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タカツキ - OTOTOY

詩人の紡ぐ、余白ある世界


 詩を書くことは、世界を切り取ることである。

 多くの詩を論理的に読解することが難しいのは、それだけ世界が複雑であるからだ。合理主義や拝金主義が効率やお金という尺度で、割り切れる答えを求めるとすれば、詩を書くことは割り切れない割り算をするようなものだ。どちらが正しいかは知ったことじゃないけど、3.1415・・・の続きを追い求めるほうが、世界のあり方としては的を射ている気がする。

 タカツキの音楽は、まさに詩的な音楽であろう。SSWS(新宿スポークン・ワーズ・スラム)の初代グランド・チャンピオンの実績を持つだけあって、その言語感覚には感嘆する。

 新アルバム『旅人のリズム』からの第2弾配信曲「できるなら京都で」は、タイトルからして郷愁的だ。そして再生直後、こんなフレーズから始まる。

窓の外には鴨川/君とこちら側

 たとえ京都に住んだことのない人でも、小さな一室が想像できるんじゃないだろうか。とは言っても、SMRYTRPSの公式HPのタカツキ紹介文に、こんなことが書いてある。

「リリックの信条は意味性を限定せずに、聴き手に選択肢を残すこと」

 そう、小さな一室の想像は僕の中のものであり、それぞれが違う情景を浮かべているはずだ。円周率は3で省略できるわけじゃない。割り切れない様々な変化を伴って続いていく。その変化を省略などできるものか。


 ラップ+ウッド・ベースという紹介はタカツキを表している反面、肝心な部分を隠している。例えば、彼のラップは正当的なラップでありながら、詩を朗読するようにも歌う。同時並行して活動しているバンドSUIKAに、ポエトリー担当がいるように、タカツキのラップにもそうした傾向はある。 同時にミドル・テンポでベース音が際だつ今トラックも、単純にヒップ・ホップと形容するより、ジャジーで暖かみのある音となっている。つまり、彼の詩も演奏も、聴き手に選択肢を残した余白のある構成となっているのだ。

 タカツキ本人がブログで、作品を以下のように語っている。

「音楽は絵画に近くて、アルバムは展覧会みたいなもの」

 前作と今作をじっくり鑑賞し、残り1枚の絵画を待ちながら、アルバムという展覧会が開かれるのを楽しみに待とうじゃないか。できるなら京都で。そして、あなたの街で。(text by 西澤裕郎)

先行配信シリーズ



タカツキの新アルバム「旅人のリズム」から先行配信第一弾! 町に住まうひとを居ながらにして旅へといざなう旅行代理店「アカツキ・コンダクター」。今度の旅はかなりけったい/でもあなたが来なけりゃ始まらない。ウーリッツァーはタケウチカズタケ !

アルバム全曲購入者には、recommuni限定「アカツキ・コンダクター(wood bass 弾き語り version)」をプレゼント!



先行第2弾! それぞれが愛した"懐かしい場所"へといざなう、ゆったりとした音とことば...過去を大切にしながらも、いまの中で前を向いて歩いていく人達への静かな応援の歌。

こちらもアルバム全曲購入者には、recommuni限定「できるなら京都で(wood bass 弾き語り version)」をプレゼント!

Takatsuki Works

タカツキ

日本が世界に誇る唯一無二のヒップホップ・アーティスト、"ウッド・ベースの吟遊詩人"こと。ウッド・ベース弾き語りでラップという他に類を見ないスタイルのみならず、そのキャッチーなメロディと奥深い詩の世界は、ソロ・プロジェクトならでは。ヒップ・ホップ界のみならず幅広い支持を受け、話題を呼んでいる。

SMRYTRPS

の1st Album『hiphop music』に収録されたポッセカットをきっかけにcrew以上unit以下という緩い繋がりで結成されたグループ、サムライトループス。6MC1DJというメンバー構成を基本軸に様々な形で活動。それぞれがソロや別グループでも活動しており、常に有機的なセッションが繰り返されている。

SUIKA

2003年夏、ビルの屋上からスイカの種をプップと飛ばしながら結成。(ウーリッツァ+曲間のおしゃべり)、(ウッドベース+ラップ)、ATOM(ラップ+YOGA)、toto(ポエトリー+お母さん)、高橋結子(パーカッション+Tシャツ販売)の5名に古書店主YM-Zを加えてという。ジャンル不明。


LIVE SCHEDULE

SUIKA

  • 4/25 (土)「スイカ夜話」〜第14夜@AOYAMA月見ル君想フ
GUEST:サイプレス上野とロベルト吉野/ リクオ
open18:30 / start19:00 adv.¥2,500 / door¥3,000 (drink別)

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