月の存在は私にとても似ています──原田珠々華、「月」をテーマにしたデジタル・シングル第2弾をリリース

高校1年生のシンガー・ソングライター、原田珠々華が昨年11月以来の新曲『Moon Light』をデジタル・リリースした。昨年のリリース後はTOWER RECORDS20周年記念のコラボ・ライヴでOAアクトを行ったり(当日の出演者はくるりとハンバートハンバート)、年末にバンド・セットとアコースティックでのワンマン・ライヴを別日に開催するなど、着実に経験値を積み重ねている彼女。「月」をテーマにした新曲は、心地よいハーモニーに”子供でも大人でもない”16歳の世界観が投影された歌詞がマッチしている。OTOTOYで購入すると原田の手書き歌詞pdfデータがついてくるので、じっくり歌詞の世界を味わいつつ、メール・インタヴューの「ちょっとかためでまっすぐな回答」から見える彼女のひととなりも楽しんでもらいたい。

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MAIL INTERVIEW : 原田珠々華

満員になったフロアを見て胸が熱くなりました

──昨年12月にバンド・セットとアコースティックと2タイプでのワンマン・ライヴ、お疲れ様でした。それぞれのライヴの感想を振り返っていただけますか。

原田 : とても楽しかったです。
はじめてのワンマン・ライヴで自分だけのためにこれだけのお客さんが時間を作って見に来てくださった事が伝わってきて、自信にもなったし、これからもっと大きなところでやりたいという気持ちも更に高まりました。
また、自分自身も成長出来た部分もあったと思います。バンド・セットでは凄く活躍されているバンド・メンバーさんが参加してくださり、見たり聞いたりしているだけで色々な事を学べましたし、同時に自分の実力が足りない部分にもどかしさや悔しい思いもありました。しかし、バンド・メンバーのみなさんがあたたかいステージを一緒に作り上げて下さり、私自身も自然体でとても楽しむ事が出来ました。アコースティック・セットの日は、目標にしていたチケットのソールド・アウトも達成でき、満員になったフロアを見て胸が熱くなりました。少し余裕が生まれてお客さんの顔も1人づつしっかり見る事もでき、自分の歌をいつの間にか口ずさんで下さっている方や、涙を溜めて聴いてくださってる方を見ると、もっともっと多くの方に自分の歌を聴いてほしいという気持ちがとても大きくなりました。

──12月23日のアコースティック・ワンマンで初披露された新曲の「Moon Light」はいつごろに完成した曲でしょうか。


原田珠々華 / Moon Light (Music Video)

作詞・作曲:原田珠々華 編曲:山本幹宗
原田珠々華(ボーカル)
山本幹宗(ギター&プログラミング)
おかもとえみ(ベース/フレンズ)
岡山健二(ドラム/andymori/classicus)

☆Music Video Staff
Director:頃安祐良
Cam:野口健司
Lighting:根本伸一
Stylist:岡村春輝
Hair&Make-up:くどうあき

原田 : バンド・セットでのワンマン・ライヴの前に完成しました。サビの最後に「おやすみ」とあるのですが、もともとこの曲を授業中になんとなく頭で作っていて、その時の授業が眠かったのでそういう歌詞を書いた気がします(笑)。
夏目漱石の「月が綺麗ですね」という言葉に影響を受けて作ったのですが、それは作った時の授業が古文だったんです。

──「Moon Light」は原田さんの多重コーラスが印象的です。楽曲制作について聞かせてください。

原田 : メロディは凄く明るくて、コーラスも月の光のようにキラキラしたもの重ねていますが、そういう部分に引っ張られ過ぎないように、歌詞はあまり明る過ぎないようにバランスを調整しました。
私達の世代である思春期特有のまっすぐすぎる部分や、好きな人に対する駆け引きや、自分の気持ちが先走ってしまうもどかしさを少し複雑な表現の言葉で表しているので、聴いてくださる方が好きなように汲み取ってくだされば嬉しいです。
曲自体は授業中に書きましたが、ライヴ中にステージから見た頭上でまっすぐに光るライトが月のように見えた事がこの曲の出来たキッカケでもあります。

──「Moon Light」をOTOTOYで購入されたお客様には原田さんの手書き歌詞データがついてきます。歌詞でお気に入りのフレーズやポイントあったら教えてもらえますか。

原田 : ”I LOVE YOUも言えないままの私じゃないから”という歌詞を気に入っています。私の妄想の中の思春期の女の子が背伸びをした恋をしているのが伝わってきてとても愛おしく感じます。意味を知れば知るほど物語がわかってくると思うのでぜひ歌詞にも注目して頂きたいです。

──2月16日のワンマン・ライヴ〈tsuki-no-de〉、そして3、4月開催の〈原田珠々華 ライブシリーズ “月面旅行”〉と、「月」をテーマにされています。月をテーマにした歌詞も多いのですが、原田さんにとって「月」とはどういった存在でしょうか。

原田 : 最初は特別意識もしていませんでした。ですが、疲れた時ふと頭上を見たりして、いつも輝いていた月が当たり前にある存在というのを思い知らされるんです。去年は別れが多く自分の中でも当たり前にある存在は当たり前じゃないというのを強く感じたのですが、それは人間や生き物関係無しにこの月だってそうなんだと思ったことから月がより輝いて見えるようになりました。また、月の光は太陽の光が反射して光っている、自分では光れないというのを学校で習って、月もそういうのを考え時に悩み太陽を憎み、でも太陽を愛しているのかなと人に置き換えるとなんだか急に物凄く愛おしく感じるようになったんです。私にとても似てます(笑)

──これから開催されるライヴ〈tsuki-no-de〉と〈月面旅行〉ではどんな構成になりそうですか。

原田 : タイトル通り、月にまつわる曲を沢山やれたらいいなというのは勿論考えています。また、宇宙旅行、SF映画を見ている時のようなワクワクするものをライヴで感じて頂きたいです。どちらも会場が素敵な世界観を持っている場所なので、今回は私の脳内にあるもうひとつの妄想の世界にみなさんにも遊びに来て欲しいです。

──春以降の活動も楽しみです。挑戦してみたいことや予想図など聞かせてください。

原田 : どんどん色々な事に挑戦していきたいと思います。
色々なフェスに出てみたいですし、バンドさんと対バンもしてみたい。とにかく多くの方に知って頂けるようにしていきたいです。自分の実力がまだまだな所で肩を落とすこともしばしばありますが、やっぱり自分の作った曲がとても好きなのでそれを沢山の方に聴いてほしいですし、私の音楽を聴いてくれている沢山のファンの方をもっともっと色んな会場に連れて行きたいです。

文& 構成 : 田尻菜穂子

DISCOGRAPHY


デビュー曲『Fifteen』インタヴュー

LIVE SCHEDULE

原田珠々華 ワンマンライブ2019「tsuki-no-de」
2019年2月16日(土)@shibuya CYCLONE

原田珠々華 ライブシリーズ「月面旅行」@東京
2019年3月31日(日)@青山 月見ル君想フ

原田珠々華 ライブシリーズ「月面旅行」@兵庫
2019年4月7日(日)@三宮 クラブ月世界

オトノホウvol.3
2019年3月2日(土) @下北沢モナレコード
出演 : シバノソウ / 原田珠々華

マジックポップ
2019年3月7日(木) @吉祥寺STAR PINE’S CAFE
出演 : 神﨑風花(sora tob sakana) / 原田珠々華

下北ハイスクール音楽祭2019 supported by BIG UP!
2019年3月27日(水)@下北沢周辺のライヴ・ハウスで開催


PROFILE

原田珠々華

2002年神奈川県生まれ。16歳。高校1年生。
幼少期よりモデル・タレントとしての活動をスタートし、2016年中学2年生の時にアイドルグループ、アイドルネッサンスに加入。2018年2月のグループ解散まで多くのステージで活躍。グループ活動時よりギターに目覚め、SNSでカバー曲の弾き語り映像を発信し続ける一方、ソングライティングを開始。叙情性を感じさせる伸びやかな歌声で、日常にある些細な経験や、等身大にある気持ちをまっすぐな言葉で伝える。
アイドルもシンガーソングライターも網羅する活動を目指し、2018年夏ソロシンガーとしてギターを携えステージに登場。
2018年11月、ロックバンドThe Cigavettesの元メンバーで、現在はくるりや銀杏BOYZのサポートギタリストとして活躍している山本幹宗を音楽プロデューサーとして迎えて制作されたデビュー曲「Fifteen」をデジタルリリース。
Zepp DiverCityにて開催された「タワーレコード新宿店20周年祭 LIVE ~FUTURE OF BASIC~」にて、くるり、ハンバート ハンバートのオープニングアクトとしてイベント出演。
2018年12月には初のワンマンライブを東京・渋谷WWW(BAND SET)、下北沢GARDEN(Acoustic Set)にて開催された。

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