2019/07/24 19:00

THE THROTTLE、キャラ立ち本格始動──1stシングル『CYCLOTRON』で抜き打つ現代のJ-ロック・シーン

THE THROTTLE

ニュー・サムライ・ロックンロールを標榜する5人組ロック・バンド、THE THROTTLEがバンド史上初となるシングル『CYCLOTRON』をリリース! これまで3000本を超える路上ライヴの実施や、複数の作品リリースを行なってきた彼らが“本格始動”を明言して打ち出した今作。これまではオールド・スタイルのロックを表現していた彼らだが、『CYCLOTRON』は現代のJ-ROCKサウンドの要素が詰め込まれた1枚になっている。なぜ本格始動のタイミングで、THE THROTTLEは現代の日本のロック・シーンへ向き合ったのか!? メンバー全員に話を訊いたインタヴューをお届けします。

INTERVIEW : THE THROTTLE

お気に入りのレコードやアーティストのポスターで溢れかえった秘密基地のような事務所兼スタジオで、生まれ変わったTHE THROTTLEのインタヴューをおこなった。レザージャケットにバンダナ、オールバックというロックンローラーな出で立ちで、2014年に音楽シーンに登場して以降、作品をリリースするごとに自分たちのイメージをぶち壊して突き進んできたTHE THROTTLE。彼らが“本格始動”と銘打って完成させた4曲入りのシングル『CYCLOTRON』は、2019年ロック・シーンのど真ん中を射抜く王道のJ-ROCKサウンドだ。果たして、彼らに何が起きたのか。過去2枚の作品をリリースしたメジャー・レーベル〈CONNECTONE〉を離れ、再びインディーズでDIYなやり方を選び取った5人に、結成当時から掲げる「ニュー・サムライ・ロックンロール」の現在地を探った。

インタヴュー&文 : 秦 理絵
写真 : 大橋祐希

この5人で一生いくんだなって思いますね

──今回、資料では「本格始動」と銘打ってますね。いままでも積極的にリリースやライヴを重ねてきましたけど、ギアの入れ方が変わったということですか?

SHU-GO(Gt) : ぜんぜん違いますね。もちろん、いままでも全力でやってきてはいるんですよ。路上ライヴをしながら、リリースとかツアーもやってきたし。ただ、いままではメンバーの音楽性の好みがいろいろな方向にあって、それを練り合わせながら試行錯誤している感じだったんです。

──特にアルバム『A』以降は、ロックンロールだけじゃなくて、ヒップホップ、ニューウェイブ、グラムロックまで、メンバーの嗜好がぶつかり合うカオス感がありました。

SHU-GO : そう、カオスですよね(笑)。それはそれで、俺たちのなかでは胸を張って、かっこいいことをやってきた自負はあるんですけど。今回はみんなで話し合って、「これだ!」っていうひとつのものを一緒に作りあげていこうとしたんです。

ARISA(Dr) : だから、めちゃめちゃ喧嘩したよね。

SHU-GO

──どうして、そういうことが必要だと思ったんですか?

RYO-CHANG(Vo) : もともと俺たちは2013年5月にTHE THROTTLE(以下、ザスロ) として旗を上げたんです。当時、P.B.ZとAIのふたりはいなかったんですけど。ずっと路上ライヴをやってて、1950年代、1960年代のオールディーズなロックンロールをやってたんですね。チップを集めるために。俺らはジャズとかリズム・アンド・ブルースも大好きだし、ミスチル (Mr.Children) とか山口百恵が好きなメンバーもいて、いろいろなカルチャーがあるなかで、ロックンロールを愛しながらやってた。でも、YouTubeにあがる俺らの楽曲を見て、周囲からは「プレスリーになりたいの?」とか「ドクター・フィールグッドになりたかったの?」とか言われてきたんですよ。

SHU-GO : 本当は違うのにね(笑)。

RYO-CHANG : というなかで、いろいろ模索しながら、ビクターからアルバムを出したこともあったんですけど。『A』っていうアルバム(2017年リリース) のタイミングで、P.B.Z、AIが加入して、ひとりが抜けて。いまの5人体制になったときに、いったんメジャーを辞めて、俺たちのアジトを持って、本当の意味で自分たちが掲げてる「ニュー・サムライ・ロックンロール」を探す旅に出かけようっていう話になったんです。

RYO-CHANG

──ザスロに抱かれている、ステレオタイプな「ロックンロール・バンド」のイメージをずっと壊していきたかったというか。

RYO-CHANG : うん、そのあとにリリースした2枚のEP (『FOX』と『RACCOON』) は会場限定盤だったんですけど、まさにカオスでしたからね。でも、カオスを狙ってたところもあったんです。ただ、俺らは東京ドームないし、アポロ・シアター、カーネギー・ホールでやれるようなバンドにならなきゃいけないわけで。いよいよ「俺たちのロックンロールは何だろう?」っていうことを突き詰めていく作品の第1弾が、この『CYCLOTRON』ですね。

SHU-GO : いままでの流れを知ってる人は、「こうなったんだ!?」って思うかもしれないんですけど、僕らのなかでストーリーはつながってるんですよね。

──そうやってザスロの新しいロックを突き詰めていくうえでは、自分たちだけのスタジオを持つことも必要不可欠だったんですか?

P.B.Z(Machine) : こういうスタジオを作業場にして持っているバンドは、なかなかいないと思うんですよ。だからこそ生まれてくる音楽に俺らっぽさが出てると思いますね。

RYO-CHANG : まさにDIYというかね。

SHU-GO : ロマンもありますよね。最初はRYO-CHANGが言い出したんですよ。言っても、スタジオを作るとなると、お金もかかる。でも、こういう自分たちの空間を持つことで、「自分たちだけでやる」っていう気持ちが固まったところもあると思います。

AI(Ba) : 単純に会う日数が増えたよね。

RYO-CHANG : 不幸にもね(笑)。

AI : それで(メンバー同士が)こういう性格のやつなんだとか、こういう音楽が好きなんだとか、いままで知らなかったことが見えてきて。いままでライヴで気を遣ってたところもあったんですけど、いまは「こういうことをやりたいんでしょ?」っていうのが自然にわかるんです。ここで話したことがステージに出るし、それをフィードバックさせて、曲作りにも活かせるから、ファミリー感が強まったし。この5人で一生やっていくんだなって思いますね

メンバーが作業場に集まった時に、頻繁に遊んでいるというジェンガ

悲しみを知るからこそ滲み出る、幸福の輝きが好き

──それぞれのメンバーの好きな音楽を具体的に教えてもらえますか?

ARISA : 私は昭和のアイドルとか、平成初期に流行ってたような日本の歌謡曲が好きですね。メロディがきれいで。

RYO-CHANG : いちばん好きなのは?

ARISA : え? いちばんは…… 決められない。でも、山口百恵さんとか、松田聖子さんとか、辛島美登里さんとか。ピンク・レディーみたいなアイドルも好きですね。

ARISA

SHU-GO : アイドルの草分け的な存在だよね。

ARISA : 1回聴いただけで、みんな口ずさめる曲が多くて、歌詞もわかりやすくて。あの昔の感じがたまらないんです。

RYO-CHANG : 僕はいろいろな音楽が好きだから、ひとつを言うのは難しいけど、自分で解析すると、悲しい音楽が好きなんですよ。ヒップホップもロックもジャズもブルースもゴスペルも然り、そういうものがグッときますよね。

──ジャンルで聴くというよりも、その音楽が持つ空気感でチョイスしてるというか。

RYO-CHANG : うん、それはあると思います。あとはクラシックピアノもやってたから、ゴージャスな音楽も好きだし。

──「悲しい音楽」っていうのは、ザスロの音楽にも出てると思いますか?

RYO-CHANG : 出ちゃうんですよ。でも、出すぎるから、ちょっと抑えるっていう作業をしてるぐらいです。悲しみを知るからこそ滲み出る、幸福の輝きが好きですね。

──P.B.Zさんは?

P.B.Z : 僕は矢沢永吉です。

──この事務所の入り口にもポスターが貼ってありますもんね。

部屋に貼られてる矢沢永吉のポスター

P.B.Z : そうなんですよ。中学2年生のときに、「エステティックTBC」のCMに出てるのを見たんです。白シャツにデニムで、〈オンリーワン!〉って歌ってて、「なんだ、このかっこいいおじさんは!」ってなって。当時は、矢沢しか聴いてなかったですね。

SHU-GO : 中学2年生でしょ?

RYO-CHANG : すごい感度だよなあ(笑)。

P.B.Z : 当時はYouTubeもないから、DVDを買って、ライヴを見たんですよ。日産スタジアム(当時の呼称は、横浜国際総合競技場)でやった「TONIGHT THE NIGHT~ありがとうが爆発する夜」っていうのがあるんですけど、あれで永ちゃんが「I LOVE YOU,OK」で泣くんです。それを見て、一緒に泣いてましたからね。わけもわからず。

P.B.Z

──当時は、好きな理由とかもわからなかったと思いますけど、いまになって、どうして自分がそこまで永ちゃんに惹かれるのか、考えたりしますか?

P.B.Z : 憧れですよね。こういう生き方って、かっこいいなっていう。音楽も、世に媚びてない。“矢沢”というジャンルをやってる。矢沢さんは9月にアルバムを出すんですけど、そのティザーを見ても矢沢なんですよ。その貫いてる感じがかっこいいんだと思います。

──AIさんは、どんな音楽に影響を受けているんですか?

AI : 僕はザスロに入る前から今も、ずっとジャズ・ミュージシャンをやっているんです。で、RYO-CHANGに誘われて、急にロック・バンドに入ることになって、改めて自分がどういう音楽が好きだったのかを思い返したんです。ASIAN KUNG-FU GENERATIONとかスキマスイッチとか、日本の邦ロックを聴いてたなって。高校生のときは、ART-SCHOOLとかTHE NOVEMBERSなどの、オルタナティヴなバンドが好きだったな、とか。

RYO-CHANG : 最初に買ったCDはなんだっけ?

AI : 最初に買ったのはエアロスミスのベスト盤。

SHU-GO : これだけJ-ROCKの話をして(笑)!?

AI : (笑)。やっぱり感受性が豊かな学生のときに聴いてた音楽は、自分のなかに沁みついてるなと思いますね。THE NOVEMBERSの楽曲は、いまライヴで聴いても泣いてしまいます。

AI

──SHU-GOさんは?

SHU-GO : 僕もベクトルとしては、RYO-CHANGに近くて。聴く音楽の幅は広いんですけど、やっぱり好きだなと思うのは、1980年代の終わりから2000年代の初期にかけてのJ-ROCKですね。サザンオールスターズ、イエモン(THE YELLOW MONKEY)、DEEN、ミスチルといったザ・1990年代と、2000年代では、アジカンとかバンプ(BUMP OF CHICKEN)。日本語詞の曲が好きです。年の離れた姉ちゃんがいたから、大黒摩季とかプリプリ(プリンセス プリンセス) とかも聴いてて、ああいう大スターが好きですね。

──メンバーのルーツを聴いてると、今作『CYCLOTRON』で、ザスロがアンダーグラウンドなものよりも、王道のロックを目指した流れも納得ですね。

AI : 自然な流れに感じますよね。

SHU-GO : いろいろな段階はありましたけどね。僕らは大学が全員一緒で、P.B.Zは照明・音響で裏方専門、他の4人はジャズ科出身だから、ジャズのかっこよさも理解していて、大スターのシンガーに憧れてたんですよ。

RYO-CHANG : 彼はビング・クロスビーが好きで、僕はフランク・シナトラが好きなんです。いわゆるスター像に憧れるよね。

SHU-GO : スタンダードなスイング・ジャズの歌もの。一度そこから離れてたけど、ザスロがこういう流れになったときに、やっぱりルーツも聴いてるなって思いますね。

作業場に設置されたホワイトボードには、メンバーの意見やアイデアが書き出されている。

「これがザスロの音楽だよね」って、胸を張って言える

──今作の制作はそういうバンドの方向性が決まってから進んだんですか?

SHU-GO : いや、これが出来上がるまでに30~40曲ぐらいデモがあったんです。

AI : いろいろ試しながら、かっこいいなって残ったのが、これだよね。

P.B.Z : いままでは選ぶっていう作業がなかったんですよ。

RYO-CHANG : そうだね、「これかっこよくね?」って思いついたものを出してたからね。

P.B.Z : だから、今回はめちゃくちゃ時間がかかりましたね。

──作品が完成してみて、今作で曲を選んだ基準は何だったと思いますか?

AI : 一緒に歌えるかどうかっていうことですね。いままで、RYO-CHANGとSHU-GOのボーカルの技術力に頼って、難しいことをやりすぎてたんです。

RYO-CHANG : ぜんぜん、自覚はないけどね(笑)。ただ、ザスロは、ずっと裏をかいてたところがあって…… いや、自分たちで裏をかいてたつもりなはいんだけど、見え方として、反逆児、異端児、アウトローって言われがちだったと思うんです。それが、今回はちゃんとポップスなんですよ。でも、それが俺らのなかでは、いちばん裏だったりもして。

──リスナーの感覚で言うと、今作はストレートな王道ロックだけど、ザスロとしては、わりと真逆をついた感覚があるというか?

RYO-CHANG : そう。だから、真逆をやることに対して、正直、葛藤もあったんだけど。いまでは「これがザスロの音楽だよね」って、胸を張って言えるようになりましたね。ようやくストレートな道を進めている手応えを掴めてきたんです。

──全4曲のうち、RYO-CHANGさんとSHU-GOさんが、2曲ずつ作詞作曲を手がけていますけど、わりと作曲者のカラーがくっきり出てますよね。

RYO-CHANG : ああ、出てますね。

──SHU-GOさんが手がけた「Limited」と「Don't Let It Go」は、いままで以上にデジタルな音色を打ち出した、ラウドなミクスチャー・ロックで。

SHU-GO : デジタルな部分はP.B.Zの存在が大きいですね。

P.B.Z : とにかくかっこいいシンセを盛り込みたいなと思って作っていきました。

SHU-GO : いままで、こういうことをできる人間がいなかったから、やりたいと思ってもできなくて、ギターでやったりしてたんですよ。いまは、「こういう音を出したい」って言うと、「こういうことでしょ?」みたいな感じで、(P.B.Z が)PCを使って魔法みたいに出してくれるんです。

P.B.Zが作業を行なっているPC

ARISA : ふたりのやりとりはめっちゃおもしろくて。SHU-GOの言ってることって、私が聞いてると、「なに言ってるの?」みたいな感じなんです。

RYO-CHANG : こいつ(SHU-GO)が言ってることは誰もわからないよね(笑)。

ARISA : それを(P.B.Zが)汲み取って出すんですよ。

SHU-GO : 女房役みたいな感じですかね(笑)。

P.B.Z : 人のやってることを具現化するのが好きなんですよ。みんな、けっこう擬音で表現してくるんです。ピカーンみたいな音がほしいよね、とか。「何なの、その半濁音は!?」ってなるけど、それが音にできたとき、「それそれ!」って言われるのがうれしいんです。

──たとえば、「Limited」を作るときに、イメージしたアーティストとかはいました?

SHU-GO : リンキン・パークとか。リンキンの1stアルバム(『Hybrid Theory』)から『メテオラ』くらいまでの作品のイメージはあったと思いますね。

P.B.Z : もともとスクリレックスみたいなダブステップとか、デジタルな曲も好きなんですよね。それは絶対にロックと噛み合うサウンドなので。

Numb (Official Video) - Linkin Park
Numb (Official Video) - Linkin Park

──「Limited」の出だしで、メロディとラップがまったく違う旋律で進みながら、徐々に重なるじゃないですか。あそこが最高ですよね。

RYO-CHANG : あれ、本当はラップがメインだったんですよ。でも、最終的なミックスの段階で、(SHU-GOが)自分の声を出したいから、ついた(音量を上げた)んですよ。エゴを出してきたんです。

SHU-GO : 違う違う! そういうエゴの出し方はしない!

RYO-CHANG : 全力で否定してくるな(笑)。

SHU-GO : 本当は、この曲は2番もあったんです。で、1番はメロディかラップだけでいって、2番にメロディとラップを重ねていくっていう話があったんですけど、いろいろ構成を練っていくなかで、この曲で2番はいらないってなって。そういう経緯もあったから、ちょっとメロディの音量を上げたくて。曲が良くなることを第一で考えたんです(笑)。

──なるほど。一方、RYO-CHANGが手がけた「GO CHASE」と「BONITA」は、ルーツ感もあって、これまでのザスロの文脈をしっかりと受け継いでいるというか。

RYO-CHANG : やっぱり昔のザスロらしさも、自分たちの歴史として、どこかで感じさせないといけないなと思ったんです。あと、俺はハードロックが好きなんですよ。クイーンとかスコーピオンズ、KISS、ザ・マーシャル・タッカー・バンドみたいな、アメリカン・ロックが好きなんですよね。

THE THROTTLE / BONITA (Official Music Video)
THE THROTTLE / BONITA (Official Music Video)

──ダイナミックでスケール感のある?

RYO-CHANG : そう。でも、もうオールド・ロックンロールはやりたくなかったんです。で、現在のマネージャーに出会ったときに、彼はハードコア・バンドのベースをやってるから、僕のなかにハードコアっていうカルチャーがやってきたんです。で、もうひとつはパンク・ロックですね。この掛け合わせがファッショナブルに感じたんです。

──具体的に言うと、どのへんのバンドですか?

RYO-CHANG : ハードコアでいうと、先日、来日ライブを観に行ったVITAMIN Xです。パンク・ロックでは、SAですね。岩手のフェスで対バンしたときに、超かっこよくて。ファッションを見てもテッズ(テディボーイ) ですし。だから、俺の作った曲は、ハードコア、パンク、SA感に、ちょっとだけロックンロールとヒップホップって感じですね。

Vitamin X “About To Crack” Official video
Vitamin X “About To Crack” Official video

このメンバーだから、このファミリーだから、全員でここまで来られた

──いままでの作風と比べると、特にリズムのアプローチがまったく違うと思いますけど、ARISAさんはドラマーとして、どういうスタンスで今作に向き合ったんですか?

ARISA : 昔のザスロとはまったく違うから、正直大変でした。この作品ができあがるまで、私は「なんでストレートなオールド・ロックンロールをやらないんだろう?」と思ってたんですよ。というのも、『CYCLOTRON』に辿り着くまでに、ザスロがやってきたことはそれなので。そこを離れて、いろいろ模索するなんて、不自然だし、遠回りしているだけなんじゃないの!? と思ってたんですね。でも、みんなで話し合って、喧嘩をして、この作品ができて、ライヴをしていくなかで、ようやく「これだ!」っていう感覚を掴んできた手応えもあって。いまは、これが5人でやる音楽として、正解だと思えるようになりましたね。

──AIさんは、どうでしたか?

AI : 僕はこういう音楽も好きだから、ベースの幅が広がるのが楽しかったです。「歪みを増やしていい」とか、「どんどん大きい音を出して」って言われると、「いいんですか!?」って感じで(笑)。いままで、ヒップホップ調の曲では、クールにかっこつけてライヴをやることが多かったけど、いまはトレブル(アンプで音域を調整するツマミ) をバーンって上げて、ヘドバンもして、「楽しい!」って感じですね。わりと変化を楽しんでます。

──歌詞を書くうえでは、何か意識したことはあったんですか? 日本語と英語の語感を大切にしながらも、力強いメッセージが多いな、と思いましたが。

SHU-GO : これは再確認したことだったんですけど、「いま大活躍しているミュージシャンの音楽に救われている人間がたくさん存在してる」と思ったんです。俺も、そのひとりだったし。歌詞で歌われてることって、ふつうに言葉だけ聞いたら、ダサいかもしれないし、幼稚に感じるかもしれないけど、その歌に、音楽に、命を助けられてる人もいるんですよね。それを踏まえて、ちゃんと人の心に響く歌詞を考えようと思いました。

──再確認したきっかけは何かあったんですか?

SHU-GO : いろいろなバンドのライヴを観るときに、意識的にお客さんの反応を見ていたんですよ。それで、「なるほどな」と思ったというか。アーティストの発する一字一句で、お客さんが楽しんだり、悲しんだりしてたんですよね。いろいろな場面で音楽に助けられてきたから、そのアーティストのことを心から愛してる。っていうことに気づいたうえで、今回の曲や歌詞を作っていったんです。

──いろいろなエンターテイメントがあるけど、みんなで一緒に感情を爆発させるようなものはないですよね。

RYO-CHANG : そう。ああいう光景を見ると、J-ROCKは、やっぱり特別な魅力を持っていると思います。オーディエンス各々がゆっくり揺れて、「気持ちいいね」って言いながら、シャンディ・ガフを呑むっていうだけじゃない。みんな、本気で涙と汗を流してるんですよ。そのステージに立っているアーティストに必要な力とは何かをいま、考えています。

SHU-GO : 俺らも、ああいうふうにならなきゃいけないっていうことですよね。

作業場の一面にはTHE THROTTLEの特徴が見えるようなアイテムがずらりと並んでいる。

──ザスロって、これまでも作品をリリースするごとに変化を恐れずに、自分たちのロックを模索してきたように見えますけど、なぜ、そういうことができるんでしょう?

SHU-GO : いや、怖いですよ。どちらかと言うと、僕らはそういう風に安易に自分たちの表現を変えることをディスってたんですよ。だから、今回の作品を作るうえでは、少なからずバンドのなかで争いがあって、一筋縄ではいかなかった。このメンバーだから、このファミリーだから、全員でここまで来られたっていう感じなんです。誰かがザスロをやめてもおかしくなかったよね?

RYO-CHANG : わりと「解散かな」っていう空気が流れた時期もあったし(笑)。

P.B.Z : こうやって笑顔で喋ってるのが不思議なぐらいの荒療治だったよね。

──でも、いまは変化をして良かったと思ってるわけですよね。

AI : そうですね、このシングルの曲はリリース前から、ライヴでかなりやってるんですけど、お客さんが見せてくれる景色が違うんですよ。1~2年前とはノリがぜんぜん違うから、ちゃんと楽しい方向にいってるなっていう手応えがあるし。

SHU-GO : やっぱりお客さんが喜んでるほうが嬉しいもんね。ポカーンってされるより

RYO-CHANG : ポカーンとされてきた期間が長かったからね(笑)。

AI : お客さんが手を上げる位置が一緒なんですよ。僕たちはずっとそういうのを求めてたし、逆に「ここで盛り上がるんだ!?」みたいな、思ってたのと違う反応が起きて、勝手にひとり歩きしていく曲もあるし。そういうことが、いまは新鮮で楽しいですね。

THE THROTTLEの過去作品も配信中!

LIVE INFORMATION

ALL Need is LIVE -THE THROTTLE 1st Single”CYCLOTRON” Release Party-
2019年7月26日(金)@下北沢GARAGE
OPEN 19:00 / START 19:30
チケット料金 : 前売り¥2500 当日¥2800 +1D
出演 : THE THROTTLE / THE NUGGETS / The First Penguins (OA)

“水曜日のスロットル”
2019年8月9日(水)@下北沢GARAGE
OPEN 20:00 / START 20:30
チケット料金 : 前売り、当日R ¥500
出演 : THE THROTTLE / Kroi

PROFILE

THE THROTTLE

2013年5月25日に活動をスタート。RYO-CHANG(VOCAL)、SHU-GO(GUITAR)、AI(BASS)、P.B.Z(MACHINE)、ARISA(DRUMS)の5人を中心にファミリーで制作活動をDIYで行なっている。活動開始当初、渋谷・新宿のストリートで3000本を超える路上ライブを展開。これまでに〈ビクターエンタテインメント〉内レーベル〈CONNECTONE〉より2枚のアルバムをリリースし、2018年に独立。自主インディーズレーベル〈CHIKARA LABEL〉を旗揚げ。ジャンル問わず、現代を示すロックを表現しているバンドを招集して開催するパーティイベント〈ROCKER ROOM〉を不定期で企画。対バン型屋内路上ライブイベント〈水曜日のスロットル〉を、ほぼ月一で水曜日に下北沢GARAGEと共同開催中。デジタル・ハードコア・パンク・バンド、SPARK!!SOUND!!SHOW!! と不定期で対バン企画ライブ〈抗争〉を全国で展開中。Spotify にてサブスク宅録楽曲シリーズ「TAXI DRIVER SERIES」を公開。不定期でゲリラ的に新曲をUPしている。

>>Official HP

編集 : 伊達恭平
編集補助 : 矢野圭将

この記事の筆者
この記事の編集者
伊達 恭平

【第三期BiS連載】Vol.14 ティ部が深度を増した繋がりで目指すもの

【第三期BiS連載】Vol.14 ティ部が深度を増した繋がりで目指すもの

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.13 トギーにとってのBiSは4人だけじゃない──最高の景色を“BiS全員”で見るために

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.13 トギーにとってのBiSは4人だけじゃない──最高の景色を“BiS全員”で見るために

閏日のキネマ倶楽部では神話がうまれる!?──3776史上最も壮大なスケールのワンマンを目撃せよ!

閏日のキネマ倶楽部では神話がうまれる!?──3776史上最も壮大なスケールのワンマンを目撃せよ!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.12 確かな手応えと成長を求めて──ネオは、全身全霊で未来に向かって叫ぶ

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.12 確かな手応えと成長を求めて──ネオは、全身全霊で未来に向かって叫ぶ

総決算と挑戦の「nameless story」──岸田教団&THE明星ロケッツが再起動〈リブート〉を超えて見る景色

総決算と挑戦の「nameless story」──岸田教団&THE明星ロケッツが再起動〈リブート〉を超えて見る景色

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.11 限界を出し切っても、まだ上へ──チャントモンキーは常に次のステージへ駆ける

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.11 限界を出し切っても、まだ上へ──チャントモンキーは常に次のステージへ駆ける

Super VHSが現代にアップデートする80'sポップスの涼風

Super VHSが現代にアップデートする80'sポップスの涼風

TVアニメ『慎重勇者』特別EDに込めた“リアルな感情”──安月名莉子2ヶ月連続インタヴュー後編

TVアニメ『慎重勇者』特別EDに込めた“リアルな感情”──安月名莉子2ヶ月連続インタヴュー後編

【REVIEW】Suara『うたわれるもの』とともに歩んだシンガーとしての実力、その意義

【REVIEW】Suara『うたわれるもの』とともに歩んだシンガーとしての実力、その意義

ラストクエスチョン現体制2周年を終え、そして〈フェス〉へ…

ラストクエスチョン現体制2周年を終え、そして〈フェス〉へ…

ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』

ピーター・バラカンとハイレゾで聴く『魂(ソウル)のゆくえ』

『マチビトサガシ』に詰め込まれた、Machicoが愛したもの

『マチビトサガシ』に詰め込まれた、Machicoが愛したもの

受け入れ、変化し、演じる姿が生み出す自分──安月名莉子「be perfect, plz!」2ヶ月連続インタヴュー前編

受け入れ、変化し、演じる姿が生み出す自分──安月名莉子「be perfect, plz!」2ヶ月連続インタヴュー前編

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.10 いまのメンバー全員と、この先を走るために──トギーはBiSで本音を語る

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.10 いまのメンバー全員と、この先を走るために──トギーはBiSで本音を語る

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.9 ネオ、BiSの“最高“を更新し続けるために──常に自分に向けられた思考の先

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.9 ネオ、BiSの“最高“を更新し続けるために──常に自分に向けられた思考の先

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.8 チャントモンキーが常に見据える“先”のこと──メンバーと向き合い、さらに上へ

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.8 チャントモンキーが常に見据える“先”のこと──メンバーと向き合い、さらに上へ

3776“歳時記”シリーズついに完結!──渋谷WWWワンマン・ライヴがハイレゾ音源で配信開始!

3776“歳時記”シリーズついに完結!──渋谷WWWワンマン・ライヴがハイレゾ音源で配信開始!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.7 ティ部はいつでも研究員のことを見ている!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.7 ティ部はいつでも研究員のことを見ている!

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.28 - SUMMER SPECIAL「STEPHENSMITH編」

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.28 - SUMMER SPECIAL「STEPHENSMITH編」

原点回帰する〈夏の魔物2019〉──成田大致が紡いだロック・ヒストリーを全身全霊で体感せよ

原点回帰する〈夏の魔物2019〉──成田大致が紡いだロック・ヒストリーを全身全霊で体感せよ

ReoNa、過去作品含む一挙ハイレゾ配信開始!

ReoNa、過去作品含む一挙ハイレゾ配信開始!

3776、4年ぶりのフル・アルバム『歳時記』独占ハイレゾ配信開始──衝撃の3776ワールドに飛び込め!

3776、4年ぶりのフル・アルバム『歳時記』独占ハイレゾ配信開始──衝撃の3776ワールドに飛び込め!

安月名莉子の表現に灯る、確かな光──ニュー・シングルに込められた『彼方のアストラ』とのリンク

安月名莉子の表現に灯る、確かな光──ニュー・シングルに込められた『彼方のアストラ』とのリンク

時間、国、人、あらゆる境界を超えて繋がれた情熱のかたち──南壽あさ子『すみれになって』ハイレゾ配信

時間、国、人、あらゆる境界を超えて繋がれた情熱のかたち──南壽あさ子『すみれになって』ハイレゾ配信

藤井丈司とともにハイレゾで聴く『YMOのONGAKU』──OTOTOYハイレゾ試聴会 Vol.4 レポート

藤井丈司とともにハイレゾで聴く『YMOのONGAKU』──OTOTOYハイレゾ試聴会 Vol.4 レポート

nonoc、最新シングル「star*frost」に煌々と輝くアーティストとしての進化

nonoc、最新シングル「star*frost」に煌々と輝くアーティストとしての進化

過去最大級の3776ワールドが接近中! 新アルバム『歳時記』&WWWワンマンで見せる至極の景色

過去最大級の3776ワールドが接近中! 新アルバム『歳時記』&WWWワンマンで見せる至極の景色

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.6 私はステージに立つ側の人間だ──トギーがイメージし続けた自分の姿はBiSにある!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.6 私はステージに立つ側の人間だ──トギーがイメージし続けた自分の姿はBiSにある!

THE THROTTLE、キャラ立ち本格始動──1stシングル『CYCLOTRON』で抜き打つ現代のJ-ロック・シーン

THE THROTTLE、キャラ立ち本格始動──1stシングル『CYCLOTRON』で抜き打つ現代のJ-ロック・シーン

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】vol.5 優等生サブカル少女のマナコ・チー・マナコ、特別な存在になるために選んだBiS!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】vol.5 優等生サブカル少女のマナコ・チー・マナコ、特別な存在になるために選んだBiS!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】ネガティヴでぼっちのネオ・トゥリーズは、BiSで“カッコ良く”なれるのか!?

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】ネガティヴでぼっちのネオ・トゥリーズは、BiSで“カッコ良く”なれるのか!?

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】チャントモンキーは、チャットモンチーを超えるのか!?

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】チャントモンキーは、チャットモンチーを超えるのか!?

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】 イトー・ムセンシティ部 インタヴュー「自分の中のハードルを飛び越える!」

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】 イトー・ムセンシティ部 インタヴュー「自分の中のハードルを飛び越える!」

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】第三期BiS 連載vol.1 初めてのメンバー・インタヴュー掲載。「WACKといえばBiS」に変えたい!!!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】第三期BiS 連載vol.1 初めてのメンバー・インタヴュー掲載。「WACKといえばBiS」に変えたい!!!

Ghost like girlfriendが打ち立てた金字塔──1stフル・アルバム『Version』から確信するJ-POPの未来!

Ghost like girlfriendが打ち立てた金字塔──1stフル・アルバム『Version』から確信するJ-POPの未来!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】連載vol.0 渡辺淳之介

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】連載vol.0 渡辺淳之介

【ライヴレポート】Vocal & Dance Collection Live Vol.3 Supported

【ライヴレポート】Vocal & Dance Collection Live Vol.3 Supported

山本浩司 × 高橋健太郎〈KORG Nu 1で聴く現代ブルーノートの名盤セレクション〉

山本浩司 × 高橋健太郎〈KORG Nu 1で聴く現代ブルーノートの名盤セレクション〉

3776が生み出した“ダイナミクス”の世界──ライヴ・アルバムをハイレゾ配信開始!

3776が生み出した“ダイナミクス”の世界──ライヴ・アルバムをハイレゾ配信開始!

変化を恐れずに切り取った多彩な表情──tacica、『panta rhei』リリース

変化を恐れずに切り取った多彩な表情──tacica、『panta rhei』リリース

瀧川ありさ、音楽とともに人生を歩む理由─TVアニメ『ドメスティックな彼女』EDテーマ「わがまま」

瀧川ありさ、音楽とともに人生を歩む理由─TVアニメ『ドメスティックな彼女』EDテーマ「わがまま」

柳樂光隆 × 高橋健太郎 〈Nonesuch Records〉を聴く──OTOTOYハイレゾ試聴会Vol.2レポート

柳樂光隆 × 高橋健太郎 〈Nonesuch Records〉を聴く──OTOTOYハイレゾ試聴会Vol.2レポート

MYTH & ROIDが創造した“答えのない世界”──NEWシングル「shadowgraph」ハイレゾ配信開始

MYTH & ROIDが創造した“答えのない世界”──NEWシングル「shadowgraph」ハイレゾ配信開始

nonoc、熱量を増した歌声で最前線へ──『魔法少女特殊戦あすか』OPテーマ『KODO』ハイレゾ配信

nonoc、熱量を増した歌声で最前線へ──『魔法少女特殊戦あすか』OPテーマ『KODO』ハイレゾ配信

安月名莉子『ブギーポップは笑わない』EDテーマで魅せた新たな側面──「Whiteout」ハイレゾ配信開始

安月名莉子『ブギーポップは笑わない』EDテーマで魅せた新たな側面──「Whiteout」ハイレゾ配信開始

アーティストとしての花澤香菜、その原点〈ベース〉にある音楽──『ココベース』ハイレゾ配信開始&全曲解説

アーティストとしての花澤香菜、その原点〈ベース〉にある音楽──『ココベース』ハイレゾ配信開始&全曲解説

〈SACRA MUSIC〉作品配信スタート!

〈SACRA MUSIC〉作品配信スタート!

3776からの“ダイナミクスへの誘い” 春のワンマンはどうなる!?──『季刊井出ちよのVol.5』ハイレゾ配信開始

3776からの“ダイナミクスへの誘い” 春のワンマンはどうなる!?──『季刊井出ちよのVol.5』ハイレゾ配信開始

OTOTOY x mora共同企画──好き者スタッフが語り尽くす、アニメと音楽の2018、ココがすごい!

OTOTOY x mora共同企画──好き者スタッフが語り尽くす、アニメと音楽の2018、ココがすごい!

“気持ちよさ”の追求はオリジナリティの洗練へ──STEPHENSMITH新アルバム『ESSAY』リリース

“気持ちよさ”の追求はオリジナリティの洗練へ──STEPHENSMITH新アルバム『ESSAY』リリース

岸田教団&THE明星ロケッツの革新、“現代”を噛み砕いた圧倒的な1枚が誕生!

岸田教団&THE明星ロケッツの革新、“現代”を噛み砕いた圧倒的な1枚が誕生!

過去を見ることから生まれた未来──QUADRANGLE、話題TVアニメOPテーマ「PARADOX」ハイレゾ配信開始

過去を見ることから生まれた未来──QUADRANGLE、話題TVアニメOPテーマ「PARADOX」ハイレゾ配信開始

『やがて君になる』に寄り添った彼女の歌声──安月名莉子「君にふれて」ハイレゾ配信開始

『やがて君になる』に寄り添った彼女の歌声──安月名莉子「君にふれて」ハイレゾ配信開始

3776、3月にワンマン・ライヴ決定!さらに待望の『季刊井出ちよのVol.3&4』ハイレゾ独占配信を開始!

3776、3月にワンマン・ライヴ決定!さらに待望の『季刊井出ちよのVol.3&4』ハイレゾ独占配信を開始!

『Re:ゼロ』主題歌での鮮烈デビュー。──いまだ謎多き新人シンガーnonocの素顔を暴く!

『Re:ゼロ』主題歌での鮮烈デビュー。──いまだ謎多き新人シンガーnonocの素顔を暴く!

【連載第16回】2018年の10月配信のマスト・チェックなアニソン作品はこれだ!!

【連載第16回】2018年の10月配信のマスト・チェックなアニソン作品はこれだ!!

【連載第15回】 スウェーデン×沖縄? ラスマスフェイバーが作り上げた、グルーヴ感溢れる「はるかなレシーブ」の音楽を聴く!

【連載第15回】 スウェーデン×沖縄? ラスマスフェイバーが作り上げた、グルーヴ感溢れる「はるかなレシーブ」の音楽を聴く!

現代において「音楽を買う」という価値を再考するー【対談】城 隆之(no.9) × 太田伸志(Steve* Music)

現代において「音楽を買う」という価値を再考するー【対談】城 隆之(no.9) × 太田伸志(Steve* Music)

【連載】OTOTOY伊達の「MAGに時間を!!」第14回 ──「色づく世界の明日から」

【連載】OTOTOY伊達の「MAGに時間を!!」第14回 ──「色づく世界の明日から」

【連載】OTOTOY伊達の「MAGに時間を!!」第13回

【連載】OTOTOY伊達の「MAGに時間を!!」第13回

ダンス、ラップ、歌唱、あらゆるパフォーマンスが躍動する美しい獣

ダンス、ラップ、歌唱、あらゆるパフォーマンスが躍動する美しい獣

【REVIEW】冴え渡るアレンジが斬りふせる先入観!ーSuara『理燃-コトワリ-』& AQUAPLUS『うたわれるもの Piano Collection Vol.2』

【REVIEW】冴え渡るアレンジが斬りふせる先入観!ーSuara『理燃-コトワリ-』& AQUAPLUS『うたわれるもの Piano Collection Vol.2』

MONACA岡部啓一の音楽が彩った作品たち

MONACA岡部啓一の音楽が彩った作品たち

UN.a、5曲連続リリース最終作『INDUSTRIA』ハイレゾ配信スタート

UN.a、5曲連続リリース最終作『INDUSTRIA』ハイレゾ配信スタート

tacica「煌々/ホワイトランド」ハイレゾ試聴会レポート&公開インタヴュー

tacica「煌々/ホワイトランド」ハイレゾ試聴会レポート&公開インタヴュー

“音そのもの”を考えた音楽会──ハイレゾ音源+記録映像という配信形態に凝縮された、アルプの試みとは?

“音そのもの”を考えた音楽会──ハイレゾ音源+記録映像という配信形態に凝縮された、アルプの試みとは?

楠田亜衣奈が歌う、7つの『愛』のかたち──『アイナンダ!』ハイレゾ配信開始!

楠田亜衣奈が歌う、7つの『愛』のかたち──『アイナンダ!』ハイレゾ配信開始!

“暦”が宿るピアノの調べ、季節が巡るイマジネーションの発露──スガダイロー『季節はただ流れて行く』ハイレゾ独占配信!

“暦”が宿るピアノの調べ、季節が巡るイマジネーションの発露──スガダイロー『季節はただ流れて行く』ハイレゾ独占配信!

この記事の編集者
やの けいすけ

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.10 いまのメンバー全員と、この先を走るために──トギーはBiSで本音を語る

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.10 いまのメンバー全員と、この先を走るために──トギーはBiSで本音を語る

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.9 ネオ、BiSの“最高“を更新し続けるために──常に自分に向けられた思考の先

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.9 ネオ、BiSの“最高“を更新し続けるために──常に自分に向けられた思考の先

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.8 チャントモンキーが常に見据える“先”のこと──メンバーと向き合い、さらに上へ

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.8 チャントモンキーが常に見据える“先”のこと──メンバーと向き合い、さらに上へ

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.7 ティ部はいつでも研究員のことを見ている!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.7 ティ部はいつでも研究員のことを見ている!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.6 私はステージに立つ側の人間だ──トギーがイメージし続けた自分の姿はBiSにある!

【BiS 3度目の正直は、本当にあり得るのか!?】Vol.6 私はステージに立つ側の人間だ──トギーがイメージし続けた自分の姿はBiSにある!

THE THROTTLE、キャラ立ち本格始動──1stシングル『CYCLOTRON』で抜き打つ現代のJ-ロック・シーン

THE THROTTLE、キャラ立ち本格始動──1stシングル『CYCLOTRON』で抜き打つ現代のJ-ロック・シーン

[インタヴュー] THE THROTTLE

TOP