hardnuts

2022年秋に東京で始動し、日本語オルタナティヴ/ギター・ロックの系譜をストレートに引き継ぎながら、作り上げられた世界観と硬派かつ多彩なサウンドで話題を呼んだコンセプト・アルバム『Ark』について、シーンのなかでの重要性や音楽の向き合い方を訊いた。
──推薦された笹川真生、Trooper Salute、Homecomingsのいずれかのバンドへレビューやコメントをお願いします。
上條(Gt/Vo) ;笹川真生さんのアルバム「STRANGE POP」は間違いなく2025年一番聴いたアルバムです。ハイパーポップとオルタナティブ・ロックを調和させながらも聴けば聴くほどに笹川真生という人間の生身の叫びが聞こえてくる、唯一無二の音楽性だと思います。4thアルバム『CULTURE DRUG ORCHESTRA』を経てOaiko FESではどんなライブをしてくれるのか、非常に楽しみにしています。
坪田(Ba):ボードにHomecomingsの名前を書いたときはタイテがドン被りしていることを知りませんでした。悲しいですね。でも、出演者がタイテ被りに頭を悩ませるフェス、素敵だと思いませんか。ちなみに"ghostpia"が昨年聴いた曲トップ10に入っていました。ホムカミに想いを馳せつつ演奏します。
野中(Dr):Trooper Saluteさんの『不治』のMVを見た時の衝撃は今でも忘れられません。音源はポップでチャーミングなのに、ライブ映像では狂暴で予測不能な感じがして、そのバランスがたまらなく好きです。当日見に行くのが楽しみです!!

──8月に〈下北沢ERA〉で行われる初ワンマンへの意気込み、hardnutsのライブの魅力を教えてください
上條:ワンマンは一番嘘のつけない場所だし、だからこそ混じりけ無しの、剥き出しの僕らのかっこよさを見せられる場所だとも思います。去年のアルバム・ツアー、そして今年のフロアライブ・ツアーを経て演奏にも磨きがかかっていると思います。我々はライブではいかにエッジの効いた音を出せるかに注力しているので、そのエッジの効き具合を味わっていただけたらなと思います。鉄の音を出します。
野中:加入した当初からすると、ワンマン・ライブができることが夢みたいで嬉しいです。二つのツアーを通して見えてきたこともあるので、当日にはまた新しいhardnutsがお見せできると思います。hardnutsには様々な空気感の楽曲があるので、ライブではそれらが目まぐるしく展開するのを味わって頂きたいです。
──昨年10月にOaikoからリリースされたファースト・フル・アルバム『Ark』はどんな作品になりましたか?
上條:聴いた時に浮かび上がる情景を特に大事にしていました。アルバムの根幹にあるストーリーのなぞり方でもある曲順についてはかなり拘っていたと思います。
音楽で描かれたストーリーには聴き手が想像を膨らませる余白が必ず生まれるので、人それぞれ浮かべた情景から何を想像してくれたか、それこそメンバー個々人でも見えた物は違ったでしょうし、リリース後にカメラマンの中野深夜さんに全曲分聴いて提出頂いた写真に僕が詩を載せるというスタイルをとった企画なども、Arkのストーリーに深みを与えてくれていると思います。今後もこのアルバムを聴いた全ての人の思いが乗せられるくらいの大きな方舟として残っていって欲しいです。
“僕” と “イヴ” のふたりを軸につくられたコンセプト・アルバム
──『Ark』に続き、最新シングル“Anfang”は南つるよしさんのイラストを使用してのジャケットになりましたが、コロナ禍以降のインディ・シーンで、イラストを用いたジャケットを採用する意味などがあれば教えてください。
上條:自分は昔から部屋の隅で漫画を読み、薄暗い部屋でアニメを観て、ボカロと東方アレンジを聴きながらモニターに顔を近づけながらゲームをしていたタイプの人間だったので、自分が音楽に込めるイメージもイラストの方が近いですし、その感覚は自分にとって現実と地続きな物であるという立場の表明として現実の風景にイラストを載せるという手法を取っています。
──イラストは他のバンドでも多く使われるようになりましたが、現実の風景と混ぜるのは確かに新しいですね。
上條:難しく書きましたが要は僕がオタクだからの一言に尽きますね。コロナ禍によって世間一般的にもインターネットが日常生活と融和した人は増えたと思いますが、昨今イラストやアニメ文化を押し出したバンドが多いのはコロナ禍の影響というより、僕みたいな子供時代を過ごした人が大人になったからなのかなぁと思っています。
──“Anfang”と『Ark』には繋がりがあるんでしょうか?
上條:この曲は『Ark』のエピローグとして、二人の風景を回顧する曲です。基本僕は音楽についての解釈は聴き手に委ねているのですが、”Anfang = 始まり”というタイトルに込められた我々の未来にも期待して欲しいな~と思っています。目まぐるしい展開にカタルシスをもたらす最後のシンガロングは必聴
野中:この曲は上條から『Ark』のエピローグであるという話だけを聞いた上でドラムのアレンジをしました。『Ark』はアルバムの中でも様々な曲調のものがあり、この曲ではそれらの様々なシーンが思い起こされるようなことをイメージしながら、各パートのビート、音色、繋ぎ目を考えていきました。
『Ark』エピローグとして制作された最新シングル
──令和のオルタナティブロックの祭典、OaikoFESへの意気込みをお願いします。
上條:Oaikoに入った頃からシン・マチダの語っていた展望にフェス開催があったので年月を経てそれがついに実現に至ったこと、そして我々hardnutsがそこに加われることを嬉しく思います。我々の魂の演奏で素晴らしいフェスにしますので、是非来なさい、お待ちしてるぜ!
坪田:Oaikoに入ることが決まってからわずか2年。このときはまだ自分たち含めて3バンドほどだったと記憶していますが、あっという間にバンドの数を増やしこのようなデカいお祭りを開催してしまう町田氏の手腕には頭が上がりません。 Oaikoの名に相応しい演奏をします!お待ちしています。
野中:Oaikoのバンドと各イベントでご一緒させてもらえることはありましたが、みなさんと揃ってのイベントは初めてなので、ワクワクしています。ツアーを得て強くなったhardnutsを楽しみにしててください!(野中)
──ありがとうございます。
hardnuts INFORMATION
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◾️オフィシャルYoutube
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OaikoFES 2026 INFORMATION
OaikoFES 2026
日程 : 2026年6月7日 (日)
会場 : 東京 WWW X / WWW / TOKIO TOKYO / SHIBUYA FOWS / SHIBUYA XXI
OPEN / START : 13:00 / 14:00
主催 : Oaiko FES 2026 実行委員会
出演(50音順) : iVy,yeti let you notice,宇宙ネコ子,urema,Enfants,えんどあ。,colormal,KOTORI,sidenerds,笹川真生,サツマカワRPG,砂場泥棒,simsiis,chouchou merged syrups.,SleepInside,TIDAL CLUB,tiny yawn,downt,Trooper Salute,Hammer Head Shark,fulusu,Blume popo,Homecomings,hardnuts,揺れるは幽霊,ルサンチマン,RAY
Oaiko FES 2026 Official Website : https://oaikofes.jp/
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Oaiko INFORMATION
公式X:https://x.com/Oaiko_info
公式HP:https://oaiko.official.ec
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