2018/08/16 17:30

【音楽ライター講座】日本の音楽フェスはどこへ向かう?──〈SYNCHRONICITY〉麻生潤が語るフェス文化

音楽評論家の岡村詩野が講師を務め、音楽に関わるさまざまな表現を学ぶ場『岡村詩野音楽ライター講座』。2018年5月期では「音楽フェス」をテーマに取り上げ、日本の音楽フェスの現状と課題を分析し、そして未来について考察してきました。講座の最終回では、都市型フェスティバル〈SYNCHRONICITY〉を主宰する麻生潤さんをゲストに迎え、講師の岡村詩野と〈SYNCHRONICITY〉の成り立ちから、日本のフェスの未来、サブスクリプション・サービスに至るまで、内容盛りだくさんの対談を敢行!

また、次のページには全5回を通してブラッシュ・アップされた受講生の原稿も掲載。〈FUJI ROCK FESTIVAL〉は終わってしまいましたが、〈SUMMER SONIC〉を筆頭に多くのフェスがこれから控えているので、こちらの記事に目を通してから夏フェスに足を運んでみてはいかがでしょうか!

>>音楽ライター講座生原稿はこちらから!!<<

『SYNCHRONICITY'19』開催決定!


SYNCHRONICITY'19
2019年4月6日(土)@渋谷TSUTAYA O-EASTほか複数会場
主催 : EARTHTONE Inc.
企画・制作 : -kikyu-

前夜祭も開催! ぜひこちらも参加しよう!
SYNCHRONICITY'19 前夜祭
2019年4月5日(金)@TSUTAYA O-EAST

>>>詳細はこちら

対談 : 岡村詩野 × 麻生潤 〈SYNCHRONICITY〉

2005年から開始した都市型フェスティバル〈SYNCHRONICITY〉の主催者である麻生潤。今回は、音楽フェス以外にもアートやカルチャーに関する分野で幅広く活躍している麻生氏をゲストに迎え、講師の岡村詩野とのトーク・セッションを実施! 同時期に開始したフェスが次々と終わっていくなかで、なぜ〈SYNCHRONICITY〉は続けることができるのか、そして麻生氏が考える音楽フェスの未来とは何なのか、さらにサブスクリプション・サービスやフェスにおけるフライヤーの効果の話まで広がっております。ぜひ、お楽しみください!

進行 : 岡村詩野
文&編集 : 浅井彰仁

カルチャーは意図して作るものではないと思っています

岡村詩野(以下、岡村) : 〈SYNCHRONICITY〉が組織になって何年くらいになるんですか?

麻生潤(以下、麻生) : 会社は〈SYNCHRONICITY〉とは別ですけど、法人になってからは10年です。文化放送でラジオの仕事をやってたタイミングで法人化しました。

岡村 : 文化放送のお仕事というのは具体的にどんな内容だったんですか?

麻生 : いまのサブカルチャーや音楽を扱っている〈SYNCHRONICITY〉をプロデューサーの方がおもしろいと思ってくれて、カルチャーとして音楽を紹介してほしいっていうふうに言われたんですね。その頃ちょうど、文化放送にインターネット、デジタルのラジオがあって、クラブやフェスを扱ったラジオやることになったんです。

岡村 : 当時から、カルチャーの中に音楽が含まれているという感覚はなかったのですか?

麻生 : 僕にとってはもともと、音楽≒カルチャーっていう側面がありましたね。カルチャーってけっこう難しい言葉ですけど、シーンと同じようなもので、その時にはあんまりわからないけど、ちょっと時間が経ってみて「あ、こういうものがあったな」って認識できるものだと思っています。

岡村 : それは麻生さん自身、気がついたら形成されていたというようなカルチャーや音楽が好きだったからということですか?

麻生 : そもそも、カルチャーは意図して作るものではないですよね。たとえば、パンクやオルタナティヴとかも、そういう人たちが集まって徐々にそれが増幅されていることが認知されたときにはじめて、ひとつのカルチャー、シーンと呼ばれるようになるものなのかなと。時代の側面を切り取ったものが、そのときの時代感とマッチして増幅されていくというか。フェスもそういう側面がありますよね。

岡村 : 2000年代前半に入ってからの音楽のムーヴメントとして私のなかで印象的だったのが、ジャム・バンド・シーンなんです。〈SYNCHRONICITY〉の歴代のラインナップを見ても、お客さんを惹きつけられる力を持ったアーティストを、意識的にセレクトされている印象があって。なので個人的には麻生さんにお目にかかる前から、そういうジャム・バンドみたいなあり方にどこか影響を受けているのではないかと思っていたのですが。

麻生 : それはまさにあって。〈SYNCHRONICITY〉をはじめた2005年っていうのはクラブ・カルチャーとライヴ・カルチャーのクロスオーバーがまさに起きてる時代だったんですね。“ジャム"って、ひとつの音楽をリスナーやオーディエンスと共有してグルーヴの中で増幅していく魅力があって、その魅力とクラブ・カルチャーがすごく合致してたんです。たとえば、クラブの現場でバンドがライヴを行ったり、ライヴの現場でDJがプレイしたりってことがすごく多くなっていった時代で、Dachamboやらぞく、犬式、SPECIAL OTHERS、SOIL&"PIMP"SESSIONS、cro-magnonなど日本のジャム・バンド、ジャム要素を持ったバンドもすごく勢いがあってクラブとのクロスオーバーが生まれてた。そういうカルチャーをミックスしようと思ってはじめたのが〈SYNCHRONICITY〉ですね。振り返ってみるとまさに“ジャム"というものがひとつのテーマとしてあったと思います。

Dachambo/can not biz
Dachambo/can not biz

岡村 : 当時、開放的なレイヴ・パーティーみたいになる動きもあったと思うんですけど、〈SYNCHRONICITY〉の場合レイヴには決してならなかった。その理由はあるんですか?

麻生 : 僕は東京や都市のピリっとした雰囲気や熱さが好きなんです。エッジーでヒリヒリとしたもの。そういうものをパッケージとして出したかった。

岡村 : 都市にこだわりたかったと?

麻生 : そうですね。レイヴ・パーティーや野外フェスとかだと、どうしても緩さが生まれちゃう。そうじゃなくて、ヒリヒリとした“いま感"みたいなものを表現したかった。

日本の音楽のカッコよさを海外に伝えたい

岡村 : 第1回目の〈SYNCHRONICITY〉では、告知や宣伝はどのようにされたんですか?

麻生 : あのときはmixiが一大ムーヴメントを作ってましたね。フライヤーも使いました。フライヤーの割合は、いまはかなり減ってますけど。

岡村 : でも、いまもフライヤー有効ですよね。

麻生 : 有効ですか? 逆に僕はいまのフライヤーの有効性ってどこまでなんだろうなって思います。実はこの前の〈SYNCHRONICITY〉のフライヤーができあがったのって、当日なんですよ(笑)。フライヤーになってないよって話で(笑)。

岡村 : それは単に間に合わなかったから? それとも、作らなくてもいいと思ったから?

麻生 : 単に間に合わなかったっていうのもありますけど、インターネットやSNSがここまで発達したいま、僕はフライヤーの効果をそこまで感じてないんです。紙のフライヤーってけっこうなコストですよね。フライヤーを刷って、配送することまでを考えると、トータル的にプラスになるのかな? って思っちゃうし、大量に作って大量に捨てられてるのを見るとエコとはかけ離れてて心が痛む。逆にいまの時代だと、フライヤーの意味が変わってきちゃうかもしれないですけど、枚数限定でプレミアムなフライヤーを作って手渡しオンリーなどにしたほうがいいかもしれないなって考えちゃいます。最近の〈SYNCHRONICITY〉の本フライヤーは3000枚くらいですかね。たくさんフライヤーが置いてあるところには最初から置かないようにしてます。

岡村 : 〈SYNCHRONICITY〉に限らず、ライヴ当日のフライヤーに折り込まれていたり、入り口に置いてあったりするのは、名刺的な意味で使われているってことですかね?

麻生 : 自分たちのイベントのフライヤーってことですよね。そういう意味合いもあると思います。記念で持って帰ったり、好きだから持って帰ってくれたり、集めててくれたり。そういう意味でのフライヤーって意味を感じるし、そういうイベントやフェスづくりって大事だと思います。また、僕は新しいお客さんももちろんですが、常連のお客さんってすごくかけがえがないと思ってて、次も来たいっていうフェスにすることは大切だと感じますね。

岡村 : 年齢層の幅の広がりが出てきていますか?

麻生 : 幅は出てきていて、特に若い人が増えてますね。年齢を重ねると結婚したり子どもができたり、仕事が忙しくなったりでライヴハウスになかなか足を運びづらくもなる。そんな方たちのことも考えたフェスづくりもしていきたいですね。

岡村 : とはいえ、渋さ知らズのように麻生さんより上の世代のベテラン・アーティストが毎回出演しますよね。常連さんを大事にするのと同じように、昔から現場にいる人たちを常にリスペクトしてブッキングしている。でも、若い人が常に現場に来る。それを実現化できている理由はありますか?

麻生 : 〈SYNCHRONICITY〉の内部でもそうですけど、新しいものを作るうえで、世代を超えたエネルギーの交差がないと次に繋がらないと思うんですね。それはどこでも一緒だと思っていて、常日頃気をつけてることではあります。だから今の場所に安住するのではなく、新しくエネルギーが生まれるところに常に目を向けるようにしていますね。

渋さ知らズオーケストラ - 春のお祭り〜2016年古典の旅
渋さ知らズオーケストラ - 春のお祭り〜2016年古典の旅

岡村 : ちなみに若いアーティストをピックアップするのにあたって、どのようなことを意識していますか?

麻生 : あえていえば日本人のアイデンティティを持ってるバンドですかね。〈SYNCHRONICITY〉が感じる"ホンモノ"。ジャンルというよりはそこにフォーカスしてます。日本の音楽のカッコよさを海外に伝えたいという気持ちがすごくあるし、もちろん日本人にもという思いがすごくあります。〈SYNCHRONICITY〉共通のブッキングのテーマでもありますね。

活気のあるお祭りに近いものをやりたい

岡村 : 現場がどんどん広がって、規模が大きくなっていくなかで、決して閉塞的にならずに13年もイベントを続けてこられた秘訣はありますか?

麻生 : 音楽に限らず、続けるってことは難しい。でも、続けることに対して常に前向きであり続けるってことと、新しいチャレンジにトライしていくことが大切なんじゃないかなと思います。また、若いメンバーや新しい人と一緒にやるときに、否定から入らないこと。経験を積んでいくと、自分なりの基準や価値観ができてくる。でもそれってときに盲目であったり新しいことに気づけなかったりする。たとえ結果が難しかったとしても、まず掘り下げてみるってことが僕はすごく大切だと思っています。

岡村 : 先ほど海外に伝えたいっておっしゃったように、海外で〈SYNCHRONICITY〉を開催する、もしくは海外のアーティストをもっと増やしていくという広げ方を目指していくのですか?

麻生 : そうですね、それは考えています。ただ、巨大化していくより開催地を増やしていくこと。あと、日数を増やした方がおもしろいかなって思ってます。

岡村 : 1日だけで終わるのではなく、2日連続東京でやるとかはあるんですか?

麻生 : はい、考えてます。東京ではない場所も含めて。また、個人的には〈SYNCHRONICITY〉のことをサーキット・フェスだと思ってないんですね。そういうものをやりたいという気もなくて。いま以上に渋谷で広げていこうってなったら、離れた会場を使うことになるんですけど。そうではなくて活気のあるお祭りに近いものをやりたいんですね。一定の半径のなかにある温度感を大切にしたいなと。だから規模っていう意味でいえば、単純に会場を増やして広げていこうっていうのはあまりないかな。

岡村 : 円山町はそんなに変化はないと思いますけど、渋谷はどんどん建物が立って変わってますよね。変わりゆく渋谷をどう思っていますか?

麻生 : おもしろいですよね。たとえわかりやすいものがなくても、何かがあるだろうと思わせてくれる場所だなと思います。常に変化してて、いまもどんどん変わっていってるし。

岡村 : この変化のスピードは、いまにはじまったことじゃないと思うんですよ。「昔はおもしろかった時代があったよ」って言う人もいるけど、いまはいまでおもしろい時代になってると思うし。それをキャッチする人が変わってきているだけの話だと思うんですね。逆にそうやってどんどん一定のシフトがないと、やっぱりどんどんうっ血して、そこで終わってしまうわけですから。そういうことをできるのが、街を動かしていく人であると思うんですね。人が一緒になって街を作っていくフェスとしての〈SYNCHRONICITY〉という部分では、来年以降をどのように考えていますか?

麻生 : 短期的には場所(ライヴハウス)を増やしたり、開場キャパを大きくしたりすることはあまり考えていないですね。〈SYNCHRONICITY〉が幕張メッセを借りますといったら、それは違う。

岡村 : いわゆる産業ビジネス化していくってことには、さほどチャンスは感じなかったですか?

麻生 : 産業ビジネス化の捉え方にもよりますが、そもそも〈SYNCHRONICITY〉の出発点がそういうところではないので、いわゆる開場キャパを増やしてビッグ・フェスにするというのは考えていないですね。

岡村 : その先に目指してるものはあるんですか?

麻生 : これは常に思っているんですけど、日本のおもしろさを海外に紹介したいということ。あともうひとつは、音楽の裾野を広げたいということ。さっきお祭りって言いましたけど、お祭りって楽しいじゃないですか。そういうときに渋さ知らズがライヴをやっていてもいいと思うんですよ。渋さ知らズじゃなくても、たとえばネバヤン(never young beach)やヨギー(YOGEE NEW WAVES)、もっと若手のアーティストでもいいと思うんです。それがメジャーな音楽として認知されるきっかけを作れたらなと思います。ビッグ・フェスを目指すより、街と一体となったお祭りという意味での都市型フェスティバルが目指しているところですね。

Yogee New Waves / CAN YOU FEEL IT (Music Video)
Yogee New Waves / CAN YOU FEEL IT (Music Video)

サブスクは日本の音楽にとってすごくチャンス

岡村 : 日本の音楽を海外に広げるために、この13年の間に具体的にやってらっしゃることは何かありますか?

麻生 : たとえば、予算をかけてヨーロッパやアメリカから集客力のあるアーティストを招聘するというのは〈SYNCHRONICITY〉じゃなくてもできるし、やることじゃないかなと思うんです。規模的に予算の限界もありますしね。だったら〈SYNCHRONICITY〉はアジアの音楽シーンとの交流の場をつくろうと。アジアにもかっこいい音楽がたくさんあるし、日本でのチャンスを探してる。日本のミュージシャンもそうで、お互いが交流できこれからに繋がる場所を作れたらなと思います。アジアはいまどんどん発展してるし、いろんな意味で、いまがチャンスだと思う。それを踏まえて〈SYNCHRONICITY〉は今年、アジアから4バンドを呼びました。台湾と香港とタイとフィリンピン。台湾のElephant Gymとは早速toconomaとの企画が実現したし、たとえばこれからフィリピンのアーティストと日本のアーティストが一緒にやるときにも企画がうまく組めると思うんですね。こういうことを持続していきたいと思ってます。

ElephantGym / FINGER〜Midway
ElephantGym / FINGER〜Midway

岡村 : 実際日本のアーティストも頻繁に中国、台湾、香港、韓国にツアー行ってますよね。シャムキャッツとかもそうですけど、向こうでどんどん仲良くなって、帰ってきてこっちでまたツアーをやるっていうパターンができあがりつつある気がしますね。それになにか大きな宣伝をつけられていけたらいいですね。

レーベル ビッグロマンティックレコーズ  発売日 2018/06/14

※ 曲番をクリックすると試聴できます。

麻生 : そういうきっかけを作っていけたら最高ですよね。いずれは〈SYNCHRONICITY〉自体もアジアで開催できたらと思ってます。

岡村 : ちょっとアングルが変わる質問になるんですけど、パッケージの面で、CDのあり方とか、アナログがまた聴けるようになってるとか、カセットが売れてるとかっていうように、13年やってると、いろんなツールの変化を感じられると思います。パッケージと生の関係性を〈SYNCHRONICITY〉はどのように捉えていますか?

麻生 : 多様性が生まれててすごくおもしろいですよね。もともと、音楽ってライヴが原点ですよね。そもそもカセットテープもレコードなかったわけで、その原点にはライヴがあって。だから、いまは原点回帰して、生のもの“ライヴ"がフォーカスされてるなって思う。それはナチュラルなことだと思うし、いまっぽいとも思うし、僕にとってはエキサイティングですね。あと、サブスクリプション・サービス(以下、サブスク)のおかげで新しい音楽と出会えるきっかけが増えたし、日本の音楽も世界中で聴かれる可能性が高くなったなと思います。以前、水曜日のカンパネラのはじめての台湾公演が話題にあがったんですけど、初回のライヴにも関わらず一定のお客さんが訪れたそうです。で、お客さんにどうやって知ったのか聞いたら、やっぱり出会いの中心はサブスクなんですよ。いままでなかなか海外展開できなかった日本のミュージシャンにとってすごくいい時代だなって思います。

岡村 : なるほど。

麻生 : また、聴き方の多様化なんですけど、アーティストって現代ではひとつの作品としてアルバムを作っていると思うんですね。でも、サブスクの登場で、作品として聴く以上に単体で1曲だけ聴くってことも増えている。ただ、一方で、作品として聴きたいなっていう人もいて、音楽の聴き方そのものが多様的になっているなと思います。

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PROFILE

麻生潤

2002年、クリエイターチーム、-kikyu-を設立。2005年より、都市型フェスティバル〈SYNCHRONICITY〉を手がける。2008年、株式会社アーストーン設立。2015年、ウェブ・マガジン『SYNCHRONICITY』をスタート。音楽フェスをはじめ、企業、アパレル、行政まで、音楽・アート・カルチャーに関わる様々な企画に携わっている。

【公式HP】
https://synchronicity.tv/
【公式ツイッター
https://twitter.com/junaso


岡村詩野

東京生まれ京都育ちの音楽評論家。『ミュージック・マガジン』『CDジャーナル』『朝日新聞』『VOGUE NIPPON』『Sign Magazine』などで執筆中。現在「岡村詩野音楽ライター講座」を東京・京都で開講するほか、京都精華大学で非常勤講師を務めている。FM京都(α-STATION)『Imaginary Line』(毎週日曜21時)の番組パーソナリティも担当。Helga Press主宰。

【公式ツイッター
http://twitter.com/shino_okamura

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音楽評論家として活躍する岡村詩野のもと、音楽への造詣を深め「表現」の方法を学ぶ場、それが「岡村詩野音楽ライター講座」。ここにはプロのライターを目指す人から、ライティングの経験はないけれど音楽が好きで「表現の幅を広げたい!」という人まで、幅広いバックグラウンドを持った参加者が集まっている。

2016年、2017年と2年連続で開催し、ご好評をいただいた『夏期短期集中編』を今年も開催します。短期集中講座ならではの、より丁寧で濃度の高い授業を行い、音楽を表現するための基本的な部分から応用までを、2日間でみっちり学びます。

ひとつのアーティストに寄り添い、その音楽を深く解釈をし、あなただけにしか生み出せない原稿が執筆できるようになることを目指します。その結果、講座を通して「ライターとして1番大切なもの」を学んでいただきたいと考えています。

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