J-Jazzシーンの超新星ーー新世代ポップ・ロック・トリオ、Piano Shiftがkilk recordsよりデビュー

fox capture planを筆頭に盛り上がりを見せるJ-Jazzシーン。そこに突如現れた新星にして台風の目とも言える3人組、Piano Shift。ダンサブルなピアノ・インスト曲を基軸とした新世代ポップ・ロック・トリオである彼らのデビュー・アルバム『Rings』がkilk recordsよりリリース。ジャズ・ロック、ジャム、ポストロック・ファンに加え、ゲーム音楽、ファンク、プログレ、クラウト・ロック好きにも突き刺さる全方位的ポップ・アルバムをOTOTOYで配信開始。ライヴ・バンドとしても定評のあるPiano Shiftの魅力を詰め込んだ充実作について、初インタヴューを敢行した。

注目のデビュー・アルバムを配信スタート

Piano Shift / Rings
【配信形態】
WAV / ALAC / FLAC / AAC

【価格】
単曲 216円(税込) アルバム 1,944円(税込)

【収録曲】
1. butterfly
2. Cosmos Wall
3. mentalism
4. Mortal
5. Tsuemon
6. kagero
7. Sinkai
8. sutoratera
9. Memory of path


『Butterfly』 Piano Shift music video


INTERVIEW : Piano Shift

なんだこれは?! 全曲、ピアノを主体としたインスト曲なのに、飽きることなく最後まで聴き通してしまう。全体を貫く疾走感はロック色に溢れているが、要所要所にジャズやポスト・ロック、クラウト・ロックを感じるフレーズやリズムが織り込まれており、聴くもののツボをついて離さない。本作の前にリリースされたEP『PIANO SHIFT IS B?』はアーティスト性が高く、どこかポスト・ロック的なアプローチだった。それに対し、デビュー作となる『Rings』は聴く人のことを意識した「ポップス」をテーマにしたという。一度再生したら通して聴かずにはいられない。そんな本作について、Piano Shiftから、ベースの斎藤庸介とドラムの山口さとしを迎え、初インタヴューを行った。

インタヴュー&文 : 西澤裕郎

ちょっと頭がいかれている人なんですよ(笑)

ーーPiano Shiftは、どのようにして結成されたバンドなんでしょう。

斎藤庸介(bass 以下、斎藤) : もともと、ピアノのTONTENTENさんと初代ベースの人が、エレクトロニカやアンビエント、北欧ジャズみたいな音楽をやっていたんですけど、山口さんが入ってからバンド形態になっていったんです。

山口さとし(Drums 以下、山口) : 最初は打ち込みでやっていくつもりだったらしいんですけど、TONTENTENさんがドラムを入れたいと思って僕に連絡が来て、それからずっと叩かせていただいてますね。

ーーもともと2人ともジャズ畑出身なんですか?

山口 : 僕は違います。師匠はT-SQUAREの則竹裕之さんですけど、歌ものやロック、ポップスをやっていて。今も仕事で叩いてるのは、ほとんどがロックやポップスですね。よくフュージョンっぽいって言われたりするんですけど、ジャズも叩くことがあるので中間にいるドラマーというか。基本的にはロック・ドラムです。

斎藤 : 俺は学生時代に千葉県の柏に住んでいて、よくジャズのジャム・セッションやライヴをしていたんです。そのときTONTENTENさんと知り合ったんですけど、当時はあまり絡みがなくて。エレクトロニック系の音楽にはまった時があって、それをTwitterかなんかで見たのか一緒にやろうよって誘われました。当時エイフィックス・ツインとかスクエアプッシャーも全然知らなかったんですけど、俺が入る前のベースの人から教えてもらって聴いたら、どハマリしちゃって(笑)。

左から、斎藤庸介、山口さとし

ーーそれじゃあ、バンドのキャリア自体は結構長いんですね。

山口 : そうですね。バンド自体はTONTENTENさんの意思でマイペースにやっていたんですけど、斎藤さんの加入だったり、kilk recordsさんから声をかけてもらったりっていうのがあって、一気にリリースに向かって進んでいったところはあります。

斎藤 : 自主制作でEPを作ろうかと思っていた時期にヒソミネでライヴをしたんですよ。そのとき、森さん(森大地 / kilk records代表)に声をかけてもらったんだよね。ちょっと前までバンド=仕事みたいな感じだったけど、サラリーマンや飲食店のスタッフをやりながらとか、俺みたいに講師や作曲をしながらバンドをやるって形態が広がっていったじゃないですか? うちもそんな感じで別の仕事もしつつ、音楽的なものを追求するためにバンドをやっていたから、いざライヴが決まってか練習に入るみたいな流れで活動していました。

ーーTONTENTENさんは、よりアーティスティックに音楽だけに集中しているような方なんですか?

山口 : ちょっと頭がいかれている人なんですよ(笑)。これは百聞は一見にしかずなんですけど。

斎藤 : 一つのことに集中すると、他に目がいかなるタイプなんですよ。

山口 : 人生であそこまでの人は会ったことないですね。

「俺とジャコを目指さないで、自分らしいものを目指してください」って

ーーあははは。『Rings』に収録されている曲は、アルバム制作が決まってから作った曲なんでしょうか。

斎藤 : タイトル曲にもなっている「Butterfly」は前のEPにも入っていて、今回ミックスをし直して使いました。「深海」も前のEPでインタールード的に使っていたけど、今回はちゃんとした曲にしようってことで作り直しました。後はアルバムを作ることになってから、何曲にしたらいんだろう、どういう流れにしよう、あまり曲が被らないようにしようって、そういうことは結構考えて作りましたね。

山口 : 同じテンポとかジャンルも被らないようにしようってね。

斎藤 : インスト曲って、タイトル曲は覚えているけど残りの曲は覚えてないっていうことが結構あって、そういうのはイヤだなと思ったんです。やるなら全曲覚えていてほしい。それもあって、4つ打ちハウスみたいな曲もあれば、ラテンのビートの曲もあったり、エイトビートのロックな曲もあったり、メタルみたいな曲も入っています。山口さんは曲をアレンジするとき、何に気をつけました?

山口 : 俺はリズム被りだね。音階がないから似て聴こえちゃうのがイヤだなと思って。聴いている人はそこまで思わないかもしれないけど、俺はダブルパラディドルをリズムに入れがちなんです。今回も2曲くらい使っちゃって、気づかれたらちょっと恥ずかしいなって(笑)。

斎藤 : 別にいいじゃん(笑)。

山口 : あと、たぶん音源を聴いてもわからないと思うんですけど、ほとんどが一発撮りなんですよ。ベースとドラムだけは8割5分、1テイクで録ってます。俺は直感で叩いちゃうタイプなんですよ。

斎藤 : それでロック感が出たと思うけどね。

ーーたしかに前作のEP『PIANO SHIFT IS B?』と比べるとだいぶ印象が違いますよね。前作はポスト・ロックっぽさを感じたんですけど、今回は疾走感があってロック感があるというか。いわゆるfox capture planとか、そういうバンドも頭に浮かんできたし、ジャンルを選ばずに聴ける作品だなと思いました。

斎藤 : 俺はポップスになるようにと思ってやりましたね。

山口 : ジャズにならないようにってね。

斎藤 : そう、ジャズにならないようにしたかったし、日本のポスト・ロックみたいな音楽も他でやっている人いるから、わざわざ俺らがやることはないなと思って。なによりインストを聴いて飽きられたらやばいって気持ちがあったから、曲を作る時にちゃんとメロディは入れようってことを考えました。ピアノのリフで1曲作って、ドラム・ソロがあって、盛り上がって終わりっていうのはちょっとね… って。

山口 : もちろんソロも録るし、しつこいくらいやる時もあるけど、基本は聴かせたいっていうテーマに変わったんです。EPのときは、作った曲を1回盤にしてみようって気持ちが強くて、曲に対する目的とか指標はそんなに定まっていなかったんですけど、今回はアルバムだから大きな統一感で「ポップス」って枠があった方がいいかなって。

斎藤 : あと、前作のレコーディングはセパレートされた空間で録っていたんですよ。ドラムはレコーディングブース、俺はエンジニアさんの後ろでベースを弾いていたんですけど、今回は対面でやりました。目の前でドラムが鳴っているとライヴをやっている気持ちになるし、やっぱり違うよね。音源を聴いて、これライヴやってるっぽいなと思ったし。

山口 : あまりパンチインとかしちゃうとグルーヴを潰すんじゃないかと思ったから、極力それもしなかったしね。

斎藤 : 要するに、人に聴いてもらうってことがどういうことなのかを考えるようになったんですよね。俺らの世代って、DTMが進化して家で打ち込みで音楽も作れるし、1ヶ月あればアルバムも1枚できるんですけど、だいたいの人は実際やらないじゃないですか。今回、俺らはそういうところから一歩外に出れたのかなと思っていて。ちゃんとやるっていったら変だけど、聴いてもらうとか、音楽を物として出すことに意識的になれた。

ーーそのために「ポップス」っていうテーマは大きな指標になったと。

山口 : そうですね。ポスト・ロックみたいな感じにしちゃうと差別化が図りづらいじゃないですか。僕はジュディマリとかすごい好きなんですよ。そういう音楽をやる気持ちでやりました。あと、3人みんな畑が微妙に違うっていうのは良くも悪くもあるんじゃないかな。ベースの斎藤さんは狙って変拍子を書く人で、TONTENTENさんは気づかないで、「え、これ変拍子だったの?」って言うタイプ(笑)。

斎藤 : 山口さんもよくわからない曲を持ってきたりしたけど、このアルバムはこれをやるところじゃないなと気づいたから、変えたりしたんです。好きなものはみんな別々だけど、このバンドは何をする場所なんだろうって全員わかってきたというか。TONTENTENさんの車に乗ると、ずっとアンビエントかかってたりするから。

山口 : かと思ったら、アニソンが流れてきたりするし(笑)。ベンチャーズが流れていたかと思ったらパスピエをずっと流していたり、よくわからない。ある意味統一性がないっていうか。ロックっぽかったり、スウィングしてみたり、ツイン・ペダルを踏んでみたり、ジャンルに依存していないのが逆にいいと思う。アルバム全部が好かれるって、まず奇跡的なことだと思うから。

ーー僕は普段それほどインストは聴かないんですけど、Piano Shiftの『Rings』は丸々聴いたし、リピートして聴くくらい気に入ってます。

斎藤 : お、それは大成功ですね(笑)。

ーー斎藤さんは、ポップスという点で気をつけていることはありますか?

斎藤 : ベースの面でいえば、フュージョンにならないように気をつけました。フュージョンは好きだけど、大御所がいるから俺がやることじゃないかなと思って。やっぱりそこですよね。フュージョンをやっている人も、ポスト・ロックをやっている人もいるわけで、そこに便乗すると2番煎じ感が否めなくなっちゃうから。

ーーそこを意識しないと、フュージョンっぽくなっちゃうものなんですか?

斎藤 : 俺自身、フュージョンを長く聴いてたからというところですよね。あと、ジャコ・パストリアスっぽいってよく言われるんですけど、それが嫌で。ジャコっぽくやってる人っていっぱいいるじゃないですか。以前、ビリー・コブハムのライヴを観に行ったとき、ウィル・リーにサインをもらったんですけど、「ジャコとあなたがすごい好きなんですけど、なにかアドバイスをください」って話したんですよ。そしたら「俺とジャコを目指さないで、自分らしいものを目指してください」って言われて。それが未だに残っているというか、ああそうだよなって。70年代にスタジオ・ミュージシャンをやっていた人たちで、今も名前が残っているのは、ジャコの真似をしないでいた人たちだったから。

Piano Shiftのロックっぽさそ消さずにRDMを狙っていきたい

この取材は、タワーレコード渋谷店への挨拶回りの後、同店舗内のカフェで行った

ーーそれはすごく印象的な話ですね。レコーディングの話に戻ると、お2人で録った音の上に、TONTENTENさんが自由にピアノを乗せていったんですか?

山口 : 一応決めたフレーズではあったんですけど、あとはご自由にどうぞって感じでした。

斎藤 : 伸び伸びレコーディングしてくださいって伝えてね。プレッシャーに弱いから(笑)。

山口 : 僕らがちょっとでもせっついちゃうと、TONTENTENさんはぶっ壊れちゃう。氷の窓くらいの精神なので(笑)。

斎藤 : 俺たちがさくっと終わらせなきゃって、そういう緊張感はありましたね。実際、TONTENTENさんにのんびりレコーディングをしてもらって結果が出たので、成功だったのかなって。EPの時、俺たちが結構時間とっちゃったから、別日でピアノの録音をしたりしたので、今回はなるべくさくっとやろうって。

山口 : 僕と斎藤くんは予定より3時間くらい早く終わったからね。

斎藤 : そういうやり方がいいんだって今回わかりました。俺らがさくっとやって、さあどうぞっていうのが向いている。TONTENTENさんは黙々と作業する人だから。

ーーすごい絶妙なバランス感で成り立ってるんですね。

斎藤 : 音楽でつながってるくらいの方がいいのかもしれないですね。練習が終わって居酒屋みんなでいこうよっていうノリではないですし。

山口 : サバサバしてる(笑)。

ーーTONTENTEさんは、今作に対してどういう評価をしてるんですか。

山口 : なんか言ってましたっけ(笑)?

斎藤 : 彼は感情をあんまり出さないから(笑)。俺は最終的なミックスを2人でしたから、終わった後の達成感はあったけど、それっきりだったからなあ。

ーーお2人はアルバムを聴き直してみてどう思いました?

斎藤 : 最近送ってもらって全部聴いたんですけど、ロックだと思いました。フュージョンにしたくないっていうのが成功したと思った。

山口 : 俺はロックだけどロックでもないなと思った。精神的ロックっていうか。ロックにしてはドラム手数多すぎるしね。

斎藤 : いいじゃん(笑)。

山口 : だから、すごくいいなって気持ちはあります。

斎藤 : 次のアルバムをどういうペースで録音するのかまだわからないけど、また曲作りをするのが楽しみではありますね。EDMっぽいのやりたいけどもう遅いかな?

山口 : 今更感はあるけど、ロックなEDMだったらいいんじゃない?

斎藤 : この間、次はADMがくるって雑誌に書いてあったんだよね。アコースティック・ダンス・ミュージック。聴いてみたんだけど、アコギが入ってるEDMだった(笑)。

山口 : じゃあ俺らは、RDMですね。ロック・ダンス・ミュージック(笑)。

ーー今、ロックって少しダサいっていう見られ方もありますけど、『Rings』には新しいロック的な形というか希望を感じる部分があると僕も思いました。

斎藤 : ロックが楽しめなくなってきてポスト・ロックにいったりする人もいるだろうし、俺もジャズにいったりとかダンス・ミュージックを探しにいった感があるから、ロックが面白くなってほしいんですよね。いまのJ-ROCKって、裏打ちと4つ打ちが多いじゃないですか? そういう意味でも、俺はこのPiano Shiftのロックっぽさそ消さずにRDMを狙っていきたいですね。

山口 : まあ、置かれてるのはジャズ・コーナーですけどね(笑)。

RECOMMEND

fox capture plan / Fragile (24bit/96kHz)

今やJ-JAZZシーン最重要バンドにのし上がったといって過言ではないfox capture plan。自由度を増して更に加速していることを確信できる5thフル・アルバムとなる『FRAGILE』が完成。歪んだベース、シンセやストリングスアレンジが際立つ音世界、中空を飛行するかの如く軽やかなメロディと疾走感溢れるリズムセクションが堪らなく心地よいサウンドに酔いしれること間違いなし。

>>特集ページはこちら

Kan Sano / k is s (24bit/48kHz)

mabanuaらとともにorigami PRODUCTIONSを象徴するソロ・アーティストとして、そしてHEXへの参加や、作品 / ライヴでの多くの客演など、この国のシーンになくてはならないキーボーディストでもあるKan Sano。待望の3rdアルバム『k is s』がここに完成した。

>>特集ページはこちら

TRI4TH / AWAKENING(24bit/96kHz)

最強に踊れるジャズ・クインテット「TRI4TH」の4thアルバムが遂に解禁。前作から約2年ぶりとなる今作は新たな試みが随所に詰まっており聴きごたえのある内容に仕上がっている。全17曲ラストまで痛快なアレンジとご機嫌なホーンが突き抜けるダンサブルなジャズ・グルーヴに心も踊ること間違いなし。

LIVE SCHEDULE

アルバムリリース記念インストア・ライヴ
2017年4月22日(土)@タワレコ渋谷店

Beat Music Jam with TPSOUND【Jam Session 齊藤(Bass)】
2017年5月31日(水)@新宿GoldenEgg

PROFILE

Piano Shift

Key.tontenten、Ba.斎藤琢磨、Drs.山口さとしによるピアノ・インスト曲を基軸とした新世代ポップ・ロック・トリオ。

ジャズ、ポストロック、ゲーム音楽、プログレなどをミックスしたようなライヴ感のあるサウンドが特徴。2013年、Pf,BaからなるPiano Shift前身のDuoを結成。同年よりサポートDrsの山口さとしが加わる。2015年、Kilk recordsに所属。その後、Baのメンバー・チェンジを経て、tontenten、斎藤庸介、山口さとしの3人で2016年3月に1st EP『Piano shift is B』をライヴ会場限定でリリース。2016年12月には斎藤庸介が脱退、斎藤琢磨が加入し、現在の編成となる。2017年にはkilk recordsより1stアルバム『Rings』をリリース。都内近郊を中心にライヴ活動を行っている。

Official HP

o

 
 

インタヴュー

スクールカースト最底辺からの刺客がやってきた! ──ハンブレッダーズ、初の全国流通盤を配信開始
[CLOSEUP]・2018年01月17日・スクールカースト最底辺からの刺客がやってきた!!! ──ハンブレッダーズ、初の全国流通盤がついに配信開始 高校の文化祭に出演する為、同級生によって結成された4人組"ネバーエンディング思春期"バンド、ハンブレッダーズが初の全国流通盤をリリース! Voムツムロによる「イケてない奴」なりの青臭さ全開の歌詞、その歌詞を乗せたメロディックな歌。そんな彼らの楽曲は、青春の1ページを切り取り、終わらない青春をメッセージとしてリスナーに届ける。今回OTOTOYでは、ハンブレッダーズとも所縁の深いライヴハウス、京都のライヴハウス・nanoの店長である土龍(モグラ)と共に対談形式のインタビューを掲載。活動初期の印象や、本作の制作など、どのようなバンドになっていきたいかなど語ってくれています。OTOTOY初登場! 快進撃中のバンドが放つ、初の全国流通盤!!ハンブレッダーズ / 純異性交遊'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 1,600円(税込)【収録曲】''1. DAY DREAM BEAT2. スクールマジシャンガール(純Mix)
by 阿部 文香
*鳥クルッテル.incが創る、360度音が上下左右から鳴る超常音空間
[FEATURE]・2018年01月15日・驚異の立体音響! 音楽での新たな体験、その可能性を形にする鳥クルッテル.incって何モノ?! 音楽で人と人が結びつけ、新しい音楽の可能性を見い出すためさまざまな音楽イベントやワーク・ショップを企画する2人組、「鳥クルッテル.inc」。彼らのイベントでは、四方を囲むスピーカーにより、一つひとつの音の色や形、動きが見えるように感じる取れる臨場感のある音響システムを使うことによって、360度縦横無尽に音が動き回る新感覚の音楽体験をすることができるという。今回OTOTOYでは、特別な音響システムを使用しなくても、この音楽体験ができる「Kachōfūgetsu 〜fireworks〜」を配信開始。彼らの活動や、サウンドの作り方まで、さまざまな話を訊いた。 OTOTOY配信限定!〈Kachōfūgetsu〉のイメージサウンド鳥クルッテル.inc / Kachōfūgetsu ~fireworks~'【配信価格】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) : 540円AAC : 216円【Track List】1. Kachōfūgetsu ~fireworks~>> 〈Kachōfūgetsu〉特設サイト
by 岡本 貴之
音楽にはユーモアが必要──折坂悠太、新作EP『ざわめき』を独占ハイレゾ配信 & 井手健介との対談を掲載
[CLOSEUP]・2018年01月17日・音楽にはユーモアが必要──折坂悠太、新作EP『ざわめき』を独占ハイレゾ配信 & 井手健介との対談を掲載 後藤正文や小山田壮平など、多くのミュージシャンも賛辞を送るSSW・折坂悠太が初のバンド編成で録音に挑んだEP『ざわめき』をリリース。演奏には2016年から活動を始めたバンド編成でのライヴ・サポートを行なっているベース・寺田燿児、管楽器、弦楽器を扱う青野慧志郎、ドラム・田中久仁彦(yoji &his ghost band)、ピアノ・飯島はるか(に角すい)のほか、フルートに松村拓海(1983、俺はこんなもんじゃない)、トランペット・高橋三太(1983)、ヴィブラフォン・影山朋子が参加しており、弾き語りでは表現することの出来なかった音のダイナミズムと、ブルースや民族音楽、ジャズなどを吸収したのびのびと響き渡る彼の歌声が閉じ込められた作品となっている。そんな今作をOTOTOYのみでハイレゾ配信すると共に、シンセサイザーでアルバムに参加しているSSW・井手健介との対談を掲載。お互いが影響を受けたアーティストから今作に至るまで、たっぷりと語ってもらった。 ハイレゾ版の配信はOTOTOYのみ!!折坂悠太 / ざわめ
音楽は幸せな空間を作れるのか? ──新たなバンド・サウンドを得たAL『NOW PLAYING』を先行配信
[CLOSEUP]・2018年01月10日・音楽は幸せな空間を作れるのか? ──新たなバンド・サウンドを得たAL『NOW PLAYING』を先行配信 小山田壮平と長澤知之がプライベートのアコースティック・ユニットとして数年前に活動をはじめ、そののちに藤原寛、後藤大樹をバンドに迎えて2016年4月に1stアルバム『心の中の色紙』をリリースしたロック・バンド「AL」。そんな彼らが2018年のはじまりに快作の2ndアルバム『NOW PLAYING』をリリースする。今回OTOTOYでは本作の1週間先行配信を実施。本文の中でも語られているように、1stアルバム『心の中の色紙』よりも、よりバンドらしい作品ともいえる『NOW PLAYING』はどのように生まれたのか、ソングライターである小山田壮平、長澤知之の2人に話を訊いた。ちなみにこの2人でのインタヴューはAL史上初! みなさま必見です! よりバンドらしくなったALの最新作を先行配信 AL / NOW PLAYING'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,000円(税込)【収録曲】''1. 会いにいくよ2. NO
MOROHA、結成10周年記念インタビュー【前半】──「茶の間の胸ぐらをつかんで、ライヴ会場に!」
[FEATURE]・2018年01月14日・「茶の間の胸ぐらをつかんで、ライヴ会場に引きずり込め!」──MOROHA、結成10周年記念インタビュー【前半】 魂を震わせるリリックと、互いの持ち味を最大限に生かすためアコースティック・ギターとMCだけの最小編成にて行われるライヴで、彼らの音楽を聴いたもの、観たものを圧倒させるMOROHA。そんな彼らが2018年に10周年を迎える。このタイミングで6月6日(水)には再録ベスト・アルバム『MOROHA BEST〜十年再録〜』のリリース、そして12月16日(日)にZEPP TOKYOにて単独ライブも決定したのだ。着々と多くの人に向けて、彼らの音楽が届くよう歩みを進める彼らであるが、OTOTOYは、お茶の間にもMOROHAの音楽が届く未来がそう遠くないことを確信している! 今回OTOTOYでは、10周年を迎えた今までの活動についてを、インタビューや主宰のボロフェスタに招集する等、時には言い合いをしながらもデビュー当時からずっと応援し続けるOTOTOY編集長の飯田仁一郎と共に振り返る。まずはインタヴューの前半をどうぞ。 元旦リリースの最新曲をチェック!【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1k
by JJ
2018年の始まりにして年間ベスト級デビュー・アルバムーー “エモい”都市生活を鳴らすアイドル・・・・・・・・・に迫る
[CLOSEUP]・2018年01月05日・2018年の始まりにして年間ベスト級デビュー・アルバムーー “エモい”都市生活を鳴らすアイドル・・・・・・・・・に迫る シューゲイザー的な「エモさ」とアンダーグラウンド・パンク的な「ヤバさ」を楽曲コンセプトに活動するアイドル・ユニット「・・・・・・・・・」が、2018年1月12日リリースの1stアルバム『 』をOTOTOY独占で1週間先行でハイレゾ配信開始。日本ドローン界の雄、hakobuneディレクションの元、ノイズやアンビエント等を用いた1トラック72分の1stシングル『CD』がネットを中心に大きな話題を呼んだが、初アルバムとなる今作は、ForTracyHydeの管梓、Mavや、my letterのキヌガサチカラ、あヴぁんだんどやアシモフが手品師で知られるteoremaa等が楽曲提供を手掛け、シューゲイザーから、90sUK、90semo、ローファイ、ドラムンベース、エレポップまで、様々なジャンルを「エモい」にぎゅっと集約した全10曲。アイドルという記号性を取り除くため、アーティスト名もアルバム名も検索に引っかからないなど、コンセプトも練りこまれている彼女たちに改めて迫るインタヴューを掲載し迫った。
コムアイ、ケンモチヒデフミ、Dir.Fとともに振り返る、水曜日のカンパネラの2017年、そして2018年
[CLOSEUP]・2017年12月31日・コムアイ、ケンモチヒデフミ、Dir.Fとともに振り返る、水曜日のカンパネラの2016年、そして2017年 毎年恒例、水曜日のカンパネラの1年間を振り返るインタヴューも今年で5回目。2017年の水曜日のカンパネラは、日本武道館でワンマン・ライヴ、全国を巡るツアー、海外でのフェス参加も増えるなど、より一層グローバルな音楽活動を繰り広げました。さらにタモリ倶楽部に出演したり、NHKで松岡正剛氏と対談、ドラマにも出演するなどテレビでも大活躍。音楽以外の場所でも表現の幅を広げるカンパネラの2018年は果たしてどんな年になるのか? 2017年を振り返るこのインタヴューをご覧になって、2018年を想像してみてはいかがでしょう? 取材 & 文 : ねるねるね〜るね西澤 2017年リリースのデジタル・シングルを絶賛ハイレゾ配信中【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) (全タイトル共通)【配信価格】単曲 540円(税込) (全タイトル共通) INTERVIEW : 水曜日のカンパネラ ーー年末恒例、1年を振り返るインタヴューです。とはいえ、OTOTOYではこれが2017年初インタヴューなので、いろい
by 西澤 裕郎
サブスクで話題の、サニーデイ・サービスのあの作品がさらなる進化を遂げる!
[CLOSEUP]・2017年12月25日・サブスクで話題のあの作品がさらなる進化を遂げる! ──曽我部恵一が語るサニーデイの進化と変容 今年6月、突如Apple MusicとSpotifyにてストリーミング配信のみでリリースされたサニーデイ・サービスの『Popcorn Ballads』。このアルバムに収録された22曲は、ヒップホップやトラップ、そしてファンクの要素までをも含み、新たなサニーデイの進化に、前作『DANCE TO YOU』リリース時と同じく、いやそれ以上にぼくらを驚かせた。そんな衝撃のリリースから半年、このたび12月25日のクリスマスにサニーデイがリリースしたのは『Popcorn Ballads(完全版)』。今回新たに収録された楽曲や、客演を迎えて進化を遂げた楽曲まで…… まさにディレクターズカットと言える完全版の作品が届いたのだ。完成版となった『Popcorn Ballads』はどのように生まれたのか、今年の音楽シーンを振り返るとともに、曽我部恵一に話を訊いた。 サニーデイからのクリスマス・プレゼント、ハイレゾ配信! サニーデイ・サービス / Popcorn Ballads(完全版)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bi
by JJ
筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

同じ筆者による他の記事