album jacket
 How To Buy
TitleDurationPrice
インヴェイダー / アウトサイダー  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:02
Todayless  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:28
Row  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:24
月燈  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:55
渦と青  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 02:58
Vomica  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 04:02
Listen the trial version of tracks by clicking the circle Total: 20:49
Album Info

四国の片隅から突然変異のように先鋭なエレクトロポップを発信してきたユニット「GEEK! GEEK! GEEK!」による3rdミニアルバム。 タイトルの「∩∪」は、数学で使用される「積集合 (かつ) 」と「和集合 (または) 」を示す記号。

世界的変動によってあらゆる活動が制限される中で制作された本作ではこれまでの作品よりも音の数・種類が削られ、「音色」や「声」そのものの音楽的響き、または「発音」や「韻」の扱い方に焦点を絞ったコンパクトで鋭利な個性を持つ全6曲で構成される。

バラバラなようでいてアルバム全体として微妙なバランスが保たれた、ある種のストーリーが完結するように繊細につながった曲達は、不自由な日常から離れてマスクを外し1人で過ごすひとときに20分間の美しくなめらかな感情の起伏をもたらす。

ちくげとマツミヤカズトの2人体制となったGEEK! GEEK! GEEK!の、世界が変わろうとも創作し続ける姿勢を証明する、極めて純粋な作家性のこもった楽曲群となった。

1. インヴェイダー / アウトサイダー 挑発的なビートと、ヴォーカルではなく歪んだホーンサウンドが旋律をとるサビが特徴的な1曲。 歌詞は内容こそGEEK! GEEK! GEEK! らしい皮肉めいた厭世的なものだが、口が大きく開いた明るい声色となるように音韻が配置されており、気持ちよく声を出しリズムに乗せて体を動かすという音楽の根源的な歓びが味わえる華やかなダンスナンバー。

2. Todayless ダークでエスニックな雰囲気のミディアムナンバー。 打ち込みトラックをシンプルにまとめ生楽器による表現力を重視した、生感の強い構成となっている。またピッチの不安定な音を重ねることで不安感や虚無感が表現されており、救いのない歌詞と相まって悲しくも美しいノスタルジックな映像が浮かぶような奥行きのある楽曲となった。

3. Row 重層されたストリングスとクワイヤによるイントロ、無味乾燥なサンプリング音と重低音が響くヴァース、音の洪水から突然視界が開けるようなエンディングと、曲調がめまぐるしく変化する没入感の高いインストゥルメンタル曲。

4. 月燈 某劇団とのコラボレーション企画において、物悲しくも清々しい青年期の別れの物語によせて制作された静謐なバラード。 漢詩を思わせる叙情的な歌詞や透明感の高いメロディに対し、多重録音されたコーラスによる浮遊感やズレたハイハットのリズム、音の詰まったベースなど異質な要素を少しずつ織り交ぜることで若さゆえの閉塞感や無力感が表現されている。

5. 渦と青 ファン一家のために書き下ろされ、シングルとしてリリースされた楽曲。5歳の少年に対する心配と期待がこもった切ない心情が、歌詞だけでなくスポーツの応援歌のようにも聞こえるフレーズワークの中に盛り込まれている。 無機質だがメランコリックなリズムトラックや初のツインボーカル、サンプラーによる強烈なアクセント、第2の主旋律としての直線的なギターフレーズなど特徴的なサウンドが絡み合いながらも抑えの効いた、コンパクトで疾走感のある仕上がりとなった。

6. Vomica 何層にも重ねられたサンプリングによる無機的なリズムと解放的でパワフルな生ドラム、濁った音色の電子音と金属的に歪んだギターや硬質なベースなど、相反する要素を慎重に配置・構成することで、憂いを含んだ複雑な心情が表現された味わい深い楽曲となった。 タイトルは「膿のたまった空洞」という意味の医学用語。 ゲストドラム:テルシ (from uniTONE / HELLO, SADNESS / boys in blue)

Discography

四国の片隅から突然変異のように先鋭なエレクトロポップを発信してきたユニット「GEEK! GEEK! GEEK!」による3rdミニアルバム。 タイトルの「∩∪」は、数学で使用される「積集合 (かつ) 」と「和集合 (または) 」を示す記号。 世界的変動によってあらゆる活動が制限される中で制作された本作ではこれまでの作品よりも音の数・種類が削られ、「音色」や「声」そのものの音楽的響き、または「発音」や「韻」の扱い方に焦点を絞ったコンパクトで鋭利な個性を持つ全6曲で構成される。 バラバラなようでいてアルバム全体として微妙なバランスが保たれた、ある種のストーリーが完結するように繊細につながった曲達は、不自由な日常から離れてマスクを外し1人で過ごすひとときに20分間の美しくなめらかな感情の起伏をもたらす。 ちくげとマツミヤカズトの2人体制となったGEEK! GEEK! GEEK!の、世界が変わろうとも創作し続ける姿勢を証明する、極めて純粋な作家性のこもった楽曲群となった。 1. インヴェイダー / アウトサイダー 挑発的なビートと、ヴォーカルではなく歪んだホーンサウンドが旋律をとるサビが特徴的な1曲。 歌詞は内容こそGEEK! GEEK! GEEK! らしい皮肉めいた厭世的なものだが、口が大きく開いた明るい声色となるように音韻が配置されており、気持ちよく声を出しリズムに乗せて体を動かすという音楽の根源的な歓びが味わえる華やかなダンスナンバー。 2. Todayless ダークでエスニックな雰囲気のミディアムナンバー。 打ち込みトラックをシンプルにまとめ生楽器による表現力を重視した、生感の強い構成となっている。またピッチの不安定な音を重ねることで不安感や虚無感が表現されており、救いのない歌詞と相まって悲しくも美しいノスタルジックな映像が浮かぶような奥行きのある楽曲となった。 3. Row 重層されたストリングスとクワイヤによるイントロ、無味乾燥なサンプリング音と重低音が響くヴァース、音の洪水から突然視界が開けるようなエンディングと、曲調がめまぐるしく変化する没入感の高いインストゥルメンタル曲。 4. 月燈 某劇団とのコラボレーション企画において、物悲しくも清々しい青年期の別れの物語によせて制作された静謐なバラード。 漢詩を思わせる叙情的な歌詞や透明感の高いメロディに対し、多重録音されたコーラスによる浮遊感やズレたハイハットのリズム、音の詰まったベースなど異質な要素を少しずつ織り交ぜることで若さゆえの閉塞感や無力感が表現されている。 5. 渦と青 ファン一家のために書き下ろされ、シングルとしてリリースされた楽曲。5歳の少年に対する心配と期待がこもった切ない心情が、歌詞だけでなくスポーツの応援歌のようにも聞こえるフレーズワークの中に盛り込まれている。 無機質だがメランコリックなリズムトラックや初のツインボーカル、サンプラーによる強烈なアクセント、第2の主旋律としての直線的なギターフレーズなど特徴的なサウンドが絡み合いながらも抑えの効いた、コンパクトで疾走感のある仕上がりとなった。 6. Vomica 何層にも重ねられたサンプリングによる無機的なリズムと解放的でパワフルな生ドラム、濁った音色の電子音と金属的に歪んだギターや硬質なベースなど、相反する要素を慎重に配置・構成することで、憂いを含んだ複雑な心情が表現された味わい深い楽曲となった。 タイトルは「膿のたまった空洞」という意味の医学用語。 ゲストドラム:テルシ (from uniTONE / HELLO, SADNESS / boys in blue)

6 tracks

四国の片隅から突然変異のように先鋭なエレクトロポップを発信してきたユニット「GEEK! GEEK! GEEK!」による3rdミニアルバム。 タイトルの「∩∪」は、数学で使用される「積集合 (かつ) 」と「和集合 (または) 」を示す記号。 世界的変動によってあらゆる活動が制限される中で制作された本作ではこれまでの作品よりも音の数・種類が削られ、「音色」や「声」そのものの音楽的響き、または「発音」や「韻」の扱い方に焦点を絞ったコンパクトで鋭利な個性を持つ全6曲で構成される。 バラバラなようでいてアルバム全体として微妙なバランスが保たれた、ある種のストーリーが完結するように繊細につながった曲達は、不自由な日常から離れてマスクを外し1人で過ごすひとときに20分間の美しくなめらかな感情の起伏をもたらす。 ちくげとマツミヤカズトの2人体制となったGEEK! GEEK! GEEK!の、世界が変わろうとも創作し続ける姿勢を証明する、極めて純粋な作家性のこもった楽曲群となった。 1. インヴェイダー / アウトサイダー 挑発的なビートと、ヴォーカルではなく歪んだホーンサウンドが旋律をとるサビが特徴的な1曲。 歌詞は内容こそGEEK! GEEK! GEEK! らしい皮肉めいた厭世的なものだが、口が大きく開いた明るい声色となるように音韻が配置されており、気持ちよく声を出しリズムに乗せて体を動かすという音楽の根源的な歓びが味わえる華やかなダンスナンバー。 2. Todayless ダークでエスニックな雰囲気のミディアムナンバー。 打ち込みトラックをシンプルにまとめ生楽器による表現力を重視した、生感の強い構成となっている。またピッチの不安定な音を重ねることで不安感や虚無感が表現されており、救いのない歌詞と相まって悲しくも美しいノスタルジックな映像が浮かぶような奥行きのある楽曲となった。 3. Row 重層されたストリングスとクワイヤによるイントロ、無味乾燥なサンプリング音と重低音が響くヴァース、音の洪水から突然視界が開けるようなエンディングと、曲調がめまぐるしく変化する没入感の高いインストゥルメンタル曲。 4. 月燈 某劇団とのコラボレーション企画において、物悲しくも清々しい青年期の別れの物語によせて制作された静謐なバラード。 漢詩を思わせる叙情的な歌詞や透明感の高いメロディに対し、多重録音されたコーラスによる浮遊感やズレたハイハットのリズム、音の詰まったベースなど異質な要素を少しずつ織り交ぜることで若さゆえの閉塞感や無力感が表現されている。 5. 渦と青 ファン一家のために書き下ろされ、シングルとしてリリースされた楽曲。5歳の少年に対する心配と期待がこもった切ない心情が、歌詞だけでなくスポーツの応援歌のようにも聞こえるフレーズワークの中に盛り込まれている。 無機質だがメランコリックなリズムトラックや初のツインボーカル、サンプラーによる強烈なアクセント、第2の主旋律としての直線的なギターフレーズなど特徴的なサウンドが絡み合いながらも抑えの効いた、コンパクトで疾走感のある仕上がりとなった。 6. Vomica 何層にも重ねられたサンプリングによる無機的なリズムと解放的でパワフルな生ドラム、濁った音色の電子音と金属的に歪んだギターや硬質なベースなど、相反する要素を慎重に配置・構成することで、憂いを含んだ複雑な心情が表現された味わい深い楽曲となった。 タイトルは「膿のたまった空洞」という意味の医学用語。 ゲストドラム:テルシ (from uniTONE / HELLO, SADNESS / boys in blue)

6 tracks

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