2019/10/31 17:00

今だからこそ言える「ぜんぶ僕のせいだ。」──ぜんぶ君のせいだ。新シングル & 2枚目の再録盤をリリース!

ぜんぶ君のせいだ。

病みかわいいをヴィジュアル・コンセプトとするユニット、ぜんぶ君のせいだ。が10枚目となるシングル「ぜんぶ僕のせいだ。」と2作目の再録盤『LIVE or DIE~ちぬに~』を同時リリース! 今年5月に新メンバー、凪(なぎ)あけぼのと征之丞十五時(ゆきのじょうおやつ)が加入し5人体制に、そこから間髪を開けずに7月にはシングル「Antilyours」と再録アルバム『LIVE or DIE〜ちぬいち〜』をリリースと勢いを緩めることなく走り続けている彼女たち。そんな中でリリースされた今作は「ぜんぶ僕のせいだ。」とタイトルからもその意味の強さを感じさせるアッパーかつポップな楽曲に仕上がっている。今回OTOTOYには初登場となる彼女たちを招き、現メンバーになってからの変化と心境、そして今回リリースされた2作品についての思いをたっぷりと語ってもらった。

再録盤『LIVE or DIE~ちぬいち~』に続く、2作目の再録盤!

ぜんぶ君のせいだ。“ぜんぶ僕のせいだ。” Official MusicVideo
ぜんぶ君のせいだ。“ぜんぶ僕のせいだ。” Official MusicVideo
※シングル「ぜんぶ僕のせいだ。」の配信は後日となります

INTERVIEW : ぜんぶ君のせいだ。

インタヴュー&文 : 南波一海
編集 : 高木理太
写真 : 関上貴也

私たち、思ったよりも変化することをプラスに捉えてます

──現体制での再録アルバム『LIVE or DIE~ちぬいち~』とシングル「Antilyours」が7月にリリースされたと思ったら、間髪を入れず再録盤の続編『LIVE or DIE~ちぬに~』と「ぜんぶ僕のせいだ。」が10月にリリースということで。かなりのハイペースですよね。

如月愛海(以下、如月) : 早いですよね(笑)。一応、ふたりが入ったタイミング(※2019年5月に凪あけぼの、征之丞十五時が加入)で再録を出しますよと言わせていただいて。

ましろ : ぜんぶ君のせいだ。が早いというより、コドモメンタルというレーベル自体が音源を出していくスパンがすごく短くてペースが早いんですよ。私はこういう世界はぜんぶ君のせいだ。が初めてでほかを知らないので、これが普通なのかなと思っちゃっているところもあって。すぐに音源を出すねっていう声を聞くと、あ、そうなんだって思います。

──レコーディングは頻繁にやっているんですよね。

如月 : しょっちゅうやってます(笑)。二か月に一度は籠ってます。

ましろ : ツアー中とかイベント中とか関係なく、出したいから必死こいてレコーディングするって感じです。僕たちはたくさんライヴをするし、楽曲をすごい大事にしているんですね。だから新しくなったこの5人で早く出しておきたいなって。大変かもしれないんですけど、楽しいですよ。この5人で出せて嬉しいなっていう気持ちのほうが大きい。

如月 : ずっとこのペースでやってきたので、ちょっと予定がズレるかもって話が出るたびに「遅くなっても大丈夫なんですか?」って気持ちになります。

ましろ : 止まるのがこわいよね。

如月 : 自分らはそれについていこうという気持ちが常にあるので、荒波に揉まれつつ強くなったというか。例えばライヴ終わりにレコーディングの予定が入ったときも、「ライヴ終わりのほうが声出るよね」みたいに話したり(笑)。忙しいなかでどんどんスケジュールを入れてもらったほうが声も出るし、ライヴであそこの歌いかた気を付けようと言っていたこともすぐに反映させられるんですよね。

──ライヴ終わりにレコーディングが入ることがあるんですね。

ましろ : ありましたね。最初はすごいなと思ったんですけど、できなくないんですよ。やってみれば意外とできるんですよね。

如月 : 実際、(新メンバーの)ふたりもできたもんね。

征之丞十五時(以下、征之丞) : やってみたらできました。

凪 : ただ、最初は驚きました。入ってこんなにすぐにレコーディングがいっぱいあるのかっていうくらいで。この半年間くらいですごいレコーディングをしました。

ましろ : アルバム2枚分だから、そりゃ多いですよね。

──再録盤をこれだけ出すということは、言葉を選ばないといけないですが…このメンバー編成を変えるわけにはいかないですよね。

如月 : もちろん変わる気もないですよ! でも正直、3人(如月、一十三、ましろ)にはありとあらゆることがありました(笑)。途中で気持ちが変わったり入れ替わりもありましたけど、その都度再録を出してきたんですよね。

ましろ : 4バージョンある曲とかもあって(笑)。これを最後まで持っていけたらいいなって毎回思っているんですけど。

如月愛海

──これが最終バージョンだぞと。

如月 : だからふたりには月イチくらいで「大丈夫? しんどくない?」って確認はしてます(笑)。何バージョンもあるという点でいうと、3人のほうは歌割の変化がすごすぎて、前は自分のパートだったところを歌っちゃったりすることもあったりします。

一十三四(以下、一十三) : 成長具合によっては全員で歌っていたところをひとりで任されたりもするので、そういうのは楽しいなって思う。

如月 : 私たち、思ったよりも変化することをプラスに捉えてますよ。ふたりの声が入ったぜん君。をもっとお届けしたいし、まぁ…このメンバーが変わるつもりはない(笑)。

ましろ : そこは毎回思ってます! でも、なにがあっても前向きでやってる人が残っているので。その点は変わらないです。

如月 : うん。そこがわかってもらえたらそれでいい。

──新メンのふたりはゼロから一気にたくさんの曲を覚えないといけなかったわけですよね。

凪 : 最初は無理なんじゃないかなって思ったくらい、いっぱいいっぱいで。曲がめちゃめちゃあるじゃないですか。それを短期間で詰め込まないといけなかったので、毎日毎日、家に帰ってもそのことしか考えられなかったです。最近はライヴをたくさん重ねてきて、入った当初に比べると吸収が早くなってきたかなと思います。

征之丞 : 私はもともとがぜんぶ君のせいだ。が好きで、曲も聴いたりしていたんです。ファンとしてシングルが出るスパンが早いのも知っていたので、そこに自分が入ってついていけるのか不安だったんですけど、必死にやってきた半年間を振り返ってみると、完璧とは言えないですけど、乗れてるのかなって。

如月 : 波乗りできてた?

征之丞 : しがみついていけてるんじゃないかなと。多分。

──好きなグループに自分が入るのはどんな気分ですか?

征之丞 : 不思議でした。初めてみんなと顔を合わせたときに、本物だ……って気持ちになりました。毎日一緒にいるのでだいぶ慣れたんですけど、音源を聴くとやっぱり不思議です。自分が好きだったぜんぶ君のせいだ。と、いま自分がいるぜんぶ君のせいだ。が自分のなかでは別のグループとしてわけられていて。CD聴くときも自分の声が入ってる音源を聴くと変な気持ちになりますよね。

もう一度作り上げるという感覚じゃなくて、いままでのことありき

──新メンふたりの雰囲気は明るくてポジティヴですね。

如月 : 明るいですね。あと、挫けない。この活動をしていると、ライヴとか歌であれができてない、これができなかったというのを365日考えるんですね。つら…っていう気持ちになったりもするんです。私たちは4年間の活動のなかでそれを何回も繰り返してきて、安定した状態まで持っていけてるけど、ふたりはこの短いスパンでやらなきゃいけないところをちゃんとついてきてくれる。キツいことを言うときもありますよ。でも、一生懸命考えて理解してくれてますね。

凪 : ぼのもぜん君。の曲が好きで、「病みかわいい」ってコンセプトに興味を持ったのがきっかけだったんですけど、入るまで自分は言葉にすると少し軽く捉えていたというか。入ってから、メンバーひとりひとりが本当に想像以上に真剣にグループと向き合っていて、人間として自分よりも何倍も何倍も何倍も位が高くて(笑)、それに驚きました。そこから自分も真剣に考え始めて。この人たちの足を引っ張っちゃいけないし、ぜんぶ君のせいだ。の凪あけぼのとして進んでいくしかないって覚悟を決めました。

征之丞十五時

──先輩メンバーは明らかに気合いが入ってますもんね。

ましろ : この4年間で鋼のメンタルにはなりますよね(笑)。

如月 : 腹を括らないと進めないこともいっぱいあるので。たかが女性グループって言う人もいると思いますけど、普通に仕事している人と一緒で、この仕事を続けていきたいっていう意志はデカくないとダメじゃないですか。色んな場面で続けるか続けないかっていうのがあって、腹を括ってここまで来ているから、それなりにどっしりするようになりました(笑)。大抵のことが起きても、じゃあこうしようというリカバリーを考えられるというか。

ましろ : いまだけじゃなくて、ずっと先のことまで考えていて。ほかの人が夢物語と思うような大きいところを本当の目標として掲げているので。単なる夢じゃなくて、絶対にそこに行くという気持ちがすごくある。

如月 : そういう想いって入らないとわからないよね。

凪 : 本当にそう。

征之丞 : 入ってわかることが本当に物凄く多かった。

如月 : 続けるも続けないも自分たちの意志でいいんですよ。人生の岐路はいっぱいあるから。ぜん君。にとっていいほうに考えてくれているメンバーがいてくれたらそれでいいなと思うんですけど、ふたりはすでにそれを考えてくれているので、思ったよりも早い段階で5人の仕上がりができそうです。

──メンバーが変化すると、パフォーマンスを高めようと積み上げてきたものが一旦リセットされることになるわけじゃないですか。それは悩ましいのではないかと思うんですけど、その問題もクリアできている?

如月 : いや、そこはその都度悩ましいんですよ(笑)。

一十三 : ずっといるメンバーだとお互いこう動くなっていうのがわかっているので、その点で言えば気になることもあるんです。ここでこう動いちゃったから十五時とぶつかっちゃった、とか。ただ、自分らを含めて歴代のメンバーを考えると、コミュ障が多くて。人見知りだったり、人との接し方がわからないというメンバーが多かったなかで、このふたりはそれがなくて。自分から接することができるタイプの子たちなので、ライヴ中に目を合わせたり、触れ合ったりすることが最初からできているんですよ。ぜん君。の核となる部分を最初から持っていてくれたから、そういう面では本当に助かってます。

ましろ : 十五時みたいにぶりっ子な感じだったり、ぼのみたいに元気なタイプだったり、いままでにいた人と違うタイプのメンバーが入ったので、ここはそういうパフォーマンスをするんだっていう発見もあって。いままでではできなかったぜん君。ができるんですよね。それが面白いなって気持ちのほうが大きいので、新しく作っているのを楽しめている感じはあります。それに、そもそもがもう一度作り上げるという感覚じゃなくて、いままでのことがありきなんですよね。これまでの延長線上にあるという感覚なんです。

如月 : 30段ある階段の15段目でふたりが待っていたみたいな感覚なのかも。これまでと比較してもマイナスなところはあんまりなくて。ふたりともピッチを正確に取れるタイプだし、一回一回のライヴで勝手に劇的に変化していっているので。そうならないと振り落とされちゃうじゃないですか。対応能力がどんどん高くなっているなと思います。ましろの歌とかダンスがもっとよくなってるとか、よっちゃん(一十三)のシャウトのキレがあるとかやりかたのバリエーションが増えてるとか、新メンバーだけじゃなくて私たちも成長していると思うので、いままでよりももっともっと上に行けるなという5人ではあります。武道館に行きたいという目標は現実味を帯びてきたと勝手に思ってます。

一十三四

征之丞 : ありがたいことに3人が作ってきてくれたものがあって。なにをしたらいいのかわからない状態で飛び込んできたけど、3人やスタッフさんがここはこうしたらいいんだよって道しるべになってくれるので、やりやすく活動させてもらっています。

ましろ : いまツアーを回っていて、5人ともそんなに踊らないで気迫で最前に立つことがあるんですよ。そうなると、パッと見が派手でちぐはぐなので視覚的にもステージの景色が面白いみたいです。

如月 : ぼのなんかはもともと好きなキャラクターがあって、そういうふうになりたいって言ってくれたので、じゃあそうなりなよって言ってみたら、よくわからなくなっちゃった。

凪 : よくわからなくない(笑)! アニメで好きになるキャラが大体明るくてバカな感じの子なんですよね。自分はもとから明るいほうではあったんですけど、見た目からそうなりたいという願望があったので、こういう感じになりました。凪あけぼのだったらこういう服を着るし、こういうものが好きだろうっていう感覚なんです。

──自らをキャラ化して、理想とするキャラに寄せていったわけですね。

如月 : それはそれで特殊だなと思いますけど(笑)。ライヴだとそれぞれの髪色が色んな照明で映えるので、それも見ていて楽しいところだと思います。

弱い部分も自分たちで受け入れられた意味も込めての「ぜん僕。」

──新譜の話をしましょう。『LIVE or DIE~ちぬに~』の収録曲について、ひとり1曲ずつ押し曲を教えてください。

凪 : 思い入れの再録した曲は“独唱無題”。いまの編成でLIVE披露したのはわりと最近なんですけど、自分が入る前からすごい好きな曲で、こればっかり聴いてる時期があって。オーディションに受かった日に“独唱無題”を聴きながら帰ったんですけど、そのときに泣きながらお母さんに電話したんです。それから自分のなかで思い出深い曲になりました。ステージでやるたびに絶対に泣いちゃうんですよ。あーごめんなさい! 『ちぬに』に収録されてなかった(笑)!

一同 : そうだよ(笑)。

征之丞 : 十五時は“MONOLOGUE”が好きです。この曲をちゃんと聴いたのはぜんぶ君のせいだ。に入ってからなんですよね。ライヴではアンコールでやることが多くて、2番の歌い出しが十五時のパートで「誰も居ない場所に居場所を 求め続けてる歪みとか」という歌詞を歌いながら患いさんがたくさんいる景色を目の前にすると感極まっちゃっていつも泣いちゃうんです。ぜんぶ君のせいだ。に入る前の自分は空っぽだったんですね。特にやりたいことも見つけられず、なにがしたいかもわからずに。でもひとりではいたくなくて、どこかに居場所を見つけたい、でもその居場所は私のことなんていらないよっていう場所だったらどうしようっていう不安と葛藤があって。そんな気持ちで辿り着いたのがぜんぶ君のせいだ。で、みんなが優しく受け入れてくれて。“MONOLOGUE”は自分がここにいていいんだって思えた曲なので、一番気持ちが入っちゃいますね。

凪あけぼの

──話を聞いていて、なんてピュアなふたりが入ったんだと感じました。

一十三 : 3人もピュアですよ(笑)。

如月 : ちょっと世間に揉まれて強くになっちゃっただけです!

一十三 : 自分の思い入れがあるのは「おもひうた」。振り付けも主に自分がしていて、いままでのぜんぶ君のせいだ。の軌跡を辿って考えたものなので、ライヴするときに自分を一番出せる曲です。この5人で再録できたということは、また新しい軌跡が増えていくんだなっていう気持ちです。レコーディング中は…簡単に使いたくないんですけど、いわゆるエモい気持ちになった歌ですね。

ましろ : 僕は“常花”かな。ロック調でかっこよくて、ひとりひとりのパートが長いんですよね。歌割が細かくなくて、この一節は誰かっていう感じで、ヴォーカル然としている曲です。もともとあった振りが5人になってから合わなくなっちゃったので、結構なくなったんですよね。だからバンドとヴォーカル5人という形になったんですけど、じつはそれがしっくりきていて。かわいい面もあったり、切ない面もあったり、ダンスが踊れる面もあったりするなかで、バンド然、ヴォーカル然としたかっこよさみたいなものを表現できるのもぜん君。の強みなので、それがいまの5人でできているのは嬉しいです。十五時とかぼのが踊ったりもせずに堂々とステージに立っている姿が見られるのも嬉しいです。

如月 : このあとに言うのイヤなんだけど、“ROMANTICISM”という曲が収録されていて…取り戻したくて。

──取り戻したい?

如月 : 3人が苦難を乗り越えすぎて、「かっこいい」が強くなっている状態が続いていたんですよ。5人になる前の最後のシングルとか、その前もバンド・サウンドで強い感じになっていたんですけど、一応、女の子の部分、女の子が持つ気持ちの部分はずっと歌ってきたので、それも取り戻したいし、さっき言っていたふたりのピュアな部分っていうのは私たちもきっとあるんですよ(笑)。“ROMANTICISM”を歌うことによって、ぜんぶ君のせいだ。が最初から持っていたものはまだ全然あるんだよっていう感じで出せるんです。それが好きで、最近もよく聴いています。

ましろ : 最近はライヴでもよくやるようになったよね。

如月 : かわいいところあるんだよ、女の子なんだようちらっていう気持ちがありますね。強いけど(笑)。

ましろ : 強くなっちゃったけど、欲張りなのでどれも表現したいんですよね。

ましろ

──そしてニュー・シングル「ぜんぶ僕のせいだ。」がリリースになりました。タイトルからしてかなり重要そうな曲ですよね。

一十三 : 10枚目ということで、作家陣も自分たちも特別なものだなと捉えていて。それが顕著に表れていると思います。

ましろ : 最初はバンド然としているなと思ったら、サビで一気にポップさと切なさがきたりとか、後半のヴォーカルにエフェクトがかかっていたりとか、ぜん君。の大事なところは残しつつも、いまできる最大限のことはすべて詰め込んだかなという曲になっていて。曲を作ってくださった(水谷)和樹さんも、あれこもれも入れなきゃっていうわけじゃなく、いまのぜん君。に合う音を使っていったらこうなったという感じなんじゃないかなと聴いてて思います。

──この曲名を知ったときはどう感じましたか?

如月 : やっと自分らのせいにできるわって(笑)。別に人のせいにはしてないんですけど、こういうグループ名でやっていると、人のせいにするなよってツッコミを言われたりするんですよね(笑)。自分たちも強く生きてきて、自分たちや患いさんの弱い部分も自分たちで受け入れられるようになったよという意味も込めて、「ぜん僕。」になっているんですよ。

ましろ : 異質な曲名と思うかもしれないですけど、結構違和感なくすんなり入ってきたので、そういうタイミングだったんだなと思います。然るべきときが来たなって。忘れられない節目になるんじゃないかなと思います。

如月 : 歌詞を読むと、いまの自分たちはこういう気持ちで進んでいるよとか、やりたいことはこうなんだよとか、君の隣にいるよっていうことが伝わるんじゃないかなと思います。

征之丞 : 十五時とぼのにとっては2枚目のシングルだけど、3人は4年間で何枚もシングルを出してきて。“ぜんぶ僕のせいだ。”の十五時のパートで「落としてきたもの、もう一度拾ってさ ぎゅっと抱きしめよう」という歌詞があるんですけど、最初は自分のこととして考えていたんですけど、めーちゃん(*如月愛海)が「十五時だから歌えるパートだね」って話してくれたときに、ぜんぶ君のせいだ。のこととして考えられるようになったんです。気持ちの幅を広げてくれました。

──カップリングの“Teardust”もすごくいい曲ですね。

一十三 : ありがとうございます。自分もいただいたときからこの曲めっちゃ好きと思って。改めてこのグループのファンになった気持ちになれたというか。グループの振れ幅の広さに改めて気づけたし、レコーディングのときに作曲のsyvaさんから細かく指示していただいたんですけど、よりレベルの高いものが求められているんだなとわかりました。“ぜんぶ僕のせいだ。”とともに大事にしたい曲がまたひとつ増えましたね。十五時は低い声が出せるのと、ぼのはニュアンスを出すのが得意なので、音楽的な広がりが出せているのもわかるんですよ。なので自分も聴いていて楽しいです。

凪 : ぼのは感情を込めて歌い過ぎちゃうことがあるんですけど、“Teardust”はめっちゃ感情込めていいやつだと思ったんです。自分が出せる最大限のニュアンスを出して、感情を思い切り爆発させて歌いました。録ったのを聴いたら結構クセが強い感じになったんですけど(笑)、新しい自分の一面を見せることができたんじゃないかなと思います。

如月 : 疾走感がある曲で、悲しいこととかつらいことがあってもそのまま進まないといけないんだけど、じつはなにも失ってないという歌詞なんです。自分からすると、生きててよかったなという気持ちになれるというか。本当は落としていないし失ってもいないというのが自分にすんなり入ってきたので歌いやすかったし、表現しやすかったです。めちゃいい曲です。

──10枚目にふさわしい、強いシングルですよね。といったあたりであっという間に時間が来てしまいました。

如月 : えーーー! ホントですか!? ぜん君。マジで喋りすぎるんですよ。ちょいちょい2時間とかいっちゃうんです(笑)。

ましろ : 聞かれたらいくらでも喋ります。

如月 : 余計なこともすぐ喋っちゃうのでバッサリカットしてください!

──今後もきっと短いスパンでリリースされるでしょうから、また次回以降、機会があればお話を聞かせてください。

如月 : ぜひお願いします。

一十三 : 常連になります!

『LIVE or DIE ~ちぬに~』の購入はこちらから

過去作はこちらにて配信中!

LIVE SCHEDULE

CULT CHAOS CUTIE TOUR 2019

2019年11月2日(土)@石川 金沢AZ
2019年11月3日(日)@群馬 前橋 DYVER SOLD OUT
2019年11月9日(土)@広島 セカンド・クラッチ
2019年11月10日(日)@兵庫 神戸 VARIT.
2019年11月15日(金)@沖縄 G-shelter SOLD OUT
2019年11月16日(土)@沖縄 G-shelter SOLD OUT

ワンマンLIVE~凪あけぼの生誕祭~

2019年11月30日(土)@東京 shibuya eggman

ワンマンLIVE~X’mas SP in OSAKA~

2019年12月24日(火)@大阪 心斎橋SUNHALL

ワンマンLIVE~X’mas SP in TOKYO~

2019年11月30日(土)@東京 吉祥寺CLUB SEATA

詳細やその他のライヴなどはこちらをご確認ください

PROFILE

ぜんぶ君のせいだ。

如月愛海(きさらぎめぐみ)・ましろ・一十三四(ひとみよつ)・凪あけぼの(なぎ)・征之丞十五時(ゆきのじょうおやつ)からなる、病みかわいいをコンセプトとしたユニット。
人間(おんなやおとこや色々と)なら誰しも心の奥底にある感情(病み部分)を、毒+可愛らしくアナーキーに表現する事を信条とするつもり。
POPにバカばかしく、ロックにふんわりと、病みかわいいってなんだっけ...?
刻め(響け)轟け! かおてぃっく病みかわサウンド!

Official HP : https://kiminosei.com/
Twitter : https://twitter.com/zenbukiminosei

この記事の編集者
高木 理太 (Rita Takaki)

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