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星くず兄弟の伝説 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 03:45 |
日本では珍しいロック・ミュージカル映画 『星くず兄弟の伝説』 (1985年)は、 天才ロックンローラー近田春夫の音楽、 ビジュアリスト手塚眞監督の映像で綴られたとびきりポップでオシャレなインディーズ映画だった。 ストリートシーンで活躍していた高木完(ex.東京ブラボー)、 久保田慎吾(ex. 8 1/2 )がトリック・スター的にジギー・スターダストならぬスターダスト・ブラザーズを演じ、 近田らしいアイロニーに満ちた歌詞に、 テクノポップ伝説のバンドFILMSの赤城忠治がイカしたロックンロールを付けた。 30年を経たいま、 この伝説の作品が装いも新たな映画として再登場。 スターダスト・ブラザーズも若返り、 アーティストとしても活躍している俳優の三浦涼介、 舞台を中心に注目される武田航平がさらに格好良く、 現代的なノリで演じている。 一度聴いたら忘れない強烈なフレーズは健在。 さらにテクノビートが加わり未来的でもあるサウンドは、 時代を感じさせない若々しいエネルギーに満ちている。 この映画のオリジナルサウンドトラック・アルバムには、 80年代ニューウェーブ・ロックの香りがするバンド・サウンドを中心に、 テクノ、 オルタナティブ、 ポップス、 カントリーと、 バラエティに富んだ曲目が並び、 ロック・アルバムとしても純粋に楽しめる。 参加アーティストは近田春夫の他に、 赤城忠治、 窪田晴男(ex.ビブラトーンズ、 パール兄弟)、 江蔵浩一(ex.ピンナップス)、 若手キーボーディスト麻来らがノリの良いサウンドを生み出している。 また、 オリジナル映画に主演していた高木完、 久保田慎吾も再び映画のために新作を書きおろした。 他の出演者にはニコニコ動画でブレイクしたROOT FIVEのけったろこと藤谷慶太朗がボーイ・ジョージばりの曲を披露。 谷村奈南がひさしぶりに歌にカムバックし、 ピチカート・の野宮真貴、 元AKBの板野友美ら、 豪華で意外な顔触れが勢揃い。 やはり前作に引き続き出演しているDER ZIBETのISSAYが夏木マリと濃密にデュエットするのも見物。 そして日本のグループサウンズの先駆けスパイダースのメンバーだった井上順がこれもひさしぶりに当時を彷彿とする歌を熱唱。 さらに大御所・内田裕也まで登場し、 まさに日本のロック・シーンの歴史が時空を超えて集まったような豪華な夢の音楽映画となっている。
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今年結成15周年となったneco眠る、安部勇磨(never young beach)、スチャダラパー+ロボ宙をフィーチャーした新曲発売決定!約8年振りとなるボーカルフィーチャー企画を引っ提げ、東名阪ツアーも発表! 2017年で結成15周年となるneco眠る。今年は8年ぶりにFUJIROCK FESTIVALに出演するなど活動を活発化させる中、2009年の「猫がニャ〜って、犬がワンッ!(with 二階堂和美)」以来となる、ボーカルをフィーチャーした新曲をこんがりおんがくよりリリース!「SAYONARA SUMMER」には安部勇磨(never young beach)、「ひねくれたいの」にはスチャダラパー+ロボ宙が参加。かねてよりneco眠ると親交の深いアーティストをゲストに迎えた2曲は、それぞれフィーチャーアーティストが作詞も担当している。なんだか夏の終わりを連れてきちゃったような郷愁を感じさせるオブスキュアなサウンドで、neco眠るらしい新曲となっている。
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前作『ラッキー』(2013) リリース後、ソロ活動をはじめ、U-zhaanや鎮座DOPENESSとの楽曲発表、蓮沼執太フィルへの加入、美術館や劇場、ギャラリーでのパフォーマンスやインスタレーション、映画音楽の制作、YUKIやサカナクションの作品への客演など、活動の幅を着実に広げてきた環ROYが4年ぶりにリリースするフルアルバム『なぎ』に収録される「Offer」のSingle Versionが先行配信!
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2016年発表のアルバム『PEASTA』が各所でHIPHOPアルバムの年間ベストに選出されるなど、いま話題のラッパーCampanellaと、2016年に結成20周年を迎え、初の単独武道館公演を大成功のうちに終えたEGO-WRAPPIN’の中納良恵によるコラボレーション楽曲!今回のコラボレーションは、幼少の頃よりEGO-WRAPPIN'の『色彩のブルース』を愛聴してきCampanellaからのオファーに対し、中納がCampanellaの音楽性に共鳴することで実現した。「PELNOD」は、JJJ(Fla$hBackS)がトラックのプロデュースを担当。酔人に扮したCamapnellaのラップと光を象徴する中納良恵の美しい歌声の絶妙な絡みが最大の聴きどころ。EGO-WRAPPIN'の名曲「かつて…。」をサンプリングした「Palo Santo」は、名古屋のビートメイカーshobbieconzがトラックのプロデュースを担当。大胆に再構築(サンプリング)したトラック上で、原曲にインスパイアされたCampanellaのリリックが新たな風景を描き出した楽曲だ。
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VIDEOTAPEMUSICが2016年6月に東名阪で開催するツアー・タイトルからとった楽曲、Sultry Night Slow」を自身によるDub Ver含む、2曲入りでの配信限定リリースが決定しました! これから夏にかけての蒸し暑い夜を想わす、淡くも甘いロマンスに溢れた楽曲になってると共に、自身が切り取ったサンプリングフレーズがふんだんに散りばめられた、まさにVIDEOTAPEMUSICの真骨頂的、今年の夏と~遠い夏の想い出~をリンクさせてくれる、そんな素敵な内容になっております! このBPM! この音色! この感じ! メロウで淡く青い熱帯夜を思わす緩さとタイトさが同居する素敵なダンスミュージック! この夏のフロアのみならず、各地でゆるく躍らす楽曲になるはずです! まさに必聴! Dub Verも最高に痺れます・・・!!! また録音にはcero荒内佑(key)、武嶋聡(Sax)、川崎太一朗(Tp)、beipana(Steel Guitar)という強烈なメンバーが参加しております!
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2011 年末に12 インチレコードでリリースされ瞬く間に3度のプレスを重ねたあの" 水星" が待望のデジタル版で登場!tofubeatsとオノマトペ大臣の2 人が作り出した切なくて甘酸っぱくてアーバンで超絶メロウな日本語ラップ・アンセム!収録のオリジナルミックスに加えて今回は若い才能を中心に客演をオファー!
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個性あふれる女性アーティストたちがノンジャンルで挑む、開拓の童謡コンピレーションアルバムの第二弾! 前作に引き続き童謡の新しいスタイルを提唱し続けるこのアルバム。それぞれのアレンジ力がさらに光り、老若男女問わず楽しめます。
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FISHMANSが多数のゲストを迎え「FISHMANS+」という名義で制作した、20分を超える大作ナンバー「A Piece Of Future」を配信開始。この楽曲は佐藤伸治が生前書き下ろした最後の作品と言われており、1998年にFISHMANSのライヴ・ツアー「8月の現状」で演奏された。その後レコーディングも予定されていたが佐藤の逝去により実現していなかったが、茂木欣一、柏原譲、HAKASE-SUN、木暮晋也、zAk、勝井祐二(ROVO)、原田郁子(クラムボン)、七尾旅人、カントゥス、Bose(スチャダラパー)、小山田圭吾(Cornelius)、UA、やくしまるえつこ、永井聖一、飴屋法水、沢田穣治(CHORO CLUB)、大野由美子(Buffalo Daughter)という豪華な顔ぶれがレコーディングに参加し、「フィッシュマンズ+」という名義で作品を完成させた。ジャケットデザインは宇川直宏が担当。
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坂本慎太郎3rdアルバム『できれば愛を』から待望のシングル・カット。M1はオノシュンスケによる、「ディスコって」のエレクトロ・ヴォーカライズ・カヴァー。2012年に全曲スライ・ストーンの楽曲をエレクトロ・ボイスでカヴァーしたアルバム『Electro Voice Sings Sly Stone』をリリースし、そのオリジナルでファニーなファンク・サウンドがじわじわと各方面のマニアを唸らせているオノシュンスケ。(坂本自身も2015年のベストディスクの1枚として選出)剥き出しのマシーン・グルーヴを知り尽くしたファンク・マスター、オノシュンスケによるこのカヴァー・ヴァージョンは、全ての楽器、機材、録音、MIXをオノ自身が手掛け、エレクトロ・ボイスが近年注目される中でも、ソウルフルかつオリジナルなファンク・チューンに!M2は、アルバム『できれば愛を』収録曲中、最もシングルカットが望まれていたとも言える1曲、坂本慎太郎流ディスコ・アンセム「ディスコって」のオリジナル・ヴァージョンを収録!
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WOWOWで放送した、NBA15−16シーズンのテーマソングとしてレギュラーゲストメンバーで大のNBA好き作曲家・岩崎太整がオープニング曲を書下ろし。さらにエンディング・挿入曲には、前シーズンに引き続きNBAイメージソングを担当したスチャダラパーの「恋のペネトレイト」がリミックスバージョンで再登場!このアルバムを聴けばNBAの熱い試合がよみがえる!
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ウータン・クラン、待望のアルバム『A Better Tomorrow』からのシングル第1弾!トラックはDJ Mathematicsがプロデュース、鋭いリリックのダーツが飛び交う初期ウータンのサウンドを堪能あれ。
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2009年に多摩美術大学で結成され、2012年にはフジロックにも出演、七尾旅人、JxJx(YOUR SONG IS GOOD)、やけのはらにも絶賛 されている7人組ファンクバンド・思い出野郎Aチームのファーストアルバムがついにリリース!7インチで先行リリースされた、ライブでの人気も高い名曲「TIME IS OVER」も、アルバム用に再ミックスされて収録。mabanuaの全面プロデュースにより、高貴さと泥臭さを融合させた楽曲群に仕上がっています。LUVRAWが参加したスウィートなイントロから、歌詞が胸に突き刺さるタイトル曲「週末はソウルバンド」、やけのはらをゲストに迎え たハードなアフロビートナンバー「サウンドシステム」、小林うてな(ex鬼の右腕)が参加した「雨の街」、ダブ処理された VIDEOTAPEMUSICの鍵盤ハーモニカが印象的な「ONE MUSIC」など、ソウルにファンク、レゲエにジャズ、様々なレコードから受けた 影響を暑苦しくパッケージした名盤感たっぷりのファーストアルバムが完成しました!
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音とビートのるつぼから心を揺さぶる音楽を放つ!全編に新楽器を導入して「よりディープに、より自由に」進化を続ける馬喰町バンドの最新作!!今作で通算5作目となる本作品は、民謡やわらべ唄などオーガニックな感じという今までの馬喰町バンドのイメージを覆す作品が完成しました。 自作楽器・担ぎ太皷「遊鼓(ゆうこ)」は、アルバム毎に進化を遂げ、唯一無二のリズムと音を作り上げ、今作では前作に登場した桶太皷のボディーにギターと三味線の合いの子の音を奏でる自作楽器「六線」のエレキバージョン「エレキ六線」を制作。独自の音を追求し、今まで以上に音の境地に挑み進化し続けています。 更に今作では「新時代ラップ」を取り入れ、今まで聴いたことのないジャンルのラップを披露し、聴きごたえのある渾身の一枚となっております。●大石始(ライター)氏より言葉とリズムが五線紙をはみ出し、自由気ままに遊んでいる。アジアの風土に根ざしたディープなトラッドであると同時に、最先端のポップスでもあるという馬喰町バンドの音楽性が過去最高の濃度で結晶化。阿呆陀羅経などかつての日本の芸能に宿っていた言葉遊びの感覚がラップを通じて蘇ったかのようなちょっと異常な曲も数曲。驚きとひらめきと確信に満ちた最高傑作!
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2011年結成、東京都内を中心に活動する5人組バンド、Emeraldのアルバム。 ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ネオソウル、さらにダブやシューゲイザーといったジャパニーズ・オリエンテッドではない音楽を軸にした楽曲群に中野陽介(ex.PaperBagLunchbox)の持つジャパニーズ・ポップスの文脈を加えることで、そのサウンドを全く新しいポップ・ミュージックへと昇華させている作品。
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日本語ラップシーンでは新世代と言えるFebb、jjj、KID FRESINOによる『Fla$hBackS』、待望の1stアルバムが遂に完成!メンバー全員がラップ・トラックメイクをこなし、オーセンティックな作りの中にキラリと光る独自のセンスとノリにやられる2012年最後のボム!! NIPPS率いるTETRAD THE GANG OF FOURのMC'SPERB'とのユニット、'CRACKS BROTHERS'としてリリースされた「Straight Rawlin' EP」で颯爽とシーンに登場しその存在で東京のハードコアラップシーンの話題をさらった18歳のラッパー'Febb'。彼がシーンに紹介する新星、'jjj'なるラッパー/トラックメイカーによる新たなプロジェクト"Fla$hBackS"!!!!!! 両者共にラッパー/トラックメイカーという得意なスタイルから生まれた、今までに無いオリジナルでいて新しく、オーセンティックの色を塗り替える最新型HIP HOP!2012年、年末に放たれる日本語ラップシーンに風穴を開ける最もフレッシュな日本語ラップミュージック!!
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昨年、初の全国ツアーを行い、「Natural High!」、「GO OUT CAMP」などの野外フェス等にも 出演し、活動の勢力を伸ばし続ける注目の三重発インストゥルメンタル・バンド 「tio(ティオ)」が、前作『toitoitoi』から約1年。早くもフルアルバムを発表。 集英社の女性誌「Marisol」の CM ソングに起用された「RUN RUN RUN」、FM京都alpha-STATION「HELLO!KYOTOPOWER MUSIC」4&5月AirPlay曲に決定した「ungraspable」 、ロボ宙をゲストに迎えた「4日のマーケット」など、彼らの持つポップでノスタルジックな誰にでも受け入れられるメロディの加え、今作ではシンプルな表情の中にもロック色(激しさ)が加わり、感情的な色が垣間見え、 生活していく中での世界の悲しさ、それに向かう前向きな気持ちを厚みのある世界観で表現。 シンプルでありながらも心が暖まるグルーブで新たなステージへの飛躍が期待される楽曲を 全 12 曲収録。必聴必須の今年大注目インストゥルメンタル・アルバム!
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ceroの最新アルバム『Obscure Ride』は、まさに時代を超える1枚。この興奮、高揚。ワクワクが止まりません。リズムへの執着と愛。そこで勝ち得た骨太のカッコよさとスウィートなポップさ。これぞceroにしか成し得ない音楽。時代を越える音楽から放たれるタイムレスな良さを今作『Obscure Ride』は保有してます。ceroが1st albumをリリースしてから4年。ジャンルレスに音楽を掘り下げ、ポップに消化し展開してきた、ceroの活動が結実しており、ひとつの結果がこのアルバムには詰まってます。リズムの刺激とそこからの中毒性。変わりゆく街並みに映える音楽。オリンピック前の再構築される東京から産み落とされた街の音楽。全13曲、一貫してグルーヴィ。サウンド面では、今作もceroメンバーによるアイデア、センスが如何なく発揮された録音、ミキシング。そしてロンドン・メトロポリススタジオのスチュアート・ホークス氏によるマスタリングとこだわり抜かれた音質。これは最高に気持ちいいです。そしてceroの歌詞。各所で文才を発揮している高城、荒内が作り出す交差する現実世界と別の世界。忘却と回想。リアリティーと繋がるパラレルワールド。日常の中から見える不思議な情景。どこかスリリングでファンタジック。アルバム全体から立ち上がるひとつの世界観。これは本当に聞き逃せないし、感じ取ってもらいたいです。cero、いよいよ凄い事になってますよ(これまでも十分凄いけど)。確実に名盤の誕生であり、新境地に突入です!この感覚、これなんですよ。今、あきらかにカッコイイのはこれです。音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せもった、今、最も注目すべきバンドがceroなんです!!!
Discography
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日本では珍しいロック・ミュージカル映画『星くず兄弟の伝説』(1985年)は、天才ロックンローラー近田春夫の音楽、ビジュアリスト手塚眞監督の映像で綴られたとびきりポップでオシャレなインディーズ映画だった。ストリートシーンで活躍していた高木完(ex.東京ブラボー)、久保田慎吾(ex. 8 1/2 )がトリック・スター的にジギー・スターダストならぬスターダスト・ブラザーズを演じ、近田らしいアイロニーに満ちた歌詞に、テクノポップ伝説のバンドFILMSの赤城忠治がイカしたロックンロールを付けた。30年を経たいま、この伝説の作品が装いも新たな映画として再登場。スターダスト・ブラザーズも若返り、アーティストとしても活躍している俳優の三浦涼介、舞台を中心に注目される武田航平がさらに格好良く、現代的なノリで演じている。一度聴いたら忘れない強烈なフレーズは健在。さらにテクノビートが加わり未来的でもあるサウンドは、時代を感じさせない若々しいエネルギーに満ちている。この映画のオリジナルサウンドトラック・アルバムには、80年代ニューウェーブ・ロックの香りがするバンド・サウンドを中心に、テクノ、オルタナティブ、ポップス、カントリーと、バラエティに富んだ曲目が並び、ロック・アルバムとしても純粋に楽しめる。参加アーティストは近田春夫の他に、赤城忠治、窪田晴男(ex.ビブラトーンズ、パール兄弟)、江蔵浩一(ex.ピンナップス)、若手キーボーディスト麻来らがノリの良いサウンドを生み出している。また、オリジナル映画に主演していた高木完、久保田慎吾も再び映画のために新作を書きおろした。他の出演者にはニコニコ動画でブレイクしたROOT FIVEのけったろこと藤谷慶太朗がボーイ・ジョージばりの曲を披露。谷村奈南がひさしぶりに歌にカムバックし、ピチカート・の野宮真貴、元AKBの板野友美ら、豪華で意外な顔触れが勢揃い。やはり前作に引き続き出演しているDER ZIBETのISSAYが夏木マリと濃密にデュエットするのも見物。そして日本のグループサウンズの先駆けスパイダースのメンバーだった井上順がこれもひさしぶりに当時を彷彿とする歌を熱唱。さらに大御所・内田裕也まで登場し、まさに日本のロック・シーンの歴史が時空を超えて集まったような豪華な夢の音楽映画となっている。
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V.A.近田春夫の名盤をヴィジュアリスト手塚眞が映画化した『星くず兄弟の伝説』(1985年)は、まさに80年代を象徴するポップな映画としてファンの間では伝説化している。高木完、久保田慎吾、ISSAY(Der Zibet)ら、ストリートシーンのスターが顔を揃えたこの作品には、戸川京子、そして尾崎紀世彦といった錚々たるアーティストが参加したことで話題となった。過去には選曲されたサントラがLPレコードのみで発売されていたが、当時の貴重な未発売音源も加えた「完全版」としてリリースされる。さらに、30年後に続編として製作された『星くず兄弟の新たな伝説』(2016年)のオリジナル・サウンドトラックもパッケージ化。新作ではオリジナル作品の出演者たちに加えて、三浦涼介、武田航平という人気俳優も参加。元ピチカートファイブの野宮真貴、元ザ・スパイダースの井上順、そして夏木マリら超豪華な顔ぶれが奇跡的に集い、魅力的な歌声を披露している。作曲には前作に引き続き近田春夫、赤城忠治、高木完、久保田慎吾のほか、パール兄弟の窪田晴男、サエキけんぞうも参加。ロック/ポップスのアルバムとしても完成度が高い、コレクションしておきたいパッケージ。