東京を中心に活動するパンク・バンド、フジロッ久(仮)が、2年半ぶりとなるニュー・アルバム『ニューユタカ』をリリースする。今回のアルバムは、初アルバム『コワレル』を発表後、震災によってあふれだした感情とメロディーがつまった作品。「ニューユタカ」では、とんでもないのをやってみないか! と叫び、「バンドをやろうぜ」では、バンドをやってくだらないポップスターやつまらない日常をロックで変えてやろうぜ! と高らかに歌いあげる。自分の未来くらい、自分の手で変えてやる! という強い意志を感じることができるこの作品を聴いて、新しいことをはじめる一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

フジロッ久(仮) / ニューユタカ
【価格】
mp3、WAVともに 単曲 200円 / まとめ購入 1,200円

【Track List】
1. はじめの啖呵
2. ニューユタカ
3. punk lover's dream come true
4. シュプレヒコール
5. バンドをやろうぜ
6. マイノリティ
7. うまれる

いつもそばにいてくれる人や日々を彩ってくれる音楽こそ、彼らが描く“ユタカ”

彼らが放つのは、バカ正直すぎるぐらいの、信じた道を突き進もうとする強いパワーだ。そのパワーによって背中を押され、”きみ”へ伝える素直な愛はわたしたちの心にぐっと迫ってくる。銀杏BOYZの「世界ツアー」のオープ二ング・アクトを務め話題を集めたパンク・バンド、フジロッ久(仮)。

彼らが、2年半ぶりとなる新作『ニューユタカ』をリリースする。彼らは、2011年に初アルバムとなる『コワレル』を発表後、震災を経たことであふれだした感情を形にするべく制作活動に没頭。その後、2013年5月に行われた下北沢SHELTERでのワンマン公演をきっかけにふたたび活動を始動させ、あふれだした感情をこの作品で世の中に放つ。

〈カネカネ言い過ぎおつかれさん!〉と「ニューユタカ」で威勢の良いパンク節炸裂させ、アイドルが飛び出てきそうな歌謡曲テイストのイントロで幕開ける「punk lover’s dream come true」では〈きみが好きだ 資本とか広告とか信仰より〉と“きみ”への愛をストレートに歌う。バンドの中で唯一楽器を持たない高橋元希が作詞・作曲した「バンドをやろうぜ」は、ギター1本で歌われるそのシンプルさがよけいに私たちの胸を打つことだろう。この曲を聴いたあと、ありったけのお金をかき集めてギターを買いに思わず走り出してしまいそうになってしまうエモーショナルさに満ちている1曲だ。そしてラストを飾るのは、このアルバムの中で一番のロマンティックさを放つ「うまれる」である。ジャズ風な曲調に乗るのはちょっと気だるそうなコーラス、ドラマチックさを彩っていくピアノ。そして、この曲では、“9.11”、“3.11”、“憲法9条”などちょっとどきっとしてしまう言葉も歌われている。

しかし、世の中に対しての不平不満を歌いながらも、この作品にあるのは、あとから思い出して噛みしめていたくなる幸せのような音楽だ。政治や社会などとはまったく関係がない、いつもそばにいてくれる人や日々を彩ってくれる音楽こそ、彼らが描く“ユタカ”だと感じることができる。この作品で、言いたいことを自分たちがやりたいように表現することで、誰にも汚されずに光り輝く『ニューユタカ』が誕生したのではないだろか。どうかその誕生をお見逃しないように。(text by 山本夏美)

RECOMMEND

ヤング / ニューパーク

乍東十四雄からヤングに改名後初の音源となるアルバム。初期スピッツ、GIRLSのような清涼感あふれながらも、いきおいのあるポップ・サウンドを展開。生活にスッとはいりこむ柔らかい空気感と珠玉のメロディーは、かれらだけのもの。

SEBASTIAN X / POWER OF NOISE

2013年4月にリリースした1stシングル『ヒバリオペラ』もオリコン初日デイリー・チャート14位、ウィークリー・27位、タワレコ週間シングルチャート8位とスマッシュ・ヒットを記録。さらに旧作もロングセールスを持続中、レコ発ツアーも各地大盛況と勢いにのるSEBASTIAN Xがシングルリリース後に急ピッチで制作をスタートし完成したのが本アルバム。エンジニアに、旧知の仲である星野誠(クラムボンなど)をむかえ制作。リード曲「DNA」は、ライブでも披露されており、初見のお客さんがシンガ・ロング状態になるほどのキャッチーなサビが印象的なミディアム・ナンバー。さらに春にリリースしたシングルからすでにライブの定番曲になっているM-3「ヒバリオペラ」、そしてファンのあいだでも人気のたかいメッセージソングM-9「つきぬけて」を収録。書きおろしの新曲達もバンドの勢いや新たな音楽的チャレンジをしめす曲ばかり!

キュウソネコカミ / 大事なお知らせ

1stアルバム『10代で出したかった』のリリースから9ヶ月。2作となるセカンド・アルバム。前作発表後、さまざまなイベントに出演し、おおくの尊敬できるバンドとの共演を重ねながらも、その精神性と音楽性はまったくかわらず、いまだ他力本願とひがみ根性にあふれている。一部のひとびとからそれなりの支持と強烈な怒りを買うこと間違いなし!

LIVE INFORMATION

真人間育成講座 vol.3 ~勃発 2ndアルバムレコ発記念3マン!!~
2013年11月1日(金)@仙台FLYING SON
open / 18:30 start 19:00
出演 : フジロッ久(仮) / The Jikens / 勃発

ヤング「ニューパーク」リリースツアー
2013年11月9日(土)@難波ベアーズ
open / 18:30 start / 19:00
出演 : フジロッ久(仮) / ヤング / 星の王子さま / LADYFLASH and more...

おんがくはみんないい子です vol.13 "ヤング「ニューパーク」リリースパーティー
2013年11月10日(日)@名古屋 矢場町spazio rita
open / 18:00 start / 18:30
出演 : フジロッ久(仮) / ヤング / sukida dramas(名古屋) / いもメン(大府のゆるキャラ)
※当日に大橋裕之、西村ツチカはじめ、バンドマンや漫画家、イラストレーターなど豪華参加者の書き下ろしによる、テーマが「音楽」「フェスティバル」「街」の漫画を販売するかも!?

NORTH WIND WAVE
2013年11月17日(日) @高崎clubFLEEZ / Sunburst / clubFLEEZ Asile / REFUGE / CLUB ROC / WOAL / slow time cafe
OPEN / 11:00 START / 12:00
出演 : フジロッ久(仮) / ASPARAGUS / 竹原ピストル / QomolangmaTomato / cokiyu / the band apart / 秀吉 / 小手 / ghostnote / 3markets㈱ / カルナロッタ / car10 / GLEAM GARDEN / A.O.W / THE NOVEMBERS / MOROHA / うみのて / バクバクドキン / DOTAMA / 新世界リチウム / The cold tommy / FORCE OUT / phone / Afreud / 笹口騒音ハーモニカ / THEハブ人間 / DJ KUSSY / DJ yasuhisa arai / DJ たけチャンまん / QUATTRO / THEラブ人間 / 金田康平(THEラブ人間)/ camellia / disordermade / 反好旗 / HOCKLE HOCK / おとぎ話 /BAND A / 関取花 / Revolution9 / TEXAS STYLE and more...

フジロッ久(仮) ”ニューユタカ発売記念ワンマンライブ
2013年11月29日(金)@下北沢シェルター
open / 19:30 start / 20:00
司会 : げんきいいぞう

PROFILE

フジロッ久(仮)

日本語フォーク・ロックを基調としつつ、リーダーの藤原亮(ヴォーカル / ギター)による雑多なジャンルを吸収したユニークな音楽性でカルトな人気を誇るパンク・バンド。

>>フジロッ久(仮) OFFICIAL HP

この記事の筆者
TOP