ファンの方も一緒になって一発かましたい!──豊田あさが飛び込んだ、JamsCollectionというアイドルの世界

今年2021年3月3日に神田明神ホールにてデビューを迎え、怒涛の勢いでアイドル・シーンで大きな風を吹かせているグループ、JamsCollectionの個別インタヴューシリーズ。今回は、モデルやインスタグラマーを経て、アイドルの世界に飛び込んだ豊田あさが登場。これまで、ほとんどアイドルを通っていなかったと語る彼女は、どんな想いでいまの活動を行っているのか。彼女なりの正直な気持ちを語ってもらいました!
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INTERVIEW : 豊田あさ(JamsCollection)
豊田あさは、モデルやインスタグラマーを経てアイドルになったメンバーである。おそらく本人も、様々な思いを抱いていたことだろう。しかし、今回話を聞いてみると、本当にポジティヴにこれからのことを考えていることが感じられた。こういうメンバーがいるグループは、強い。8月22日に行われる〈TIF〉メインステージをかけた争奪ライヴでもワンマン・ライヴでも、きっと大活躍してくれることだろう。
インタヴュー・文 : 西田 健
写真 : YURIE PEPE
ちゃんとアイドルの自分と向き合えてるのが本当に楽しい
──JamsCollectionのオーディションを受けようと思ったきっかけは、どういうところからだったんですか?
豊田あさ(以下、豊田) : 小学6年生の頃から、キッズモデルとして活動していて、ファッションショーとかCMに出たりしていたんです。高校生になってからも、AmebaTVの恋愛リアリティショー『恋する週末ホームステイ』に出たり、いろいろ経験してきたんですけど、自分がアイドルになりたいとは思っていなかったんですよね。自分のアパレルブランドを持って、インスタグラマーとして活動してたときに、つし(津代美月)のことを見つけて、かわいいなと思っていました。そのあと、ツイッターで新グループの募集を見て、楽しそうだなって気持ちで応募しました。
──幼い頃からアイドルになりたいと思っていたわけじゃないんですね?
豊田 : そうですね。高校生のときに、乃木坂さんにハマっていましたけど、まさか自分がやるなんて思ってなかったですね。私、歌が苦手で、カラオケでも歌わないくらいなんですよ。人に聴かせられる歌もないなと思っていて、ずっと自信はなかったですね。
──ダンスはどうですか?
豊田 : 芸能界を目指していたから、表現力を高めるために中学生からヒップホップ・ダンスを始めたんです。でも、自分が習ってきたダンスとアイドルのダンスって、表現の仕方が全然違っていてイチからやり直したんです。つしのダンスとはるちゃん(坂東遥)のダンスは同じ動きをしていても、いい意味で違うものに見えて。その二人は自分の見せ方がわかっているからすごいなと。私もアイドルとしての表現の仕方を手探りで探してますね。
──他のメンバーの印象はどうでした?
豊田 : 成瀬みるあは印象的でした。オーディションのとき、他のアイドルの生誕祭Tシャツを着ていたんですけど、それがかわいかったです。みるはすぐ転ぶんですよ。ヒヤヒヤしちゃって、本当に目を離せないです。小波ももと柚木ひるねにはじめて会ったときは、「もうアイドルとしてできあがっちゃってるじゃん!」ってキラキラして見えました。つしもアイドルって感じですけど、オーディションを覗きにきたときから、オーラがすごかったですね。
──豊田さんから見て、津代さんはどんな方ですか?
豊田 : ずっとSNS上で見ていた存在だったので、毎日にカフェ行ったりとかキラキラした生活を想像してたんですけど、実際に会ったら「毎日たくさん寝てるよ~」とか言ってて、「自分と一緒じゃん」って感じで親近感があって嬉しかったです。もっと「自分はアイドル!」って感じの人かと思ってたけど話しやすくて、親身に話を聞いてくれます。同じグループになって、つしが人気なのもわかるなって思いました。
──いま、アイドルという仕事をやってみていかがですか?
豊田 : 今は大学を辞めてアイドルだけなんですけど、本当にレッスンの毎日で、「本当にこの先大丈夫かな」って思うこともあったんです。でも、いまはアイドル1本にして良かったなって思うし、大学辞めたことに後悔はしてないですね。そのまま学生とアイドルどっちもやってたら、パンパンになってた自分が想像できるので、ちゃんとアイドルの自分と向き合えてるのが本当に楽しいです。
──豊田さんって結構、ポジティヴですよね。
豊田 : 割とポジティブなほうな気がします(笑)。でも、歌だけは本当にダメで。。。
──歌だけはコンプレックスが?
豊田 : そうです(笑)。
