2013/5/8~5/15の注目2作品をレビュー!!

今週も沢山の新譜が入荷しました! 全部は聴いていられない! そんなあなたのために、このコーナーでは、OTOTOY編集部がオススメする今週の推薦盤を2~3枚ピックアップし、ライターによるレビューと共にご紹介いたします。 音源を試聴しながらレビューを読んで、ゆったりとした時間をお楽しみください。あなたと素敵な音楽の出会いがありますよう。

Hiroshi Yamashita『Somewhere Man』


Hiroshi Yamashita / Somewhere Man

【配信形式】
mp3、wav

【価格】
mp3、wav共に 単曲 200円 / アルバム 1,500円


インスト・バンド、WACK WACK RHYTHM BANDのギター / ヴォーカル、山下洋。フリーダム・スイートやDJとして活躍し、フリー・ソウル・シーンを作り出したキーマンの1人でもあり、さらにはプロデュース活動や音楽ライターなど多彩な活動で知られている。そんな彼が2013年5月8日に待望の初ソロ・アルバムをリリースした。今回のソロ・アルバムは『SOMEWHERE MAN』と題されており、山下自身が影響を受けたロックやシンガー・ソングライターなどの代表曲、知る人ぞ知る隠れた名曲などのカヴァーを収録している。そのカヴァーのスタイルは、石井マサユキ、井上冨雄、白根賢一、堀江博久からなる山下洋グループによるダイナミックなロックから、HAKASE-SUNによるスカ、ロックステディ・トラック、真城めぐみをコーラスに迎えた、太田桜子によるラヴァーズ・ロック・トラック、ボサノバ、そして自身の弾き語りと様々である。

どの曲からも山下の甘く、ソウルフルで艶のあるヴォーカルが魅力だ。なかでも、東京のポール・ウェラーと称される彼らしく、ザ・スタイル・カウンシル(ポール・ウェラーがリーダーとして活動していたバンド)の「COME TO MILTON KEYNES」のカヴァーが気になるだろう。この曲はザ・スタイル・カウンシルのセカンド・アルバム『OUR FAVOURITE SHOP』に収録されているもので、このアルバムは山下が当時から思い入れの強いアルバムだったそうだ。山下がそうした名曲たちをどう表現しているのか、聴いて確かめてほしい。(text by 益子直人)

385『人間』


385 / 人間

【配信形式】
mp3、wav

【価格】
mp3、wav共に 単曲 150円 / アルバム 1,500円

アルバム購入者には、歌詞カードが付いてきます!

2010年8月に、元ミドリの後藤まりこ主宰のHAKAI MUSICから鮮烈なデビューを飾った385(さんはちご)。ロック、ハードコア、ポップス、ファンクなどのジャンルを彼らなりに噛み砕いて、とにかく”わけのわからない”音楽性を振り乱し、独自の表現を突き進んでいる3人組だ。デビュー・ミニ・アルバム『脳みそあらおう』のシャウトやノイズ、激しいリズムから放出されていた、とてつもないエネルギーは、デビュー作としてはかなり衝撃的なものだった。しかし、前作リリース後にキーボードのJUNが脱退し、数々のサポート・メンバーとともにライヴを行った後、昨年7月に元School Food Punishmentの蓮尾理之が正式加入。3ピース・バンドの1人が脱退、加入するという、バンドの大きな変化を経てリリースされた今回のアルバムは、385の始まりを感じさせる作品となっている。

1stフル・アルバムとなる今作の中で、蓮尾のキーボードは耳に痛いノイズから、やわらかいエレクトロニック・ピアノの音まで、幅の広い音作りで曲に広がりを与え、緩急激しく展開していく楽曲に、はっきりとした変化を生み出している。前作からさらにパワーアップしたMIYA(Ba / Vo)の鋭いスラップや、TENGAN(Dr / Cho)の腰を据えつつも楽曲に勢いをもたらすリズムは健在だが、前作では楽曲に収まることがなかった膨大なエネルギーは、まとまりを見せている。蓮尾のキーボードが加わったことによって、メンバー個々の確かな演奏技術が楽曲の枠の中に凝縮されて、濃密でカオティックな楽曲の中にポップネスをも共存させたと言えるだろう。激しくて、ノイジーで、ジャンルはごちゃ混ぜで、やはり”わけがわからない”のだが、夢中になって聴き込んでしまう。今までの385はプロローグに過ぎない。これが385の完全体、ここからが始まりだ。(text by 櫻井希)

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レヴュー

【REVIEW】ハイレゾ配信開始! 『からかい上手の高木さん』Music Collection
・2018年04月18日・堤博明が彩る暖かく優しい、からかいの日々 ──『からかい上手の高木さん』Music Collection 2018年1月より3月まで放送され、各メディア、SNSでも話題となった人気テレビアニメ『からかい上手の高木さん』そのオリジナル・サウンド・トラックがOTOTOYでもハイレゾ配信開始! 音楽は『クジラの子らは砂上に歌う』『sin 七つの大罪』等のヒット作を手かげた堤博明が担当。放送が終わってしまい、高木さんロスになってしまっているかたも、改めて作品の魅力を感じたいかたも、本作と共にもう一度あの甘酸っぱいからかいの日々をレヴューと一緒に振り返ってみましょう! (text by 伊達恭平) ハイレゾ音源配信中! 堤博明 / からかい上手の高木さん Music Collection 【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) >>>ハイレゾとは?'【配信価格】''単曲400円(税込) / アルバム3500円(税込) 日常とキャラクターの魅力へ寄り添う、「暖かな」楽曲達 「ゲッサン」(小学館)にて好評連載中、コミックス累計400万部突破!! 照れたら負けからかいコメディ! とある
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【REVIEW】ロックンロール覚醒──春ねむり、目覚めのシャウトを打ち鳴らす初のフル・アルバムをリリース
・2018年04月16日・【REVIEW】ロックンロール覚醒──春ねむり、目覚めのシャウトを打ち鳴らす初のフル・アルバムをリリース 横浜出身のポエトリー・ラッパー、春ねむり。2016年10月に1stミニ・アルバム『さよなら、ユースフォビア』でデビュー、昨年6月に2ndミニ・アルバム『アトム・ハート・マザー』をリリースした。そして3作品目となる、初のフル・アルバム『春と修羅』が完成した。諸刃の剣のように近付けば危うく、力強さすら感じさせる彼女の言葉達は、ラップのリズムに隙間なく詰め込まれ、彼女独特のエモーショナルなサウンドへと変わっていく。さらに今作には客演として突然少年、NERO IMAI、リミックスとして長谷川白紙が参加している。音楽の新しい可能性を追求する彼らとの楽曲は、春ねむりの新たなバック・グラウンドを知るきっかけとなるだろう。そんな本作をより深く楽しんでいただくため、OTOTOYではレヴューを掲載することにした。 自身初のフル・アルバム!!春ねむり / 春と修羅'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 1800円(税込)【収録曲】''
京都発の大注目バンド“ベランダ”──ポップの旗手としての資質を裏付ける初の全国流通盤
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【REVIEW】ヤなことそっとミュート、初となるバンド・セットを披露した2度目のワンマン・ライヴがハイレゾ配信スタート!!
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【REVIEW】ビート・ミュージックのルーツを探る──Dabrye、三部作の完結を記念して過去作のリマスターをリリース
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by 井上裕樹
【REVIEW】タイの実力派SSWがついに日本デビュー──詩情豊かに織りなされる、苦く美しい過去の世界
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忘却のカラスと記憶をめぐるマウント・イアリの選択──新アルバム配信スタート
[CLOSEUP]・2018年03月16日・忘却のカラスと記憶をめぐるマウント・イアリの選択──新アルバム『Now Only』配信スタート 昨春、夭折した最愛のパートナーの死をテーマに制作・リリースされ、衝撃と絶賛を浴びた『A Crow Looked At Me』から1年、マウント・イアリから早くもニュー・アルバム『Now Only』が届いた。ジュヌヴィエーヴ・カス トレイ夫人との出会いを綴った「TINTIN IN TIBET」から始まり、前作の続編でありながらも、少年期のエピソードを交えながら、彼の抑制された声と美しいメロディーで奏でられサウンドは、先へと踏み込んだものであるとうかがえられる。OTOTOYでは歌詞対訳デジタルブックレット付で配信します。この1年彼は何を見つめ前へ進んでいったのか、レヴューとともに浸ってみては? 前作からわずか1年で圧巻のニュー・アルバム配信スタートMount Eerie / Now Only'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 1,500円(税込)【収録曲】''1. TINTIN IN TIBET2. DISTORTION3
by 尾野 泰幸
シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽プロデュースのフル・アルバムをリリース
[CLOSEUP]・2018年03月14日・シティ・ポップを昇華させた、さとうもかが歌う恋物語──入江陽をプロデュースに迎えたフル・アルバム 岡山出身のシンガー・ソングライター、さとうもかが待望のフル・アルバム『Lukewarm』をリリースした。“新世代のユーミン”と称されるようにシティ・ポップを彷彿させながらも、繊細かつ、ユーモラスな歌声で紡ぐポップ性がたまらない! 入江陽をアルバム・プロデュースに迎え、ゲストで鶴岡龍(LUVRAW)が参加したアレンジ面においても注目してほしい。今回OTOTOYでは3月14日から3月31日まで、今作をハイレゾ音源を独占配信します。レヴューとともに彼女の世界に浸ってみては? 期間限定OTOTOY独占ハイレゾ配信!さとうもか / Lukewarm'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】単曲 324円(税込) / アルバム 2,700円(税込)【Track List】1. old young2. Lukewarm3. あの夜の忘れ物4. 最低な日曜日 feat.鶴岡龍(LUVRAW)5. 2つのわたし6. Hello,Valentine's day7