「ハッキヨイ! わたナベくん!」とは??

本サイトにも度々登場する音楽ライター渡辺裕也には、音楽以外にもうひとつ、並々ならぬ愛情を注いでいるものがある。それは日本の国技、相撲。「音楽が好きな人にも、お相撲をもっと身近に感じてほしい」という彼の熱意が今、形になろうとしている。毎回様々なゲストと共に、渡辺がお相撲にまつわる話題を展開します。 全国の音楽好き達に大相撲の魅力を伝えるべく、ついにわたナベ君が立ち上がった! ハッキヨイ!

Vol.1「わたナベくんとお相撲」

普段あまりテレビを観る習慣がないのだが、2か月に1度の大相撲中継だけは楽しみにしている。外出していて観る事が出来ない時は、深夜のダイジェストでその日の取り組みをチェックしている。僕はなぜここまでお相撲に夢中になったのだろう。一瞬で勝敗が決まる緊張感。豪快な決まり手。あるいは北の富士さんの粋な解説。そんな細かい要素すべてをひっくるめて、昇進をかけた力士達の熱戦を、僕はただシンプルに楽しんでいる。

同時に相撲とは国技である。そこには長い歴史があり、他のスポーツや格闘技にはない様式がある。相撲に宿る美しさとは、その歴史観の中で培われたしきたりがあってこそのものだ。しかしそんな大相撲の世界も、現在過渡期を迎えている。変わるべきもの、守るべきものの狭間で角界は揺れ動いている。その動向を伝えてくれるはずのメディアは、どうもネガティヴな情報しか流してくれない。しかし力士達はいつだって真剣勝負を繰り広げている。一番大事なのはそこなのだ。相撲がつまらなくなった時なんて、少なくとも僕には1度もなかった。

池田P V.S. ライター渡辺裕也

自己紹介が遅くなりました。OTOTOYをご覧の皆様。こんにちは。ライターの渡辺裕也です。この度、寛容なOTOTOYスタッフの了解を得て、音楽を楽しんでいる皆様にも、僕の愛するお相撲の魅力を伝えるべく、このようなコーナーを始めさせて頂くことになりました。まだ不安は多いですが、皆さんに楽しんでもらえるように精進していきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、「音楽と相撲」と言うと、何の脈絡もないように思われそうですが、そんなことはありません。何よりミュージシャンにはお相撲ファンが大勢いますし、お相撲の世界にいながら音楽の場で活躍されている方も、実はいるのです。そこで今回は素晴らしいゲストをお招きしました。陸奥部屋の谷川親方です。「元幕内の敷島関」と紹介すれば、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。親方は現役時代から「DJ敷島」名義でDJ活動をされているという、かなりユニークな経歴の持ち主。現役引退後も、若手の指導にあたりながら、須永辰緒さんらと共にイヴェント<夜ジャズ>を開催する等、その活動は多岐に渡っています。福岡場所を終えたばかりの忙しい時期にも関わらず、親方は時折ジョークを交えながら、ご自身の活動、そして相撲人気の現状について真剣に語って下さいました。取材場所はまさかの両国国技館!!

>>>DJ 敷島(谷川親方)のインタビューはこちら!!

渡辺裕也 PROFILE

1983年生まれ。福島県出身。音楽ライター。本サイトでも多数の記事を担当している他、ウェブ、音楽雑誌など様々な媒体で執筆を行っている。

TOP