2014/06/19 16:20

できることはなんでもするよ(君が唯一できる冷やし中華以外)――OverTheDogs、再出発の一枚

メジャーから離れて1年半ぶりのリリースを発表したOverTheDogs。〈できることはなんでもするよ / できないことはなんとかするよ〉――ささやかなギター・リフに乗せて恒吉豊のハイトーン・ヴォイスが歌うタイトル曲「冷やし中華以外、始めました。」。大言壮語と言われかねないこの言葉も、吹っ切れた今の彼らにとって、実に素直な歌だ。ファースト・アルバム以来だというセルフ・プロデュースの今作は、OverTheDogs最大の魅力である恒吉のギミックの効いた歌詞はもちろん健在。そこに自分たちの判断で決めるからこそ生まれるフレッシュが加わり、音からも彼らがいま非常にいい状態であることが伺える。

そして今回のもう一つの魅力は、"絵で音楽に携わる"としてクリープハイプやindigo la Endのグッズなども手掛けたイラストレーター・フクザワが手掛けた漫画歌詞カード。今作を"一作品"としておとしこむ重要な役割を果たしているので、あわせてじっくりと楽しんでほしい。

OverTheDogs / 冷やし中華以外、始めました。
【配信形態】
alac / flac / wav(16bit/44.1kHz) 、mp3 : 単曲 232円 / アルバム購入 1,620円

【Track List】
01. ココロデウス / 2. パンダの名前に似た感情 / 03. 確信犯 / 04. 幸、安堵、ピース / 05. うつらうつら / 06. STAR ON MAGIC / 07. 冷やし中華以外、始めました。 / 08. たっけー☆☆ソング(Bonus Track)
OTOTOYダウンロード特典
Vo&Gtの恒吉豊の出身、そして現在も暮らしている福生市のゆるキャラ「たっけー☆☆」のためにOverTheDogsが書き下ろした「たっけー☆☆ソング」がボーナス・トラックとして収録!!
購入者の方には、原作 : 恒吉豊 / 漫画 : フクザワによる漫画歌詞カードのPDFファイルがついてきます。


>>フクザワ Official HP

INTERVIEW : OverTheDogs(恒吉豊、星英二郎)

オバ犬(ケン)ことOverTheDogsがいよいよ表舞台に帰ってきた。このたびリリースされたミニ・アルバム『冷やし中華以外、始めました。』は、タガが外れたような痛快極まりない自由度やロック・バンドらしい強気さにあふれ、持ち味である恒吉豊(Vo&Gt)の詞世界とハイトーン・ヴォイスも相乗的に純度を増した会心作となっている。

そんな新作はどういう過程を経て完成したのだろうか? 1年半ぶりの全国流通盤ということで、その間のOverTheDogsについても聞きながら探ってみた。金髪になった恒吉の内面における変化、現在の彼らを取り巻く状況など、恒吉と星英二郎(Key&Cho)の2人が胸の内を語る。

インタビュー&文 : 田山雄士

どんないい角度で撮るより、普段どおりに自然と笑ってるのが今の僕らっぽいし、今の曲にも合ってるんです

――恒吉さんって、この1年ちょっとの間で雰囲気がすごく変わりましたよね?

恒吉豊(以下、恒吉) : 変わったと思います。『トケメグル』のころとかは人とのコミュニケーションが本当に苦手でしたから(笑)。大きいのは、2012年の2月ごろに目の手術をしたことですね。レーシックじゃなくて、PRKっていう目の表面を削るやつで。めちゃくちゃ痛かったけど、やってよかったです。物理的なものだから性格とは関係ないかと思いきや、物が見えるようになって自分の中で何かが開けたというか。人としゃべるのも楽になってきて。

――かなり目が悪かったんですね。

星英二郎(以下、星) : 街中でクリープハイプのギターの(小川)幸慈にばったり会ったときも、ツネは顔の真ん前に来るまで気付けてなかったもんね。

恒吉 : うん、当時は視力0.06くらいだし。ずっとボヤ~ッとした視界だったんで、誰かと話すときもそっぽ向いてるような態度でした。人と目を合わせるのが怖かった。コンタクトもしてなくて、ほとんど物が見えない状態で生活してたんですよね。「ま、いっか」って感じで。今はもう1.0くらいあるので、世界が大きく開けました。

――今はよくしゃべるようになった印象で、気が付けば金髪になってて。

星 : あはははは! ガンガン開けてきてるなっていう。昔は打ち上げでも端っこで体育座りして本読んでた少年が、今は自分から話しかけにいくんです。前は寄っていかないと話さないし、ライヴの空き時間もずっと本読んでたのに。この変化は本当にすばらしいと思います。コミュニケーション取れなかった人間が取れるようになるのはすごいことですよ。

恒吉 : なんか、損だなと思ってきたんですよ。しゃべんなくて悶々としてるなんて。もったいないというのもあるし、しゃべった方が楽だなってことに気付いたんですね。“僕は音楽でしか表現できない"みたいなアーティスティックな感じの人もかっこいいとは思うけど、自分はそういうタイプじゃないなって。金髪は「SECRET DIVE」(2013年10月にリリースしたライヴ会場限定シングルのタイトル曲)に導かれたというか。浮気の歌なので、なるべく軽薄さを出したくて。それで金髪にしました。僕のイメージではロクなやつがいないイメージだから(笑)。

――曲のためだったとは知らなかったです! あと、バンドのアーティスト写真も明るい雰囲気になったなぁと思いました。

星 : 笑ってますもんね、みんな。どんないい角度で撮るより、普段どおりに自然と笑ってるのが今の僕らっぽいし、今の曲にも合ってるんです。「ハイ、撮るよー!」みたいにシャッター切った感じじゃないですもんね。

恒吉 : かっこいいことをできる人はいっぱいいますしね。結局、僕らがやりたいのはライヴだなって最近感じてるんです。じゃあ、どういうライヴをしたいか。そう考えたときに、僕らもお客さんも居心地がいいものがやりたいねって。居心地がよければ、かっこよくなくていい。メンバーともそんなふうに話してたら、エモーショナルな顔を作るよりも笑ってる時間が増えました。

左から星英二郎、恒吉豊

――バンドの所属がメジャーからインディになったことも大きな出来事ですよね? やっぱりファンも気になってるだろうし、その経緯を聞いてみたいです。

恒吉 : そうですね。うーん、何から話せばいいかな。やりたくないこともたくさんあったし、僕は誰かに“こうした方がいい"とか言われるのがあまり得意じゃなくて。メジャーで2年やってみて、自分は言うこと聞けない人なんだなってわかったのがまず理由のひとつとしてあります。契約更新の話もあったんですけど、ここは1度辞めて、自分らだけで何ができるのかを試してみたくなったんですよね。

――じゃあ、どちらかと言うと、自ら選択したっていう。

恒吉 : そうですね。思い出のための音楽じゃなくて、一生懸けてやりたいんですよね。売れる売れないは関係なくて、そういう意味ではずっと会社に頼ろうっていう考えは毛頭ないんで。長い音楽人生の中で、何年かレコード会社と契約してない時期があってもいいし、してないと活動できないわけでもないですから。もちろん、今後どうなるかわからないし、その都度いろいろあるでしょうけど、今は自分たちのやりたいようにやってみたい気持ちがいちばん大きいですね。

――その後はバンドにとって苦しい時期もありましたか?

恒吉 : 僕はあまりなかったです。とにかく楽しい! ライヴも自分らで決められるし、落ち込むのが本当に少なくなりました。合わせて、“恒吉俺様主義"についてきてくれっていう考えはより明確になった(笑)。俺が面白いと思ったことに全力を貸してくれってスタイルですね。吹っ切れたせいか、メンバーの仲もめちゃくちゃよくなったんですよ。スタジオでのいらぬケンカが減った。

星 : ね。最近はスタジオの時間もさらに増えて、ガッツリ13時間やる日もあるし。

恒吉 : ライヴ前最後のリハとかはね。みんなでごはん食べる時間や休憩を長く取りつつ、通しもしっかりやる。そうそう、僕たち自主になってすぐくらいにスタジオを作ったんですよ。僕の知り合いが倉庫を借りたんですけど、その一室を好きなように改造していいよって言ってくれて。がんばってちょこっとずつ買ったヴォーカル・ブースや機材を、そこに全部ぶち込みました。最近はだいたいいつもメンバーと倉庫にいます。

“冷やし中華以外、始めました。"って、すごく規模デカくないですか?

――いいですねぇ、その感じ。結果として、いいバンド・ヒストリーを歩んでる気がしますね。今回の新譜は個人的にすごく好きですもん。

恒吉 : ありがとうございます。そういえば、園子温監督の映画『地獄でなぜ悪い』を少し前に観たんですけど、劇中で「人生なんて悪い方に行った方が楽しいんだよ」みたいなセリフがあって、その言葉がめっちゃしっくりきたんですよね。

――今の心境は楽曲にも表われてますか?

恒吉 : 出てますね。「幸、安堵、ピース」はパズルを組み立てて何か面白いものを探してるよっていう曲なんですけど、組み立ててる最中、イコール悪い時期に答えがないことを歌ってもいて、欠けてるピースを集めてる状態がまさに今の自分だったりもしますし、「パンダの名前に似た感情」で書いた“ミュージシャンは飽きられる不安"も僕の感情の一部だし。でも、ああいう言葉は不安に負けてらんないなと思ったんで、敢えて書いてるんですよ。書けない、イコール不安に負けてるってことじゃないですか。逆に言うと、楽しさや余裕があるから書けた歌詞です。

――「パンダの名前に似た感情」は短い中にも、ニヤリとしてしまうユーモアがたくさん入ってますね。

恒吉 : この歌詞でマイナー調の曲にしたら悲観的になっちゃうし、ポンって抜く瞬間のカウベルとかああいうのが大事で。最後のブロックも始めは全員で「oi!」って入れてみたんですけど、本気の「oi!」になりすぎちゃったから、僕1人にしました(笑)。抜き加減がポイントですね。

OverTheDogs / 「パンダの名前に似た感情」MV
OverTheDogs / 「パンダの名前に似た感情」MV

――その「パンダの名前に似た感情」と同様に、ミニ・アルバムのタイトルも特徴的で。

恒吉 : “冷やし中華以外、始めました。"って、すごく規模デカくないですか? 「以外って何?」みたいな、想像させるものにもしたかったんですよね。“○○ワールド"とかよりはこういう方が伝わりやすいかなと思った。あと、今回はイラストレーターのフクザワが描き下ろした漫画(歌詞カード)が付くんです。原作の小説は僕が書いてて、タイトルが同じ『冷やし中華以外、始めました。』なんですよ。

――ん? 最初に小説があったってことですか?

恒吉 : いや、曲ですね。まず、ボーナス・トラックを何か作りたいと思ってたんですよ。そしたら「冷やし中華以外、始めました。」のいい言葉とメロディが鼻歌で出てきて、これはいいぞと。そのときにフクザワの漫画で歌詞カードを作るアイデアがもうあったんで、曲から物語を考えたっていう流れです。ま、ストーリーは見てのお楽しみってことで。

――なるほど。しかし、ボーナス・トラックなのにタイトル曲なんですね。

恒吉 : したくなっちゃうんです、そういうこと(笑)。

――納涼感があっていいですよね、この曲。そういえば、1年前くらいにブログで冷やし中華のこと書いてませんでした?

恒吉 : えっ!? あっ! いや、なんか書いた気がする! すっかり忘れてました。

――“冷やし中華は酸っぱいぜ、初恋の酸っぱさとは違う"みたいな内容だった気が。

星 : あははは! そうだっけ? 面白いね。

恒吉 : この曲とはまったく関係ないけど、確かに書きました(笑)。いやー、思ったことパッと書いちゃうんで。恥ずかしいなぁ。

――関連性があるのかと妄想しちゃいました(笑)。アルバムの話に戻りますが、「冷やし中華以外、始めました。」と「ココロデウス」は世界観がつながってる感じがしますね。夏っぽいし。

恒吉 : どっちも1対1の人間性を歌ってますしね。「ココロデウス」はわざと粗っぽいバンド・サウンドにしてて、それゆえの疾走感なんかも楽しんでもらえれば。

――そして、さっきの漫画歌詞カードやジャケット、「ココロデウス」のMVなど、大活躍なのがフクザワさん。OverTheDogsの音楽と彼女の絵はとても合ってますね。

ジャケットのイラスト・メイキングが見れる「ココロデウス」MV

恒吉 : フクザワとは話してる時間が長いですからね。最近では1番よく飲みに行ったりしてるかも。「この曲はこう思って書いた」みたいな会話とか、雑談を含めてしてるので、向こうもOverTheDogsのことを知って描いてくれてるんです。いっしょに仕事してて楽しいし、信頼関係もあるし。信用できる人や話して楽しい人って、僕は出会って3分くらいで決まっちゃうんですよ。フクザワは第一印象がよかった。自分たちのスタジオの壁にも彼女が絵を描いてくれて。

星 : そうそう、ドーンとね。僕も彼女のイラストはすばらしいと思います。やっぱり、ちゃんと楽曲を聴いてくれてるのが伝わってくるものになってますから。

自然と変わっていくことはあっても、何かに左右されて変わったりはしないってことです。本質はブレない自信があるので、信頼してほしいですね

――今回はあらゆる側面にDIY感があっていいですね。もちろん、セルフ・プロデュースだし。

星 : ファーストの『A STAR LIGHT IN MY LIFE』以来だから、約4年ぶりですね。

恒吉 : それこそ、ファーストを出したときのような気持ちで作れて楽しかったです。録りもミックスも自分たちでやってるから粗さもあるんですけど、そのぶんメンバーのエゴはしっかり出てますね。作ってみてわかることも多くて、実験的なアプローチもたくさんしながら、いろんなジャッジができた。僕としては、ここ数年でいちばん思い入れが強い一枚になりました。

――自由度が高いですよね。

恒吉 : 「確信犯」のギターはプロデューサーがいたら怒られるような音と弾き方にしようって話しながら作ったんです。「そんなんじゃ怒られねえぞー!」とか言って(笑)。そういうのがドキドキするんじゃないかな。昔の音楽を聴いてても、笑っちゃうズレってあるじゃないですか。でも、それがかっこよかったりするんですよ。

――「確信犯」はかなり好きですよ。楽曲としての味わいやテンポ感、ベース・ラインも、今までにないタイプだと思いました。

星 : ツネが急に言い出したんですよ、「すごい音のギターで始めたい」って(笑)。

恒吉 : The Beatlesの「Yer Blues」の後半でめちゃ歪んだギター・ソロが入ってくるじゃないですか。あれが大好きなんですよ。今だったらNGとされちゃうような、超かっこいいテイクで。

――今作は随所に強気な判断があって、“らしさ"として出てますよね。加えて、恒吉さんの歌詞は心の奥にスッと入り込んでくると同時に考えさせられる内容になってる。

星 : 歌詞に関しては、曲の中で自分が向かい合う相手っているじゃないですか。その距離感が今までは同じといえば同じだった気がするんですよ。でも、新作では広かったり狭かったり、シチュエーションにちなんだ距離感があるんですね。アルバムを通して、いろんな世界が見える。「うつらうつら」だったらひとつの部屋のイメージが湧くし、ほかの曲では街中が浮かんだり、最後に「冷やし中華以外、始めました。」で世界を思ったりして。僕の完全な主観ですけど(笑)。

――「うつらうつら」はピュアできれいな曲なのに、だらしなさが見えたり、以前テーマになった“中二病"的な視点もあったりするのがいいんですよね。

恒吉 : あはははは! 本当だ。引きこもり感もあるし、“誰にも触られたくない"とかちょっと気持ち悪いところも。だけど、そうやって誰かを強く思う時期ってあるんですよね。その人のことばっかり考えてて、部屋でゴロンとしてるような。そんな風景を書きたくて。

星 : 僕は〈夢じゃなさそうだな〉からのCメロのイメージでアレンジを考えました。あのくだりがすべてを決めたと言っていいくらい響いたんです。日常を描いた歌詞の中でここだけ抽象的な感じになってるのがすごく好きで。

――「STAR ON MAGIC」はどうですか?

恒吉 : あまり楽器の数を増やしたくなくて、1回入れたギターを抜いたりもしましたね。要は自然に歌詞が聞こえる、伝わるようにするためにどうするかっていう作業。エレキ・ギターもちょっとしか入ってないんですよ。

星 : ほとんどアコギだよね。でもって、この曲はツネがアドリブで弾いたピアノが採用されてます。一発目のテイクがとにかくよくて。僕が思うに、メロディメーカーが作るメロディってのはすばらしすぎて、楽器を持ってる人じゃ越えられない線があるんですよ。もちろん、それをプレイして表現するのは自分の仕事ですが。こうやってポンと裏になるメロディを出してくるあたり、作曲者はすごいんですよね。

恒吉 : 楽器やアレンジに関しては、基本的には星くんにジャッジを任せてるので、今回はこうなりました。

――聴きどころがいっぱいですね。思い入れも強いだけに、リリース後はどんな反応があるか特に気になるんじゃないですか?

恒吉 : 反応あってほしい! そして、ツアーにも来てほしいです。10年前とかによくいっしょにライヴしてたクリープハイプも売れてるし、がんばらなきゃなって思いますね。2012年の「スペースシャワー列伝」でひさしぶりに共演できたときは「ここまでお互いがんばったね」みたいに言ってたんですけど、クリープはさらにドーンと伸びたから。僕らももっと攻めていきたい。

星 : 今の状況だからこそ、どうやって巻き返してやろうかってね。本当に楽しみです!

恒吉 : 曲もいろんなサウンドを試してみたいです。ずっと音楽をやっていくんだから、電子っぽいのがあってもいいし、極論を言っちゃえばボイパの曲があったっていいんですよ。とにかく、やりたいものをやっていく。でも、変わっていっても裏切られたって思わないでほしい。僕、金持とうが金なくなろうが、変わらないんで。自然と変わっていくことはあっても、何かに左右されて変わったりはしないってことです。本質はブレない自信があるので、信頼してほしいですね。音楽的な変化を楽しみつつ、OverTheDogsと付き合ってくれたら嬉しいです。

LIVE INFORMATION

あなたの心を燃やし中華ツアー2014~ドレスコードはヒヤチュウで~
2014年7月4日(金)@広島BACK BEAT
2014年7月5日(土)@福岡Queblick
2014年7月18日(金)@渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

〈インストアライヴ〉
2014年6月22日(日)@TSUTAYA福生店イベント・スペース
開演 : 15:00
出演 : OverTheDogs / SISTER JET
福生が地元の2バンド「SISTER JET」と「OverTheDogs」による1日店員企画。
当日、各バンド・メンバーによる即売会&アコースティックによるミニ・ライヴあり

2014年7月7日(月)@タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
開演 : 19:00
出演 : 一人戦隊ダイキマン&OverTheDogs

PROFILE

OverTheDogs

現在、福生生まれ、福生在住のヴォーカル恒吉豊を中心に活動中。ゼロ年代の純文学と共振する独特の歌詞世界とVo&Gt 恒吉のハイトーン・ヴォイスで熱い視線を集めている4人組ロック・バンド、オバ犬(ケン)こと「OverTheDogs」。

2014年3月 ライヴハウス限定DVD付シングル『チーズヘッドフォンデュ』を発売、ワンマン・ツアーを行う。
2014年6月 ミニ・アルバム『冷やし中華以外、始めました。』を発売。

>>OverTheDogs Official HP

この記事の筆者
田山 雄士

ライター/編集者です。

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[インタヴュー] OverTheDogs

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