2012/07/03 00:00

feat.女性ボーカル特集

サディスティック・ミカ・バンドやシュガーベイブを始め、いつの時代も、先鋭的なミュージシャンは女性ボーカルを求める。女性の声には、その音域や声質、フェロモンだけでは説明出来ないような、代えの効かない魅力が含まれている。彼女たちの歌によって、楽曲に新たな命が吹き込まれ、音楽は飛翔する。今回の「feat.女性ボーカル特集」では、日本の先鋭的なミュージシャンと女性ボーカルのコラボレーションによって生まれた楽曲を集めた。ハードな電子音や柔らかくオーガニックなサウンド、狂騒的なダンスビートなど、女性ボーカルの乗る下地は様々。サウンドと女声の交わりによって生まれる反応をご堪能下さい。

女性ボーカルをフィーチャーした貴重な音源を集めました。

YAMP KOLT / yes(HQD Ver.)

ヤンプコルト自身がプロデュースした1stアルバム。豪華な8人の女性シンガー達(UA、やくしまるえつこ、原田郁子、一十三十一、さや、ピカ、ACO、リクルマイ)が、ポップで神秘的な森を舞台に、太陽に恋する。

L.E.D / I'll [feat.Ikuko Harada]

バンド初のヴォーカル・トラックにクラムボンの原田郁子をフィーチャー。怒涛のグルーヴと、映像をインスパイアさせる美しいサウンド・スケープは必聴。

cro-magnon / Crystal Girl feat. 土岐麻子

真骨頂であるグルーヴィーな演奏に載る、透き通った土岐麻子のヴォーカル。cro-magnonのシンプルなサウンドを彩る声のマジックに昇天必至。

Fencer / Rip Current

湘南在住のDJ/サウンド・プロデューサーとして、Shing02やCOMA-CHIなどのプロデュースやリミックス作品などを手掛けるFENCER。彼が、eli(ex Love Tambourines)やG.RINA、Azumi(Wyolica)などを迎え、オーガニックなクラブ・ミュージックを生み出した逸品。

world's end girlfriend / Storytelling (feat. 湯川潮音)

WEGが音楽を担当し、2011年に台湾、中国、香港、シンガポールで公開された台湾映画、林書宇監督作品「星空 Starry Starry Night」のサウンド・トラック。WEGのトラックにのる湯川潮音の声が、儚く美しいメロディーと共に少女と少年の憧れと冒険、喪失と希望をやさしく描き出す。

サイプレス上野とロベルト吉野 / ちゅうぶらりん feat. 後藤まりこ

ご存知、横浜ドリームランド出身の彼らが、後藤まりこと手を組んだ?! どこか寂しさを帯びたトラックに後藤のヴォーカル、そこへ重なるサ上のラップが“いい塩梅”を醸す、メロウな作品。

KATUSI from EL SKUNK DI YAWDIE & EXTRAVAGANZA / シチュー feat. 青谷明日香

エル・スカンク・ディ・ヤーディのカホン奏者カツシが奏でるリズムに、青谷明日香の存在感のあるヴォーカルがのり、メッセージが凝縮された珠玉の一曲。作詞作曲は青谷が担当。

THE HEAVYMANNERS / Breath for SPEAKER feat. RUMI

レゲエを追及し続けるベーシスト秋本HEAVY武士率いるTHE HEAVYMANNERS。この楽曲では、えぐるようなベースに、やさぐれたようでグルーヴィーなRUMIのラップがのり、ズシリと重たくも体が揺らされる仕上がり。

Curly Giraffe / Thank You For Being Friend (HQD ver.)

カーリー・ジラフが、これまでにベーシストやサウンド・プロデューサーとして関わってきた女性ヴォーカリスト達をゲストに迎えたセルフ・カヴァー・アルバムをリリースした。新居昭乃、Cocco、木村カエラ、BONNIE PINK、Chara、LOVE PSYCHEDELICO、安藤裕子や平岡恵子。

MASAmatix / IN YOUR EYES feat. LIKKLE MAI

野太いリズムとダブの幻惑を備えたスペーシーでサイケな極上のブツを、この国のフロアにもたらす。

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