2020/06/24 18:00

REVIEWS : 004 エレクトロニック(2020年5・6月)──八木皓平

毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回はエレクトロニック・ミュージックを中心としたセレクトで八木皓平が担当。

Lorenzo Senni『Scacco Matto』

ドラム・ビートはほぼなく、ベースラインも強調されず、ほとんどの楽曲はダンサブルというよりかなりイビツなリズムが基盤となっているエレクトロニック・ミュージック。ここに色鮮やかで、煌びやかなシンセの音色を足すのが、イタリアのミラノを拠点に活動を展開するロレンツォ・センニのセンス。トランスを研究し、辿り着いた彼の境地がここにある。キャッチ―で反復的なメロディーが、リズムと一体になってミニマルな構造を作り上げる。ダンスをさせるという制約を設けないことがロレンツォのルールだからこそ、彼はこのサウンドを作れたのだろう。踊れないが快楽的なのではない。踊れないからこそ快楽的なのだ。エクスペリメンタルにもダンス・ミュージックにも落ち着かない、彼のスタイルは〈Warp〉からの初のフルアルバムとなる本作でひとつの完成を見せた。

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Elysia Crampton『ORCORARA 2010』

アンデス地域に住む先住民族、アイマラ族の子孫であり、クィアであること。エリシア・クランプトンの音楽が紡ぐ物語の根底には常にそれらのテーマが貫かれている。精巧に練り上げられたアンビエント・ミュージックは、フィールド・レコーディング、フォークロア、クラシック、ロック、ポエトリー・リーディング等々、様々な要素をコラージュした圧倒的なサウンド。楽曲から現代性と神秘性を同時に感じるのは、彼女の歴史的なルーツが音楽と深くリンクしているからだろう。ラビットやチノ・アモービなどともコラボレーションを展開する、新世代のエレクトロニック・ミュージック・シーンを牽引する希有な才能が産み出した今年トップ級であろう傑作は、私的であることが政治的であり、そして歴史的であることと矛盾しないことの凄みを世界に突きつける。

Nicolas Jaar『Cenizas』

FKAトゥイグス『Magdalene』をプロデュースすることで彼女の作家性をネクスト・レベルへ押し上げ、今年の2月に別名義アゲインスト・オール・ロジックの新作『2017 – 2019』における自由奔放なトラック・メイキングで改めてその才能を世界に痛感させたニコラス・ジャー。続いて届けられたのが、この不穏で美しく、荘厳な魅力をたたえたエクスペリメンタル・サウンドだ。ジョン・コルトレーンに影響を受けたらしく、たしかにサックスやウッドベースらしき音も聴こえはするが、どちらかといえば本作の肝は全体を通しての宗教的な雰囲気だろう。彼のヴォーカルは時に教会で歌われるクワイアのようだし、ガムランやパイプオルガンのようなサウンドも響いてくる。ジェームズ・ブレイクやボン・イヴェールとはまた異なった、テクノロジーを通した宗教性へのアプローチをとっており、この音楽家の懐の深さを実感できる。

Charli XCX『How I'm Feeling Now』

本作を聴くと、チャーリー XCXに必要だったのはなんらかの制限を制作過程に介入させることだったんじゃないかと思わずにはいられない。単発のシングルは素晴らしい、しかしアルバムとなるとどうにもトゥーマッチになり焦点がブレがち。それが彼女の印象だった。しかし本作はCOVID-19のパンデミックによってロックダウンになってしまった状況下で作られたせいか、いつもよりもどことなくラフで、しかしだからこそ研ぎ澄まされた印象がある。参加プロデューサーはBJ バートン、〈PC Music〉のA. G. クックとダニー L ハール、そして100 gecsなど、大衆性と実験性を高いレベルで極めて同居させる逸材ばかりが集められており、これで心が躍らないわけがない。世界中に暗澹たる空気が立ち込めているときに、その状況をクリエイティヴな魅力に反転させ、世界に解き放つ。稀代のポップスターの最高傑作がここに産まれた。

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Gabber Eleganza&HDMIRROR『The Real Life』

本稿で取り上げたロレンツォ・センニ、クラップ!クラップ!、そしてこのGabber Eleganza。全員イタリア人プロデューサーだ。イタリアには独自のテクノ文化が連綿と受け継がれていることの一片がここに示されている。特にGabber EleganzaはEPをロレンツォ・センニのレーベル〈Presto!?〉からリリースしていることからもそのつながりは明らかだ。彼が南アフリカの俊英プロデューサーであるHDMIRRORと組んで作り上げたサウンドはガバ、トランス、ハードコアといったアグレッシヴなダンス・ミュージックがベースとなり、それらをアップデートさせるような内容になっている。凡庸な作り手ならひたすら高揚感溢れるダンス・ミュージックの機能性に終始してしまいそうだが、エレクトロニカのクールなセンスが細部で眩いきらめきを放ち、至る所からインテリジェンスの香りが立ち上がる。

IT BOY『THE NAIL HOUSE EP』

インディー・クラシックのレーベルとして知られる〈ニュー・アムステルダム〉は、エレクトロニック・ミュージックのボキャブラリーを特異な形でアコースティック楽器と結びつける作曲家の作品を時折リリースする。その代表がダニエル・ウォールなのだが、このイット・ボーイもそうだろう。ブルックリン在住の彼は、シンセやテープ・ループなどを中心としたサウンドに、バリトン・サックスやトランペット、ヴァイオリンといった楽器を絡ませてゆき、それらが形成する独特のアンビエントを展開してみせる。マスタリングを、エレクトロニカのシーンを長年リードしてきたテイラー・デュプリーに依頼するという選択も、彼のコンセプトが非常に正確であることを意味している。チェンバー・ミュージック的なスケール感も持ち合わせたこのアンビエントは今後ますます飛躍してゆくのだろう。

Sonic Boom『All Things Being Equal』

元スペースメン3のメンバー、ソニック・ブームことピーター・ケンバーの30年ぶりの新作には、アナログ・シンセの洪水によって作り上げられた至高のサイケデリック・ワールドが広がっている。ソニック・ブームがプロデュースしてきたパンダ・ベア(彼は本作に客演している)やMGMT、ビーチ・ハウスという固有名詞を挙げるまでもなく、スペースメン3や彼が、2000年代から2010年代のサイケディリック・サウンドに大きな影響を与えてきたことは明らかだ。だから2020年代最初の一年に、ソニック・ブームのサウンド・デザイン哲学が惜しげもなく注ぎ込まれた本作がリリースされたことの意義は極めて大きい。展開よりも停滞(繰り返し)の印象が強く、だからこそ永遠に心地よいまどろみの音楽は、今後も世界中で鳴り響き続けるだろう。

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Baauer『Planet’s Mad』

メインストリームのトップ・プロデューサーが作るアルバムというのは個々のクオリティは高いがまとまりのない、コンピレーションのようなアルバムになってしまうことがしばしばあるが、本作は全くそうではない。自身が強い影響を受けてきたUKレイヴカルチャーに、かねてから追求してきたラテン~アフリカ音楽のエッセンスを差し込みながらひたすら練り上げていき、それがひとつのストーリーとなっているからだろう。客演がほとんど入っていないせいか、エンターテイメントにひらけてはいるものの、どこかパーソナルに感じる部分もある。〈Lucky Me〉のレーベル名とでもあるTNGHTと類似性を感じる部分もあるが、ミニマルなTNGHTと比べ、サンプリングの良い意味での雑多さと展開の多さがバウアーの特徴であり、それぞれに良さがある。2020年屈指のハードコアなビート・ミュージックとなるだろう。

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Clap! Clap!『Liquid Portraits』

3作目にして、これまでのキャリアで最もソリッドな作品を完成させた。キャリア当初から展開されていた、民族音楽のサンプリングなどを楽曲に使用する一方で、近年のビート・ミュージックが培ってきたボキャブラリーを縦横無尽に展開する、いわゆる「ごった煮」的なアプローチは健在だが、それがより洗練された印象だ。サンプリングやウワモノの使用を元ネタの魅力を備えつつも香りを薄め、リズムやビートの骨格によりフォーカスし、サウンドのダイナミズムとグルーヴがこれまで以上に強靭なものになっている。様々な影響源のエッセンスを、それがなんだかわからなくなるまで絞りに絞って導き出した音楽だ。「ごった煮」から旨みが凝縮された透明なスープへ。成熟と衝動が同居した無類のグローカル・ビーツを作り上げた、このイタリア人プロデューサーに拍手を送りたい。

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nathan micay『the world i'm going to hell for』

EP『Capsule's Pride』が話題となったのは、芸能山城組が手がけた『AKIRA』のサントラからのサンプリングを楽曲の中で巧みに使うことで独特の世界観を作り上げていたからだ。初のフルアルバム『Blue Spring』におけるシンセの音色がもたらす退廃的な美しさは世界中で称賛された。ネイサン・ミカイの優れている点のひとつに、アンビエンスに対する独特の感性がある。自身が組み立てたビートとアンビエンスを組み合わせる手つきがオリジナルなのだ。おそらく彼はそれを自覚していたからこそ、新作ではそのアンビエンスの部分を進化させるために、チェロ、ヴィオラ、ヴァイオリンというストリングスを、時に加工しながら大胆に導入してみせた。前作よりもアンビエントの部分が強調され、スケール感が増し、チェンバー・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックの新たな折衷の形式としても優秀な作品となった。

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この記事の筆者
この記事の編集者
河村 祐介

1981年生まれ。ビヨンセとは1日違いで時差的に多分ほぼ一緒。渋谷区幡ヶ谷出身。2004年~2009年『remix』編集部で丁稚から編集者へ、LIQUIDROOM勤務やのらりくらりとふらふらとフリーを経て、2013年よりOTOTOY編集部所属、現在編集長。テクノあたりとダブステップあたり、ルーツ・レゲエ〜ダブあたり(そのあたりでライナーノーツなど多数)、その他では酒あたりと本あたり。

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