みんなでそろって音を出すと「フィルの音がする」──蓮沼執太フィルの新作『アントロポセン』をハイレゾ配信

現代音楽、ジャズ、ロック、そしてポップスと、さまざまなサウンドを横断する楽団──蓮沼執太フィル。蓮沼執太をはじめ、石塚周太、イトケン、大谷能生、葛西敏彦、木下美紗都、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、Jimanica、環ROY、千葉広樹、手島絵里子、宮地夏海、三浦千明といった各人がソロ、バンド、サポートなどなどでも活躍するアーティストたちの集合体という唯一無二の編成である。前作『時が奏でる』から4年、2ndアルバム『アントロポセン』をリリースした。本作でも、その芳醇な音楽性である種の極上のポップスを奏でている。『アントロポセン』はハイレゾ版も配信開始。ファンにとっては、蓮沼フィル初の待望のハイレゾ配信と言えるだろう。さまざまな楽器の重なりが楽曲へと昇華するそのサウンドはハイレゾの音質をもって、さらに隅々まで楽しむことができるだろう。

蓮沼フィル作品として初のハイレゾ配信

蓮沼執太フィル / 『アントロポセン』

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC

【配信価格】
単曲 400円(税込) / アルバム 3.300円(税込)

【収録曲】
01. Anthropocene - intro
02. Meeting Place
03. Juxtaposition with Tokyo
04. the unseen
05. 4O
06. off-site
07. centers #1
08. centers #2
09. centers #3
10. TIME
11. Bridge Suites 
12. NEW
13. Anthropocene - outro

INTERVIEW : 蓮沼執太、葛西敏彦

蓮沼執太が率いる総勢16名のアンサンブル=蓮沼執太フィルが、前作『時が奏でる - Time plays and so do we.』以来4年半ぶりとなる2ndアルバム『アントロポセン』をリリースした。男女混成ヴォーカル、ラップ、ピアノ、ユーフォニアム、フリューゲルホルン、サックス、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、マリンバ、スティールパン、グロッケンシュピール、シンセサイザー、ギター、ベース、ドラム……という多種多様な楽器によるアンサンブルは、クラシックでもジャズでも、もちろんロックでもないが、クラシックの繊細さとジャズの大胆さ、そしてロックのビート感を合わせ持った実に不思議なサウンドとして姿を現してくる。今回、24bit / 96kHzのハイレゾでも配信され、それを聴くと隅々まで緻密にデザインされたサウンドであることが分かり、さらに驚いてしまう。一体どのようにしてこんなアンサンブルを作り上げることができるのか? リーダーの蓮沼執太、そしてメンバーとしても名を連ねるエンジニアの葛西敏彦にインタビューを行うことにした。

インタヴュー・文 : 國崎晋(リットーミュージック)
写真(文中レコーディング風景) : 後藤武浩

山下達郎さんの「SPARKLE」とOPNの「Zebra」をカバーできるアンサンブルのメンバーって素直にすごいと思いませんか(蓮沼)

蓮沼執太

──蓮沼執太フィルは総勢16名にも及ぶ大所帯のアンサンブルです。そもそも何をやらかそうと思ってこのフィルを始めたのでしょうか?

蓮沼 : 何をやらかそうって……(笑)。実は今日の午前中、フィルのメンバーでJ-WAVEに出演して生演奏をしてきたんです。ジョン・カビラさんの「JK RADIO TOKYO UNITED」内の「MUSICLICK!」っていうコーナーで、番組の最後に演奏する曲を2曲用意し、リスナーの投票でどちらを演奏するか決めるっていう企画なんですね。で、僕らは山下達郎さんの「SPARKLE」とOneohtrix Point Neverの「Zebra」という2曲のカバー曲を準備してきた。単純にその両方ができるアンサンブルのメンバーって素直にすごいと思いませんか? 演奏したいと思ってもすぐ着手できないですよね(笑)。

──確かにすごく極端ですね(笑)。いろいろなバンドのエンジニアリングを担当している葛西さんから見ても、蓮沼執太フィルは変わった存在なのですか?

葛西 : ですね(笑)。僕が変わっているなと思うのは、絶対的なリーダーとして蓮沼君がいるのではなく、メンバーひとりひとりと蓮沼君との関係性がグループの元になっているところ。全員でグループを成しているわけではなくて、「1対15」という個々人の間に15個の関係性で成り立っているグループなんですよ。

──ネットワークでいうとスター型のような?

葛西 : はい。蓮沼君の人間力あってこそのバンド。それが音にも出ているんです。メンバーはそれぞれいろんなバンドで活躍したり、ソロでやったりもしているんですけど、みんなでそろって音を出すと「フィルの音がする」って言うんですよね。

蓮沼 : 確かに久々に集まってリハすると「そうそう、この感じ!」っていう雰囲気が出るよね。

──蓮沼さんとしては、フィルの中での自分の立ち位置は、作曲家、編曲家、指揮者……どれなのでしょう?

蓮沼 : 難しいですね……演奏もしているしな~。究極、全部ですね。ただ、指揮については便宜上やっているだけで、本当はやらなくていい……いらないと思ってます。例えば、J-WAVE用に用意したOneohtrix Point Neverの「Zebra」は、中盤以降は縦のラインがなくなっちゃうので、そういう場合は指揮をするしかない。僕の理想としては指揮みたいな軸もなく、自分自身の存在も希薄になってみんなが居るというもの。中心があるのはあまり好きじゃないんです。

今回取材に同行した、蓮沼フィルのメンバーでもあり、レコーディング・エンジニア / ライヴではPAエンジニアも務める葛西俊彦

──フィルとしての2ndアルバムとなる『アントロポセン』ですが、今回24bit/96kHzのハイレゾでもリリースされました。まさにフィルの音が余すところなくとらえられていると思いましたが、1stアルバムの『時が奏でる』はハイレゾでのリリースがなかったんですね?

葛西 : ええ、『時が奏でる』は24bit / 48kHzで録っていたんですが、CDそして16bit/44.1kHzの配信しかしていないですね。

──いろいろな楽器が繊細に絡み合ったアンサンブルですから、『時が奏でる』も本当はハイレゾで録りたかったのでは?

蓮沼 : いや、それはなかったですね。『時が奏でる』は今っぽさを出すんじゃなくて「昔に存在していた名盤」感を出そうと思ってたんですよ。

葛西 : 作っていた当時は「エヴァー・グリーン」とか「王道感」みたいなキーワードがあったよね。

蓮沼 : 普段、僕はどんな音楽でも「これが現在進行形の音楽です!」という気持ちで作っているんですけど、『時が奏でる』のときは古き良き音楽という志向でした。だからハイレゾという考えがそもそもなかった。むしろ、アナログ・レコードで出せて良かったとか、そういう気持ちでしたね。

メンバーがそれぞれ演奏家としてしっかりしているから、旋律と旋律が層になるような楽曲ができる(蓮沼)

──今回の『アントロポセン』はそれとは異なり「新しいのを作ってやるぞ」という気持ちだったのですか?

蓮沼 : はい、その気持ちは強かったです。今回は解像度にこだわった作品だと思っています。

葛西 : なのでレコーディングは32bit / 96kHzでしています。

──葛西さんとしては、32bit / 96kHzで録るメリットはどの辺だと思っていますか?

葛西 : 今回は細かく作ろうっというのが最初からあったので、なるべく情報量を多くディテールまで録った方がいいなというのがひとつ。あとは、きっとポスト・プロダクションをたくさんすることになるだろうなという……「素材」として録っておこうという感覚がありました。『時が奏でる』はライヴ・アルバム的な、録った瞬間である程度の完成が見えている感覚が強かったんですけど。今回は録った後も何段階か作業がありそうだから、レコーディングの段階ではなるべく大きい情報を残しておこうと思いました。

──では、レコーディングのやり方も随分変わったのですか?

蓮沼 : はい。ただ、それは正直に言うと、僕がフィルのメンバーとみんなでレコーディングするのに慣れたからというのが大きいですね。僕は元々、家でひとりで曲を作るタイプなので、フィルのレコーディングで大きいスタジオに入って、みんなからいろいろ言われながら勉強させてもらい、レコーディングの回し方というか進め方が分かってきた。効率的にレコーディングできるようになったんです。

──葛西さんもその変化は感じられましたか?

葛西 : 確かに蓮沼君自身の変化もありますけど、ただ、今回は曲ができたばかりのものが多かった……みんな曲の完成形が見えてない状態だったからレコーディングの仕方が違ったという方が大きかったんじゃないですかね。ライヴでやっていた曲は一旦の完成型が見えているから、そこに近づけるようにレコーディングできるんですけど、これから作っていく曲だと空間の埋め方とか楽器のバランスとかがまだ頭の中に無いので、そこに対して「サンプル的」というレコーディングの感覚になっていくんです。

──ライヴでやったものをキャプチャーするというよりも、録りながら作っていったのが今回のアルバムだと?

蓮沼 : 『時が奏でる』はライブで演奏を重ねた経験を記録するコンセプトだったのですが、今回のアルバムはライブで演奏していない曲も多くて、全体像は僕しかわかっていない、ということもありますね。その分、メンバーへの細かい指示を意識的にやっていたのもあります。

──蓮沼さんがフィル用の曲を書くとき、ソロ用の曲とは頭を切り替えているのですか?

蓮沼 : ソロの延長線……とは言いませんが、もともとそこまできっちりフィルの楽曲として分けて考えてはいなかったですけど、最近は切り替えてますね。フィルでやるのは旋律と旋律が層になっている曲が多くなる……メロディがあるのにそれは主旋律じゃないとかね。メンバーがそれぞれ演奏家としてしっかりしているからそういう構成の楽曲ができるわけです。そういう意味で、特に今回は楽器に対して書いたというよりも、楽器を弾いている人をイメージして書きました。例えば、フルートのパートを書いているのではなく、なつみん(宮地夏海)のために書いている感じですね。

──アンサンブルとして管楽器、弦楽器のセクション感がきちんとありつつも、今回のアルバムではふと「個」が出てくるのが聴いてゾワっとくるポイントでしたね。

蓮沼 : そうですね、管楽器のセクションから外れてなつみんがフルートでスッと抜けたらいいだろうなと想像して譜面を書いていました。

──葛西さんは、そういう個が抜けていく部分をミックスの作業でサポートしているのですか?

葛西 : はい、ミキシングのときに音の細かい出し入れをやっています。

蓮沼 : 葛西さんにはライヴPAのエンジニアリングもやってもらっているのがすごい良くて、そこで音楽の共通認識がどんどん増えていく。「この個所でこの楽器の音量を上げて」みたいなことが、常に共有されて更新されていくんです。

──レコーディングのときの写真を見ると、フルートがサックスやユーフォニアム、フリューゲルホルンと一緒の部屋で吹いている様子でした。そこでフルートの音量だけをどうやって上げているのですか?

葛西 : 録音する前にマイクの位置を微調整して、後から上げられるように録っています。本当は楽器の音色だけを考えたら最適に録音ができるマイクの位置があっても、曲の展開に合わせてあえてマイクを楽器に近付けて置く場合もあります。そうやっておいて、あとはミキシングの段階で細かい音量調節をして、表情を変えるという感じです。誰が舞台の一番前に出てくるのかをずっと微調整しているっていう(笑)。

──かなり演出している?

葛西 : 基本的にはそこまで演出はしていませんが、曲によってどれくらいミックスで押し引きの演出をした方が良いかを検討するために、押してミックスしたものを引いていくことはありました。

蓮沼 : 実際、アルバム2曲目の「Meeting Place」は、もともと2017年2月に行ったライブで配布するため、2017年1月には一度完成してマスタリングまでしてあったんです。でも、ほかの曲が仕上がってきたら、ちょっと違うというかやり過ぎている気がして、ミックスし直しました。

「centers #1」は室内楽っぽい感じを自然に出したいなと思ったので、2本のリボンマイクだけで録りました(葛西)

──さまざまな楽器が入れ替わり立ち替わり目の前に現れていく中で、アルバム中盤の「centers #1」はちょっと聴こえ方が違いました。

蓮沼 : あの曲は、メンバーを別々のブースに入れず、スタジオのメインブースに集合してもらって録ったんです。僕は演奏はしないで指揮だけしました。

──なぜそういう録り方を?

葛西 : 室内楽っぽい感じを自然に出したいなと思ったんです。バラバラに録音したものを後から混ぜるのではなく、その場の空気で音が混ざっていて、自然に聴いた感じを切り取るだけというような形でレコーディングしたくて、2本のリボンマイクだけを使って録りました。ちょっと専門的な話になりますが、リボンマイクは双指向性といって前と後ろの音が録れるんですが、それを2本、90度ずらして設置するブルームラインという方式で録りました。昔のジャズの録音によく使われていて、変に音が立ったりしないで、自然な聴こえ方になるんですね。蓮沼くんが同じ部屋でレコーディングしたいと言ったときに、最初に思いついたのがこの方法でした。

──その方法の場合、各楽器の音量バランスはどうやって調整するのですか?

葛西 : メンバーの立ち位置ですね……音が小さかったら半歩前に出てもらったり(笑)。最初は僕もメンバーと同じ空間に居て、生音とマイクが拾っている音を聴けるようにしたヘッドフォンとを、聴き比べながら立ち位置を調整していきました。

──この「centers #1」をハイレゾで聴くと、明らかにそれまでの曲と感じが違うのが分かります。空気の中で楽器の音が混ざっているのが聴こえる。CDで聴いたときはそこまで違いを感じなかったんですけど。

葛西 : レコーディング現場で実際に演奏を聴いていたときも空気感がすごく気持ち良かったですけど、ハイレゾだとそれがちゃんと分かりますよね。

蓮沼 : 「centers #1」はユニークな音像ですよね。アルバム全体に対してもすごい良いスパイスになっているというか、楽曲的にも質感的にもいいなと思っています。いわゆる奥行きがアルバムに出ましたね。

──アルバムのミックスは24bit/96kHzのフォーマットで行い、それをもとにCD用とハイレゾ用のマスタリングを行ったのでしょうか?

葛西 : ミックス自体は32bit/96kHzで行いつつ、まずはCD用のマスタリングとして16bit/44.1kHzを作ってもらいました。

──32bit/96kHzから16bit/44.1kHzにマスタリングするのは、相当スペックに差がありますが、仕上がりはどうだったのでしょう?

蓮沼 : いや、それがとても良かったんです。上がってきたCD用マスタリングの音を聴いて「化けた!」と思ったもんね。マジックが起きたなっていう。

葛西 : 僕もそう思いました。ミックスの間中、ずっとバランスを細かく取って、質感をそろえたりとかを繰り返しやっていたわけですけど、上がってきたマスタリングでグイっと視点を変えられた。バランスの良さを保ちつつ、全く違う価値観をそこに見出してくれたというか……こういう方法もあるんだなと。

──マスタリングはどなたが行ったのですか?

蓮沼 : アメリカのジョー・ランバートさんです。アニマル・コレクティヴやダーティー・プロジェクターズなど、メジャーの仕事からインディものまでいろいろやっている人。フィルはそもそも変わった編成のアンサンブルだし、今回のアルバムにはいろんなアプローチの楽曲が入っているので、それに対応ができる人がいいなと思って。

葛西 : 実は今回、低音の部分をどこまで入れ込んでいくのか迷ってたんです。フィルのアンサンブルは低音までわりとあって、それもしっかり録ってあるので、出そうと思えば低域をすごく出せるんですね。基本的に今の音楽って低音が強いから、そういう強さをミックスで出すこともできるんですけど、それをマスタリングに任せてみようかなと。

蓮沼 : ミックスまではナチュラル志向で作っていたので、マスタリングのところでスパイスをかけてもらった感じですね。

葛西 : 意図的に変えられたというよりも、違う魅力を引き出してくれた。さっき視点を変えられたって言いましたけど、例えば、同じ置物でも見る角度によってだいぶ変わるじゃないですか? マスタリングでまた違った魅力的な見せ方を提示してくれた感じですね。

──CDもそしてもちろんハイレゾもとても音が良くて、「音を聴く喜び」にあふれアルバムに仕上がりました。メンバーのみなさんも満足度が高いのでは?

蓮沼 : はい、みんなとても満足度高いですよ。

葛西 : 出来上がった後もずっと聴いちゃっているもんね。

──満足度の高いアルバムが完成し、蓮沼執太フィルとしてはこれからどんな活動をしていくのでしょうか?

蓮沼 : まずは8月から9月にかけて東京、名古屋、大阪でコンサートをやります。東京はすみだトリフォニーホールで「蓮沼執太フルフィル」という、オーディションで選んだ10名を加えた26人編成のアンサンブルで演奏します。名古屋と大阪はフィルでの演奏になりますが、「全方位型」としてセンターステージを作って、オーディエンスに囲まれるような形で演奏する予定です。

──ライヴを行うことでアンサンブルにまた磨きがかかり、何ならそのまま次のアルバムのレコーディングを行ってもいいのではないでしょうか?

蓮沼 : たしかに、いいですね。葛西さん、すぐに新曲をレコーディングしようか?

葛西 : うん、いつでも付き合うよ~(笑)。

蓮沼:でも、準備が大変なんだよなー(笑)。

蓮沼執太フィル / 「アントロポセン」のご購入はこちらから!

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 250円(税込) / アルバム 3,300円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/113245

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レーベル B.J.L. AWDR/LR2  発売日 2014/01/15

※ 曲名をクリックすると試聴できます。


レーベル B.J.L. AWDR/LR2  発売日 2016/02/03

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LIVE INFROMATION

東京公演
Shuta Hasunuma Full Philharmonic Orchestra
『FULLPHONY』
蓮沼執太フルフィル
『フルフォニー』
2018年8月18日(土)
@すみだトリフォニーホール
開場:16:00 / 開演:17:00

出演 : 蓮沼執太、石塚周太、イトケン、大谷能生、葛西敏彦、木下美紗都、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、Jimanica、環ROY、千葉広樹、手島絵里子、宮地夏海、三浦千明 / 池田恭子、石川賢、内田翼、河野絵里花、菅間一徳、たきぐちがめ、田中堅大、松浦知也、宮坂遼太郎、横山千晶

蓮沼執太フィル・ニューアルバム『アントロポセン』リリース記念特別公演。蓮沼フィル16名のアンサンブルに加えて、2017年に実施したオーディションから選ばれた新加入メンバー10名、総勢26名が出演。純正なクラシックホール空間〈トリフォニーホール〉の中で、オーディエンスをも含めた全員が発音体となり、グラデーションの一部となり、その場に存在する全ての要素によって奏でられる「フルフォニー」。フィル史上最大規模でお送りする共振体験。

大阪公演
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra
『ANTHROPOCENE - 360° in Osaka』
蓮沼執太フィル『アントロポセン - 360° 大阪全方位型』
2018年9月17日(月・祝)
千日前ユニバース(味園ビルB1)
開場:17:00 開演:18:00

蓮沼執太フィル・ニューアルバム『アントロポセン』リリース記念、5年ぶりの大阪公演。

名古屋公演
Shuta Hasunuma
Philharmonic Orchestra
『ANTHROPOCENE - Extinguishers in Aichi』
蓮沼執太フィル『アントロポセン -Extinguishers 愛知全方位型』
2018年9月16日(日)
@ナディアパーク デザインホール
開場:16:30 開演:17:00

蓮沼執太フィル・ニューアルバム『アントロポセン』リリース記念、栄ナディアパーク・デザインホール公演。前回の公演は2014年4月、約4年ぶりの愛知公演。ホール中央に360°全方位型センターステージを作り、フィルの大きな音的運動がナディアパークの空間を包み込む。

PROFILE

蓮沼執太フィル
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra

蓮沼執太がコンダクトする、総勢16名が奏でる現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。 2010年に結成、2014年1月に1stアルバム『時が奏でる』をリリース。
蓮沼執太(conduct, compose, keyboards, vocal)|石塚周太(Bass, Guitar)|イトケン(Drums, Synthesizer)|大谷能生(Saxophone)|葛西敏彦(PA)|木下美紗都(Chorus)|K-Ta(Marimba)|小林うてな(Steelpan)|ゴンドウトモヒコ(Euphonium)|斉藤亮輔(Guitar)|Jimanica(Drums)|環ROY(Rap)|千葉広樹(Violin, Bass)|手島絵里子(Viola)|宮地夏海(Flute)|三浦千明(Flugelhorn, Glockenspiel)

【公式HPはこちら】https://www.hasunumaphil.com/

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