全てのGirls&Boysへ捧ぐ“現代のサウンドトラック”――シャムキャッツ、スタイリッシュでフレッシュな3rdアルバムをリリース

2007年頃から活動開始。ゆるい佇まいとローファイなギターロック・サウンドでひときわ輝きを放ち、東京のインディ・シーンを牽引する存在であるシャムキャッツ。今回リリースとなる3rdアルバム『AFTER HOURS』は“シャムキャッツらしさ”を残しながらも、スタイリッシュな変貌を遂げた意欲作! レコーディング~ミキシング・エンジニアには在日ファンクなどを手掛ける柏井日向、マスタリング・エンジニアにはゆらゆら帝国などを手掛けた中村宗一郎を迎え、強力布陣で制作されたこの一枚。シャムキャッツの勢いは増すばかり!

シャムキャッツ / AFTER HOURS

【価格】
mp3、WAVともに 単曲 250円 / まとめ購入 2,000円

【Track List】
1. FENCE
2. MODELS
3. FOO
4. TSUBAME NOTE
5. AFTER HOURS
6. SUNDAY
7. LAY DOWN
8. PEARL MAN
9. SWEET DREAMS
10. MALUS

>>アルバム特設サイトはこちら


『AFTER HOURS』Trailer

一歩引いた目線から風景や事象を描き出そうとしている

一筋縄ではいかない、なんて言葉を使って語られることが多かったこれまでのシャムキャッツ。いままでの彼らのサウンドの特徴には、歌メロとは別のところで独立し存在感を放っているツイン・ギターのフレーズだったり、肩の力が抜けたお茶目なコーラスが随所に散りばめられていたりする点が挙げられる。さまざまな工夫が入り混じり、グッド・メロディな楽曲であってもストレートに着地しない様を評して、冒頭のようなフレーズが多用されていたのだと思う。

ところが3rdアルバム『AFTER HOURS』ではどうだ。人々のフックに引っかかりまくり、いい意味で雑多だった楽曲の輪郭が整えられ、1曲目「FENCE」からラストの「MALUS」まで一聴して洗練された印象を受ける。キーボードやバイオリンの音色が効果的に曲中に加えられていたり、バンド・サウンドの自由奔放さも以前より抑えられ、シャムキャッツは大きく変ったと語るにふさわしい。リリース前に公開されていた2曲のPVやアルバム・ジャケットからも今作のスタイリッシュさを読み取ることができるし、音の質感という部分に関してはマスタリング・エンジニアに起用された中村宗一郎によるところも大きいだろう。


MODELS

のっけから勢いのある「なんだかやれそう」で幕を開けた前作『たからじま』が、全体的にエネルギッシュなトーンだったのに対して、今作は全編にわたって落ち着いたムードが漂う。アルバムにおいてミドル・テンポの曲が比重を占めているから、というのも当然あるのだが、それだけではなくそう感じさせる要因が歌詞だ。「彼」と「彼女」という言葉を使って1組の男女の恋愛を第三者的な視点から捉えた「MODELS」にみられるように、今作では直接的な言葉で個人の思いを綴るよりも、一歩引いた目線から風景や事象を描き出そうとしている。そのことで、「なんだかやれそう」から溢れ出ていた熱量や勢いに頼らずとも、より多くの人の心に馴染む普遍的な感情を呼び起こすことに成功しているといえる。

彼らは前作のインタヴューで、「ヤンキーの兄ちゃんのiPodにも入りたいし、越谷の家族のリビングでかけてもらいたい」と語っていたが、人々の生活に寄り添う今作はその目指すところに一歩近づいたものになったのではないだろうか。シャムキャッツがあらゆる面で変化を遂げた1枚、「現代のサウンドトラック」なんて宣伝文句も決して大袈裟ではないですよ。(text by 鶯巣大介)

シャムキャッツの過去作をチェック!

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LIVE INFORMATION

みんなの戦艦2014
2014年3月21日(金・祝)@六本木Super Deluxe
w/うみのて、百蚊

『AFTER HOUR』release tour

2014年4月11日(金)@福岡ROOMS
2014年4月12日(土)@広島4.14
2014年4月18日(金)@岡山YEBISU YA PRO
2014年4月19日(土)@京都METRO
2014年4月20日(日)@今池Tokuzo
2014年4月29日(火・祝)@札幌SOUND CRUE
2014年5月4日(日)@仙台PARK SQUARE
2014年5月23日(金)@梅田Shangri-La
2014年6月5日(木)@渋谷CLUB QUATTRO

PROFILE

シャムキャッツ

東京を中心に活動している4人組ロックバンド、シャムキャッツ。

2009年4月に1stフル・アルバム『はしけ』をリリース。その後、自主制作で連続リリースしたCD-R作品(全3作)「DEMO SINGLE SERIES」、シングル「渚」「サマー・ハイ」は全てソールド・アウト。2011年にミニ・アルバム『GUM』をリリース。
2012年12月、P-VINE RECORDSより最新フル・アルバム『たからじま』をリリース。収録曲”SUNNY”がテレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず2」のエンディング曲に起用される。代官山UNITでのワンマンやアンコール・ツアーが大好評のうちに幕を閉じた「たからじま リリース・ツアー」以降も、ASIAN KUNG-FU GENERATION主催「NANO-MUGEN CIRCUIT 2013」ツアー・ファイナル東京公演への出演をはじめとし、各地のフェスティヴァル / イベントに出演。
2013年夏以降は京都のバンドTurntable Filmsと制作したスプリット12インチ・アナログ・シングルを引っ提げて全国ツアーを開催。2014年1月29日、シングル「MODELS」を発売し、ワンマン・ツアー「GO」を開催!

>>OFFICIAL HP

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インタヴュー

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