こんなロック・バンドいるんだ!ーーアコギをメインにした2人組が放つ、僕とモンスターによる1stアルバムを2週間先行ハイレゾ配信

左より、島子(Vo / G)、ほしおずまなおき(G)

その名前を見て、ふんわりとした弾き語りユニットと思ったなら大間違いである。大阪出身の島子勇一(Vo / AG)と福島県南相馬出身のほし“おずま”なおきの二人組、僕とモンスター。アコギをメインに男の切なさをしんみりと歌う場面があるかと思ったら、アコギとエレキという編成にも関わらず、ライヴでの星の暴れ具合はハードコア・バンド顔負けだったりもする。それでいて、日常の生活と旅から生まれた鋭くも暖かい描写が心の隙間に染み入っていく。そんな彼らが9月10日にノーマディック・レコードより発売する1stアルバム『かたち』を、OTOTOYでは2週間先行、しかもハイレゾで同作を配信開始!! さらに、メンバー2人にライターの渡辺裕也が取材し掘り下げた原稿を掲載する。挙げ句の果てには、アルバム冒頭曲「id」をフリー・ダウンロードで配信。どうしても聴いてほしい。その想いがつまった僕とモンスターにぜひ触れてみていただきたい。

「id(24bit/48kHz)」のフリー・ダウンロードはこちら

どうしても聴いてほしくて、2週間先行でハイレゾ配信スタート!!


僕とモンスター / かたち(24bit/48kHz)

販売形式 : ALAC / FLAC / WAV
販売価格 : 単曲 199円 まとめ購入 2,000円

1. id / 2. 象のココロ / 3. 絆カンタービレ / 4. 掃除 / 5. キライナウタ / 6. キャッチボール / 7. ドラマ / 8. 風船ガール / 9. ライオン / 10. ありがたみ / 11. rock

彼らは10年のキャリアを経て、どのようにやりたいバンドのカタチをみつけたのか

まだ“僕とモンスター”がはじまる前の話

アコースティック・ギターを弾き語るヴォーカリストと、そのとなりでエレキを弾き鳴らすギタリストによる二人組、僕とモンスター。このギター2本のデュオという編成から、きっとおとなしめの歌モノを想像された方もいるだろうと思う。実際、僕とモンスターの楽曲は弾き語りを主体とした音楽で、その背景にはリズム・セクションもなければ、かといってエレクトロニックな要素を足しているわけでもない、極シンプルな構造で成り立っているものだ。しかし、そこで穏やかなサウンドを期待すると、エフェクターを駆使した鮮やかなエレキと繊細なアコギの絡まりに、思わずハッとさせられるはず。そう、僕とモンスターが打ち出しているギター・サウンドはあくまでもバンド然としたものであり、紛れもなく彼らはロック・バンドなのだ。

僕とモンスターは活動開始からまだ2年程度だという。しかし彼らがこのユニークな演奏スタイルを一朝一夕で築いたのかというと、もちろんそんなわけではないようだ。そこで本稿では彼らのファースト・アルバム『かたち』について触れる前に、本人たちに話をもとに僕とモンスターが結成されるまでの変遷をたどるところから始めてみたいと思う。

まずは今から10年ほど前に遡ろう。僕とモンスターで歌とソング・ライティングを手がける島子勇一は、当時まだバンドマンではなく、その裏方として動き回っていた。現在は活動休止中のバンド、セツナブルースターのマネージャーとして働いていた彼にとって、ロック・バンドはあくまでも憧れの対象だったのだという。

そのセツナブルースターや、彼らと同じレーベルだったスパルタローカルズがまさにそうなんですけど、僕にとって彼らは“自分もこうなりたい!”っていう憧れ以外の何者でもなかったんです。で、僕は就職することによってそういう憧れのバンドを間近で見ることができたわけですけど、そうしていくなかで“僕もこのままでいいのかな”っていう気持ちが沸いてきて、ひとりでずっとアコギをもって曲をつくってた(笑)。それで結果的に僕はその仕事を辞めることになって、バンド結成に向けて動き出すんです。(島子)

地元大阪の友人をメンバーに誘い、島子はまず都内の路上で弾き語りをやるところから活動を始める。バンドのマネージャーだったことを知る友人からその姿を見られて驚かれることもあったようだが、彼はそれを意に介さず音楽に没頭していき、メンバー募集掲示板と通じて出会ったほし“おずま”なおきのをギターに加えることで、2005年にはついにジェントルズという名前のロック・バンドを結成させる。

マネージャーをやっている時期に自分の理想とするバンド像は出来上がっていたから、ジェントルズのメンバーにはいつも“僕はこういうバンドがやりたいんだ!”と伝えてました(笑)。僕が思い描いていたのは、そうだなぁ。たとえばウルフルズとか、ああいうバンドですね。自分の用意してきた楽曲がバンドによって少しずつ変化していく過程が大好きで、それが本当に楽しかった。(島子)

ジェントルズの活動に情熱を注ぐ島子。その彼と活動を共にしていたほしは、パンク / ハードコアを音楽的なルーツとするギタリストで、ジェントルズだけでなくサポート・ミュージシャンとしても徐々に活躍の場を広げていくのだが、あるときにバンドを脱退し、一時は音楽活動と距離を置くことも考えていたという。

バンドがちょっとイヤになった時期があって。それでサポートも含めてさっぱり辞めて就職するつもりだったんですけど、なぜかそうはいかず、今に至ってます(笑)。(ほし)

島子の呼びかけでほしは再びジェントルズのメンバーに復帰する。その頃にはほしもバンドでギターを弾くことへの情熱をすっかり取り戻していたようだが、一方でそのバンド内は少しずつバランスを崩していった。

これってバンドをやっていればよくある話なのかもしれないけど、活動を7年くらい続けていくうちに少しずつみんなと会話ができなくなっていったんですよね。それでなんとかメンバーの気持ちをたしかめようと思って、僕の家で鍋パーティを開いてみて(笑)。それでもうダメかなと思った帰りに、ほし君を誘ってふたりでスタジオに入ったんです。(島子)

4人でスタジオに入っても、その場でアレンジが出来上がっていかなくて。それなら次のリハまでに考えてこようと話しても、何も変わらない。そうしていくうちに、少しずつバンド内の会話も噛み合わなくなってました。で、ふたりでスタジオに入ってみたら、“これ、いいんじゃないの?”って(笑)。基本的に俺はギターが弾ければ形態はなんでもよいと思ってるし、こういうスタイルもよさそうだなって。(ほし)

“僕とモンスター”のスタートと篠塚将行(それでも世界が続くなら)との出会い

ふたりで行ったセッションに手ごたえを得た彼らは、思い切ってジェントルズの活動休止を発表し、その翌月の2014年4月から“僕とモンスター”名義で初ライヴを敢行する。

初ライヴはバーみたいな場所でやったんですけど、その時に今までなかったような手ごたえがあったんです。バンドの勢いで押していくよりも、こうしてアコギとエレキの音を織り交ぜながら演奏していった方が、聞いている人たちにも曲がストレートに伝わっていく感じがしたというか。もちろん、ジェントルズの頃から応援してくれてたお客さんのなかにはビミョーな反応もあったけど、それでも僕ら本人は新しいバンドを始めたような意識で盛り上がっていたから、きっとそれは少しずつわかってもらえるんじゃないかなって。(島子)

コードの使い方もけっこう複雑になったんじゃない? やっぱりアコギの響きを意識するようになったのか、ジェントルズの頃はメジャーかマイナーの両極端な感じだったのに、僕とモンスターを始めてからは、彼もコード・ワークでいろいろ細かいニュアンスを出すようになったんです。(ほし)


僕とモンスター「id」

ちなみにこの“僕とモンスター”というバンド名、元々は島子のパーソナルを反映させて付けた名前だったのだが、彼らのライヴを見た人はそれとまったく違う解釈でこの名前を受け止めているようだ。

“モンスター”というのは僕の邪悪な部分を指していて、元々はそれを音楽にしようという思いから付けた名前なんです。でも、ライヴを重ねていくうちに、ほし君が演奏しながらどんどん暴れ回るようになっていって。それを見たお客さんが“まさに僕とモンスターだね!”と(笑)。つまり、僕(=島子)とモンスター(=ほし)だと思われてるみたいなんですよね。で、それならそれでいいかなと(笑)。(島子)

2012年6月には、かつて島子がマネージャーを担当していたセツナブルースターの倉島大輔と2マン・ライヴを下北沢Lagunaで敢行。彼らのライヴ・パフォーマンスは着々と評判を呼び、3曲入りの自主音源も好調に売れ行きを伸ばしていく。そして、そんな僕とモンスターを誰よりも気に入り、何度も彼らに檄を飛ばしていたミュージシャンがいる。バンド“それでも世界が続くなら”のフロントマン、篠塚将行がその人だ。

僕たちのライヴを見た篠さんは“お前らはバンドだよ! 絶対にそう言い張った方がいい”と言ってくれて。この編成になってからはデュオとかユニットとして見られることもけっこうあったから、それはすごく嬉しかった。(島子)

ツアーでいろんなところをまわることにしたのも、篠さんが俺たちのケツを叩いてくれたから。実際に篠さんは俺たちのことをライヴハウスに紹介してくれたんですよね。それでツアーをまわったら、今までにないペースでCDも売れていくし、ライヴの反応もすごかった。ある時なんて、メタルやスクリーモのバンドしか出ないイヴェントに俺たちがブッキングされたことがあったんだけど、そのときもめちゃくちゃお客さんから喜んでもらえて。あれはすごい自信になったな。(ほし)

そういう手ごたえは今までなかったよね。僕とモンスターは、とにかく活動の自由度がすごく高いんですよ。移動も楽だし、連絡のやり取りも早いし。それに以前の僕はバンドのカタチにこだわってたけど、こうして新たな編成で始めたからか、ある意味開き直ったところがあるのかもしれない。僕は単純に歌いたいことをそのまま歌にしたいし、彼は思うがままにギターを弾きたい。それこそほし君は、はじめは座りながら弾いてたのに、気づいたら客席の方で暴れながら弾いてたりするんですよ(笑)。でも、それでいいんです。お互いが好きなようにやっても、僕とモンスターはOKだから。(島子)

そして、1stアルバム『かたち』が形づくられていく

ツアーをまわったことで自信をつけたふたりは、いよいよファースト・アルバムに向けたレコーディングに着手する。サポート・メンバーは加えず、あくまでもこのふたりで出す音にこだわったというこの作品に、彼らは『かたち』というタイトルを与えた。そしてそのリリースを担うのは福島を拠点とするレーベル、ノーマディック・レコーズ。元々ノーマディック側も彼らに声をかけるつもりだったようだが、そのバンドとレーベルをつないだのもまた、それでも世界が続くならの篠塚だったようだ。

こうしてふたりで動き出したんだから、まずはそこを音源でも一番に伝えたくて。(ほし)

たとえば、赤の他人からすれば落書きにしか見えないものを“これが自分のアートだ”と言う人もいれば、ひたすら叫び声をあげながら、“これはバラードなんだ”と言う人もいるように、僕らにとっては、これがバンドの音なんですよ。おかしな編成だとよく言われるし、誤解されることもあるけど、僕たちが今やりたいバンドのカタチはこれなんです。(島子)

俺もふつうにBIG MUFF(強烈なファズ・サウンドを得られるギター用エフェクター)を踏んでるしね(笑)。(ほし)

『かたち』は僕とモンスターにとって初めて世に放つアルバムだ。そして、同時にこのアルバムはジェントルズでの活動も含めた10年間におよぶキャリアの集積があったからこそ作り得た作品でもある。島子とほしが共に紆余曲折を経て、それでも理想のバンド像を目指していくなかでようやくカタチになったバンド、僕とモンスター。彼らの旅はここからも続く。

バンドを辞めようとした時期もあったけど、今はもうそんなこと考えられない(笑)。このバンドを続けていく覚悟は決まっているし、早く『かたち』をもってまたツアーをまわりたいですね。今はツアー先で泊めてくれる友達も増えたし(笑)。そういうことも、僕とモンスターを始めるまではまずなかったことなんですよ。(ほし)

このアルバムは僕達が今まで経験してきたいろんな時間が混じり合って出来たものだと思ってて。だから、今はとにかくこのアルバムをたくさんの人に届けたいですね。そして聴いた人が“こんなロック・バンドいるんだ!”と思ってもらえたら最高だな。何度も言いますけど、僕とモンスターはロック・バンドですからね(笑)!(島子)

インタヴュー&文 : 渡辺裕也

RECOMMEND

MOROHA / MOROHA Ⅱ

MCとアコースティック・ギターというシンプルな編成で2008年に結成、ヒップホップ、ロックといったジャンルに囚われず幅広い活動を続けるMOROHA。2010年にファースト・アルバムをリリースし、一切飾ることなく感情を言い切るそのスタイルとリリックで賛否両論を呼んだ。それから3年、どれほど、待ちわびていたファンがいたことだろうか。MOROHAのセカンド・アルバム、『MOROHA Ⅱ』がリリースとなった。汗が伝わってくるほどの感情がこもったラップ、猛々しいが繊細なアコースティック・ギターによって奏でられる言葉と音は空気を張り詰め、聴くものの心を震わせる。

>>>特集ページはこちら

LOST IN TIME / LIFE IS WONDER

2012年3月にデビュー10周年を記念したベスト・アルバムをリリースし、今年の4月に7枚目のアルバム『( )トラスト オーバー サーティー』をリリースしたLOST IN TIME。しかし、彼らの勢いは止まらない。前作から6か月、早くも『LIFE IS WONDER』“人生は不可思議だ”と名付けられたニュー・アルバムが届いた。結成11年、30歳を超え、人生について考え、問う。今回OTOTOYではバンドの中心となる海北大輔に単独でインタヴューを行った。彼の熱い想いを、じっくりと感じ取っていただきたい。

>>>特集ページはこちら

HINTO / NERVOUS PARTY

前作「She See Sea」より2年ぶりとなる待望のセカンド・フル・アルバム完成! レギュラー・サポート・ベーシストの林束紗が腱鞘炎治療のため卒業後、安部コウセイの実弟で元SPARTA LOCALSの安部光広をベーシストに迎え現体制となってから初の作品。昨年11月に先行してリリースされた「アットホームダンサー」を始め、既に完売となったgroup_inouとのスプリットシングルに収録されていた「マジックタイム」など全10曲収録。

>>>リリース時のインタヴューはこちら

LIVE SCHEDULE

Gotta Gettaway!
2014年9月2日(火)@代々木Zher the ZOO
時間 : OPEN 18:30/START 19:00
料金 : 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
出演 : Split end / 僕とモンスター / THE ADAMSKEY / 大正ドルドル19号

Shake it baby!!!
2014年9月14日(日)@下北沢Laguna
時間 : OPEN 18:00 START 18:30
料金 : 前売2500円(D別) 当日2800円(D別)
出演 : GONDA(GRiP / KGSS ON THE PEAKS) / 僕とモンスター / frills

PROFILE

僕とモンスター

大阪出身の島子勇一(Vo/AG)と福島県南相馬出身のほし“おずま”なおきの二人組。東京でそれぞれの音楽活動の中で出会い、2012年、僕とモンスターとしてバンド結成。アコギをメインに切々と歌う場面も、時にアコースティック・シューゲイザー的爆音も、バンドのカラーとしてかつてない異彩を放つ。日常の生活と旅から生まれた鋭くも暖かい描写が、心の隙間に染み入っていく。今年、名古屋のサカエスプリングへの出演や、星の地元南相馬の朝日座で開催されたRock ok Song2014にも出演。ライブでの星の暴れ具合はハードコアバンド顔負けの暴走度。東名阪と福島を中心に各地に出没し、涙と衝撃をお届け中。

僕とモンスター HP

o

 
 

インタヴュー

スクールカースト最底辺からの刺客がやってきた! ──ハンブレッダーズ、初の全国流通盤を配信開始
[CLOSEUP]・2018年01月17日・スクールカースト最底辺からの刺客がやってきた!!! ──ハンブレッダーズ、初の全国流通盤がついに配信開始 高校の文化祭に出演する為、同級生によって結成された4人組"ネバーエンディング思春期"バンド、ハンブレッダーズが初の全国流通盤をリリース! Voムツムロによる「イケてない奴」なりの青臭さ全開の歌詞、その歌詞を乗せたメロディックな歌。そんな彼らの楽曲は、青春の1ページを切り取り、終わらない青春をメッセージとしてリスナーに届ける。今回OTOTOYでは、ハンブレッダーズとも所縁の深いライヴハウス、京都のライヴハウス・nanoの店長である土龍(モグラ)と共に対談形式のインタビューを掲載。活動初期の印象や、本作の制作など、どのようなバンドになっていきたいかなど語ってくれています。OTOTOY初登場! 快進撃中のバンドが放つ、初の全国流通盤!!ハンブレッダーズ / 純異性交遊'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 1,600円(税込)【収録曲】''1. DAY DREAM BEAT2. スクールマジシャンガール(純Mix)
by 阿部 文香
*鳥クルッテル.incが創る、360度音が上下左右から鳴る超常音空間
[FEATURE]・2018年01月15日・驚異の立体音響! 音楽での新たな体験、その可能性を形にする鳥クルッテル.incって何モノ?! 音楽で人と人が結びつけ、新しい音楽の可能性を見い出すためさまざまな音楽イベントやワーク・ショップを企画する2人組、「鳥クルッテル.inc」。彼らのイベントでは、四方を囲むスピーカーにより、一つひとつの音の色や形、動きが見えるように感じる取れる臨場感のある音響システムを使うことによって、360度縦横無尽に音が動き回る新感覚の音楽体験をすることができるという。今回OTOTOYでは、特別な音響システムを使用しなくても、この音楽体験ができる「Kachōfūgetsu 〜fireworks〜」を配信開始。彼らの活動や、サウンドの作り方まで、さまざまな話を訊いた。 OTOTOY配信限定!〈Kachōfūgetsu〉のイメージサウンド鳥クルッテル.inc / Kachōfūgetsu ~fireworks~'【配信価格】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96kHz) : 540円AAC : 216円【Track List】1. Kachōfūgetsu ~fireworks~>> 〈Kachōfūgetsu〉特設サイト
by 岡本 貴之
音楽にはユーモアが必要──折坂悠太、新作EP『ざわめき』を独占ハイレゾ配信 & 井手健介との対談を掲載
[CLOSEUP]・2018年01月17日・音楽にはユーモアが必要──折坂悠太、新作EP『ざわめき』を独占ハイレゾ配信 & 井手健介との対談を掲載 後藤正文や小山田壮平など、多くのミュージシャンも賛辞を送るSSW・折坂悠太が初のバンド編成で録音に挑んだEP『ざわめき』をリリース。演奏には2016年から活動を始めたバンド編成でのライヴ・サポートを行なっているベース・寺田燿児、管楽器、弦楽器を扱う青野慧志郎、ドラム・田中久仁彦(yoji &his ghost band)、ピアノ・飯島はるか(に角すい)のほか、フルートに松村拓海(1983、俺はこんなもんじゃない)、トランペット・高橋三太(1983)、ヴィブラフォン・影山朋子が参加しており、弾き語りでは表現することの出来なかった音のダイナミズムと、ブルースや民族音楽、ジャズなどを吸収したのびのびと響き渡る彼の歌声が閉じ込められた作品となっている。そんな今作をOTOTOYのみでハイレゾ配信すると共に、シンセサイザーでアルバムに参加しているSSW・井手健介との対談を掲載。お互いが影響を受けたアーティストから今作に至るまで、たっぷりと語ってもらった。 ハイレゾ版の配信はOTOTOYのみ!!折坂悠太 / ざわめ
音楽は幸せな空間を作れるのか? ──新たなバンド・サウンドを得たAL『NOW PLAYING』を先行配信
[CLOSEUP]・2018年01月10日・音楽は幸せな空間を作れるのか? ──新たなバンド・サウンドを得たAL『NOW PLAYING』を先行配信 小山田壮平と長澤知之がプライベートのアコースティック・ユニットとして数年前に活動をはじめ、そののちに藤原寛、後藤大樹をバンドに迎えて2016年4月に1stアルバム『心の中の色紙』をリリースしたロック・バンド「AL」。そんな彼らが2018年のはじまりに快作の2ndアルバム『NOW PLAYING』をリリースする。今回OTOTOYでは本作の1週間先行配信を実施。本文の中でも語られているように、1stアルバム『心の中の色紙』よりも、よりバンドらしい作品ともいえる『NOW PLAYING』はどのように生まれたのか、ソングライターである小山田壮平、長澤知之の2人に話を訊いた。ちなみにこの2人でのインタヴューはAL史上初! みなさま必見です! よりバンドらしくなったALの最新作を先行配信 AL / NOW PLAYING'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 2,000円(税込)【収録曲】''1. 会いにいくよ2. NO
MOROHA、結成10周年記念インタビュー【前半】──「茶の間の胸ぐらをつかんで、ライヴ会場に!」
[FEATURE]・2018年01月14日・「茶の間の胸ぐらをつかんで、ライヴ会場に引きずり込め!」──MOROHA、結成10周年記念インタビュー【前半】 魂を震わせるリリックと、互いの持ち味を最大限に生かすためアコースティック・ギターとMCだけの最小編成にて行われるライヴで、彼らの音楽を聴いたもの、観たものを圧倒させるMOROHA。そんな彼らが2018年に10周年を迎える。このタイミングで6月6日(水)には再録ベスト・アルバム『MOROHA BEST〜十年再録〜』のリリース、そして12月16日(日)にZEPP TOKYOにて単独ライブも決定したのだ。着々と多くの人に向けて、彼らの音楽が届くよう歩みを進める彼らであるが、OTOTOYは、お茶の間にもMOROHAの音楽が届く未来がそう遠くないことを確信している! 今回OTOTOYでは、10周年を迎えた今までの活動についてを、インタビューや主宰のボロフェスタに招集する等、時には言い合いをしながらもデビュー当時からずっと応援し続けるOTOTOY編集長の飯田仁一郎と共に振り返る。まずはインタヴューの前半をどうぞ。 元旦リリースの最新曲をチェック!【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1k
by JJ
2018年の始まりにして年間ベスト級デビュー・アルバムーー “エモい”都市生活を鳴らすアイドル・・・・・・・・・に迫る
[CLOSEUP]・2018年01月05日・2018年の始まりにして年間ベスト級デビュー・アルバムーー “エモい”都市生活を鳴らすアイドル・・・・・・・・・に迫る シューゲイザー的な「エモさ」とアンダーグラウンド・パンク的な「ヤバさ」を楽曲コンセプトに活動するアイドル・ユニット「・・・・・・・・・」が、2018年1月12日リリースの1stアルバム『 』をOTOTOY独占で1週間先行でハイレゾ配信開始。日本ドローン界の雄、hakobuneディレクションの元、ノイズやアンビエント等を用いた1トラック72分の1stシングル『CD』がネットを中心に大きな話題を呼んだが、初アルバムとなる今作は、ForTracyHydeの管梓、Mavや、my letterのキヌガサチカラ、あヴぁんだんどやアシモフが手品師で知られるteoremaa等が楽曲提供を手掛け、シューゲイザーから、90sUK、90semo、ローファイ、ドラムンベース、エレポップまで、様々なジャンルを「エモい」にぎゅっと集約した全10曲。アイドルという記号性を取り除くため、アーティスト名もアルバム名も検索に引っかからないなど、コンセプトも練りこまれている彼女たちに改めて迫るインタヴューを掲載し迫った。
コムアイ、ケンモチヒデフミ、Dir.Fとともに振り返る、水曜日のカンパネラの2017年、そして2018年
[CLOSEUP]・2017年12月31日・コムアイ、ケンモチヒデフミ、Dir.Fとともに振り返る、水曜日のカンパネラの2016年、そして2017年 毎年恒例、水曜日のカンパネラの1年間を振り返るインタヴューも今年で5回目。2017年の水曜日のカンパネラは、日本武道館でワンマン・ライヴ、全国を巡るツアー、海外でのフェス参加も増えるなど、より一層グローバルな音楽活動を繰り広げました。さらにタモリ倶楽部に出演したり、NHKで松岡正剛氏と対談、ドラマにも出演するなどテレビでも大活躍。音楽以外の場所でも表現の幅を広げるカンパネラの2018年は果たしてどんな年になるのか? 2017年を振り返るこのインタヴューをご覧になって、2018年を想像してみてはいかがでしょう? 取材 & 文 : ねるねるね〜るね西澤 2017年リリースのデジタル・シングルを絶賛ハイレゾ配信中【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) (全タイトル共通)【配信価格】単曲 540円(税込) (全タイトル共通) INTERVIEW : 水曜日のカンパネラ ーー年末恒例、1年を振り返るインタヴューです。とはいえ、OTOTOYではこれが2017年初インタヴューなので、いろい
by 西澤 裕郎
サブスクで話題の、サニーデイ・サービスのあの作品がさらなる進化を遂げる!
[CLOSEUP]・2017年12月25日・サブスクで話題のあの作品がさらなる進化を遂げる! ──曽我部恵一が語るサニーデイの進化と変容 今年6月、突如Apple MusicとSpotifyにてストリーミング配信のみでリリースされたサニーデイ・サービスの『Popcorn Ballads』。このアルバムに収録された22曲は、ヒップホップやトラップ、そしてファンクの要素までをも含み、新たなサニーデイの進化に、前作『DANCE TO YOU』リリース時と同じく、いやそれ以上にぼくらを驚かせた。そんな衝撃のリリースから半年、このたび12月25日のクリスマスにサニーデイがリリースしたのは『Popcorn Ballads(完全版)』。今回新たに収録された楽曲や、客演を迎えて進化を遂げた楽曲まで…… まさにディレクターズカットと言える完全版の作品が届いたのだ。完成版となった『Popcorn Ballads』はどのように生まれたのか、今年の音楽シーンを振り返るとともに、曽我部恵一に話を訊いた。 サニーデイからのクリスマス・プレゼント、ハイレゾ配信! サニーデイ・サービス / Popcorn Ballads(完全版)'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bi
by JJ
筆者について
渡辺 裕也 (渡辺 裕也)

音楽ライター。自炊ブロガー。好角家。福島県二本松市出身。右利き。O型。

同じ筆者による他の記事