〜Never Summer End〜 みきちゅと行く海‼ アイドルたちが過ごした、それぞれの夏。由比ヶ浜海岸をバックに、彼女たちが描く未来とは⁉
前編 : 個別インタビュー編はこちら
INTERVIEW : みきちゅ×もね×erica×もえち
ひとしきり取材も終わり、今度は、帰りのバスに乗車させてもらい、雑談形式でいろいろ訊いてみました。写真撮影も終わり一様に疲れ顔の皆さんでしたが、ライトなこともディープなこともいっぱい喋ってくれたので、その一端をお伝え。ぱいぱいでか美は、お仕事で先にかえっちゃったので、インタビュイーは、ゆるめるモ! もね、エレクトリックリボンのerica、BELLING少女ハート もえち、そしてみきちゅです!
「生きよう!」ってなりました(笑)
——皆さんは今まさにアイドル戦国時代を駆け抜けてる人たちですが、正直どうですか?
みきちゅ : でもピークは2年前くらいに過ぎた気がしていて。以前に比べてアイドルの個性が音楽性だけじゃなくて年齢とかファッションにも出ていて、今はアイドル業界を駆け上がってやろうって言うよりは、良いものをどんどん発信していく人が増えたイメージ。
——なるほど。今日集まってくれたみんなもいわゆる“楽曲派”って言われてる人たちですもんね。2年前っていうとBiSとでんぱ組.incが楽曲派としてドーンとブレイクした時ですよね。
erica : 私はその頃BiSの研究員をしていたので、大人の悪ふざけみたいな発想がアイドル業界をすごく面白くしてるなあって遠くから見ていて感じました。
——その辺はみきちゅさんも言いたいことあるんじゃないですか?
みきちゅ : 私はフリー時代「大人の言う通りにやってたまるか」みたいな考えがあって、ずっと自分の作りたいものだけを実現してたんです。でもそれだと自分の想定内のものしか出来ないし、ただ自分の見せたいものを届けられたことに満足してしまっていることに気づいて。でも今はやりたいことを我慢しても大人の言うことを聞いて頑張ってる姿が美しいと思うようになりました。
——それって完全にBELLING少女ハートのことじゃないですか(笑)。
みきちゅ : そう! ベルハーはそこが好きなんです。やりたいこととは違うかもしれないのに、ステージに立つ姿は輝いててすごいなと思います。
——みきちゅさんはプロデューサーの存在を欲してたんですね。でもゆるめるモ! のプロデューサー田家さんはどちらかと言うと真面目な印象があります。
もね : 逆に私は自由にやらせてくれることへのやり辛さを感じているから、コンセプトがきちんとあって個々の役割が与えられている方がやり易いのかなって思います。課題があった方が頑張れるし、完璧を求められているベルハーが羨ましいです。
みきちゅ : べルハー入りたい...。きついって言いながらもライヴは完璧で、「何がそんなに辛かったの?」って思うくらい楽しそうに見えるから、それがすごいと思う。
もね : フォーメーションもすごいし、超練習してるのが伝わってくるから、私もベルハーの曲めっちゃ好きなんです!
もえち : 嬉しい! こんな褒められたの初めて! 何やってもダメって言われるから。完璧を目指してほしいけど、出来ちゃうと普通過ぎてつまんないって怒られる(笑)。
——みきちゅさんの活動休止を聞いた時、皆さんどう思いましたか?
erica : 泣きました私。ずっとみきちゅはアイドルを続けると思ってたから、すごい心配になって。私もその頃メンバーの脱退があって悩んでいたのもあって。
みきちゅ : 前回のOTOTOYでのインタヴューの前、会ってたんだよね。
——その悩んだ二人が話し合って、どういう結論になったんですか?
みきちゅ : 「生きよう!」ってなりました(笑)。
erica : そうそう。ずっと二人で「死にたいよね」って言ってて。
みきちゅ : でも「誰かのせいで死んでたまるか!」ってお互い思って、「生きよう!」って結論に至りました。
——もえちさんは「生きよう!」って思ったことありますか?
もえち : え? ずっと生きてたから分かんない(笑)。
一同 : あはは(笑)。
——では、みきちゅさんとericaさんが話し終えて「生きよう!」となったことをもう少し具体的に言うと、音楽活動もしくはアイドル活動を続けていこうということでしょうか?
みきちゅ、erica : そうですね。
erica : ここで消えるわけにはいかないので。私はアイドルでいることにはこだわってないけど、ファンの方がアイドルだと思ってくれてる限りは全うしなきゃいけないと思ってます。
みきちゅ : 私は肩書きって必要なのかなって思う日々です。みきちゅを通して自分の内面とか、アイドルの秘密とかシリアスなことを題材にして歌ってきたけど、もっとたくさんの人に私の曲を聴いてもらうにはどうしたら良いのか色々考えてます。
——オタの人にしろ、ファンの人にしろ自分の演奏を聴いてどういうふうに感じてほしいですか?
みきちゅ : 電車やテレビで私の曲を聴いて、元気になって欲しいです。
もね : その場で盛り上げるんじゃなくてしっかり練習を積んで、「これは自分には出来ないな」とか「すごいな」って思ってもらえるようなパフォーマンスがしたいです。
みきちゅ : 私ともねちゃんって似てるよね、完璧なものをみせたいところが。自分たちじゃないと出来ないことをしたいです。
もえち : ベルハーも完璧なパフォーマンスを魅せたいのは一緒だけど、自分たちが完璧だと思って満足してる時はだいたい怒られる。完璧になろうとして、そこに向かってる姿勢が良いって言われるので。だからベルハーは適当って言われるけど、完璧を目指してないと表現は出来ない。矛盾してるようだけど(笑)。
erica : 私はもっとクラブ・シーンを盛り上げたいです。エレクトロやってるんで、アイドルに興味のないクラブ・シーンの人たちを沸かせるようなことが出来たら良いなと思ってます。
偶像であるべきだと思う
——みなさんにとって、アイドルはどういう存在ですか?
もね : 人間の夢を叶えてあげる存在。アイドルはリアルな女の子としてではなくて、理想の女の子を演じてるんだと思います。
もえち : アイドルは、何でも出来る存在。バンドさんは楽器、俳優さんは演技を基本にしなきゃダメだけど、アイドルはどんな舞台にも立てるし、どんな曲をやっても内容が良ければ認めてもらえるから。
erica : ただ歌って踊るだけがアイドルなんじゃなくて、人それぞれ自分にとってのアイドルがいると思うんです。例えばそれがミスチルでも誰かのアイドルだと思うし、コンビニの定員さんが格好良いと思えばそれがその人にとってのアイドルだと思う。私はいつも自分をアイドルだとは思ってないって言ってるけど、私をアイドルと思ってくれる人がいるならその人達のために頑張りたいです。
みきちゅ : 一般的なアイドルと、自分が今いる立ち位置のアイドルがあまりにもかけ離れすぎていて一概には言えないけど、偶像であるべきだと思う。華やかで、苦労が見えなくて、私生活も見えない。全てを持っているかのような選ばれし女の子というのが、私のアイドルのイメージです。
——私生活というと、皆さんオフの日はどんなふうに過ごしてるんですか?
erica : 人とお酒を呑んで話すのが好きなので、オフの日はだいたい呑んでます。
もえち : 暇してます。家からはあんまり出ずにママと喋ってテレビ見て、あとチェキ書いてます!
もね : 私は悩むと収集つかなくなっちゃうから、友達と映画観に行ったり、温泉行ったりします。でも末期に病んだ時は、暗い部屋で一人キャンドル焚いて呪いのおまじないを実践してます(笑)。
一同 : 怖~い! (笑)。
——みきちゅさんは何してるんですか?
みきちゅ : こないだ小学校からの親友と大江戸温泉に行って、もう天国かと思いました。
——素晴らしい! そういう答えを待ってました(笑)。
みきちゅ : でも曲を作る人って曲を作る時間が仕事として与えられてるわけじゃないから、自ずとオフの日にそういうことを考えなきゃいけなくて。だから何にもしないで寝ると後悔がすごくて、常に何かに追われてます。
もえち : 私も毎月26日の風呂の日にママとお風呂行ってます!
一同 : あはは(笑)。
私が作った曲を今の3倍の人が聴いてくれてるようになってほしい
——皆さんにとってオタってどういう存在ですか?
もえち : 一緒にステージを作る味方であり、敵でもあります。オタさんの熱量に負けたくないって思ってます。
みきちゅ : 味方だと信じてます。
もね : 宝物みたいな感じです。私のダメな部分も絶対見てるはずなのに、それでも好きって言ってくれていつもライヴを観に来てくれるのは本当にありがたいことだと思います。
erica : うちのファンは本当にどうしようもない酒呑みばっかりだけど、信頼して話し合える呑み仲間みたいな存在です。他のメンバーはそうじゃなくても、私だけには内面だったり、オタクの間での出来事を言えるような環境になれたら良いなあと思ってます。
——逆にファンにこれだけはやめてほしいことってありますか?
もえち : 裸にならないで欲しい。私のパートで裸になられて、そういう人って思われたら嫌だし。
みきちゅ : 初見の人に、そういうのを見て喜ぶ娘だと勘違いされたら嫌だよね。
もえち : あとはファッションで「ガチ恋だよ」って言ってくる人。ほんとに好きでそうなっちゃうなら嬉しいし仕方ないことだけど、ファッションの人はダメです!
もね : 私は嫌われると思って全てに寛容になるのはやめて欲しい。ライヴがダメだった日でも「今日のライヴめっちゃ良かった」って書かれてると、ちゃんとライヴを見てくれてないのかなってショック受けるんです。それだと私たちのためにならないから、逆に「今日のライヴ最悪だった」とか書いて欲しい。
みきちゅ : 私は逆に厳しくし過ぎないで欲しいなって…作ったものが否定されると、自分自身の存在を否定された気がしちゃう。フリーでやってた頃を知ってる人は仕方ない部分もあるけど、新しいことに挑戦する私を見守ってくれたら嬉しいです。
——ではこれだけはやめて欲しいアイドルさんっていますか?
erica : 楽屋を汚く使うアイドルは...。
もえち : ごめんなさい!
一同 : あはは(笑)。
erica : いや、ベルハーはそんなことないよ?
もえち : 汚いの~ほんとに。汚すぎて大森靖子さんにいつも楽屋の写真をSNSにアップされて、「汚ねえ~」ってリプが来るらしいです(笑)。
みきちゅ : 大部屋で、売れてるアイドルさんの着替えのために全員外に出されたことがあって、地下アイドルとの差を感じました。
一同 : え~!?
——そういうこともあるんですね。もねさんはどうですか?
もね : 対バンのときに、仲いい人とか推しの人にしか挨拶しない人は失礼かなって思います。
もえち : 私たち衣装の羽根を洗ったことがなくてかなり臭いんですけど、すれ違うときに鼻をつままれて悲しかったことがあります。私たちが悪いんですけど。
——そんなに臭いんですね。
もね : オタさんにも臭いって言われます。だから他のアイドルさんすみません(笑)。
——では最後に、1年後の未来について聞かせてください。
erica : フジロックに出たいです。あとはTIFにまた戻って来たいです。
もね : 全然1年後が見えない(笑)。もうちょっと自信を持てるようになっていたいです。
もえち : もうベルハーを捨てられるぐらい、人気をピークに持っていきたいです。
みきちゅ : 私が作った曲を今の3倍の人が聴いてくれてるようになってほしいです。
【編集後記】
次から次にでてくるアイドル。アイドル戦国時代。僕らはそんな見方しかできないけれど、じつは、その一人一人に過去があって、今があって、未来がある。そして夢がある。地下とか地上とか、そんなの全然関係ねぇ! スターになれるのは一握りだけど、それもあんまり関係ねぇ! そのアイドルの人生を追っかけてあげることを彼女たちは必要としている。その人生をしっかり目に焼き付けてあげることが大事。そんなエモーショナルな気持ちになった、長い長い一日。取材させていただいた5人のアイドルさん、本当にありがとう。どんな未来が待っていようとも、OTOTOYは、あなた達を応援し続けます。頑張ってくださいね。
でもまさか、その数日後に、BELLRING少女ハートもえちの卒業を訊くなんて夢にも思いませんでしたけどね!!! アイドルって、すごい!!!
みきちゅ過去作
アイドルとしてシンガー・ソングライターとしての要素をたっぷりと詰め込んだボリュームになっており必聴。とある1枚のファンレターに書かれていた「みきちゅの十字架を少しでも背負えたら楽になるかな?」という一言がキッカケになり曲が出来上がった。編曲はひめキュンフルーツ缶やnanocuneを手がけている山下智輝。
littleAct / スポットライト(24bit/48kHz)
みきちゅの会場限定盤のみに収録されていたコラボ楽曲「スポットライト」がこの度、正式音源化。ステージから観える風景を歌ったこの楽曲は、まるで先日、衝撃の活動休止を発表した彼女の心境を吐露しているようでもあり、涙なしに聴くことが出来ない。みきちゅの伸びやかな歌声、奏でる美しいピアノの旋律に、GOMESSのリリカルな言葉の数々が乗ることで、規定のジャンルにはない新しい風景を作り上げている。
ゆるめるモ! 過去作
ゆるめるモ! / 赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!(24bit/48kHz)
2015年5月2日(土)、赤坂BLITZで開催された、ゆるめるモ! 史上最大キャパでのワンマン・ライヴ。1200人を動員した同ライヴは、最大15人のバンド編成という圧倒的な生サウンドで行なわれ、集まったお客さんたちを圧倒。そんな同日の様子をライヴ・レコーディング。アイドルという枠を意識しながらも、ニューウェイブを取込んだゆるめるモ! の現在をぜひお楽しみあれ。
エレクトリックリボン過去作
OTOTOYの学校で行われたエレクトリックリボンの作曲講座内で作られた楽曲。ボーカルericaの声を活かしてどんな曲調がいいかというところから受講生と考え、歌詞の書き方も授業内で紹介した基本に忠実に作られた。どんな悲しい出来事があってもいつか虹は見えるでしょうと前向きな気持ちを表現した作品。GarageBandで使えるApple Loopsなんかも使いながらレゲエ調のピースフルな曲に。
BELLRING少女ハート過去作
BELLRING少女ハート / LIVE at 黒い羽集金ツアー・東京公演(24bit/48kHz)
BELLRING少女ハートが、2015年1月23日に恵比寿リキッドルームで行なった「黒い羽集金ツアー」最終公演のライヴ音源をハイレゾ配信。本作品は、2月28日をもって卒業した、仲野珠梨、美月柚香の在籍時に行なわれたベルハー史上最大キャパでのワンマン・ライヴを収録したもの。全29曲、2時間越えの音源がまるまるハイレゾにて蘇る。
ぱいぱいでか美
ぱいぱいでか美のファースト・アルバム。マイネームイズうがい(どついたるねん)、澤部渡(スカート)、植野隆司(テニスコーツ)、三輪二郎、宮崎貴士(図書館 / グレンスミス)、佐藤優介(カメラ=万年筆)、牧野琢磨(NRQ)、藤井洋平、三沢洋紀+大島輝之が、ぱいぱいでか美のために新曲を書き下ろし、川本真琴は、デビュー前Lupino時代の伝説の名曲(未発表)を提供。
LIVE INFORMATIO
みきちゅ
みきちゅ最後のお楽しみ会
2015年10月12日(祝月)@仙台Flying Son
Sports Of Heart 祭典 アイドルフェス in SOH 2015
2015年10月18日(日)@代々木第二体育館
みきちゅ、終焉。
2015年10月24日(土)@渋谷club asia ※ラストライヴ
ゆるめるモ!
ツタプレ meets IDOL~Tカードで全員入場だよ~
2015年9月30日(水)@渋谷TSUTAYA O-WEST
映画スペシャルCD『女の子よ死体と踊れ』発売
2015年10月21日(水)
ライヴDVD『赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!』発売
2015年10月21日(水)
主演映画『女の子よ死体と踊れ』公開
2015年10月31日(土)
2ndフル・アルバム『YOU ARE THE WORLD』発売
2015年11月11日(水)
ZEPP ダイバーシティ東京 ワンマンライヴ!
2015年12月20日(日)@Zepp DiverCity
エレクトリックリボン
ツタプレ meets IDOL~Tカードで全員入場だよ~
2015年9月30日(水)@渋谷TSUTAYA O-WEST
エレクトリックリボンchiaki生誕記念ライヴ
2015年10月3日(土)@代々木Zher the ZOO
ギュウ農フェス Vol.7 〜アイドル大戦争 / プライド・オブ・ピンチケ(P.O.P) 顔晴っぺ栃木!、顔晴っぺ茨城!
2015年10月3日(土)@新木場1st RING
BELLRING少女ハート
ツタプレ meets IDOL~Tカードで全員入場だよ~
2015年9月30日(水)@渋谷TSUTAYA O-WEST
HEAD TYPE FEST
2015年10月2日(金)@渋谷TSUTAYA O-WEST
ギュウ農フェス Vol.7 〜アイドル大戦争 / プライド・オブ・ピンチケ(P.O.P) 顔晴っぺ栃木!、顔晴っぺ茨城!
2015年10月4日(日)@新木場1st RING
iCON DOLL LOUNGE in 名古屋
2015年10月3日(土)@名古屋ElectricLadyLand
iCON DOLL LOUNGE
2015年10月12日(月)@ラフォーレミュージアム原宿
ぱいぱいでか美
THE WEMMER×わちゃごなどぅ? レコ発上映
2015年10月2日(金)@下北沢three
2.5D × ヒソミネ『#band』
2015年10月4日(日)@大宮ヒソミネ
絵恋ちゃんバースデー・ライヴ
2015年10月11日(日)@目黒鹿鳴館
川谷絵音presents「エノンのやりたい放題 vol.2」
2015年10月21日(水)@渋谷TSUTAYA O-EAST
Break through Night 〜音楽で全部の壁ぶっ壊せ〜
2015年10月23日(金)@新宿LOFT PLUS ONE
PROFILE
みきちゅ
1993年1月26日生まれ。宮城県仙台市出身。絶対音感を持つ生粋のシンガー・ソングライターでありアイドルでもある。
16歳から事務所に所属せずフリーとして音楽制作やライヴ活動を精力的に行っていく。その後、本人がアイドルに目覚め“アイドル・シンガー・ソングライター"を名乗り全曲、作詞作曲セルフ・プロデュースを始めた。2012年には「閃光ライオット」オーディション史上初のアイドルとしてZepp Sendaiに出演、EMI Music Japan×雑誌zipper主催オーディションで「Girls on the run」グランプリ獲得。
続く13年にはテレビ朝日「musicる」の「もし売れ」コーナーでは氣志團の綾小路翔氏に「この時代に自分でやってる感は心を打つ」と評価された。14年には講談社「ミスiD2015」のメンバーとなり活動の幅を広げ、15年1月26日、自身の22歳の誕生日に原宿アストロホールワンマンライヴを成功させ、同日発売「可愛い屋さん」はオリコンデイリー7位を記録。2015年5月〜は毎月自主ライヴを企画し、個性ある共演者を呼び話題となっている。
アイドルの傍らピアノ弾き語りライヴも精力的に行っており、ダークな世界観を別名儀「mikichu*」としても展開中。
ゆるめるモ!
「窮屈な世の中を私達がゆるめるもん!」というコンセプトのもと2012年10月に結成されたニューウェーブ・アイドル・グループ。英語表記はYou'll Melt More!。メンバーはもね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼうの6人。楽曲はニューウェーブを軸に、エレクトロ、クラウト・ロック、ヒップホップ、シューゲイザー、ハードコア、アンビエントなど様々なジャンルが取り入れられており、NEU!、ESG、SUICIDEなどの名盤をオマージュしたCDジャケットも毎回話題に。2014年1月には箱庭の室内楽とのコラボ・アルバム『箱めるモ!』をT-Palette Recordsから発表し、同年7月に初のフル・アルバム『Unforgettable Final Odyssey』をSPACE SHOWER MUSICから発売。2015年3月にはPOLYSICSのハヤシが楽曲提供したシングル『Hamidasumo!』をリリースし、5月2日に東京・赤坂BLITZで生バンドでのワンマン・ライヴを開催する。
エレクトリックリボン
エレクトリックリボン / asCa 、ericaからなるテクノ・ポップ・ユニット。楽曲はリーダーであるasCaがすべて手掛ける実力派アーティスト。
2011年10月よりメンバーの脱退によりに活動を休止していたが、2012年12月にericaの加入により活動を再開。2013年6月に初の全国発売となった「エリボンちゃん」がタワーレコード渋谷店でデイリー・ランキング1位を獲得、オリコン・ウィークリー・チャート・インディーズ9位を獲得。
2014年はYATSUI FESTIVALに出演や日本最大のアイドル・フェスTOKYO IDOL FESTIVALに2年連続出演するなど、アイドル・イヴェントから本格音楽イベントまで渋谷を中心に活動の場所を各地に広げている。
BELLRING少女ハート
2012年4月にライヴ・デビュー。黒いセーラー服に黒い羽をまとった少女達という異形のスタイルで、60年代サイケデリック・ロックからグランジ・ロック、さらにエレクトロニカ、ジプシー・ブラス・バンドを歌う変幻自在のステージが話題に。荒削りで個性的なパフォーマンスとクオリティ高い楽曲とのギャップを武器に、アイドル・シーンで異彩を放つ。 2013年8月、1stアルバム『BedHead』2014年12月、2ndアルバム『UNDO THE UNION』を発表。オリコン・インディーズ・チャート1位を獲得! 2014年年末より2015年1月末まで、ワンマン・ツアー「黒い羽集金ツアー」を敢行。最終日恵比寿リキッドルームが大成功。 3月より、新メンバー3名を迎えて新体制がスタートした。6月24日ミニ・アルバム「13WEEKS LATER EP」が発売。8月16日には台湾ワンマン・ライヴ「鈴鐘少女心」を敢行。
現在、定期ライヴ「消エル赤血球」ツーマン企画「あくび」や、不定期開催映画資金ライヴ「ボクらのロードショー」などライヴを中心に精力的に活動中。
ぱいぱいでか美
1991年5月3日生まれ
三重県出身 O型 おうし座 桃色
一度聞いたら二度と忘れられない名前と、「言うほどでかくないがそこそこでかい」おっぱいを武器に、場所を選ばず大活躍。
日本テレビ「有吉反省会」への出演、大森靖子プロデュース楽曲の発表やゲスの極み乙女。の幕張ワンマン・ライヴへのゲスト出演、はたまた週刊プレイボーイでの水着グラビアなど、ジャンルやメディアにとらわれず神出鬼没。
可憐なアイドルとは一味違う等身大の世界観は、自身が作詞作曲を手がける楽曲やライヴ・パフォーマンスやトーク、文章を通していつの間にか観るもの魅了し、気付いたら頭の中は「ぱいぱいでか美」でいっぱい。
退屈な人生を送っていたが、ももちこと嗣永桃子さんに出会って以来人生桃色に。 休みの日はハロプロの動向をつぶさにチェック、もしくは動物園巡り。生涯ベリヲタ。