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INTERVIEW : midoriko (ExWHYZ)
取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希
戻るから信じてほしい!と周りにもファンの方たちにも伝えていました
──武道館公演が決まったことに対して、率直にどう思ったか教えてもらえますか?
正直、プレッシャーはめちゃくちゃあります。でも、武道館に立てるチャンスをいただいたからには武道館に見合うようにしっかり準備していかないといけないなと思っていて。私たちはこれまで武道館に立ちたいと名言してこなかったんですけど、この仕事をしていたら絶対に立ちたい場所だったので、すごく嬉しいです。よっしゃ!って思いました。
──midorikoさんにとっての武道館はどんな場所なんでしょう。
えー! 偉大。WACKのグループとして立つのは初めてだし、簡単に立てる場所じゃないので。ExWHYZは始まったばかりのグループなので、全部プレッシャーではあるんですけど嬉しいです。
──midorikoさんは、2022年8月26日からExWHYZの1stツアー・ファイナルのZepp公演まで、持病の悪化により活動休止をされていましたが、その期間どのように過ごしていたんでしょう。
本当に最悪だなと思っていました。でも本当にどうすることもできなくて。正直、スタッフさんに伝えるのも怖かったんですよ。元EMPiREの最後も、ExWHYZの始まりも出られなかったので、最初と最後にいれないやつはこの先グループにいさせてもらえないだろうなって。「私、これからどうしたらいいんですかね……?」みたいな感じで言ったら、当たり前かのように「一緒にやっていくでしょ!」ってスタッフさんが言ってくれて。すごく安心しました。これからもみんなとできるんだって。だからこそ、しっかり治さなきゃなって思いました。
──休止期間中、ExWHYZのことは一旦考えず療養に専念していたんですね。
音楽を聴くことも全くしていなくて。初めの頃はスマホもほんと見ないくらい距離を置いていました。ちゃんと治療に専念して過ごしていた時期でした。
──メンバーとは、コミュニケーションだったり連絡は取っていた?
メンバーからは定期的に連絡をもらっていました。
──いつぐらいからExWHYZにジョインし始めたんでしょう。
ExWHYZの1stツアーが始まってからぐらいかもしれないです。そこからライヴ映像をくださいって言って見るようになって。
──活動休止中、どのようなことを考えていたんでしょう。
私のことを信じてくれているからには絶対に戻ろうと思っていました。そういう人たちを裏切ったらいけないなと思って。私自身もExWHYZで活動したい気持ちは強かったし、なんなら1番楽しみにしていたんじゃないかなってぐらいで。EMPiREが終わってExWHYZになるって話を聞いている時から前向きな気持ちだったので、絶対に戻るぞ!戻るから信じてほしい!と周りにもファンの方たちにも伝えていました。
──EMPiREが終わってExWHYZになるにあたり、どういう部分が楽しみだった?
楽曲もそうですし、ビジュアルとか、この先こんなグループにしたいって話をスタッフさんから聞いて、全部ワクワクしていました。本当に楽しみで。ExWHYZは長く続けていけるものだと思ったので1回しっかりお休みして治そうと思っていました。
──ExWHYZの楽曲を自分で歌ったり振りを覚えはじめてどう感じましたか。
正直、メンバー5人でやっているものを覚えるって感じで、それこそ合宿オーデ前みたいに叩き込んでいきました。最初は自分の曲って感じがあまりしなくて。それが悩みでした。自分の曲のはずなのに、一緒にやってきていないから、ちょっと人の曲って感じがしちゃって。