水に襲われた。彼の生の歌声を聴かないのは損だと、改めて思った。(里見)

九十九龍城
劇団、ヨーロッパ企画の第40回公演『九十九龍城』を配信で観劇。架空のアジアの魔窟、九十九龍城を舞台に繰り広げられる群像劇。舞台も人間関係も、劇自体の構造も何層にも重なっていて、これはまさに「見る魔窟」だなと感じました。劇伴のキセルの楽曲ももちろん最高。3/6まで配信で見れるみたいですので、ぜひ。(西田)

実家に新入りが
先日、約15年弱お世話になった実家の車が買い替えとなりました。ミニバンから軽自動車への大幅サイズ変更です。私自身は免許を持っていないので実際に運転したことはありませんでしたが、どこへ行くにも乗っていたのでやはり寂しいものです。私以外の家族3人は、ディーラーへ試乗しに行っていたのですが、私は納車当日に初めてご対面。初めての軽自動車は思っていたより広くてなかなか快適でした。座席には飛行機みたいな折り畳みテーブルもあるし。そして何より驚きだったのが、カーナビにデフォルトでブルートゥース機能が付いていて、わざわざスピーカーを持ち込まなくてもよくなったという点。さらにさらにテレビとDVDプレーヤーもセットで完備。もうほぼ家じゃん!そのうち免許を取得して自分でも運転してみたいなあと思う今日この頃です。(藤田)

箱根の山は天下の嶮
この週末は友人たちに誘われて日帰りで箱根へ。思えば箱根のあたりは通り過ぎたことがあるぐらいで、ちゃんと訪れたのはおそらく初。天気や道中で見えた富士山、美術館、帰りに寄った温泉は最高だったんですが、箱根ってそこまで観光地としては魅力的なスポットや美味しいご飯がたくさん! みたいな場所ではないのかもというのが今回判明(笑)。大涌谷はマジで黒たまご以外にないし、芦ノ湖もクルーズ船に乗らないとなんかなぁという。今回の日帰りで分かったのは箱根はいい宿を取って、そこで温泉入って酒飲んでゆっくりするが多分正解ですね。観光地にいって予定を詰め込むタイプのひとは、箱根じゃない場所に行くのをおすすめします(笑)。(高木)

衣の下から
OTOTOYは特別な理由がない限り古くなった記事を削除したり見えなくしたりしません。ですからこの後記は何年後も何十年後も、OTOTOYが続く限り読むことができるはずです。だとすればやはり今週はこれを書かないわけにはいきません。「先週、ロシアがウクライナで戦争を始めました。」
でも、いま現在の私の身体や心には特段なにも影響がありません。考えることはあるにせよ。戦争が始まってもパンデミックがおきても、これまでいちばん身体に具体的な影響があったのは、皮肉なことにワクチンの接種だったりします。自分はほんとうに幾重もの「衣」に包まれているんだな、ということをあらためて思いました。あと距離というものと。インターネットやウェブは、距離を克服し「衣」のほんのわずかな隙間を拡大すること長けた道具でした。その功罪はいま皆が感じている通りです。ウェブ・メディアでありウェブ・サービスであるOTOTOYができる「功」はなにか、「罪」はなにか、自分はそんなことを考えることぐらいしかできないのか、なんて思う先週でした。(高田)

インターン平石のカリフォルニア記

JUST KEEP SWIMMINGの話
ここカリフォルニア州では車を登録する際、通常はアルファベットと番号が適当に組合わさったナンバープレートをもらいます。しかし、これに追加料金を払うとナンバープレートの文字を自分好みにカスタムできるのです! ですので、街ではこの7桁の文字に思い思いのメッセージを込めたユニークな様々なナンバープレートを見かけます。今回の写真は、そのなかでも私が素敵だなぁと思ったプレート。 “LUV DORY” (ドリー大好き) と書かれたプレートの外枠には、“JUST KEEP SWIMMING” (立ち止まらずに泳ぐだけ) の文字。ドリーというのは、映画『ファインディング・ニモ』や『ファインディング・ドリー』でお馴染みの青い魚のキャラクターで、“JUST KEEP SWIMMING” は、彼女の有名なセリフですね。しかもこの車、車体の色までドリー色! 『ファインディング・ドリー』大好きな私としては、すごくテンションが上がりました。こんな車が目の前を走ってたら、海の中を泳ぎ続けるドリーを見ているようで嬉しくなるだろうなぁ。『ファインディング・ドリー』、想像以上にメッセージ性のある感動作品なので、まだ観てない方はぜひ!

先週の特集記事

自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

【連載】Episode67 NOW EMPiRE「6人でいるときのEMPiREは本当にかっこよくて強いもの」

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.157 で、結局パニエさんって誰やねん

OTOTOY NEW RECOMMENDから

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