2019/08/09 19:00

ELLEGARDEN、旧譜6タイトル一挙ハイレゾ配信開始!!

ELLEGARDEN

昨年10年間の沈黙を破り、ついに活動再開を果たしたELLEGARDEN。2019年もフジロックやライジングなどのフェス出演に加え、先日15年ぶりとなるASIAN KUNG-FU GENERATION、ストレイテナーという盟友3組によるツアー〈NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019〉の開催も発表するなど、再び勢力的に動き出している彼らのオリジナル・アルバム6タイトルが一挙ハイレゾにて配信スタート!! これまで何度も聴いてきた名曲たちも高音質で聴くと更なる感動が…CDをお持ちの方もぜひ体感してみてください!!

配信開始になった全6タイトルはこちら!!

1stアルバム『Don't Trust Anyone But Us』(2002年4月3日リリース)

記念すべきELLEGARDENの1stフル・アルバム。のちに到達したメロコア〜ポップ・パンクな楽曲は多くなく、「Can You Feel Like I Do」や「月」、「Lonesome」などを中心にミドル・テンポな楽曲が多く収録されているのも印象的。彼らの魅力のひとつでもある、切なさを内包した繊細で美しいメロディをじっくりと楽しむことができる、大人になったいまこそ聴きたいアルバム。(鈴)

2ndミニ・アルバム『My Own Destruction』(2002年10月6日リリース)

アルバム・タイトルの通り歪んだギターが印象的で疾走感のある「(Can't Remember) How We Used to Be」が1曲目を飾る今作。この頃徐々にアップ・テンポの楽曲が増えてきて、よりパンキッシュな側面も見えてきて、今後の彼らの方向性を示した作品とも言えるかもしれない。セールス的にはそこまで伸びなかったようですが、重要作のひとつであることは間違いない。細美が全裸でギターを持ってジャンプしているジャケット写真も印象的ですよね。(鈴)

2ndアルバム『BRING YOUR BOARD!!』(2003年7月2日リリース)

2003年リリースの2ndアルバム。1stのオルタナ、エモ路線を引き継ぎつつ、「Cuomo」なんて曲も収録されている通り、WEEZERのようなパワー・ポップのエッセンスも色濃く出た作品に。次作以降でUSポップ・パンクの要素が強まっていくことを考えるとここがバンドとしての1つの転換点とも言える作品なのではないだろうか。 「Surfrider Association」から「ジターバグ」の前半3曲の流れをフェイバリットにあげる人は多そうだが、個人的には中盤以降がお気に入り。(高)

3rdアルバム『Pepperoni Quattro』(2004年5月26日リリース)

次作『RIOT ON THE GRILL』が彼らのブレイクスルーを決定づけた1枚なら、今作はまさに爆発前夜といった作品なのではないでしょうか。復活ライヴでも1曲目を飾った「Supernova」をはじめ、「Make A Wish」、「Pizza Man」などライヴでも欠かせない楽曲がズラリ。西海岸のポップ・パンク然としたおバカなジャケットではあるが、より磨かれたメロディー・ラインはもちろん、エフェクトが増え、厚みが出たサウンドからバンドの成熟を感じさせる1枚。(高)

4thアルバム『RIOT ON THE GRILL』(2005年4月20日リリース)

4thオリジナル・アルバムの今作はポップかつパンキッシュ、そしてライヴでも定番となっている楽曲が多数収録。このアルバムで一気にその名を世の中に広めた彼らですが、ストレートで爽やかに刺さる全10曲30分には、ELLEGARDENの魅力が濃縮されています。個人的にはベスト盤でもいいんじゃないかなと思えるようなラインナップなので、迷ったらまずはコレを聴いてください。(だ)

5thアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』(2006年11月8日リリース)

現状、最新のオリジナル・アルバムとなっている今作。オリコンチャートでバンド初となる1位を獲得、アルバム・ツアーでは幕張メッセでの公演を成功と、名実ともに日本を代表するバンドとなった証明の作品でもあるのではないでしょうか。前作までのストレートでポップな面というよりも、ダークかつラウドな雰囲気の漂う1枚ですが、1st、2ndアルバムに滲んでいた絶妙な"切なさ"もサウンド、メロディーから感じることができる、おすすめの作品です。(だ)

それぞれのメンバーによる関連作品はこちらにて配信中!

この記事の編集者
Shizume Yuta

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[コラム] ELLEGARDEN

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