ゆるくキャッチーな音に潜むトゲ──キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、現在絶版の1st EPを配信開始

フェスのオーディション枠を勝ち取り〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017〉や〈SUMMER SONIC 2017〉に出演を果たすなど、耳の早い音楽好きから大きな注目を集めているバンド、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ。そんな彼らが1000枚限定でリリースし、現在は絶版となっている1st EP『俺もハイライト』が待望の配信スタート。さらに、OTOTOYではアルバム購入でボーナス・トラック「レガエ」がダウンロード可能!! 同作の配信を記念し、ヴォーカルのキイチビールにインタヴューを敢行。バンドの結成から楽曲制作の裏側についてまで、メディア初となるロング・インタヴューを掲載する。

現在絶版中の1st EPがボーナストラック付きで配信スタート

キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / 俺もハイライト

【配信形態】
WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC
【価格】
単曲 250円(税込) / まとめ 900円(税込)

【収録曲】
1. キイチビールのテーマ
2. ホーリーティッツ
3. かっぱえびせん
4. いっぱい寝た

※まとめ購入でボーナス・トラック「レガエ」のWAV音源がついてきます。


キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / 1st EP「俺もハイライト」トレイラー


INTERVIEW : キイチビール(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)

注目の新人バンドである。2016年4月に下北沢BASEMENT BARで初ライヴを行い、6月に初の自主制作音源『俺もハイライト』をリリース。11月にはタワーレコード渋谷店タワクル・コーナーで初登場1位を獲得し、2017年に入ると〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017〉、〈SUMMER SONIC 2017〉に出演するなど、短い期間ながら多くの注目を集めているキイチビール&ザ・ホーリーティッツ。このスピード感からは考えられないくらい、バンドの雰囲気はゆるくてのびのびとしている。就職活動から逃げるために曲を作りはじめ、ジャズ研究会の仲間を口説き結成したというキイチビール&ザ・ホーリーティッツとは一体どんなバンドなのか? フロントマンのキイチビールに初インタヴューで迫った。

インタヴュー : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希

逃げ道として曲を作り始めたんです

──OTOTOYに来てくれている大学生を見ていると、学校、アルバイト、インターンと常に忙しそうだなと思うんですけど、キイチさんの音楽を聴いていると、いい意味でゆる〜い雰囲気を感じるんですよね。大学生の頃、就職活動とかしてました?

キイチビール(Vo.) : 僕は大学で1年留年しているので、「さすがに就活しなきゃ」と思ったんですけど、どうしても就活サイトに登録できなくて… そのときにバンドでも組もうかなみたいに選択肢が浮かんだので、逃げ道として曲を作り始めたんです。

──そもそもキイチさんが音楽をはじめたきっかけはなんだったんでしょう?

キイチビール : 中3くらいの頃にThe ピーズを聴き始めて、「ベースかっこいいな」と思ったのがきっかけで、ベースを買いました。ただ、通っていた高校に軽音楽部がなかったので吹奏楽部に入って、コントラバスとかエレキベースとか弾くようになり、そこで音楽をプレイするのも好きだなと思うようになったんです。大学ではジャズ研に入って、ウッドベースを弾いてセッションとかもしていました。

──大学生時代には、家の電気が止まるなど、けっこう綱渡りの生活をしていたっていうのも何かで読みましたけど。

キイチビール : 多分、今ついている悪い癖は大学生のときについたんだと思います(笑)。時間に対してのルーズさとか…。

──今日の取材には、時間ぴったりにきましたけど(笑)。

キイチビール : でも、寝間着のまま来ちゃいました(笑)。

──あはははは。大学生活はどんな日々を送っていたんでしょう。

キイチビール : 1年生のときは飲み会の幹事をしたり、今考えると想像できないぐらい頑張っていたんですけど、2年生でその糸がプチンと切れて、そこからは引きこもって、ずっと音楽を聴いていましたね。

──なんで糸が切れちゃったんでしょうね。

キイチビール : その頃、居酒屋でバイトしていたんですけど、朝までシフトが入っていることが多かったので起きれなくなっちゃって。最初の4月ぐらいで学校に行けなくなったんですよ。最初行かないと授業もわからなくて、つまんなくなっちゃって。それで学校から遠ざかって、2年生のときは2単位しかとれませんでした(笑)。

──でも、バイトはちゃんと行っていた。

キイチビール : バイトも、そこそこで辞めましたね。店長が厳しかったんですよ。これまで何個かバイトしてきたんですけど、そのバイトが1番つらかったなって。どんだけ頑張っても怒られちゃうし、明細も渡されなくてひどかったですね。

──いわゆるブラック企業で社会の恐ろしさに触れ、学校も行かなくなって、音楽に浸るようになったと。

キイチビール : で、ジャズをずっとやってました。道場破り的な感じで、1人でいろんな大学のジャズ研に行っていて。毎日どこかの大学でセッションがあるから、地図を見ながら行って、セッションして帰るって生活を週3ぐらいでやっていました。

──いろいろな大学でセッションをする中で、手応えみたいなものがあった?

キイチビール : どんどん自分が強くなってきている感じはありました。2年生ぐらいになると、弾きたいことが弾けるようになってきてジャズをやるのが楽しくなっていったんです。でも更に2年ぐらいやっていると、どれだけ速く弾けるかみたいな 感じでスポーツみたいになってきちゃって。そういうフレーズだったり理論っていうものに疲れていた頃に、ジャヴァンというブラジルのミュージシャンに出会って。ジャヴァンの歌心みたいなものにジーンときちゃって、その人にしか出せない歌心があるなっていうのを意識し始めるようになったんです。日本語で曲を作るとき、メロディに関してはそのときのことを意識しています。

理論的なことは1回全部忘れましたね

──いわゆるテクニックや理論を突き詰めていた反動で、歌心だったり抽象的な部分に心惹かれていくわけですけど、どうやって自分のプレイを変えていったんでしょう。

キイチビール : 理論的なことは1回全部忘れましたね。頭で考えすぎず、鼻歌みたいな感じで歌ってみるというか。行き当たりばったりのところに立たされたときに、いいメロディが出てくるかどうか。今、曲作りを即興みたいな感覚でしているんですけど、ジャズでソロを弾く感覚と同じ感じなんですよね。

──他大学にセッションしに行くぐらいベースに入れ込んでいたのに、楽器をギターに持ち替えるっていうのは、かなり思い切ったんじゃないですか。

キイチビール : そろそろベースに飽きていたんですよね(笑)。歌いたいなっていう気持ちも強かった。あと、ジャズでプロになりたいなと思って高いお金を払ってウッドベースを買ったのに、食えなさそうだなあとも思って。ジャズが大変だなって現実も見ていたし、ジャズ・ボーカル熟女みたいな方のバックで、曲を渡されてベースを弾くのもイヤだしなとも思って(笑)。

──ジャズボーカル熟女(笑)。そして、自分でバンドを組むと。

キイチビール : メンバーの橋本=タフネス=樹(Ba.&Cho.)は1個上で留年もしていたんですけど、僕より1年先に卒業してフリーターをしていたんです。その頃からよく遊ぶようになって、家も近かったので、夜な夜な近所のカフェで2人でしゃべったりしていたんですけど、寂しがり屋で解散したくなさ過ぎて。お酒を飲む気分じゃないし、腹も減ってないから、とりあえずスタジオに行って。レンタルでぶらさがってるギターを借りて、タフネスが弾くギター進行にあわせて僕がマイクでフリースタイルで歌うって遊びをしていたんです。それを何回かをしているうちに、タフネスが「キイチのメロディセンスはすごくいいよ、やった方がいいよ、天才だよ」みたいなことを言ってくれて。じゃ、やろっかなみたいな(笑)。

──そこで一緒にバンドをやろうと決意をしたと(笑)。

キイチビール : どん詰まりだし、やることもないし、就活もしたくない。やるなら今だなと思って、ウクレレサイズのミニ・ギターを6000円ぐらいで買って曲を作っていました。1st EPに入っている「キイチビールのテーマ」とか「いっぱい寝た」とかは、そのちっちゃいギターで作りました。

──そうだったんですね。さっき、ジャズで食えなそうって言ってましたけど、ロックも簡単には食えなそうじゃないですか。

キイチビール : どうなんですかね。売れたら食えるんじゃないですか?

──そういう夢はあるんですね。

キイチビール : めちゃめちゃありますね。

──他のメンバーたちは、どうやって加入していったんでしょう。

キイチビール : みんなジャズ研なんですけど、お酒を飲ませて酔っぱらっている状態で曲を聞かせて「ね、大丈夫でしょ? 一緒にやろう」って無理やり勧誘しました。

──あははは。他の3人に関しては、仕事をしながらやっているんですか?

キイチビール : ドラムのタカヒロだけはまだ学生なんですけど、それ以外はみんなフリーターですね。タカヒロも就活していないし、KDは早稲田大学を4年で卒業しているのにフリーターやってますからね。だからプレッシャーがかかってますね。

──わりと今のバンドって就活をしつつ、バンドと天秤にかける人も少なくないですけど、みなさんはすごいミュージシャン道を歩いてますよね。

キイチビール : そうですね。みんなそこらへんは迷いがないですね。

──それは自信があるから?

キイチビール : 自信はありますね。まだライヴでやっていない曲とか、スタジオでしかやっていない曲とか、新曲でもすごくいい曲があって。それをやると、みんな「ああ、大丈夫だなあ」ってなるんです。でも、みんなどこかちょっとおかしいんじゃないかなっていう気持ちもあります。キーボードのりょうは大学に5年通って中退しているので、俺がクビにしたらこの人どうするんだろうって(笑)。

綺麗なものばっかり書くと、嘘っぽくなるんじゃないかと思って

──個人的に1st EPの冒頭3曲がすごく好きなんですけど、中村一義さんの初期アルバムに近い印象を受けたんですよね。歌詞も不思議だし、楽器のフレーズで引っかかる部分も多い。「キイチビールのテーマ」で〈浮気〉って言葉が入ってくるのも 印象的なんですけど、どういう思考回路でああいう歌詞が出て来るんでしょう。

キイチビール : ちょっと汚い方が、かっこいいし魅力的に見えるかなと思っていて。EPは特に曲がポップでキャッチーだしかわいく聞こえるように歌っていて、〈君とビールと浮気相手が好きさ〉みたいにちょっとトゲがある感じが、「まっすぐ行かねえぞ」「しっぽ振らねえよ」みたいな屈折具合を醸し出しています。

──ちなみに、浮気の話は実話?

キイチビール : 実話ではないです(笑)。

──(笑)。あと、キイチビールのビールは飲み物のビールのことですか?

キイチビール : 飲み物のビールのことと、ホフディランの小宮山雄飛さんの別ユニット、ザ・ユウヒーズの1stアルバム『ユウヒビール』からとったんです。

──ホフディランも好きなんですね。

キイチビール : めちゃくちゃ好きです。ベイビーさん(渡辺慎)さんの歌詞は、可愛らしいけど棘もあって、1stEPのころは意識していました。

──ただ綺麗なものを歌詞に書くのは違う?

キイチビール : 綺麗なものばっかり書くと、嘘っぽくなるんじゃないかと思っていて。僕自身、包み隠さないタイプなので。

──「かっぱえびせん」って、曲のタイトルにするような単語はないなと思うんですけど、これはどうやって生まれたんでしょう。

キイチビール : 最初、かっぱえびせんのCMソングを作ろうと思って、〈やめられない、とまらない、かっぱえびせん〉のフレーズを15秒で作ったんです。そしたら、めちゃくちゃいいなと思って、30秒にしたらそれもよくて。AメロとBメロもつけたくなって、付け足しながらできた曲です。


キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / かっぱえびせん

──みなさんジャズ研出身ということですけど、楽曲制作に関してはジャズ的な作り方になるんですか?

キイチビール : そうかもしれないんですけど、僕らの曲を聴いてあまりジャズを連想しないと思うんですよね。さっき話したみたいなジャズのテクニカルで難しいことをしたくなくて。ただメロディに関しては、キャッチーに聴こえる部分も、音符にしてギターで弾いてみると難しかったりするんです。そこは意識してやっているわけではないんですけど、そうなっています。

──キイチさんが作ったデモは、譜面に起こしてメンバーに伝えるんですか?

キイチビール : 起こしたことはないです(笑)。僕、音楽ソフトを使えないので、家でアコギで曲を作って、そのままスタジオに持っていって歌うんです。それをみんなが聴いて、3回目くらいになると覚えてくれる。楽ちんですね(笑)。頭の中にはある程度のアレンジが最初からあるので、それをみんなにやってもらいます。ドラムやベースに関しては、タフネスがバンドのセオリー的な部分を持っているので、そこも参考にしつつみんなでアレンジしていきます。

──かなりローファイな作り方なんですね。てっきりフロントマンと支えている人っていうイメージだったんですけど、揃うべくして揃ったバンドなんですね。

キイチビール : キイチビール&ザ・ホーリーティッツで、がっちりしています。

──そしたら、絶対にクビにしちゃダメじゃないですか。

キイチビール : そうなんですよ。ただ、これ以上遅刻が続くとクビにせざるを得ない(笑)。

こんなに褒められたことって、人生で初めてかもしれない

──(笑)。キイチビール&ザ・ホーリーティッツは、〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017〉や〈SUMMER SONIC 2017〉にオーディション枠で出演を果たすなど、評価を得ている状況ですけど、どう思っていますか?


ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017 BUZZ STAGE出演映像

キイチビール : めちゃくちゃ嬉しいです。こんなに褒められたことって、人生で初めてかもしれない。賞をもらったり、認められた感じがして嬉しいです。

──あと、サニーデイ・サービスやクウチュウ戦の音楽ディレクターもしている渡邊(文武)さんが音楽制作面でサポートをされていますけど、どうやって出会ったんですか?

キイチビール : 元々偉い人なんだろうなと思ってTwitterをフォローしていたんですけど、いいねをしたタイミングでSoundCloudを聴いてくれて、すぐにDMでライヴのオファーをしてくださって。それがきっかけで初ライヴをしたんですけど、それからずっと一緒にいます(笑)。ライヴの音も任せっきりですね。

──渡邊さんから言われたことで印象に残ってることはありますか?

キイチビール : 常に刺激をもらっていますね。曲もいろんなものを聴かせてもらっているし。あとは武蔵小金井にあるプーさんっていうカレー屋さん! 渡邊さんから今まで与えてもらったものの中でダントツです(笑)。ものすごいんですよ。

──何がすごいんですか?

キイチビール : もうわかんないんですけど、すごいガツンときます。武蔵小金井までの定期買おうかと思っちゃいましたもん(笑)。

──それは、めちゃめちゃ気になりますね。自分の知らない世界を知らせてくれる存在なんですね。

キイチビール : 完全にそうです。すごい刺激的な存在です。

──1st EP『俺もハイライト』に関しても渡邊さんと制作したんですか?

キイチビール : このときはまだ出会ってなかったんですよ。友だちのエンジニアに頼んでレコーディングしてもらいました。初めてだったのでわからないことばかりで。だから、4曲とも音が一緒なんですよ(笑)。

──それがまた逆に味があっていいんですよね。変な着色がないというか。あえてこういう音にしているのかと思ったんですけど、ミックスもお任せですか?

キイチビール : 本当にそうでしたね。何が正解かわからないから、あがってくるミックスが俺たちの音なのかなと思っていて。いまはミックスは直したい部分もあるんですけど、これはこれでいいかなと思います。

──ちなみに、同世代でシンパシーを感じたりライバルだと思うバンドはいますか?

キイチビール : MONO NO AWAREとか、Gateballersとかはそう思います。メロディに対して向き合っている感じがある。MONO NO AWAREは、歌詞も曲もうまい具合に綺麗に交じり合っていて、すごいなと思います。Gateballersはかなりぶっとんでいて、いかれていても、音楽は美しいものがあって惹かれます。誰でも思いつくようなメロディや歌詞を歌っていると耳からスゥーって抜けて行っちゃうんですけど、自分にないメロディーの作り方だったり、歌詞の感覚があるとこびりついて、これはすごいなって思うのがその2バンドかなと思います。

──10月にリリースされる1stミニ・アルバムはどんな作品になりそうですか。

キイチビール : 前作と今作を比べると、すごい振り幅があると思います。音に関しては、聴いていて気持ちがいいものになっていて、めちゃくちゃいいです(笑)。例えば、今作に収録されている「夏の夜」と「ビールを用意しててね」は、全く違うような感じがするけど、アルバムを通して聴いたら1本筋があるかなと思って。そのときの気分や聴いているものの影響はすごい出てる感じはありますね。


キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / 夏の夜

──今回と同じく、音楽ソフトでデモを作るわけではなく、ローファイな作り方で作っているんですよね?

キイチビール : 全部一緒ですね。普通、ドラムの打ち込みとかするじゃないですか? ああやっているうちに新しいアイデアが忘れちゃうんじゃないかと思って。それをやるより感覚でポンと出したほうがいいから、口ドラムとかボイスレコーダーに入っているものをベースに作っています(笑)。楽しみにしていてください。

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LIVE INFORMATION

1stミニアルバムリリースパーティー「世の中のことわからない」
2017年10月9日(月・祝)@下北沢BASEMENT BAR Thank you sold out
時間 : Open 17:30 / Start 18:00
Guest : TENDOUJI、カネコアヤノ(バンドセット)

PROFILE

キイチビール&ザ・ホーリーティッツ

2016年4月、下北沢BASEMENT BARにて初ライヴを行う。その時のライヴ映像「かっぱえびせん」がキャッチーすぎると話題に。2016年6月、初の自主制作音源「俺もハイライト」をリリース。11月、タワーレコード渋谷店タワクル・コーナーに入荷、初登場一位となる。2016年12月、「下北沢にて'16」出演。2017年3月、タワーレコード渋谷店にてインストア・ライヴを開催し満員御礼となる。

>> official twitter

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インタヴュー

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筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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