永遠をこえて

大前あつみの甘いヴォーカルと赤坂憲一のレキント・ギターを中心に、精力的なライブ・ステージ活動と並行して、コンスタントにＣＤリリースを続ける大前あつみ＆サザンクロスのニュー・アルバム。ロングセールスとなり、特に人気の高い北関東ではカラオケ大会やテレビのカラオケ番組でもよく歌われている「星の河」、ムード歌謡を代表するヒット・メーカーの故・中川博之氏の作品でここ数年多くの歌手にカバーされている「愛をありがとう」他、オリジナル・サザンクロスの代表曲などをギター、ピアノなどのアコースティック系の楽器を中心としたアレンジでしっとりと聴かせる、癒しのコレクション・アルバム。ステージでもフィーチャーされることの多い赤坂のレキント・ギターも聴きどころに。「ハーバーライト〜三つの恋〜」「迷路」の２曲の書下ろし新曲を収録。

マヒナ、ロスプリ、ロマンチカ、サザンクロスと昭和のムードコーラスを代表するグループの令和の”イマ”を捉えたコンピレーション・アルバムが登場。数々の女性歌手とのデュエットで大ヒットを連発したマヒナスターズ、メインヴォーカルの松平直樹は櫻井まりとのデュエット・シングルで未だ衰えのない甘い歌声を聴かせ、かつて全盛期のロス・インディオスでセカンド・ヴォーカルを担当した永山こうじを迎えた新生ロス・プリモスはオリジナル作品トカバー作品を収録。2017年にメイン・ヴォーカルの三條正人氏を失った東京ロマンチカはリーダーで作曲家の鶴岡雅義を中心に三條正人のサポートを経てメンバーとなった宮内ひろしをヴォーカルに三條氏に捧げる曲で再スタート。グループ解散後にメンバーだった大前あつみが名前を引き継ぎ、精力的にリリースを重ねるサザンクロスなど、各グループの現在の新曲を中心にコンパイルしたアルバム。