金原千恵子とBLAZEのボーカリストのコラボレーション作品が登場!

日本のハウス・ミュージック・シーンを代表するヴァイオリニストの金原千恵子が、5年ぶりとなるアルバムをリリース。BLAZEのボーカリスト、ジョッシュ・ミランとのコラボレーションで実現したこのアルバムには、互いへのリスペクトと音楽への愛が溢れている。Grand Galleryが放つ、ハウス・ミュージックのスタンダードと言っても過言ではない名盤、必聴の一枚だ。

JUST LIKE LOVE / CHIEKO KINBARA Feat. JOSH MILAN

【配信価格】
mp3、wav共に 単曲 150円 / アルバム 1,500円

約5年振りのニュー・アルバムは世界中のダンス・ミュージック・ラヴァーにリスペクトされているBLAZEのボーカリスト、JOSH MILANとのコラボレーション・アルバム。郷愁を誘う歌声と切なく力強いバイオリンが絶妙に絡み合う、普遍的に愛されるダンス・ミュージック・アルバム。

ハウスのマナーにのっとった、コラボレーション作品

ハウス・ミュージックと愛。どれほど使われ、そして聞いた言葉だろう。愛をテーマにしたハウスのレコードはいくつもある。その愛は男女間の愛、まあ、場合によっては男と男であったり、女と女であったりする愛とはちょっと違う、もっと大きな意味での愛であるように思われる。人種や性別を超えた… という言葉でも物足りない。もっともっと大きな愛を、ハウスは信じているようである。このことがハウスの誕生の物語を、ハウスの歴史を美しいものにしている。

ハウスのフィールドでも活躍してきた、日本を代表するヴァイオリニストの金原千恵子と、アメリカ・ニュージャージー州で結成されたハウス界の大物ユニット、ブレイズのシンガー / キーボーディストであるジョシュ・ミランによるコラボレーション作品のテーマも、どうやら愛のようである。作品のタイトルからしてそのことを感じさせるし、10曲中8曲のタイトルに”LOVE”という言葉が含まれてもいる。そんな作品から聴こえてくる音楽は、ブレイズやケリー・チャンドラーあたりを思わせるディープ・ハウスやニューヨーク・ハウス。キング・ストリートやウエスト・エンド、ストリクトリー・リズムなどのレーベルの作品が好きな人は好きになると思う。ハウスのマナーに忠実な、生真面目な作りの作品だ。その生真面目なところと、聴いたときに誰もがすぐに感じるであろう、洗練されたおしゃれな雰囲気には思わずハッとさせられた。そういえばハウスというのはこういう音楽だったのだと思い出させられるような感覚があった。

コラボレーションという作品でありながら、気合いの入りすぎたところが表に出てきていないのがいい。金原が前に出るでも、ミランが前に出るでもない。2人の間にはちょうどいい距離があり、楽しい会話でもしているかのような心地よい空気を漂わせている。これがヴェテランのなせるわざなのだろうか。金原が奏でる華やかに舞うヴァイオリンのフレーズ、ミランのツヤのあるソウルフルな歌声、滑らかな4つ打ちのリズム、軽やかに走るキーボード…。それらが絡み合って鮮やかな景色を描き出している。(text by 小澤剛)

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PROFILE

金原千恵子

金原千恵子ストリングスのリーダーとして数々のレコーディングに参加。2001年1月に、アルバム『Silence』でデビュー。2006年5月にリリースした、4枚目のアルバム『STRINGS OF LIFE』では、プロデューサーに2006年グラミー賞でリミキサー賞を獲得したLOUIE VEGAをはじめ、KASKADE、BLAZE、ANANDA PROJECT、RASMUS FABER、 KALEIDOら豪華プロデューサー陣を迎え、ボーカルをフィーチャーした曲、インストまで幅広いヴァイオリン・ミーツ・ハウス・サウンドを展開。2008年には、「NIGHT&DAY」をテーマにした2部作として、SUGIURUMNやDAISHI DANCEらなどをプロデューサーに迎えた「DAY」をテーマにした『SWEETEST DAY? ROMANCE FOR STRINGS』、そしてCD化を熱望されていたJOSH MILAN(BLAZE)とのデュオやJEFF MILLS、ANANDA PROJECT、KAORU INOUEらを迎えた「NIGHT」をテーマにした『VELVET NIGHT? PRAY FOR STRINGS』をリリース。

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