LOCAL REPORT 『家出ジョニーの神戸のお話』

2014/11/18 19:17

VOL.1

どうも、神戸の家出ジョニー(BLONDnewHALF)です。

神戸のシーンに関する記事を書くぞ！

ということで第1回目は神戸のポップ・シーンの最前線にいるヒダリのベース担当上月氏にインタビューです。

Ｊ：早速ですが、ヒダリというバンドの紹介をしてください。

上月：ヒダリは神戸で結成して、神戸を中心に活動しています。シーケンサーを使ってドラムを打ち込み、ギター・ポップっぽい歌物のバンドです。

Ｊ：最近、『ワインとチョコレート』というアルバムが出たそうで。

上月：このアルバムはバッド・ニュースからの2枚目のフル・アルバムです。1枚目を出したときとプログラミングをする人が代わっていて、音が1枚目とだいぶかわりましたね。

Ｊ：どこがかわったんですか？

上月：ファースト・アルバムを聞いてない人にはわかりにくいかもしれませんが、ファースト・アルバムの時はメンバーが日本人で、才能溢れるワビサビの効いた打ち込みだったんですが、今のメンバーはアメリカ人ということもあって大陸的な音になってると思います。やり過ぎ感があるかなっていう。

Ｊ：良い意味で？

上月：良い意味でも悪い意味でも（笑）。

Ｊ：このアルバムの中で一押しの曲はありますか？

上月：このアルバムのタイトルが『ワインとチョコレート』っていうんですけど、これはワインに関する曲「葡萄酒賛歌」とチョコレートに関する曲「チョコレイトミー」っていう2曲があって、この2曲がこのアルバムを代表する2曲みたいな気がして、パンチあるなって思って…。

Ｊ：ワインの曲もう一曲ありますよね？あの曲好きなんですよ。

上月：ありがとう。あれは（僕のやってる）BLONDnewHALFのことを意識して作ってみました。結果的に全然違う感じになったけどね。

Ｊ：なんか言わせてもたみたいになってしまいました。すんません！そしてこの記事は神戸のことを発信するという意味もあるので神戸について何かコメントください。

上月：よくわかんないです…（笑）この土地の狭さがええんじゃないかと思いますね。ライブ・ハウスに出演してたら目立つ人はすぐに目立つって感じ。バンドもそんなにいないからすぐに知り合いになるしね。

Ｊ：ヒダリっていうバンドは神戸から発信してやってるんだっていう気持ちとかありますか？

上月：とくにそういうことは意識してないですけど、やっぱり神戸でやるのが一番楽しいです。って言っても神戸にたくさんお客さんがいるっていうわけじゃないけどね。ただたんに自分が住んでる土地やし、長いことやってる場所やし、慣れ親しんでるところがいい。神戸は陸の孤島みたいな感じ。

Ｊ：バンドで神戸を離れるとかいうことになったら、離れる気はありますか？

上月：行ったほうがよかったら行きます。住めば都って言うし。

Ｊ：今は神戸が都っていうことですか？

上月：そう。

Ｊ：神戸のお勧め情報を音楽とそれ以外の部分で一つずつお願いします。

上月：音楽に関して、バンドで言うならバルバ。ライブ・ハウスはいっぱいあってそれぞれに特色があるけど、中でもヘラバラウンジ。僕らはそんなにそこには出てないけど、音楽好きな人がやってて音楽好きな人が集まっているって感じの場所。音楽以外の部分で言ったらメリケン・パーク（笑）リラックスできて良い場所。ＢＡＲチューリップ・ハットもお勧めです（上月氏が経営するバー）。

Ｊ：他に言いたいことはありますか？

上月：外国人に多くて、オーガニック食品を好むやつらとかが嫌い。そしてそれを真似する日本人も嫌い。そんなん食べたからって健康になれるとは思わへんし。

Ｊ：社会とかに対する怒りとかってあるほうですか？

上月：あるかも。普段はまったく自分のそういうところは無視してるけど、酒とか飲んで酔っ払ったらそういうことよう言ってるかも… ということでよかったらアルバム・チェックしてみてください。

ヒダリ website http://hidaridesu.com/

ヒダリ MySpace http://www.myspace.com/hidarihidari