短くも濃い、2年間の全ての感謝を込めて──レッツポコポコ、ラスト・ライヴ『レッツ謝謝』を独占ハイレゾ配信

Photo by 高橋徹

2016年2月にデビューした「なつかしくて新しい」をコンセプトにしたゆるめるモ! プロデュース・チームによる第2弾グループ、レッツポコポコ。メンバー5人それぞれが新たな歩みを進めるため、2018年1月21日をもって2年間という短いながらも濃い活動期間を終えた彼女たち。そんな彼女たちのラスト・ライヴ『レッツ謝謝』が、OTOTOY独占で本編からアンコールまでノーカットにて配信開始 & 当日のライヴの模様をたっぷりの写真とともにお届け!! 購入者には記事には使用されていないものを含む約350枚近い写真の数々も付属します!! レッツポコポコという物語の完結を、ぜひその耳でも追体験してください!!

ラスト・ライヴを完全ノーカットでハイレゾ配信!!

レッツポコポコ / レッツ謝謝 at 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC

【配信価格】
まとめ購入のみ 3,000円(税込)

【収録曲】
1. ポコトロ2
2. クルクルポコポコ
3. 友よポコポコ
4. mc
5. ああ、リチャード(アコースティック)
6. 君と空飛べらりるれろ(アコースティック)
7. mc
8. 風風サマー
9. 歌おパパラ
10. セイセイマゴマゴ 他MCを含む全27曲収録

※ご購入いただいたお客さまには特典としてライヴ・フォト(約350枚)が付属します。

LIVE REPORT : レッツ謝謝 at 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

2018年1月21日、渋谷のduo MUSIC EXCHANGEにてレッツポコポコの解散ライヴ『レッツ謝謝』が行われた。元々はゆるめるモ! 制作チームが手がける、第2のアイドルとして誕生したグループ。約2年間の活動を通して、メンバー・チェンジ、活動休止などあらゆる困難が訪れた彼女たち。それも、この日をもって終止符を打つこととなる。開演時間になり、ステージ中央に設置されたモニターに映像が流れる。各メンバーが、これまで応援してきたファンに向けて感謝の意を述べる。そんな中、琴海のコメントが印象的だった。

「やっぱアイドルって偶像じゃないですか? だから理想の姿でいなければいけない、っていうのをずっと思ってたんですけど。私はそうなれなくて。そうなれないって気付いた時に割と素の自分が出てきて。琴海として成り立っていったのかな……」

Photo by 高野広美

Photo by 高野広美

彼女にとって“理想のアイドルの姿”とは何だったのか? そんなことを考えていると、モニターの映像は終わり、「ポコトロ2」の音に導かれて、ゆっくりとした足取りでメンバーがステージに登場。ライヴの1曲目は「クルクルポコポコ」。〈私走りすぎたみたい でもね走らずにはいられない それが私だから〉。まるで今日のために書かれたような歌詞に、開演前、関係者が口にしていた言葉を思い出す。「解散かぁ……もったいないですよねぇ」。このライヴをもって彼女たちは解散する、そう思うと改めて感慨深い気持ちになった。オーディエンスもいつもより高いテンションで、彼女たちの名前を叫んだ。

2曲目「友よポコポコ」を歌い終え、スペシャル・ゲストにギターを持ったハシダカズマ(箱庭の室内楽)が呼び込まれる。メンバーとハシダはステージに置かれたイスに座り、ギター1本によるアコースティック・セットで「ああ、リチャード」と「君と空飛べらりるれろ」を披露した。

琴海りお Photo by 高野広美

千歳ちの by 高野広美

穏やかな空気になったあと、再び通常のセットに戻り「風風サマー」、「歌おパパパラ」で会場の雰囲気を上げていく。オーディエンスはメンバーと一緒に踊る者、手を叩く者、声を上げる者など、各々が好きなように楽しんでいる。

「次は私たちのデビュー・ライヴで最初に歌った大切な曲です」と話し、「恋は蜃気楼」へ。遡ること2年前、初めてのワンマン・ライヴでは歌詞に詰まってしまい途中で泣いてしまった小枝。リハーサル中は緊張でプルプル震えていた、という愛須。今、目の前にいるのは満面の笑みで堂々としたパフォーマンスを魅せるレッポコ。彼女たちが結成から今日に至るまで、どれだけの苦難や葛藤を乗り越えてきたのかがうかがえる。

小枝えこ Photo by 高橋徹

久々御こひな Photo by 高橋徹

MCに入り、琴海が話し始めた。「(愛須)れいちゃんって、かよわい感じがするじゃないですか。でも、みんながワンマン・ライヴで全員が泣いちゃった日があったんですよ。そんな時に1人だけ泣かなくて、誰よりもメンバーのことをまとめてくれたよね」。「(久々御)こひなって、おちゃらけた感じがすごいするんですけど、実はものすごく頑張り屋さんで。誰よりも負けず嫌いな努力家なんですよ」。「本番前に“緊張する、どうしよう”って言ってるメンバーに大丈夫だよって声をかけて4人をまとめた、(小枝)えこちゃん」、「面白いことをしながら、中身はめちゃくちゃ女の子な、(千歳)ちの」1人ずつ丁寧に紹介する琴海。彼女がどれだけ、このグループを愛していたのかが伝わってくる。

愛須れい Photo by 高野広美

Photo by 竹久直樹

「私たちはそれぞれ別々の道を歩んできたんですけど、レッツポコポコという1つの物語をみんなで歩んできたわけで。そんな5人が解散ライヴをもって、それぞれ別の物語を歩み始めます。離れ離れになっても、みんな絶対に仲間です」。そんな旅立ちの気持ちを込めて歌ったのが「ぼくらの物語」。〈いつか思い描いた 夢がかなった でも何も始まってなかった〉。琴海はグループに加入する時のインタヴューで「アイドルに憧れはあっても自分がやる側だとは思えないし、絶対似合わないだろうなと思っていて。でも人生は短いし“やりたいことをやらなくて満足するの?”ってお母さんにも言われて、じゃあやってみようかなと思って応募しました」。勇気を出してオーディションを受けた彼女は見事アイドルになり、人前で歌うことで “人生の楽しさ”を見つけた。そして、今日、やっと見つけた自分の居場所から巣立つ。ステージ上では涙を流すのではなく、やりきった顔で歌う彼女がいた。

Photo by 竹久直樹

Photo by 高橋徹

本編が終了。すると会場から「レッツポコポコがこれで終わるわけねーだろ!」と声が上がり、すぐにアンコールへ。チャイムの音が鳴り、メンバーが再び登場。1曲目は「ポコファーレ」からスタートした。そして「私たちは、ゆるめるモ! さんがいなかったから、この場はなく、みんな集まることもなく、ステージに立つこともなかったということで……ゆるめるモ! さんのアノ曲をカバーしたいと思います。『1!2!かんふー!』」。会場から「ウオォ!」という驚きと歓声が上がる。そしてアンコールのラストは「○を止めないで」。サビの時、肩を組んでサークルを作っている人たちがいた。計4曲のアンコールを歌い終えてステージから去る5人。

Photo by 高橋徹

Photo by 高野広美

すると、またしても会場から「まだまだ終わる気ないぞー! せーの……」という呼びかけで再びアンコールが起きる。またまたステージに戻ってきた彼女たち。WアンコールはMCから始まった。震えながらマイクを両手で握りしめて、久々御が口を開く。「……約2年間、応援してくださって本当にありがとうございました……。私は最年少っぽいとか、ポンコツだねって言われることが多いんですけど、負けず嫌いなところも多くて。その負けず嫌いが空回りして、みんなに嫉妬した時期もあったし……もしかしたら、こひなのことを嫌だなって思わせたこともあったかもしれないから、本当にごめんなさい。でも、メンバーの皆が本当に優しくて、一緒に活動してきて良かったなって思います。ファンの皆さんも今までたくさんの愛をありがとうございました」。続いて、小枝は晴れやかな顔で話す「解散した後どうするの?って色んな方から聞かれるんですけど、私は芸能活動を一切する予定はなくて。今、美術学校に通っているんですけど、興味のある分野があまりにも多くて。アイドルはそのうちの1つで、それが終了するって形になって、今は新しいことを探していきたいなって前向きな気持ちでいます」。

久々御こひな Photo by 高野広美

小枝えこ Photo by 高野広美

3人目の愛須は「最初はステージでも、ファンの方に対してもうまく喋れなかったけど、本当にみなさん応援してくれて…うぅ…本当は泣く予定じゃなかったんですけど……本当に良い方向で解散っていう形になりました。本当にありがとうございました」。千歳は「解散ライブでこんなに多くの方が来てくださったのは、私たちが愛されているからだと思っていて。(グループとして)成功できたと思っているので、全然後悔してないですし、良い経験をさせていただきました。私はこれで芸能活動は終わって、来年からは学業に専念したいなと思っています」。最後にマイクを握ったのは琴海。「……えっと、私も泣く予定じゃなかったんですけど……メンバーそれぞれに夢があって、進むべき道があって。私は……私は、そんなメンバーの夢を、最初は心から応援できなかったです……。本当に、本当にレッポコが大好きだったので。ずっとずっとみんなと一緒にいれたら良いのに、って思ってました。解散発表が近づくにつれて、きっと(ファンの)みんな悲しむだろうと思ってて。だけど、私はそんなので終わりたくなくて。みんなが悲しむ分、私が明るくメンバーを見送ろうと思いました。私は芸能活動を続けていくつもりです。みんな、それぞれの道を進むことになるんですけど、良かったらここに集まってくださったみなさん、温かく背中を押してあげてください」。

愛須れい Photo by 高野広美

千歳ちの Photo by 高野広美

琴海りお Photo by 高野広美

解散後、普通の女の子としての道を歩む者は晴れやかな表情で、芸能活動を続けていく者は涙を流しながら語っていて、それがあまりにも対照的に見えた。最後はサプライズで元メンバーたちが壇上に上がり、花束を渡す。計19曲を歌い終えて、温かい拍手に包まれながらステージから去るメンバー。

こうして、2年間という短い活動期間でピリオドを打った、レッツポコポコ。彼女たちのおかげで人生が豊かになった人は少なくない。これから、どんな人生を進んでいくのか陰ながら応援していきたい。

Photo by 高橋徹

Photo by 高橋徹

Photo by 高野広美

文 : 真貝聡
写真 : 高橋徹、竹久直樹、高野広美

過去の特集記事はこちら

レッツポコポコ、初インタヴュー!
ゆるめるモ! プロデュース・チーム手がける第2弾グループ始動
https://ototoy.jp/feature/2016081705

レッツポコポコ〈オトトイのススメ!〉でのライヴ音源をハイレゾ配信
──千歳ちの、琴海りおインタヴュー
https://ototoy.jp/feature/2016112203

DISCOGRAPHY

レッツポコポコ PROFILE

2016年2月にデビューした、ゆるめるモ! プロデュース・チームによる第2弾グループ(通称 : レッポコ)。「なつかしくて新しい」をコンセプトに歌謡POPソングをメインとしたゆるい独特な世界観を繰り広げる。2018年1月21日、ラスト・ワンマン・ライヴ『レッツ謝謝』をもって解散。

レッツポコポコ HP : http://leppoco.net/

Twitter : https://twitter.com/leppoco_staff