2020/11/11 18:00

エレクトロ・サウンドで大人のかっこよさを表現する──Tri-Sphere、新体制初のメンバー全員インタヴュー

Tri-Sphere(左から大塚美青、斉藤春香、釆澤彩香、椋木芽瑠、佐倉リイナ)

エレクトロやハウス・ミュージックをJ-POPに昇華した楽曲で都内を中心に活動中のアイドルグループ、Tri-Sphere。今年の2020年の10月には新メンバーの佐倉リイナと椋木芽瑠を迎え、新体制となった彼女たち。今回オトトイでは、結成以来はじめてとなるメンバー全員インタヴューを実施。グループが誕生してから、これまでのあゆみをじっくり語っていただきました。また、最新シングル『same as you』のリリースを記念して11月18日(水)にオンライン・イベントを開催します。こちらも併せてお見逃しなく。

新体制初のシングル『same as you』


Tri-Sphereオンライン・インストア・イベント開催決定!

〈Tri-Sphere『same as you』リリース記念 オンライン・インストア・イベント〉

日時 : 2020年11月18日(水)

19:00〜「OTOTOY ONLINE IN-STORE」

出演者 : Tri-Sphere

配信URL : https://ototoy.jp/live/

19:30〜「Zoomオンライン特典会」

INTERVIEW : Tri-Sphere

Tri-Sphere(左から大塚美青、椋木芽瑠、釆澤彩香、斉藤春香、佐倉リイナ)

クールで大人っぽいエレクトロ・サウンドで注目を集めるアイドル・ユニットTri-Sphere。多くのアーティストが活動を制限される時期にも、リモートでメンバー自らMVを制作するなど、精力的な活動を行っている。そして、今年の10月には新メンバーが加入し、パワーアップした彼女たち。これからツアーやワンマン・ライヴも開催していくなかで、どのように成長していくのだろうか。

インタヴュー&文 : 西田 健
写真 : YURIE PEPE

Tri-Sphereの曲は「かわいい」だけじゃない

──まずTri-Sphereはどのようにグループが誕生したのでしょうか?

釆澤彩香 : もともと私が所属していた前身グループのWiLLが解散になって、「今後どうする?」という話になったんです。そこで私が「WiLLと同じようにクール&ビューティーなグループがやりたいです」と言ってできたグループがTri-Sphereです。

──釆澤さんを中心にしてグループがはじまったんですね。それからオーディションがはじまります。大塚さんと斉藤さんはなぜTri-Sphereのオーディションを受けようと思ったんでしょう?

大塚美青 : ネットにデモ音源が載っていて、それを聴いたときにめっちゃ好みな曲調だなと思ったんです。アイドルについてはそんなに詳しくなかったんですけど、こういう曲でならアイドルをやってみたいなと思って応募しました。

大塚美青

──それまでは、アイドル自体に興味はあったんですか?

大塚美青 : アイドル自体はすごい好きで、特にチームしゃちほこさんが好きだったんです。でも自分がやるってなるとイメージが違うなって思っていて。アイドルっていうもの自体が「かわいい」みたいなイメージがあったので、自分にそれはな……と思っていたんですけど、Tri-Sphereの曲は「かわいい」だけじゃない感じもするからいいかなと思って。

──斉藤さんはどうでしたか?

斉藤春香 : 私も「THEアイドル」みたいなキャピキャピしている感じではなくて、ちょっとかっこいい系のグループがいいなと思ってオーディション・サイトを見ていたんです。でも、最初に気になったのはTri-Sphereっていう名前なんですよ。私は声優とかアニメとかが好きで、スフィア(寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生による声優ユニット)が好きだったので、トライ“スフィア”という名前に「おお!」と思って(笑)。

──アイドル自体に興味はあったんですか?

斉藤春香 : もともと声優を目指して専門学校に通っていたんですけど、声優アイドルとして活躍している人もたくさんいるし、声優よりも歌って踊るアイドルをやってみたいなと思って。

斉藤春香

──オーディションの時、釆澤さんは選考には参加されていたんですか?

釆澤彩香 : 送ってきてくれた書類だけ見せていただいてました。あとはレッスン場にオーディションの参加者の方にも来てもらって、そこでちょっと質問したりしました。

──オーディションの時のおふたりの印象はどうでしたか?

釆澤彩香 : 美青はめっちゃフランクでした。でも人見知りなんだろうなっていうのを感じてました。すごく笑顔だったし、しっかりしてそうだなと思っていたけど、実際活動してみるとそうでもないですね(笑)。はるたん(斉藤春香の愛称)は自己PRを見て、「この子は声優の専門学校の授業でステージに立った経験があるみたいだから、絶対面接してください」ってプロデューサーさんに言いました。書類で見るより実物の方がかわいかったです。

──メンバーが決まったときはどうでしたか?

釆澤彩香 : メンバー3人の身長が同じぐらいですごいバランスいいねって言われてました。なにも不安もなかったです。私以外みんなアイドルになること自体がはじめてだったんですけど、Tri-Sphereがデビューする前に、私がNO MARKというグループと兼任していたので、そのぶんあんまりいろんなことを教えられなかったんです。だから最初の方はあんまりコミュニケーションが取れていなかったかもしれません。

釆澤彩香

──お披露目ライヴはどんなライヴでしたか?

釆澤彩香 : 人が集まるライヴのほうが新規の人に見てもらえるということで、サーキット型イベントのトップバッターでお披露目でした。めっちゃ緊張していたってことしか覚えていないですね。

──Tri-Sphereだけを観に来ているファンだけじゃないところでのお披露目だったんですね。

釆澤彩香 : ステージに出る直前、SEかかった瞬間とか「おお!」ってなったのは覚えています。

大塚美青 : いま見ると、ぜんぜんパフォーマンスが上手くいってなくてちょっとヤバいなって思っちゃいますね(笑)。

──それからTri-Sphereは2019年の12月にワンマン・ライヴが行われます。ライヴに向けてなにか努力したことはありますか?

釆澤彩香 : ワンマン・ライヴに向けて、ライヴまでに3か月連続配信リリースとチラシ1万枚配布、100日連続SHOWROOM配信と、毎月恒例の定期公演をやりました。ワンマン・ライヴをすることがはじめてだったので、どうやって私たちを知ってもらおう考えて、かなり頑張りました。

大塚美青 : 超大変でした。チラシは自分たちのライヴの終演後とか、アイドルさんのライヴの会場、あと秋葉原とかでも配りましたね。しかも冬だから寒くて大変でした。

──かなり大変でしたね。それから、コロナで活動がやりづらくなってしまうなか、リモートでMVを撮られたんですよね?

大塚美青 : 自粛期間中、家でできることはないかなって考えていたんです。TEAM SHACHIがお家からライヴ配信をしている動画を見ていた時に、ところどころにリモートMVみたいなのが入っていて、「これなら自宅にいてもできるじゃん」と思って、メンバーにやってみようよって言って声かけました。編集も全部やりました。

釆澤彩香 : 最初は腰から上と全身で踊っているところを撮ってくれればいいよみたいな感じだったんですけど、だんだんとすごい注文が来て、撮っているのが楽しくなりました。作業があんまり進まない時にテレビ電話を繋いで相談していましたね。

Tri-Sphere“Eternity”MV
Tri-Sphere“Eternity”MV

Tri-Sphere“High Girls”MV
Tri-Sphere“High Girls”MV

Tri-Sphere“Sphere Of Light”MV
Tri-Sphere“Sphere Of Light”MV

成長していった姿を見てほしい

──メンバー主導でいろいろやっていったんですね。それから今年の10月には新メンバーの佐倉さんと椋木が加入します。そもそもどういう経緯でTri-Sphereに入られたんですか?

佐倉リイナ : もともと同じ事務のVANDARIZEというグルーブで活動していたんですけど、解散が決まって、今後どうするのかいろいろ考えていたんです。そんななかありがたいことに身近にいたTri-Sphereに声をかけていただいて。2020年の8月に自分の生誕祭のときにコラボでTri-Sphereと一緒にライヴする機会があって、そのリハに参加して楽しいなと思って加入を決めました。

大塚美青 : 実は芽瑠ちゃんが先に決まっていて、あとひとり入れるということになって。これまでのリイナちゃんの活動を見て、Tri-Sphereに合っているなと思ったので、めっちゃ勧誘しました(笑)。

佐倉リイナ

──椋木さんはどういう経緯で入られたんですか?

椋木芽瑠 : Tri-Sphereのワンマン・ライヴのときに、私がヘアメイクを担当させていただいていたんです。それからしばらく経って、オーディションのタイミングで美青さんから「新メンバーを募集しているからオーディションを受けなよ」って言われて、いまに至るという感じです。

──なぜ、大塚さんは椋木さんを誘ったんですか?

大塚美青 : もともとアイドルに興味があるっていうのを聞いていて、話していておもしろいしキャラがいいなと思っていたんです。かわいいし声もすごく特徴的で。それってめっちゃ武器になるものだかりだし、アイドルをやっていないのがもったいないなと思っていたので、誘ってみました。

椋木芽瑠

──アイドルには興味はあったんですか?

椋木芽瑠 : 乃木坂46と=LOVEとか王道のアイドルさんが好きで握手会とかも行ってました。自分でもやってみたいと思っていたので楽しみの気持ちの方が大きかったです。

──Tri-Sphereは大人っぽい感じのアイドルですけど、どうですか?

椋木芽瑠 : Tri-Sphereは大人っぽいので最初、自分に合うかなって悩んだんです。まだいまは大人っぽくないですけど、長年続けて成長していった姿をファンの方に見ていただきたいなと思っています。

──佐倉さんと椋木さん、2人は新メンバーとして入りましたが、お互いをどういう風に見ていますか?

佐倉リイナ : メンバーというよりか友達という感覚に近いですね。

──椋木さんはどうですか?

椋木芽瑠 : 年上だったので、最初の頃は緊張していたんですけど、一緒にレッスンをするようになってからみんなの方からタメ口でいいよって言ってくれて、そこからだんだん距離が縮まったかなと思います。

5人のTri-Sphereもいいよねって言ってもらいたい

──5名になってはじめてのライヴはどうでしたか?

佐倉リイナ : 自粛期間もあったので、久々にライヴをしたなって感じで楽しかったです。お客さんの反応は気になりましたね。いろいろと制限されたなかでのライヴということもあり、お客さんは声も出せないので、反応があんまり分からなくて。でも特典会とかで「5人もよかったよ」って言ってくれる人が多かったのでよかったです。

──椋木さんはどうでしたか?

椋木芽瑠 : リハーサルの時に、プロデューサーさんから「自信がないのが分かる」って言われたんです。それから頭の中を整理して、もしミスをしても「やっぱり、ここミスしたか」くらいな気持ちで開き直ってやっていました。

──5人になってからのお披露目はどうでしたか? パワーアップしたものはありますか?

釆澤彩香 : 1人で歌っていたパートを2人で歌うとかもできるようになったので、ステージからのパワーは増えたのではないかなと思います。

──新体制となったTri-Sphereですが、これからの目標はありますか?

釆澤彩香 : 2月に5人ではじめてのワンマン・ライヴがあるんですけど、11月から1月まで仙台、大阪、名古屋でツアーもやるんです。ツアー自体もTri-Sphereではじめてのことなので、まずはそこに向かって頑張っていきたいなと思います。いまはチラシとかが配れないから、みんなで何をしようって話しているところで。SHOWROOMの100日配信は、メンバーで回しながらまたやる予定です。

──なるほど、では最後にワンマン・ライヴについての意気込みをお願いします。

椋木芽瑠 : グループとしての目標は、会場に入りきらないぐらいお客さんが入ることです。個人的な目標は、このライヴを観て、ファンの方から「3人のワンマン・ライヴのときよりもパワーアップしたな」って思ってもらいたいです。

斉藤春香 : ワンマン・ライヴは絶対に成功させたいですね。こんな状況でもたくさんの人に来てもらえたらいいなと思うし、私も強い意志を持って、負けないように頑張っていけたらなと思います。

佐倉リイナ : いまの状況では難しいかもしれないけど、地方の人が東京まで来てくれるようなワンマン・ライヴにしたいです。

釆澤彩香 : 前と比べるといまはライヴ自体が少ないので、SNSとかを使ってできることを精一杯やっていきたいです。5人で最高のパフォーマンスを出せるように、レッスンや1本1本のライヴを大切にして頑張っていきたいです。

大塚美青 : こんなご時世だから、遠征するのとかってちょっと気が引けると思うかもしれないけど、それでも遠征してくれたお客さんには、「来た甲斐があったな」と思ってもらえるパフォーマンスをしたいと思っています。「5人のTri-Sphereもめっちゃいいじゃん」「この5人のTri-Sphereしか考えられないよね」みたいな感じで思ってもらえるように頑張りたいです。

編集 : 西田 健

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新→古

LIVE SCHEDULE

Tri-Sphere LIVE TOUR2020-2021 〈same as you〉
2020年11月23日(月・祝)@仙台RIPPLE
2020年12月20日(日)@大阪某所
2021年01月某日@名古屋某所
2021年02月18日(木)@渋谷club asia

【詳しいライヴ情報はこちら】
https://trisphere.mystrikingly.com/#schedule

PROFILE

Tri-Sphere

2019年5月デビューを果たしたアイドル・ユニット。2020年10月には5人体制に。 エレクトロ、ハウスミュージックをJ-POPに昇華した楽曲で都内を中心に活動中。

グループ名のTri-Sphereは三位一体を表しメンバーの個性を表現する他、 ステージパフォーマンスに必要とされる心・技・体の意味が込められている。

■公式HP
https://trisphere.mystrikingly.com/

■公式ツイッター
https://twitter.com/tri_sphere

■釆澤彩香 ツイッター
https://twitter.com/ayaka_une

■大塚美青 ツイッター
https://twitter.com/kirishiki0212

■斉藤春香 ツイッター
https://twitter.com/s_haruka227

■佐倉リイナ ツイッター
https://twitter.com/skr_riina

■椋木芽瑠 ツイッター
https://twitter.com/meru_k0301

この記事の筆者
西田 健

1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。

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