album jacket
 How To Buy
TitleDurationPrice
Motion&Slow -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 03:10
Tokyo Sky Drive -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 07:00
Flybynight no00 -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 03:56
DrawingFlower -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 04:29
Horizon -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 05:51
Yume&Inori -- mi-on& Yutaka Fukuoka  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 05:17
anytimecall -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 03:44
ginger&milk&honey -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 04:51
a moment -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 05:00
Naruto Dream -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 04:36
Walkinginthepark -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 05:39
Faraway -- mi-on  alac,flac,wav,aac: 24bit/44.1kHz 05:21
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Album Info

前作「mi-on」に続くセルフプロデュース第2弾。今回は尺八(神永大輔)ボイス(福岡ユタカ)、ヴァイオリン(有花)などのゲストも迎えてより色彩豊かにエレクトロニカ&ラウンジ&アンビエントな世界に迫る。

Discography

M1勢いよくソファに座る。横にいる、ベルベッドのような猫の毛並みを撫でる。タバコに火をつけ、肺まで吸って、吐き出してから、灰皿いっぱいの吸い殻に目をやる。立ち込めている煙で、かすんでいる。それでも、緑の瞳が、わたしをじっと見ているのがわかる。今日は、これでいいの。M2はじめて会ったわけではないけれど、目をしっかりと合わせて、互いを「見た」ことはなかった。スパイスの効いた匂いのウイスキーが、けだるいからだの輪郭を少しはっきりさせる。触っていい、というような、視線。そのまえに、ふたりで踊ってみてもいい。だって、良い音楽だから。M3風がどうと吹く。走る。走り続ける。大丈夫、負けない。不安と、期待と、そう、今、未来へ向かっている。ものすごいスピードで。誰かが伴走していることすら気づかないで。いつか、また追い風が来る。M4白い花の良い匂いが広がる。やわらかい、初夏の草をそっと撫でてみる。これまでなく、すうっとして、落ち着いて、なにもかもうまくいったというような、穏やかな、安心した気持ちになる。空は雲ひとつなく、彼方にも永遠に、そのブルーが続いているような感じ。太陽までわたしを祝福しているかのようだ。あたたかい。M5フレッシュな香りに惹かれた。まさに、恋に落ちる瞬間。の、一歩手前。ちょっと、ドキドキする。出会えて、よかった。君を考えるだけで、たのしい。もっと、ゆっくりと、時間をかけたい。たぶん、その先には、これまでにはないリズムがあって、これからを、期待してしまう。M6苦さと懐かしさでいっぱいになる。若いわたしの思い出は、恥ずかしく、でも羨ましくもある。煌めいているだけの、大輪の頃。歳を取ることを知らなかった。本当に、いろいろなことがあって、わたしは大人になった。あのひとには、また会えるだろうか。予感は、確かにする。ときめくことも、まだ、ある。M7緩やかな旅の始まり。わたしたちは、電車に揺られている。外には、雪に覆われた高い山々が連なっているのが見える。風が吹いて、寒いかもしれない、でも今は大丈夫。ホットコーヒーの入っているやや分厚い紙コップをぎゅっとする。掌に伝わる、落ち着くぬくもり。ベースラインはまるで、横にいる父親のようだ。M8キーン、と聞こえる程の静けさに包まれた、大事な場所。吐く息は白いが、冷たさは望んだものだから。響く高い音は、今まで気づくことができなかった、あなたからの愛に溢れている。その愛は強いが優しくない。香りが流れてくる。振り返ると、一瞬だけ笑みが見えたように思う。M9目には捉え切れない大川に、豊かな流れがある。これまでの歴史が、水に溶けている。ドドドドドド。わたしたちの今は、誰かの未来であり、過去である。沈んでしまった思い出や、新たな希望までも、ほんの一瞬に過ぎない。そのお茶を飲めば、わたしたちが地球の少しの間だけの覇者と知ることができる。M10振動して、また広がって、オーケストラのように、重なり、響き合い、続けられていく。わたしたち皆がつながることを示してもいるし、はじまりを知らせる音楽でもある。今、スタートラインが引かれる。線は、まっすぐに、ただまっすぐに、伸びている。

10 tracks

M1勢いよくソファに座る。横にいる、ベルベッドのような猫の毛並みを撫でる。タバコに火をつけ、肺まで吸って、吐き出してから、灰皿いっぱいの吸い殻に目をやる。立ち込めている煙で、かすんでいる。それでも、緑の瞳が、わたしをじっと見ているのがわかる。今日は、これでいいの。M2はじめて会ったわけではないけれど、目をしっかりと合わせて、互いを「見た」ことはなかった。スパイスの効いた匂いのウイスキーが、けだるいからだの輪郭を少しはっきりさせる。触っていい、というような、視線。そのまえに、ふたりで踊ってみてもいい。だって、良い音楽だから。M3風がどうと吹く。走る。走り続ける。大丈夫、負けない。不安と、期待と、そう、今、未来へ向かっている。ものすごいスピードで。誰かが伴走していることすら気づかないで。いつか、また追い風が来る。M4白い花の良い匂いが広がる。やわらかい、初夏の草をそっと撫でてみる。これまでなく、すうっとして、落ち着いて、なにもかもうまくいったというような、穏やかな、安心した気持ちになる。空は雲ひとつなく、彼方にも永遠に、そのブルーが続いているような感じ。太陽までわたしを祝福しているかのようだ。あたたかい。M5フレッシュな香りに惹かれた。まさに、恋に落ちる瞬間。の、一歩手前。ちょっと、ドキドキする。出会えて、よかった。君を考えるだけで、たのしい。もっと、ゆっくりと、時間をかけたい。たぶん、その先には、これまでにはないリズムがあって、これからを、期待してしまう。M6苦さと懐かしさでいっぱいになる。若いわたしの思い出は、恥ずかしく、でも羨ましくもある。煌めいているだけの、大輪の頃。歳を取ることを知らなかった。本当に、いろいろなことがあって、わたしは大人になった。あのひとには、また会えるだろうか。予感は、確かにする。ときめくことも、まだ、ある。M7緩やかな旅の始まり。わたしたちは、電車に揺られている。外には、雪に覆われた高い山々が連なっているのが見える。風が吹いて、寒いかもしれない、でも今は大丈夫。ホットコーヒーの入っているやや分厚い紙コップをぎゅっとする。掌に伝わる、落ち着くぬくもり。ベースラインはまるで、横にいる父親のようだ。M8キーン、と聞こえる程の静けさに包まれた、大事な場所。吐く息は白いが、冷たさは望んだものだから。響く高い音は、今まで気づくことができなかった、あなたからの愛に溢れている。その愛は強いが優しくない。香りが流れてくる。振り返ると、一瞬だけ笑みが見えたように思う。M9目には捉え切れない大川に、豊かな流れがある。これまでの歴史が、水に溶けている。ドドドドドド。わたしたちの今は、誰かの未来であり、過去である。沈んでしまった思い出や、新たな希望までも、ほんの一瞬に過ぎない。そのお茶を飲めば、わたしたちが地球の少しの間だけの覇者と知ることができる。M10振動して、また広がって、オーケストラのように、重なり、響き合い、続けられていく。わたしたち皆がつながることを示してもいるし、はじまりを知らせる音楽でもある。今、スタートラインが引かれる。線は、まっすぐに、ただまっすぐに、伸びている。

10 tracks

着物職人の父と日本画家の母を持つmi-onこと中川かおり。幼少期からオルガンやエレクトーンを習い、その頃から曲を作り始めたという彼女の楽曲は、どこか懐かしく、不思議な音。ラウンジ系の洒落たモダンなセンスと、洗練された音遣いが聴く者の心を和ませる。決して攻撃的では無い音ではあるが、その鋭利な切り口は深い淵の入り口を思わせます。

12 tracks
V.A.

前作「mi-on」に続くセルフプロデュース第2弾。今回は尺八(神永大輔)ボイス(福岡ユタカ)、ヴァイオリン(有花)などのゲストも迎えてより色彩豊かにエレクトロニカ&ラウンジ&アンビエントな世界に迫る。

12 tracks
V.A.

前作「mi-on」に続くセルフプロデュース第2弾。今回は尺八(神永大輔)ボイス(福岡ユタカ)、ヴァイオリン(有花)などのゲストも迎えてより色彩豊かにエレクトロニカ&ラウンジ&アンビエントな世界に迫る。

12 tracks
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