2013/04/20 00:00

シンガー・ソングライター、青木美智子によるソロ・ユニット、Quinka,with a Yawnの4年ぶりとなるオリジナル・アルバムをHQDで配信開始。大震災を経て変化した彼女の心を映した本作は、自宅リビングルームにて、全て生楽器でレコーディングされました。アコースティックな中に、一握りのTOYやNOISE 、窓の外の鳥の声も混ざったニュー・フォーク。高音質でお聴きください。


Quinka,with a Yawn / さよならトリステス
【配信形式】 : HQD(24bit/48kHzのwav)

【配信価格】 : 単曲 200円 / まとめ価格 1500円

【収録曲】
1. プラハノクツ / 2. 悲しみよこんにちは / 3. NEVER LET ME GO / 4. LITTLE BOY / 5. お菓子とコーヒー / 6. ふたりきり / 7. 月世界旅行 / 8. Mistral(ALBUM Version) / 9. いつか泳いだ海で / 10. キミドリ(ALBUM Version) / 11. まるい窓、愛しい日々 / 12. KINOMI

Quinka,with a Yawn、4年ぶりの新作を高音質で

すっかり優しくなった春の風が、Quinka,with a Yawnの新しい声を届けてくれた。シンガー・ソングライター青木美智子によるソロ・ユニット、Quinka,with a Yawnのニュー・アルバム『さよならトリテス』がリリースされたのだ。前オリジナル・アルバムから4年ぶり6枚目となる今作。彼女が12曲の中にこめたのは、東日本大震災を経て彼女がみた人の強さや夢や、回り続ける世界のこと。アコースティックでアヴァンポップなトイに混ざって、一握りのノイズやオルタナが散りばめられている。大人の子守唄と称される彼女の歌声は、まるで、海辺で磨かれたビンのカケラのように、まるく、淡く輝いていて、手触りの優しい。ぜひ、生々しさが伝わる高音質で聴いてほしい。(text by 釘田 沙來)

RECOMMENDED

HARCO+カジヒデキ+河野丈洋(GOING UNDER GROUND) / 『BLUE × 5 = Musabi Live !』(Live Tracks)

ソロ活動は勿論、楽曲提供やサポート・ワークでもお馴染みのHARCO。渋谷系のオリジネイターとして、ポップでスウィートな楽曲を生み出し続けるカジヒデキ。そして、GOING UNDER GROUNDのドラマーとしてのみならず、最近ではソロでも活躍する河野丈洋。キャリアも実力も兼ね備えた彼ら3人が交わって生まれた、絶妙なポップス。甘く心地よい口当たりだが、一癖も二癖もある楽曲の数々は、たまりません。

『BLUE × 5 = Musabi Live !』の特集はこちら

ショピン / 花の下の人々(wav ver.)

田中馨(ex SAKEROCK)、タカハシ ペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)、内田武瑠(ex GoodDogHappyMen)の4人から成るバンド、ショピンの新作が2作同時にリリース!! アコースティックの楽器を中心に、がらくたや玩具の音も一体になった、子どもの頃の自由な気持ちを思い出させてくれる楽曲に、やさしくも力強いヴォーカル。まるで、おもちゃもぬいぐるみも一緒になって歌い出してしまうような、ファンタジーと日常が混じり合ったような彼らの最新作!!

ショピンの特集はこちら

John John Festival / 歌とチューン

イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組、John John Festivalの2作目となるアルバム作品。フィドル(バイオリン)とギター、アイルランドの太鼓バウロンを使って奏でる音楽は、どこか懐かしく牧歌的。今作には、前作になかった「歌」が10曲中4曲収められており、色彩豊かな作品となっています。

John John Festivalの特集はこちら

Quinka,with a Yawn プロフィール

シンガー・ソングライター青木美智子によるソロ・ユニット。

1974年、埼玉県生まれ
1998年、女性トリオ・バンド、エスレフノックのGui. / Vo.としてエピックレコードからメジャー・デビュー。
2000年、エスレフノックを脱退しソロ・ユニット「Quinka,with a Yawn」の活動を開始。

5枚のオリジナル・アルバムと3枚のカバー・アルバムを発表。夫であるHARCOとのユニット「HARQUA」では、アルバムを一枚制作。エコと音楽のイベント「きこえる・シンポジウム」を年に2回開催。また、J-POPカバー・ユニット「D.H.Y.」のボーカリストとして、『LOVES』他4枚のアルバムでは売上累計6万枚を記録した。CMでの作曲や歌唱でも数々の作品に携わる一方、2011年には初のCM出演に挑戦。

縦笛やピアニカ、幾重のコーラス・ワークから作り出される情緒的で愛らしい歌は大人のための子守唄と称され、音楽ファンを魅了している。

Quinka,with a Yawn Official Web

この記事の筆者

[レヴュー] Quinka,with a Yawn

TOP